面接対策

面接の質問例10個|入社意欲をアピールする逆質問5つもご紹介

就活で面接は避けて通ることができない

就活において大手でも中小企業でも、面接を避けて通ることはできません。どんなにESでいい評価を得られたとしても、学校推薦があっても面接で不採用にされる可能性は誰にでもあります。面接では、面接官にいい人材と評価されることが一番です。そのためには面接官がどんな質問をしてくるか事前に想定し、いい評価を得られる答えを提示する必要があります。

では、どんな答えを言えばいいのでしょうか?ポイントは面接官がどんな意図を持ってその質問をしているのかです。この点をきちんと理解をしていれば、大きく外れた答えを言う羽目にはならないでしょう。就活の面接を突破するため押さえておきたいポイントを解説します。ぜひ、参考にしてみてください。

どの企業の選考にも面接はある

どんな企業の選考にも面接はあります。だからこそ、きちんと対策を練っておかなければなりません。その対策を考える場合、面接官が何を意図して質問をしているか、就活生のどの部分をチェックしているかまず知る必要があります。

「まさかそんな所まで見られていたとは」と感じるものも中にはあるはずです。面接では能力適正テストやES、履歴書では分からない部分が見えてきます。注意するべきポイントを解説するのでチェックしましょう。

面接を実施する目的

企業が面接をおこなう意図は、応募者の個性を見極めることです。例えば、外見からでもさまざまなことが分かります。面接なのに髪の毛がボサボサで無精髭も剃っていない、就活生に相応しい格好をしていないというだけで、その人の考え方も分かるものです。企業が求めているのは、社会人としての基本や常識がきちんと身についている人です。

それができているかどうかは話し方でも分かります。敬語どころか丁寧語にもなっていないマナーのない人は、仕事をした時、取引先が不快に思う話し方をする危うさがあります。そういった人材を面接官は採用したいと思わないでしょう。見た目や話し方から応募者の人間そのものを見ているのです。

話し方には性格が出る

人間はさまざまな性格を持っています。その性格を見極めるひとつの手段として話し方があります。ハキハキ朗らかに喋る人とボソボソと喋る人、面接官に向かって友達のような話し方をする人などで性格も見えて来るものです。早口で喋る人などはせっかちかなと思われますし、ゆったりとした話し方だとおっとりした人なのかなと思われます。

面接官の話を最後まできちんと聞けるかどうかでも、協調性があるかないかが見えて来るのです。話し方には書類上では見えない情報が詰まっていると言っても言い過ぎではありません。話し方だけでコミュニケーション能力も見えてきます。個性であると同時に、仕事上での重要なスキルにも関係してくるのです。

自己分析の浅さは人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができません。

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就活の面接でよくある質問例10個

面接で良い印象を与えるには質問を事前に知り、それらに対応をする必要があります。しかし面接官も事前に何を質問するかは教えてはくれません。ただ、一般的に面接でよくおこなわれる質問はあります。

それらの質問を理解し、知っておくだけでも精神的な余裕を持つことができるでしょう。また、好印象を持たれる答えを熟慮して用意することができます。就活の面接でよくある質問例を10個ご紹介するので参考にしてみてください。

①志望動機を教えてください。

「志望動機を教えてください」は、一次でも二次でも聞かれる質問のひとつです。本気で考えている志望動機であれば、いつ聞かれても同じような答えが出てきます。この質問は、志望企業に対する熱意を試されていると考えてください。ただ、一次で答えた志望動機とまったく同じ場合はマイナス印象になる可能性もあります。

根本的には同じでいいのですが、二次面接で志望動機を聞かれた時から少し内容を膨らませたり、気づいたことをプラスしたりしたほうがいい印象を与える可能性が高くなります。採用において重要な選考基準となるので考慮しましょう。

②学生時代に打ち込んだことは何ですか?

