志望動機

【エントリーシートの志望動機の書き方】例文5つもご紹介

エントリーシートの志望動機に悩む人は多い


エントリーシートの志望動機に悩む人は多く、志望動機の作成に多くの時間を費やしている人はたくさんいます。エントリーシートで問われる内容は企業によって違いますが、志望動機を聞かれることは多いですし、志望動機は企業も重要視しているポイントのひとつです。志望動機によって評価は大きく違ってきますので、選考を突破するためにはしっかりと練り上げなければなりません。

エントリーシートの志望動機が弱ければ、書類選考に合格できないことはもちろん、面接でも困ってしまうこ場合もあるでしょう。面接ではエントリーシートに記入した内容をベースに志望動機を伝えます。エントリーシートの内容が悪ければ上手にアピールすることはできません。志望動機の上手な書き方を知り、志望動機を魅力的に伝えていきましょう。

企業が志望動機を重視する理由

就活では、ほとんどの企業で志望動機を聞かれます。なぜ企業は志望動機を重視するのでしょうか。志望動機を考える際に、面接官がどの点を重視しているのか気になった就活生も多いと思われます。ここでは、就活生の悩みを解決するべく、志望動機を重視する理由についていくつか挙げていきます。企業が志望動機を重視する理由を知ったうえで、内容を考えていきましょう。

企業と学生の相性をみるため

まず最初に挙げられるのが、企業と学生の相性を見るということです。企業側としてもただ単に面接をするというわけではなく、学生と企業の相性を見るという目的があります。相性自体が合わないようでは、同じ会社の仲間になる存在として迎え入れることが難しいという判断になるからです。企業と学生の相性がいいと感じさせることができれば、ぜひ入社してほしいという考えに至るケースも多いでしょう。志望動機は、エントリーシート上で企業と学生の相性を判別する上で最も効果的な方法といえます。

志望度の高さを判断するため

2つ目に考えられるのは、志望度の高さを判断するためです。志望動機は、エントリーシートの中で直接志望度をあらわすことが出来る欄です。第一志望として考えている人と、どこでもいいと思って受けてみたという人とでは、志望度に大きな差ができます。

例えば、企業研究を熱心にし、HPや会社説明会などで知った情報と自分の経験などを盛り込んでいる志望動機と、どの会社にでも当てはまるような定型文を書いている人とではどちらの方が志望度が高いと感じるでしょうか。企業は入社意欲の高い学生を採用したいと考えているため、前者のエントリーシートに好感を持ちます。

志望動機を書く前にやるべきこと

志望動機は就活生にとっても、企業側にとっても重要だということがわかりました。それを踏まえて、志望動機を書くうえで事前に準備やるべきこととは何でしょうか。志望動機を書く場合はいきなり本文の執筆を始めずに、しっかりと準備した上で書きだしましょう。

企業選びで重視していることを明確にする

まずは、自分自身が企業を選ぶ上で重視していることを思い浮かべてみてください。経営方針、福利厚生の充実、会社の年数、仕事内容、社風、教育制度など企業によりさまざまな特徴があります。これらの中から、自分は何を大切にしたいのかを考えることが大切です。そうすることで、企業選びにぶれがなくなり志望動機に書く内容が広がるはずです。「ただなんとなく」では就活を成功させることは難しいので、自分の考えや価値観をきちんと把握しておきましょう。

志望する企業について調べる

あなたが志望している企業はどのような企業でしょうか。志望する企業の情報を他人に教えられるくらい把握している人と、全く知らない人とでは、志望動機に差が出てきます。事業内容や、企業の風土、経営方針などを事前に調査し、頭に入れておくようにしましょう。これは志望動機を書くからというだけではなく、面接の対策としても大切です。面接では志望動機をより追求した質問がされるため、企業でやってみたいことやキャリアビジョンについて考えておくといいでしょう。

志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

志望動機を作成する際、伝えたいことは沢山あっても、文章で上手くまとめる自信がない就活生も多いはず。

そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの志望動機が完成します。

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ESの志望動機の書き方

ここでは、志望動機の上手な書き方を詳しく解説していきます。冒頭でも述べたように、司法動機の作りかたの流れは大きく4つに分かれています。しかしながら、最後に流れに沿っていればよいだけで、作り始める部分はどこからでも構いませんので、各々の作りやすい形で進めてください。書き方はもちろんのこと、業界分析や企業分析、そして自己分析をしていることが前提となってくる要素もありますので、しっかりと準備しておきましょう

