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【自己PRを100字にまとめる方法】ESで簡潔にアピールするコツ

ESでは100字の簡潔な自己PRが求められることがある

ESでは自己PRは頻出の項目ですが、場合によっては100字以内など、文字数制限を課せられることもあります。自己PRを長く書くのは難しいと感じる人も多いでしょうが、実は100字で短くまとめるほうが難しいです。

長く書く分にはいくらでも内容を盛り込むことができるのが簡単ですが、短くするとなれば、本当に必要な部分のみを記入しなければなりません。伝えたいことをいかに明確にし、アピールできるかが重要であり、ESでも難関のポイントと言えるでしょう。

簡潔な自己PRをするためには、内容はもちろん、書き方などにも工夫が必要です。100字で簡潔にまとめるにはどうすればよいのか、上手な書き方を把握して、ESの攻略を目指しましょう。

自己PRを100字に収めるコツ

自己PRは短くまとめるほうが難しいですが、100字という狭い枠内で収めるにはいくつかのコツがあります。コツを正しく把握して作成できれば、簡潔な自己PRもそれほど難しくはありません。

反対に言えばコツを把握できていなければ、上手くまとめることも難しくなるので注意が必要です。自己PRを100字でまとめるためのコツはさまざまありますので、それらを正しく把握して、簡潔なアピールをおこないましょう。

結論から述べる

自己PRを簡潔にまとめるためには、何をアピールしたいのかを明確にすることが大切です。そのため、冒頭では結論から書き始めることを意識しましょう。最初に結論を述べることで、何をアピールしたいのかが伝わるため、自身をより強く印象付けることができます。

アピールの方向性を定めることもでき、意図した内容できちんと伝えられるのも大きなポイントです。結論を後回しにしてしまうと、どうしても最初と最後でアピールの方向性が違ってしまうことが多く、結局何を伝えたいのか分からないまま終わることもあります。

特に100字という文字数制限がある場合は、結論を後回しにすると入りきらなくなってしまう可能性も高いため、重要なものほど最初に伝えることが大切です。

本当に必要なことだけを記す

100字は文字にしてみると非常に少ないため、不要なものはとにかく省いていかなければなりません。自己PRでは自身の能力や人柄、それを裏付ける根拠などをアピールしますが、これらを極限まで削り取って、必要性の高いものだけを盛り込むことが大切です。

自分のことをより深くまで知ってもらうためには、情報量を多くし、さまざまな要素を盛り込んで伝える必要があります。しかし、それは文字数制限のない場合であり、100字と規定が決まっているのであれば、その範囲内でアピールをしなければなりません。

100字の自己PRで求められているのは、いかに短くまとめてアピールできるかです。詳細なアピールまでは求められていませんので、本当に必要なものだけを抜き出して、伝えるべき内容を考えましょう。

具体例で説明する

自己PRでは根拠を示したアピールが重要であり、これは100字であっても同じです。いくら自身の能力や人柄をアピールしても、根拠づけができていなければ、高評価を得るのは難しくなってしまいます。大切なのは根拠を持たせ、信用してもらうことです。

具体例を使いながら自身の能力や人柄が本当に備わっていることや、企業でどのように活かせるかなどを伝えましょう。具体例といっても、文字数が限られているため、バランスを取ってアピールすることが大切です。具体性を持たせるのは大切ですが、細部まで説明してしまうと、文字数が足りなくなってしまいます。簡潔さを意識して書きましょう。

100字の自己PRの考え方

100字の自己PRの考え方

自己PRで悩む学生は多く、そもそも何をアピールすればいいのか分からないと困っている人はたくさんいます。100字で上手に自己PRをするためには、書き方などにもこだわらなければなりませんが、それ以前にアピールする題材を見つける必要があります。

題材が見つかっていなければ、アピールのしようもないため、まずはどんな内容で自己PRするのかを考えなければなりません。自己PRの考え方はさまざまな方法がありますので、自分に合ったものを試して、100字の簡潔なアピールを考えましょう。

普段の自己PRから削って考える

ESに限らず、就活では自己PRを求められることは多く、アピール内容を考えるのは必須と言えます。普段の自己PRは文字にすると200~300字程度になることが多く、通常バージョンはすでに作成できているという人も少なくありません。

通常の自己PRはできていても、100字にまとめるのは難しいと感じているのであれば、すでにできあがっている自己PRを削ってみましょう。100字の自己PRも200~300字の自己PRも、基本的な内容は同じであり、アピールの仕方などもそれほど大きくは変わりません。

そのため、通常の自己PRを削って省略していけば、100字の自己PRとして使用が可能です。通常バージョンの自己PRも必須であるため、長いバージョンから考えれば、選考の対策にもなり、一石二鳥です。

キャッチコピーを意識する

短くまとめた自己PRを考えるためには、キャッチコピーを意識するのもおすすめです。キャッチコピーであれば、自身の能力や人柄など、人間的な特徴を短い言葉で言い表すことができ、文字数を省略してアピールが可能です。

採用担当者の印象にも残りやすくインパクトのあるアピールになるため、高評価にも繋がりやすいでしょう。キャッチコピーは個性を端的にアピールできますので、自己PRにはうってつけです。

短くアピールして具体例などに文字数を割くことができますので、全体的にも書きやすくなります。文字数制限がある場合は、いかに文字数を少なくできるかが重要です。少しでも字数を節約するためにも、キャッチコピーをいくつか考えてみましょう。

内容の薄さは気にしない

100字の自己PRとなれば、当然アピールできる範囲は狭くなり、内容も薄くなりがちです。内容が薄いとアピール力に不安が残りますが、心配する必要はありません。通常の自己PRであれば200~300字程度であるため、2分の1から3分の1に文字数を減らした100字のアピールが薄く感じるのは当然のことです。