「学生時代に打ち込んだことは何ですか?」というのも、よくある質問のひとつです。この質問は、応募者が何に興味を持って取り組んで来たかをチェックするためといえます。部活でもサークルでも、本気で取り組んだことをはっきりと話せるようにしましょう。しかし、単純に事実だけ話してもアピールになりません。取り組んだことから何を得たかも重要になります。

例えば1人で地道に取り組んだことであれば、粘り強さや忍耐力の大切さを学んだと言えるでしょう。数人で取り組んだ内容の場合は、協調性をアピールできるはずです。アルバイトでもボランティアでも、過去の経験から頑張ったことを見つけてください。そして、本気で取り組んで来た中で何を得られたかじっくり考えてみましょう。

③自己PRをしてください

「自己PRをしてください」というのも面接では定番の質問です。大前提として、自己分析をしっかりしておく必要があります。自分のことを知らなければ、何が人より秀でているか、負けないか、自信があるのか伝えることができません。履歴書やエントリーシートに書かれている文面と同じ内容を言わないようにしましょう。

得意なことを変えなくてもいいですが、話を広げたり、もっと伝わるような言い方、本気度が感じられるような言い方をしてください。自分という人間を企業に売り込むような気持ちで話すことが大切です。面接官は応募者の本気の熱意を感じられれば感じられるほど自信があるのだなと思い、その長所が会社の利益にどうつながるかを考えるでしょう。

 ④長所・短所を教えてください

「長所・短所を教えてください」という質問もよくあります。長所よりも短所を考えるのが苦手な就活生は多いです。基本的には、短所であっても正直に答える必要があります。しかし、単純に短所を短所だけで終わらせてはいけません。短所でも、解釈次第では長所に感じられるような答え方をする必要があります。また、短所がないと答えるのはNGです。自己分析がしっかりできていない、あるいは高慢な人間と思われる可能性があるからです。

例えば、短所がマイペースで作業が遅いと答えたとします。解釈次第では、物事に対し慎重に取り組んでいるとも受け止められるでしょう。短所を克服するために、具体的に取り組んでいることも答えられるようにすることが大切です。

⑤就職活動における軸はなんですか?

「あなたの就職活動における軸はなんですか?」と問われることがあります。就職活動の軸とは、就職活動において大切にしている価値観です。この質問に対して上手く回答できるかどうかで合否が決まる場合もあるため、入念に対策をとる必要があります。

例えば「アルバイトでお客様に喜んでもうことをやりがいに感じたから、人と密に関わる仕事がしたい」といったものです。実際はもう少し具体的な表現をする必要がありますが、要は自分が喜びに感じる時はどんな時か、またそれができる業界・業種はどこなのかを明確に表現したものが軸です。具体的な回答をするようにしましょう。

⑥5年後はどうなっていたいですか?

これもよくある質問ですが、「あなたは5年後はどうなっていたいですか?」や「将来のキャリアビジョンを教えてください」と問われることがあります。こうした質問は、入社後にどのような業務に携わり、そこでどう成長していきたいのかを問われています。なかでも、面接官は2つのポイントを重要視しています。

1つ目は、どれくらい自社の業務内容を知っているかどうかです。いかに自社のことを詳しく知っているかで、志望度を確認しています。2つ目は、しっかりとキャリアビジョンを見据えているかどうかです。将来について考えられていない人は、入社してもすぐに辞めてしまう可能性が高いと思われます。こうしたポイントを面接官は見ているため、企業分析などの対策が必要です。

⑦一番の成功体験は何ですか

人生での成功体験について聞かれることもあります。面接官は成功体験を聞くことで、その人がどんなことを成功と捉えるのかを知ることができ、「価値観」を知ることができます。自分の価値観をアピールできるような回答を考えておきましょう。成功体験を話す際は結果だけでなく、苦労した過程と仕事でどう活かせるのかも併せて話すようにしてください。

なかには、成功体験をいくつも聞いてくる面接官もいます。そのため、成功体験は最低でも3つ用意しておくといいでしょう。成功体験の他に失敗体験を聞いてくる面接官もいますので、できれば成功体験と失敗体験の両方について対策しておくのがおすすめです。

⑧ストレスの乗り越え方を教えてください

成功体験や失敗体験の他に、ストレスの乗り越え方を聞いてくる面接官もいます。面接官がストレスの乗り越え方について聞くのは、仕事で挫折や失敗を経験した際にどう立ち直る人間なのかを知るためです。また、入社後に心が病んでしまわないか、簡単に仕事を投げ出さないかといったストレス耐性についても確認しています。

ストレスを上手く解消できる人間であることをアピールしましょう。アピールする際は、趣味や日々の暮らしでのストレス発散法などを具体的に話すといいです。ストレスを溜め込まない人間だということを、上手に面接官に伝えられるかが評価のポイントになってくるため、しっかりと対策しましょう。

⑨残りの学生生活でしたいことはありますか?