①「何故」を掘り下げて書く

エントリーシートの志望動機の上手な書き方の1つ目が、「何故」を深く掘り下げて書くことです。そうしておくことで、読み手への説得力がうんと増した文章になります。例えば、「企業の○○に魅力を感じた」という志望動機があったとします。これだけでは「どこ」だけにとどまっており印象に残る文章にはなっていません。

一方で、読み手のかゆい所に手が届くような志望動機は、「『何故』企業の○○に魅力を感じた」というものです。自身の過去の経験などから導き出された「何故」を入れ込むことで、読み手がより納得できる文章に仕上がるのです。

②志望理由を丁寧に書く

エントリーシートの志望動機の上手な書き方の2つ目が、結論から書き出していくことです。こうしておくことによって、相手に話が伝わりやすくなるほか、読み手の興味を引き付けることが期待できます。

もっと詳しく言うと、志望動機では最初に結論(Point)、続けて理由(Reason)と具体例(Example)を述べ、最後にもう一度結論(Point)で締めくくるという構成である、「PREP法」を用いるのが正しい方法です。

なお、この書きかたは志望動機のみでなく、履歴書やエントリーシートに出てくる各設問でも用いることができます。やるのとやらないのとでは相手への伝わりやすさの部分で大きな差が出てきてしまいますので、いずれも必ずこの形を守るようにしてください。

③企業を選んだ理由を書く

エントリーシートのの志望動機の上手な書き方の3つ目が、企業を選んだ理由を書くことです。これは②で挙げた「PREP法」の「R」の部分に該当します。

企業を選んだ理由を分かりやすく言うと、「この企業だから入りたい」、「この企業じゃなきゃ嫌だ」という差別化の部分です。これがない文章だと、「その理由ならほかの会社でも実現させることはできるのでは」と採用担当者が思ってしまうことにもなりかねません。

しかし、これをするためには企業研究はもちろんのこと、競合他社の属する業界分析も詳しく行っている必要があります。中途半端だと面接などで突き詰められたときに困ってしまいますので、念入りに企業研究をおこないましょう。

④入社後の野望を書く

エントリーシートの志望動機の上手な書き方の4つ目が、「入社後の野望」を書くことです。これは、就活生自身が将来その会社で働いている姿を採用担当者に想像させるのに一役買ってくれます。具体例としては、「貴社に入ることができれば、私は~という事業に携わり○○を成し遂げたいと考えております。」という構成にするというのが挙げられるでしょう。数字などを用いてより具体的に書き上げることによって、それだけ説得力のある志望動機に仕上げることができるのです。

ESの志望動機例文5選

前の見出しでは、「エントリーシートの志望動機の上手な書き方」として4つの流れをご紹介してきました。とは言っても、志望動機を書きなれていない場合には、頭ではわかっているけど書けないということもあるのではないでしょうか。そんなときには、例文を見て流れを一つずつ確認していきましょう。

ここでは、エントリーシートの志望動機の例文を5つご紹介していきます。これを参考にして、オリジナルの志望動機を作成するようにしてください。

例文①

貴園で預かる児童の多さに魅力を感じ、志望いたしました。私は、小さい頃から世話好きな性格で、親の手伝いをすることにやりがいを感じていました。10歳の頃に妹が産まれた際は、家族の誰よりも率先して、妹の世話をしていました。そうして妹の世話をするなかで、そのやりがいに気付き、保育士になりたいという夢を持ちました。
貴園は、私が幼い頃にお世話になった保育園であり、この地域で最も多く児童を受け入れている保育園でもあります。そんな貴園に、保育士して就職したいと考えております。幼い頃よりピアノを習い、妹と遊んでいたため、児童が望む曲は大体弾ける自信があります。この強みを、貴園で活かせたらと考えております。

