筆記試験

【テストセンターの持ち物】持っていくべき2つの物と当日のポイント

テストセンターは準備万端で臨もう

近年、選考の中に「SPI」などの外部の試験を取りいれている企業が多くなっています。初めてSPIを受検する就活生の中には、よい結果を出せるのかということだけでなく、テストセンターに向かう際の持ち物について不安を抱えている人がいるしょう。不安要素をなくして準備万端の態勢で当日を迎えることが大切です。

この記事では「テストセンターにいく際の持ち物」に焦点を当て、試験当日に持っていなければならないアイテムと、そうでないものについてまとめてご紹介していきます。また併せて、テストセンターでの受験当日に関して、知っておいてほしい情報も解説していきます。試験の案内が来てから当日までの間にぜひ一度参考にしてみてください。

テストセンターに必要な持ち物2つ

自分で予約した日時にSPIを受けにいく際に必要な持ち物ですが、実は非常にシンプルです。手ぶらでいくことはもちろんダメですが、受験のためだけに多くの荷物が必要になるというわけではないためご安心ください。

ここでは、試験当日のテストセンターに向かう際に持っていかなければならないアイテムを2つ紹介します。これらのものを持っていなければ受験できなくなる可能性が高いため、確認しておく必要があります。無駄足になってしまうのだけは避けましょう。

①写真付きの身分証明書

 ・顔写真付き
 ・受験票に記載されている氏名と一致しているもの
 ・有効期限内のもの
 ・原本(コピーは不可)

テストセンターに向かう際に必要となる持ち物の1つ目が、「身分証明書」です。ただし、上記の条件を満たすものでなくてはなりません。これらに当てはまるものとしては、運転免許証やパスポート、マイナンバーカード、学生証(プラスチック製のもののみ)、在留カードなどが挙げられます。

なぜこれらの条件に当てはまるものを持っておかなくてはならないのかというと、「替え玉受験」を水際で食い止めるという目的があるためです。「絶対にその会社に入りたい」という気持ちは素晴らしいものですが、別人に受験させるという手段を使ってまでそれを叶えようとしてはいけません。

テストセンターのコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

②受検情報がわかるもの

テストセンターに向かう際に必要となる持ち物の2つ目が、受験情報がわかるものです。ここでいう受験情報とは、「テストセンターID、カナ氏名、検査名、会場名、日程、ターム」の6つのことを指しています。これに関して、もっとも手っ取り早くて信用できるのが、プリントアウトして持っていくことです。印刷するべきものは「受験予約完了画面」、もしくは「テストセンター受験予約内容の確認メール」のどちらかです。

プリントできる環境にない場合には、受験情報をメモしたA4の紙を持っていくのも有効です。そのほか、必要な内容をスクリーンショットなどで控えておき、データとして持っておくというのもよいでしょう。ただしこの場合、会場で専用用紙に転記する必要があるということは覚えておいてください。

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テストセンターに持ち込み不可な物

テストセンターに到着して手続きを済ませれば、いよいよ試験本番です。その際ですが、「私物の一切を会場に持ち込むことができない」ということを覚えておきましょう。テストセンターでの試験ですが、非常に厳正におこなわれます。不正防止のため、受付で渡されるファイル以外を持ち込むことはできません。筆記用具やメモ用紙はその中に入っているため、非言語問題の計算にはそれを使うことになります。計算機などはもちろん使えません。

ただし、ティッシュやハンカチなどは受付で確認すれば持ち込むことが可能です。また、私物は試験会場の中にいれることができないだけで、持ってくること自体がダメなわけではありません。センター内にはロッカーが用意されているため、必要のないものはしまっておきましょう。

高得点をとるための方法について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

テストセンターで貸し出してもらえる物

テストセンターでは、私物を一切会場に持ち込むことができません。しかし、会場で貸し出される物もあります。それは、「シャープペンシル、消しゴム、メモ用紙、ヘッドフォン」の4つです。

