企業研究

【JR東日本インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

JR東日本を研究

JR東日本は、東北や関東地方を中心に路線を展開する鉄道会社です。1987年の国鉄民営化により民間に事業が引き継がれ、30年以上の歴史を誇ります。今日ではJRグループの一員として、JR西日本と共に日本の鉄道事業を支えています。通勤や通学の手段として、1度は利用したことがある方も多いのではないでしょうか。

この記事ではJR東日本のインターンシップについての情報をご紹介します。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

JR東日本の基本情報

JR東日本は、主に東日本の鉄道事業を運営している鉄道会社です。旅客や貨物の運送をはじめ、電力や通信事業も展開するなど、さまざまな分野で活躍しています。従業員数が47,575人という数字からみても、業界内で影響力の強い企業だといえるでしょう。

正式名称:東日本旅客鉄道株式会社
所在地:東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
設立年:1987年4月1日
従業員数:47,575人
平均年齢:40.1歳
平均勤続年数:16.9年

JR東日本を企業研究

JR東日本は、グループ理念を「信頼される生活サービス創造グループ」としていることから、利用者や関連企業との信頼関係を大切にしていることが分かります。また、環境保全や社会貢献にも積極的に取り組んでいる様子から、社会的責任を重んじる社風であることがうかがえるでしょう。

JR東日本は、鉄道事業だけでなく電力や通信、日用品の研究開発事業にも取り組んでおり、さまざまな面から人々の生活を支えています。

このことから、JR東日本では「信頼を大切にし、社会の一員として責任感を持って業務を遂行できる」ような人材が適しているといえるでしょう。

JR東日本の選考フロー

JR東日本のインターンシップの選考フローはインターンシップマイページ登録→書類選考→面接→合否連絡です。

マイページから応募する際、コース内の分野をテーマにした小論文が必要となります。過去に作成した論文の要約も可のようです。選考結果は、電話かメールで本人に通知が届きます。グローバルコースにおいては、エントリー→書類選考→合否連絡という流れになります。

JR東海のインターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

JR東日本のインターンの選考対策

JR東日本のインターンは、就活生から人気があり競争率も高いです。JR東日本の選考の特徴に注目して、対策していく必要があります。JR東日本のインターンに参加するには小論文の提出が求められるため、忘れずに準備しておきましょう。

選考では早めに論文を準備しておく

あなたが最も興味を持って注目している世の中の技術について、A4用紙1頁程度(2頁以内、図表や参考資料なども含む)で論述してください。(大学院在籍者は卒業・修士論文の要約でも可)

また、JR東日本の書類選考では、小論文の提出も求められます。論文テーマは上記のような内容です。インターン選考で小論文の提出を求められる企業は、あまりありません。選考内容をよく確認せずに後回しにしていると、小論文の準備がおくれて〆切前に慌てることになってしまいます。卒業・修士論文の要約もよいとされていますが、なるべく早めに用意するようにしましょう。

書類選考の質問は一般的な内容が多い

JR東日本のインターン選考では、書類選考がおこなわれます。その中で、「学生時代に取り組んだこと」や「インターンで学びたいこと」のようなよくある質問がされるようです。こうした質問は他の企業でも良く聞かれるため、比較的答えやすいといえるでしょう。

また、面接では提出した小論文について深掘りされる質問がされることもあるようです。書類選考とは異なり、突っ込んだ質問をされる可能性が高いため、面接にまで進めた場合は自分の意見をしっかりまとめておきましょう。

JR西日本のインターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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JR東日本のインターン内容と日程

JR東日本のインターンは、3種類のコースに分かれています。1つ目は、技術業務を体験できる「テクニカルマネジメントコース」で、2つ目は運営や経営を支える「ビジネス・マネジメントコース」です。コース選択後は、さらにそのコースの中から希望する分野を選びます。3つ目は、「グローバルコース」です。こちらは外国籍を持つ学生を対象としたインターンです。

①2017年度インターンシップ(テクニカルマネジメントコース、ビジネスマネジメントコース)

国内の大学生や大学院生向けに開催されるインターンです。テクニカルマネジメントとビジネスマネジメントの2つのコースに分かれ、どちらも1年のうち9月上旬~中旬におこなわれます。コースや分野によって開催期間や業務内容、開催場所が異なります。

実施時期:
2017年9月3日~9月14日のうち指定された期間

参加条件:
全国の4年制大学の大学生、大学院(法科大学院含む)の修士課程・博士課程在籍者、高等専門学校・専攻科在籍者

開催地:
東京都

待遇:
報酬なし、交通費支給あり、片道2時間以上の場合は社員寮の提供あり

その他:
インターン開始前に秘密保持契約書へのサインが必要

②2018年度インターンシップ(グローバルコース)

グローバルコースは、主に外国人大学生向けに開催されるインターンです。1年のうち夏に開催されており、約7日間の体験実習をおこないます。内容は、講義の視聴や施設見学、希望するコースの職業体験などです。ビジネスレベル以上の英語力が必須で、グローバルの特色が強いインターンとなっています。

実施時期:
2018年7月24日~8月1日(土・日を除く7日間)

参加条件:
国内外の4年制大学の大学生、大学院(法科大学院含む)の修士課程・博士課程在籍者
高等専門学校・専攻科在籍者のうち、外国籍の学生
英語必須

開催地:
東京都

待遇:
報酬なし、交通費支給あり、昼食代支給あり、片道2時間以上または海外から参加する場合は宿泊施設の提供あり

その他:
インターン開始前に秘密保持契約書へのサインが必要

応募〆切:2017年6月6日

※書類選考や面接、合否連絡の日程については公表されていません。

JR九州のインターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

JR東日本のインターンは分野によってコースが異なる

JR東日本のインターンは、1年のうち夏に3種類ほど開催されていることが分かりました。国内の大学生向けにはテクニカルマネジメントコースとビジネスマネジメントコースの2つが用意されており、外国人大学生向けにはグローバルコースが用意されています。

テクニカルマネジメントコースとビジネスマネジメントコースは、分野によって開催時期や募集人数、開催場所が異なります。インターンに対しての報酬はありませんが、交通費の支給や宿泊施設の提供など、待遇は比較的充実しています。

それぞれのコースや分野の特性を理解した上で、自分の希望にあったインターンを選びましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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