文字数制限がある以上、内容が薄くなるのは企業も承知していることであるため、気にせず指定の字数に収める努力をすることが大切です。100字では内容が薄いと感じてしまう場合でも、条件は他の学生も同じであり、同様に薄い内容でしかアピールはできません。

100字の自己PRで求められるのは、いかに情報を簡潔にまとめられるかであるため、内容については気にしすぎないことが大切です。

100字の自己PRの例文3選

100字の自己PRのコツや考え方を知れば、実際にESに記入する内容を考えていきましょう。コツなどを踏まえていたとしても、いざ書き始めればなかなかうまくいかないことも多いため、提出期限に注意して早めから準備を進めておくことが大切です。

どのように書けばいいのか分からなくなった場合は、例文を参考にするのがおすすめです。例文を見ればどのようにアピールしていけばいいのか、全体像を掴めますので、イメージを膨らませながら、自己PRを考えていきましょう。

例文①

長期的な目標をクリアするために、短期目標を設定し続け、成長できます。小学校から続けている剣道で、常に上の段位の獲得を目指し、3段まで昇段しました。何事にも挑戦し続け、難しい仕事にも取り組みます。

例文①では、長期的な目標をクリアするために、短期目標を設定し続けられるとアピールしています。最初に結論から語られていますので、アピール内容を明確にし、インパクトのある自己PRとなっているでしょう。

どのような能力があるかも簡潔かつ具体的に示されているため、仕事での活かし方などもイメージしやすいです。過去の経験から本当に身に付いていることが伝わり、仕事での取り組み方に言及することで、意欲をアピールできています。

例文②

スポンジのような吸収力が売りで、何でも吸収し、成長できます。大学では留学を経験し、異文化に触れて多くのことを学びました。分からないことにも積極的に挑戦し、成長することで仕事の成功を目指します。

例文②では、スポンジのような吸収力が売りとアピールしています。結論から語っているだけではなく、キャッチコピーで簡潔にアピールできているため、よりインパクトを与えることができているでしょう。

またスポンジのような吸収力と終わらせるのではなく、何でも吸収し、成長できると繋げることで、自身の能力をより明確に提示できています。過去の経験で裏付けもできており、仕事での活かし方も述べられているので好印象でしょう。

例文③

傾聴力があり、他人の本音を引き出すことができます。カフェのアルバイトで会話スキルを身に付け、聞き役に徹して傾聴力を鍛えました。貴社では顧客の話を聞き、本音を引き出し信用してもらうことで、活躍します。

例文③では、傾聴力を題材にアピールしています。単に傾聴力とするのではなく、他人の本音を引き出すことができると、詳細まで述べることで、能力をより明確にアピールできているでしょう。

アルバイトの経験から根拠づけができており、仕事での活かし方にもうまく言及できています。また能力を活かして活躍したいという意欲もアピールできいるため、成長力のアピールにもなり、さらに好印象です。

100字で自己PRする際の注意点

100字で自己PRをする際には注意点もあり、守れていないと高評価を得られない可能性も高いです。自己PRは同じ題材でアピールしていたとしても、書き方や文章構成など、ちょっとした点が違っているだけで、与える印象も大きく異なります。

少しでも高評価を獲得するためには、細部まで徹底して考え、練り上げることが大切です。マイナスの要素を少しでも排除してアピール力を高めるためにも、注意点は正しく理解しておきましょう。

文字数超過はNG

100字の自己PRでもっとも難しいのは、指定された文字数内で簡潔にアピールすることです。実際に自己PRを考えてみれば、100字を超えてしまうことも多いですが、指定がある以上、文字数の超過は避ける必要があります。たとえ1文字であっても、超えてしまうと指示が守れていないとして、マイナスの印象を与えてしまうので注意しましょう。

また、指定文字数内にまとめられないことで、要点を簡潔に伝える能力が低いと思われる可能性もあります。社会人になれば、短い時間で大切なことだけを簡潔に伝えるシーンも増えるため、要点をまとめて伝える能力は非常に重要なものです。社会人としての基礎能力が低いとも思われかねないため、文字数は特に厳しくチェックしておきましょう。

能力を提示するだけで終わらない

100字という限られた文字数で自身をアピールするのは難しいですが、だからといって能力を提示するだけで終わってしまうのはNGです。自己PRは大前提として能力を提示しなければなりませんが、それだけで終わってしまうとアピール力は低くなってしまいます。

高評価を獲得するためには、能力や人柄を明確に提示し、かつそれを裏付ける根拠や仕事への活かし方に言及することが大切です。能力の提示だけで終わってしまうと、本当に身に付いているのかが判別できず、企業で活躍できるかも分からなくため、評価を下げられてしまう可能性が高いです。自己PRは自分を売り込むためのものですので、文字数制限がある中でも、複数の要素を盛り込んでアピールしましょう。

100文字でまとめた自己PRで簡潔にアピールしよう

就活では自己PRは必須であるため、必ず用意しておかなければなりませんが、ESでは100字でアピールなど、文字数制限が付けられることも多いです。文字数に制限がある場合は、まずは指定内で収めることを意識し、その上で上手にアピールする方法を考えなければなりません。

文字数超過はNGですが、字数が範囲内でも、きちんとアピールできていなければ高評価を獲得するのは難しいです。100字という短い文字数で簡潔にアピールするためには、文章構成が特に重要になります。何をどの順番で伝えるのかを考え、何が必要、不要かもしっかり吟味しなければなりません。本当に伝えるべきことだけと抜き出すことが大切ですので、何を伝えたいかを明確にして、100字の自己PRも攻略しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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