自己分析
【やりたいことが見つからない】就活生が知っておきたい対処法
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目次
やりたいことが見つからないと悩む人は多い
就活の悩みはさまざまですが、やりたいことが見つからないと思い悩む人は、意外と多いです。やりたいこと=就活の方向性や目指すべき道のりであり、これが見つかっていないと、就活は難航してしまいます。
やりたいことに限定しなくても、選考を進めることは可能ですが、選考で志望度の高さを示しづらかったり、就職しても長く続けられないなど、デメリットは多いです。就活は単に就職先を決めればいいわけではなく、自分が納得した企業に就職して、やりたいことができてこそ、成功と言えます。
就活を成功に導くためには、まずはやりたいことを明確にしておかなければなりません。見つからないのであれば、探し方を変える必要がありますので、上手な探し方を知って、本当にやりたいことを見つけましょう。
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就活でやりたいことが見つからない理由
やりたいことが見つからないと悩む人は多いですが、そもそもなぜ見つからないのか、理解できている人は少ないです。やりたいことが見つからないからといって、闇雲に奔走しているだけでは、就活を上手に進められないことが多いです。
現状を打破するためには、まずはなぜやりたいことが見つからないのか、根本的な部分から考え直さなければなりません。人によって理由は違いますが、ある程度の部分は共通していますので、どんな理由があるか知っていきましょう。
自己分析ができていない
やりたいことを見つけて就活をスムーズに進めるためには、自己分析が必須です。自己分析は就活において必須であり、これができていないと、やりたいことが見つからないことが多いです。やりたいこととは、いわば自分が好きなこと、これなら続けていけると思うことであり、それを知るためには、自分自身を見つめ直す必要があります。
自分のことを理解しないままでは、やりたいことは見つけられませんし、仮に見つかったとしても間違っている可能性が高いです。やりたいと思っていたことが、本当は違っているというケースは実は多く、これも就活に失敗する原因のひとつです。自己分析ができていないと、就活の基礎がきちんと備わっていませんので、やりたいことも明確に見つけられないことが多いでしょう。
自己分析のやりかたについて、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
仕事の価値観が定まっていない
趣味嗜好など、自分の好きなものは認識できていても、仕事に対する価値観が定まっていないために、やりたいことが見つけられていない人も多いです。仕事=大変なもの、しんどいものと考えている人は多く、仕事をしたくないとさえ思っている人はたくさんいます。
確かに仕事は大変なことも多いですが、反面楽しいこと、やりがいなどもあり、マイナスの側面ばかりなわけではありません。また、仕事に対して何を求めるかも重要であり、やりがいを求めて好きなことを仕事にする人もいれば、生活の手段を割り切って、給料を選ぶ人もいます。
就活の指針を決める上では、仕事に対する価値観を明確にすることが大切です。これが決まっていないと、やりたいことが見つからず、困ってしまうことが多いです。
仕事に対する価値観について悩んでいる人は、こちらの記事もおすすめです。
どんな仕事があるのか知らない
やりたいことが見つからない場合は、そもそもどんな仕事があるのかを知らないことも考えられます。自分の好きなこと、それを当てはめた仕事の価値観を持っていても、選択肢となる仕事自体を知らなければ、やりたいことは見つかりません。
新卒の募集では総合職、営業職、事務職、その他専門職となっていることが多く、仕事の選択肢はこれだけしかないと思い込んでいる人はたくさんいます。新卒の段階では、基本的にはこれらの職種に限定されることが多いですが、実際に働く上では、さらに別の部署で働くこともあり、仕事の選択肢は無数にあります。
また、学生にはあまり知られていない業界、仕事も数多くありますので、それらに目を向けて、どんな仕事があるかを知ることが大切です。
職種の一覧について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。
やりたいことを見つからない場合の対処法
やりたいことが見つからない場合は、対処しなければなりません。見つからないままに闇雲に就活を進めても、成果を上げることは難しく、時間を浪費してしまうだけの結果に終わることも多いです。就活を攻略するには効率的に進めることが大切であり、そのためにはやりたいことを明確にしておかなければなりません。やりたいことが見つからない場合は、どのように対処すればいいのかを知り、就活の進め方をもう一度考え直してみましょう。