1つ目に、保育士になりたい学生の志望動機例文をご紹介しました。この例文のポイントは、「妹の世話をするなかでやりがいに気付き、保育士になりたいと思った」という部分です。実体験をもとに決めた夢だとアピールすることで、本気度が伝わります。

また、ピアノのスキルをアピールしている点もポイントです。ピアノは、保育園で働く際に必須のスキルといわれています。そんなピアノのスキルがあるうえに、児童が望む曲を得意としている保育士は、保育園側が欲しいと思う人材だといえるでしょう。

例文②

高校時代に簿記を学び、楽しいと感じたことがきっかけで、銀行員という夢を抱き始めました。多くの銀行のなかでも貴行を志望したのは、「お客様に深く寄り添うパートナーに」という経営理念に強く共感したからです。
貯金という、人にあまり話さない領域を扱う仕事だからこそ、銀行員である自覚を持ちつつお客さまをサポートできるよう、努めたいと考えております。私は、簿記や会計の資格をいくつか持っており、日商簿記1級も取得しております。この知識を貴行で活かして、貢献できるよう努力する所存です。

2つ目に、銀行員になりたい学生の志望動機例文をご紹介しました。この例文のポイントは、「経営理念に強く共感した」という点です。選考時に採用担当者が重視をしている部分として、「考え方が企業に合っているかどうか」が挙げられます。

企業は、同じビジョンを掲げて、同じ考え方で仕事をおこなえる人物を求めています。そのため、志望動機では、経営理念に強く共感して自分がどう考えているかをアピールすると、好印象を与えやすいでしょう。

例文③

自分のコミュニケーション能力をどこまで活かせるか挑戦したいと思い、結果が数字で見れる営業職を目指し始めました。お客さまに商品の魅力を紹介し、購入していただくことは難しいと思いますが、改善を重ねつつ精一杯努力する所存です。とくに貴社は、扱う製品が多く、1人の営業マンに与えられる区域も広い点が魅力です。
いろいろなお客様を相手にし、その人のニーズに適した商品を勧められれば、効率的に営業活動がおこなえると考えました。最初に述べた通り、私はコミュニケーション能力に自信があります。大学時代には、「友達100人」という目標を1年で達成しました。このコミュニケーション能力を、貴社で存分に生かしたいです。

3つ目に、営業マンになりたい学生の志望動機例文をご紹介しました。この例文のポイントは、企業についてしっかりと理解したうえで、熱意をアピールしている点です。「営業は難しいと思うが精一杯努力する」「貴社でなら効率的に営業活動がおこなえる」と書くことで、採用担当者に熱意をアピールできるでしょう。

また、コミュニケーション能力という強みを、具体的にアピールしている点もポイントです。大学時代の実績を、数値を混ぜて具体的に伝えることで、強みに信ぴょう性を持たせられます。そうすれば、採用担当者からの信用を得られ、評価が良くなるでしょう。

例文④

私は年次に関係なく、自身の考えを主張できる風土が根付いている点に魅力を感じ、貴社を志望しております。私は学生時代の水泳部での活動の経験から、主体的に物事に関わり、取り組んでいくことにやりがいを感じるようになりました。貴社では、若手社員も含め年に1回、企画立案を行うコンペが行われていることを知りました。
このコンペを勝ち抜くことで年次に関係なく、即座に企画を実現することも可能だということで、そのような風土に魅かれています。私は貴社において自身のアイデアを積極的に発信し、活き活きと働きながら貴社に貢献していきたいと考えています。

この例文のポイントは企業とのマッチングについて具体的に述べることが出来ている点です。自分がどのような環境で働きたいと考えているのかを自己分析により、明らかにし、そこで明らかになった働き方が可能であるという点に魅力を感じた、という構成でこの志望動機は作成されています。

その際、「コンペ」の話に沿って話が進められていることで、「しっかりと調べた上でそのように判断したんだな」と好印象を与え鵜ことが可能になります。このように具体例に沿って説明することで、自分の望む環境がこの企業にあるのだということを、説得力を持って伝えることが出来るのです。