面接の終盤には「就職活動が終わったら、残りの学生生活でどんなことをしたいですか?」という質問をされることもあります。面接官は、限られた時間を有効に使える人間かどうかを知ろうとしています。時間を浪費せずに行動するという姿勢をアピールしましょう。勉強や実験、学生のうちにしか行けない国に行きたいなど答え方は千差万別です。

自分がしたいことを正直に話すといいでしょう。ただし、遊びたい、楽しみたいなどの娯楽を表す表現や、抽象的な表現は避けるようにしてください。勉強であれば何の勉強をしたいのか、旅行であればどこへ行き何をしたいのかを話すようにしましょう。

⑩最後に質問はありませんか?

「最後に質問はありませんか?」という逆質問(面接面からの質問)は、どの企業でもされる可能性が高いです。この逆質問でチェックされることは、志望企業に対しての興味です。本当に興味がある企業の場合、聞きたいことは山ほど出て来るでしょう。ホームページでチェックした情報もたくさんあるはずです。しかし、そこに書かれていないこともたくさんあります。

この質問をされた場合、「ありません」と答えるのはやめたほうがいいでしょう。それは、「うちの会社に興味がないんだな」と思われる可能性が高いからです。またそれ以外にも、応募者の質問力を試されていると考えてください。仕事上でも取引先へ質問する機会は多くなります。そんな時、気の利いた質問ができるかどうかもこの逆質問では見られているのです。

面接でしておきたい逆質問5つ

面接では、終盤に「最後に何か聞いておきたいことはありますか?」と逆質問をする機会が与えられることがあります。質問のニュアンス的には聞いても聞かなくてもどちらでもいい感じがしますが、評価対象であることがほとんどです。

何も質問をしないと、面接官には「本当にうちの会社に来たいのか?」と思われてしまいます。逆質問をする機会があれば、何か質問するようにしてください。以下では面接でしておきたい逆質問を5つまとめました。逆質問をする際の参考にしてみてください。

①入社までに勉強しておくべきことはありますか?

「入社までに勉強しておくこと」や「取っておくといい資格」について聞くことは無難な質問の1つです。この質問をすることで、仕事に対するやる気や積極性をアピールできます。勉強や資格に関して質問するのであれば、「〇〇の資格を持っているのですが、御社で活かすことはできますか?」といった質問をするとより前向きな印象を与えられます。

ただし、「入社後も常に勉強をする必要はありますか?」というネガティブに捉えられる質問や、「勉強できる環境は整っていますか?」という自主性に欠ける質問は避けるようにしましょう。仕事へのやる気をアピールできるような質問で、学生のうちから仕事に興味を抱いているということを伝えることが大切です。

②活躍されている社員に共通する点はありますか?

「社員の方に共通している資質はありますか?」や「活躍している社員に共通する点はありますか?」など、社員の特徴に関する逆質問もいいでしょう。この答えを知っているのは、必然的に企業内部の人間に限られます。

逆質問をする際に注意すべき点は、調べれば簡単に分かるようなことを聞かないことです。例えば「御社の強みはなんですか?」などの質問は、インターネットや資料で調べれば簡単に分かるためNGです。それに対して社員の資質や共通点を問う質問は社内からみなければ分からないことですので、いい質問だと言えるでしょう。

③御社で仕事をする上で最も大切にすべきことはありますか?