何に興味があるかを洗い出す
やりたいことが見つからない場合は、自分が何に興味を持っているのか、どんなことが好きなのかを洗い出しましょう。やりたいこと=好きなことである可能性は高く、興味を持っているものを見つければ、そこから仕事の選択肢へと繋げて考えることができます。
たとえば趣味が映画鑑賞の場合、映画に興味を持っているということになります。映画に関係する仕事を考えれば、映画監督、スタッフ、キャスト、映画配給会社、制作会社、広告代理店、映像会社、アニメーション会社などさまざまです。
他にもたくさん仕事の選択肢はあり、ひとつのことから無数の仕事をピックアップできます。自分の興味を明確にして、そこから連想ゲームのように関連する仕事を考え、選択肢を膨らませましょう。
やりたくないことを挙げる
やりたいことを見つける上では、実は反対のやりたいくないことから探すのも大切です。やりたくないことをすべて挙げ、それらを選択肢から取り除けば、残ったものはやってもいいものとなります。
やってもいい=やりたいとは限りませんが、少なくともやっても苦にはならないものであり、仕事の選択肢としては間違っていません。仕事は長く続けることが大切であり、続けることで成長を実感できたり、楽しさを見出せることも多いです。
また、やってもいいことの中に、自分が気づいていないやりたいことが見つかる可能性もあります。消去法で選べば、少なくともやりたくない仕事を選択する心配はありませんので、リスクを回避しながらやりたいことが探せます。
仕事に最低限望むものを考える
仕事をする上では、やりたいことを優先するだけではなく、条件も頭に入れておくことが大切です。たとえば、どれだけやりたい仕事をしたとしても、生活がままならなければ続けることは難しく、これでは就活が成功したとは言えません。
やりたいことを目指すのも大切ですが、実際に仕事をするのであれば、少なくとも問題なく働ける環境を選ぶことが大切です。条件を付け過ぎると、志望先を見つけるのが難しくなるため、最低限これだけは譲れないというものを設定しておきましょう。
自分にとって最低限の条件であるため、基本的にはそこから妥協する必要はありません。最低限の条件のつもりでも、条件が厳しい、あるいは多すぎる場合は見直しが必要です。該当企業がどれくらいあるかによって、条件は随時変えていきましょう。
やりたいことを見つけるためにすべき行動
やりたいことを見つけるためには、頭の中で考えるだけではなく、実際に行動を起こし、経験をもとに考えることも大切です。じっと考えているだけでは、やりたいことが見つからず、考えもまとまらないという人は、行動をあるのみです。
やりたいことを見つける方法はたくさんあり、実は就活そのものが、やりたいことを見つけるための活動とも言えます。就活の中でも、やりたいことを見つける手助けになるものはたくさんありますので、それらに積極的に参加しましょう。
複数の業界の説明会に参加する
やりたいことを見つけるためには、まずはどんな仕事があるのかを知ることが大切ですので、説明会に参加しましょう。ここでポイントなのが、複数の業界の説明会に参加することです。通常であれば、志望業界をいくつかに絞り込み、業界内での企業の違いを知るために説明会に参加しますが、やりたいことを見つける場合はやり方が違います。
やりたいことを見つけるためには、企業そのものよりも、業界を見て、仕事の全体図を把握することが大切です。同業界内では仕事が類似していることも多く、説明会の内容も他の企業と重なりがちです。複数の業界の説明会に参加することで、世の中にどんな仕事があるのかが分かり、やりたいことの選択肢を広げることができます。
インターンで仕事を経験してみる
仕事は実際にやってみなければ分からないことも多く、実務を経験してみることも大切です。インターンに参加して実務を経験したり、企業の仕事を模擬的に体験することでも、やりたいことが見つかる場合があります。どれだけやりたい仕事であっても、実際に就職すればイメージと違うと感じることもあり、場合によってはその仕事が嫌いになってしまうことさえあります。
実際に仕事を経験したほうが、直接的に向き不向きが分かりやすく、選択肢も絞りやすいです。インターンも可能であれば複数業界で参加し、どんな仕事が自分に向いてそうか見極めましょう。
OB訪問で仕事のやりがいを聞いてみる
仕事についての理解を深めるのであれば、OB訪問もおすすめです。OB訪問で先輩社員に仕事のやりがいを聞けば、実際に仕事を経験した人の目線から、その仕事の魅力を知ることができます。やりたいことが見つからないのは、仕事そのものを知らないだけではなく、仕事の魅力を知らないことも多いです。