筆記用具は、借りるのを忘れると、問題を解くのに不利になってしまいます。忘れずに受け取り、持ち込むようにしましょう。ヘッドフォンは、音楽が流れているわけではありません。耳栓として使用するために貸し出されています。音が聞こえると集中できないという方は、利用しましょう。少しでも自分の力を発揮できる環境を整えることが大切です。

私物を一切持ち込めないといわれると、不安に思う人もいます。しかし、必要最低限の物は貸し出されているため、安心して会場に向かいましょう。

知っておきたいテストセンター当日のポイント

ここまでの見出しで、試験当日のテストセンターに持っていくべきものとそうでないものをご紹介してきました。これで持ち物に関しては大丈夫だとして、さらに準備万端にするために、今度は試験当日の流れについても触れていきましょう。

ここでは、テストセンターでの試験当日の流れや行動の中で、とくに知っておいてほしいポイントを4つ紹介します。

テストセンターは服装指定なし

テストセンターでの試験当日ですが、受験時の服装に関しては特に指定はありません。またテストセンターは外部機関が運営しているものであるため、試験会場に採用担当者は来ていません。そのため、自分がリラックスしてテストに臨める服装や、最後まで集中力を切らさないでいられるコーディネートを選ぶのがベストです。

試験を通じて企業に送られる情報は「結果のみ」であるため、当日の服装がどうだったかという細かな情報は無関係です。ただ、テストセンターに入るまでに駅から歩いたりするでしょうから、周りの目が気になるのであれば、「リラックス感」と「外見のよさ」を両立させるコーディネートを選ぶようにしてください。

服装について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

会場へは余裕をもっていく

テストセンターへは、時間に余裕をもって向かうようにしましょう。交通機関に遅延などが発生してしまったり、道に迷ってしまったりと、試験当日に起こりうる問題はいくつも挙げることができます。会場へは道に迷わないように、事前にアクセス方法を確認するようにしましょう。予約した試験会場までの地図は、「受験予約完了メール」もしくはマイページ内の「予約状況確認」から確認することが可能です。

時間に余裕があるのならば、一度テストセンターの建物までいき、それにかかる時間をおおよそ把握しておくというのもひとつの方法でしょう。少々わかりづらいところにある会場もあるでしょうから、一度見ておくと安心です。

テストセンターの所要時間は約35分

テストセンターでの受験のためにかかる時間ですが、「約35分」ということを覚えておきましょう。これは言語問題・非言語問題を合わせた解答時間です。そのため、時間配分には細心の注意を払うということを心がけてください。しかし「早く解く」ということばかりに気を取られてはいけません。問題を早く解けても、正確な解答が得られなければ意味がありません。

これに関しては、何度も繰り返し練習しておくことが大切になってきます。本番同様の環境を再現することは難しいですが、1つの問題にかけられる時間の感覚を身につけておくことは不可能ではありません。

監督官・テストセンターの規則に従う

テストセンターに入ってからの行動については、監督官や会場の規則に従う必要があります。ひどい場合は「不正行為」とみなされ、強制退出のうえ試験結果は無効、さらに企業に報告がいくことになるため注意してください。規則になっていることには、「禁煙・飲食、私語禁止」、「携帯電話の使用不可」などが挙げられます。

テストセンターには「本気で採用されたい」という気持ちを持った他の就活生や転職者なども来ています。そのような方々を邪魔するようなことがあってはなりません。些細な物音であっても気になるという方が多いため、必要以上の発言・物音は控えるようにしてください。

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テストセンターには受検情報などの持ち物を忘れない

この記事では「テストセンターにいく際の持ち物」に焦点を当て、試験当日に持っていなければならないアイテムとそうでないアイテム、そしてテストセンターでの受験当日に関して知っておいてほしいポイントなどをまとめてご紹介してきました。

テストセンターへ試験を受けにいく当日ですが、身分証明書と受験情報がわかるものを持っていくようにしてください。特に、身分証明書をちゃんと携行しているかどうかを確認しましょう。受験情報は手持ちのスマートフォンでどうにかなりますが、身分証明書に関しては忘れてしまってはどうしようもありません。それらも含め、本文中でご紹介した情報を参考に、試験を受けるための準備を整えていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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