上記の他にも、「御社で働く上で最も大切にすべきことはなんですか?」といった信念に関する逆質問もいいでしょう。この質問をすることで、入社後に本気で活躍したいと考えている意思を面接官にアピールできるはずです。また、自分が本当にその企業の社風や雰囲気に合っているのかといった指針にもなります。

ただし、この質問は面接官にとっても難しい質問であるため、「逆に何が一番大切だと思いますか?」と逆質問に対して逆質問を返される場合があります。返されても大丈夫なように対策をしておきましょう。仕事で大切にすべき点を上手く質問し、「この人ならうちの会社に入って活躍してくれそうだ」という印象を持ってもらうことが大切です。

④1日の業務スケジュールを教えてください

1日の業務スケジュールを逆質問するのもおすすめです。この質問をすることで、仕事に対するイメージをより明確化でき、面接官にも学生のうちから仕事のイメージを掴もうとしているしっかり者と評価されるでしょう。加えて、仕事へのやる気や積極性もアピールできます。

面接官がかつて所属していた部門と自分が志望している部門が一致していた場合、「私は〇〇さんがかつて所属していた〇〇部門に強く興味を抱いているのですが、〇〇部門の1日の業務スケジュールを教えてもらえませんか?」という逆質問をすると、より具体的な質問となり一層の高評価を狙うことができます。1日のタイムスケジュールを質問することで、面接官にやる気と積極性をアピールしましょう。

⑤仕事の成果はどのような観点で評価されるのでしょうか?

上記のような社員に関する質問の他にも、企業全体としての評価制度に関する逆質問もするといいでしょう。評価制度に関することは、一歩踏み込んだ質問になります。「仕事の成果はどのような観点で評価されていますか?」と質問すると、入社後のイメージを具体的に持っていることが面接官に伝わるでしょう。

給与や福利厚生に関する質問はあまりよくありませんが、評価制度に関する質問は問題ないです。自身の入社後のギャップを埋めるためにも、評価制度について具体的に教えてもらうといいでしょう。仕事の成果に対する評価基準がどういったものか質問することで、仕事に対する意欲や熱意を伝えることができます。

面接での上手な話し方のポイント

面接での上手な話し方のポイント

面接に合格するためには、話し方も非常に重要です。 内容以前に話し方で印象が決まってしまう場合もありますので、まずは話し方の基本をチェックしていきましょう。面接がどうしても苦手な人は、話し方のポイントを意識してください。 ちょっとしたコツを実践するだけで、面接そのものがとても進めやすくなります。それでは具体的に話し方のポイントを見ていきましょう。

姿勢を正して抑揚をつけて話す

機械のように理路整然と話をする人が居ます。しかしあまりに棒読みだと人は引き込まれないものです。また、どんなに良いことを話しても、姿勢が悪ければ陰気に見えたり、だらしないと思われるので注意してください。姿勢に関して言えば、背筋を伸ばすこと、足をそろえることなどが挙げられます。

また顎を引く、視線を上向きにすることもポイントになります。背筋を伸ばすことで、自信が内側から溢れて来るような話し方にもなるからです。顎を引くことで口もきちんと開きますので、はっきりとした口調にもなります。そして棒読みではなく声に抑揚をつけるようにしましょう。あまりにやりすぎると芝居がかってしまいますが、適度でしたら感情がこもり棒読みを防ぐことができます。

笑顔を心がけて話す

笑顔を意識し話すようにしましょう。面接では応募者だけではなく、面接官も緊張しているからです。その緊張を和らげるためには、笑顔が一番良いと言えるでしょう。しかし笑顔が良いからと言って、不自然な笑い方をしてはいけません。自然な笑顔を意識するようにしてください。そうすることでリラックスして面接に挑むことができます。

笑顔といってもどうすれば良いのか分からない人も居るでしょう。その場合は口角を上げることを意識してみてください。そうすると自然に朗らかな表情を作ることができます。この口角を上げる方法は、はっきりした話し方をする際にも役立ちます。仕事上でも笑顔は重要な武器となりますので意識しましょう。

よくある質問の回答を事前に準備して面接に臨もう

面接に対しすべてぶっつけ本番で向かおうとしている人も居るかもしれません。話が上手な人ならそれでもスムーズに答えられる可能性はあります。しかし面接の成功率を高めるためには、事前にされるだろう質問に対し考えておくことが重要です。きちんと準備をしていれば、それだけリラックスして対応できます。

面接では精神的な余裕を持つことは大切です。そうすることで伝えたいことをしっかり面接官に伝えることができるからです。そのため、良くある質問の回答を事前に準備し面接に臨むようにしましょう。また話し方や笑顔、姿勢も意識することでより充実した受け答えができるようになります。面接では自分を売り込むような気持ちで質問に対し自信を持って答えていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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