仕事=大変なものと認識しているだけでは、やってみたいという気持ちは生まれないため、やりがいなどプラスの面に目を向け、仕事への理解を深めることが大切です。また、先輩社員が話すやりがいに、必ずしも共感する必要はありません。人によってどの仕事を面白いと感じるかは違うため、やりがいを聞いても自分に当てはまらないと感じれば、別の仕事に目を向けましょう。
※面接が苦手な23卒の方へ
厚生労働省の認可を受けた企業の就活アドバイザーと、面接をWebシミュレーションすることができます。
「就活を始めたばかりで、どう答えるべきか分からない」
「企業ごとの面接対策をして、内定率を少しでも上げたい」
面接に通ることができず悩んでいる方は、積極的に相談してみてください。
オンライン、しかも完全無料でサポートが受けられますので、面接ワンポイントアドバイスがほしい方にも、就活のすべてをサポートしてほしい方にもおすすめです。
やりたいことがなくても焦る必要はない
就職活動をする際に、自分のやりたいことが見つからずにどうして良いのか分からなくなってしまう人も多くいます。やりたい仕事が分からずに、どんな企業を目指すべきか迷って焦ってしまうこともあります。
しかし、やりたいことがなくても焦る必要はありません。誰にでも明確な目標が見つかるわけではありません。焦って自分のやりたくないことを無理にやろうと努力してみても、続かずにすぐに辞めることになってしまう場合もあります。
やりたいことがない時には、とりあえず就職をしてからじっくりと将来について考える、就職以外の選択肢も考えてみるなどの方法もあります。
やりたいことがないと悩むのは向上心のある人
やりたいことがないと悩むのは、向上心がある証拠です。向上心がなくて、今のままでいいやと考えている人は、そもそもやりたいことがないと悩むこともありません。やりたいことがないというと、どうしてもマイナスのイメージを持ってしまいますが、まずはそんな自分でも大丈夫だと考えるようにしましょう。
向上心があり、将来について真剣に考えているからこそ悩んでいるんだ、と自分に言い聞かせてみてください。ただ漠然と考えているだけでは、不安が大きくなるばかりなので、自分の気持ちや現在感じていることを紙に書き出してみるのもおすすめです。書き出すことで、気持ちの整理ができて、これからどうするべきか改善策も見えてきます。
とりあえず就職してから考えてもOK
やりたいことが今すぐに見つからないのなら、とりあえず就職してから考えてみるのもひとつの方法です。色々な企業を研究していくうちに、この企業なら働いてみたい、この職種をやってみたいという仕事に出会えるかもしれません。
それが、やりたいことではなくても、本当にやりたいことが見つかった時に備えるために、就職しておくことは大切です。企業で働くということは社会人としての経験にもなりますし、今後必ず役立つはずです。
仕事を続けていくうちに、自分の仕事が好きになる可能性もあります。また、自分に合う・合わない、向き・不向きもはっきりと理解できるようになり、やりたいことが見つかる場合も考えられます。仕事をしていればお金も入るので、資格を取りたい、勉強したいなどやりたいことが見つかった時にも安心です。
就職以外の選択肢もある
やりたいことが見つからないから就職はしたくない、という場合には就職以外の選択肢もあります。就職留年は、就職活動を続けながら来年の就職を目指す方法です。今はやりたいことがなくても、1年後にはやりたいと思える仕事が見つかるかもしれません。就職活動をしておけば次の年にも役立ちますし、コツが分かっているのでスムーズに進められます。時間をかけて就職活動をおこなっていくというイメージです。
また、起業やフリーランスという選択肢もあります。ただ、起業やフリーランスで仕事をしていくのには、やりたいと思えることが必要です。会社に就職するのとは違い、色々な手続きもすべて自分でしていかなければなりません。どのような仕事をしていきたいか、仕事をしていくにはどのような方法があるのか、事前にしっかりとリサーチをしていくことが前提となります。
やりたいことが見つからないなら自己分析と企業研究を徹底しよう
就活をスムーズに進めるためには、やりたいことを見つけなければなりません。ただし、やりたいことが見つからないという人は多くいます。その場合は、自己分析と企業研究を徹底しておきましょう。自分が何をやりたくないのかを考えてみるのもおすすめです。
仕事の選択肢はたくさんあり、特に新卒の場合は無数と言えるほどの可能性を秘めています。選択肢が多すぎることも、やりたいことが見つからない理由のひとつではありますが、裏を返せば大きなチャンスです。
やりたいことさえ見つかれば、それに該当する仕事はたくさんあります。新卒は夢を叶えるチャンスの場でもあり、しっかり考えて、自分に合った仕事を見つけることが大切です。やりたいことが見つからないのなら、探し方を工夫し、さまざまな方法を試して、本当にやりたいことを見つけていきましょう。