例文⑤

私は包括的なコンサルティング提案活動に従事したいと考えており、コンサル業界を志望しております。学生時代に行っていた塾講師のアルバイトの経験から、目の前の人の悩みの解決をサポートすることにやりがいを感じました。
その一方で、塾講師という立場上、サポートしたくても出来なく分野もあり、その点でもどかしさも感じておりました。これらの経験から、目の前の人の悩みの解決をあらゆる角度からサポートしていきたいと考えるようになり、そのような背景からコンサル業界を志望しております。

この例文のポイントは、学生時代の経験をわかりやすく志望動機に繋げている点です。単に「〇〇に関わりたいと思い、△△業界を志望しています」と伝えても、「なぜ〇〇に関わりたいのだろうか」という疑問が採用担当者の頭には浮かんでしまい、採用担当者を納得させることが出来ません。

この例文では学生時代のアルバイトの経験という具体的なエピソードに沿って、コンサル業界を志望する理由を説明しており、その点でわかりやすく説得力のある志望動機となっています。

大手内定者の志望動機を参考にしよう

良い志望動機を書くには、難関企業に内定した先輩の志望動機を参考にするのも効果的です。

参考になる志望動機を探すなら「志望動機まとめ」が便利です。内定者が実際に提出したESの志望動機20選を掲載しています。

内定先の企業には「伊藤忠商事」「三菱東京UFJ銀行」「ANA」「JAL」「トヨタ自動車」「JR東海」など大手が多数です。きっと志望動機を書く上でのヒントを得られます。無料でダウンロードできるため、志望動機の作成に役立てましょう。

ESの志望動機は添削するべき

志望動機の作成後に、必ず添削してください。添削することにより、誤字脱字を防げるだけでなく、読みやすい文章になります。ES(エントリーシート)とはいえ、読みやすさ・わかりやすさを無視してしまえば、選考が遠のいてしまうだけでしょう。添削するときの注意点としては、長すぎる文章を見つけた場合は、できるだけ短くするように工夫してください。

ひとつの文章にたくさんのメッセージを入れてしまうと、本当に伝えたいことがわかりづらくなってしまいます。また、主語と述語をできるだけ近づけると読みやすさがアップしますので、覚えておいてください。企業側はたくさんの文章に目を通すため、読みにくいESは避けるようにしましょう。

内定をもらった友人にみてもらう

エントリーシートの添削方法としては、内定をもらった友人にみてもらうことが挙げられます。すでに内定をもらった友人がいれば、その人にESの内容を確認してもらいましょう。同じ就活生の立場から確認してもらうことで、就活を攻略するためのアドバイスをもらうことができます。どうすれば内定を獲得できるのかなど、細かいポイントも聞くことができますし、可能な限り内定をもらった人に見てもらうことが大切です。

内定ゼロの人に見てもらっても改善点が見つからない場合もあり、アドバイスも的外れになる可能性もあるので注意が必要です。他の人に見てもらうことで気づける点はたくさんあるので、添削はセルフだけではなく、必ず第三者にもやってもらうことを心がけましょう。

大学のキャリアセンターを利用する

エントリーシートの添削は、大学のキャリアセンターなどを利用するのもおすすめです。キャリアセンターでは就職支援としてさまざまなサービスを提供しており、エントリーシートの添削もその中のひとつです。大学によっては事前に申し込みが必要な場合もありますが、予約さえしておけばいつでも添削サービスを受けることができます。キャリアセンターであれば、プロの目から見て判断してくれますので、より正確なアドバイスをもらいやすく、改善にもつなげやすいです。

予約が必要な場合は、時期によっては込み合う可能性も高いので、予約は早めにしておかなければなりません。就活が本格的にスタートすれば予約は込み合うことが多いので、添削は早めにやっておきましょう。

ESの志望動機を作成する際は書き方4つを覚えておこう

この記事では「志望動機の書き方」に焦点を当てて、どのように書いていったらいいかを大きく4つの流れでご紹介していきました。

ここで登場した志望動機の文章構成の流れは、「『何故』を深く掘り下げる」、「書き出しは結論から」、「企業を選んだ理由を書く」、「入社後の野望を書く」の4つです。どこから手を付ければ書きやすいかというのは人によって異なるでしょうから、ご紹介した順番に必ず進めなければならないというものではありません。しかし、最終的に完成したものは「PREP法」に沿ったもの担っているかどうかというのはしっかりと確認するようにしてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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