自己分析

【就活診断ツール6選】自己分析をして適職をみつける方法

就活では診断ツールを役立てよう

就活を突破するには自己分析が必須です。これをスムーズに進めるには、診断ツールを使用するのがおすすめです。自己分析の方法は数多くありますが、自分で自分のことを深く掘り下げるのは意外にも難しく、行き詰まりを感じてしまう人は少なくありません。自己分析とは、いわば自分を客観視するものです。

他の人から自分の印象を聞く他己分析という方法もありますが、手間がかかり、思い立った時にすぐに実行できないことが難点です。診断ツールなら、ネット環境だけですぐに利用でき、自己分析にも役立てられます。診断ツールを上手に利用して自分への理解を深め、内定獲得を目指しましょう。

以下の記事では、自己分析ができる診断ツールについて解説しています

適職診断をおこなう目的

診断ツールを使用するのは、自己分析を深めることが目的です。そのため、上手に活用するには、まずは自己分析の重要性から知る必要があります。就活において自己分析は必須といわれていますが、なぜ必要なのかを正しく理解できていない人は多いです。自己分析の必要性を知り、目的を正しく理解することが就活突破の第一歩です。自己分析は何のためにおこなうのかを知り、どのような点を意識して診断ツールを使うべきかを考えてみましょう。

就活の方向性を決めるため

適職診断をするのは、就活の方向性を決めるためです。就活は簡単にいえば気になる企業を見つけ、応募し、選考を受けて合格を目指すという流れで進められます。大まかに捉えると非常にシンプルですが、実際には気になる企業をみつけるだけでも大変であり、選択肢を絞り込むことは非常に難しいです。

日本には、約421万社の企業があるといわれています。つまり、新卒の就活で就職できる企業の選択肢はとても多いといえるでしょう。数えきれないほどの選択肢の中から志望先を見つけるには、ある程度の方向性を決めて絞り込みをおこなわなけれななりません。適職診断を通して自分に合う企業を知り、職種や働き方の方向性を決めることで、スムーズに志望先を選定していけるでしょう。

以下の記事では、自己分析でワークシートを活用するポイントについて解説しています。

アピールの材料をみつけるため

アピールの材料をみつけることも、適職診断を利用したほうがいい理由のひとつです。選考は書類選考から面接、グループディスカッションなど数多くの形式がありますが、どれも自分を表現し知ってもらうという点は共通しています。自分のことを知ってもらう際には、その企業や仕事に合う人材であると上手くアピールする必要があります。そのため、自分の性格や個性を明確に把握して、企業にどういった形で貢献するのかを伝えなければなりません。

自分を一番知っているのは自分だと思う人は多いでしょうが、だからこそ気づけないことも当然あります。また、アピールを求められても、事前に準備していないと咄嗟には答えられないことも多いです。自分をアピールする準備として、適職診断は必須であると考えましょう。

本当にやりたい仕事を見つけるため

就活を進めるには、働いてみたい職業の方向性を定めることが大切です。しかし、それだけでは不十分で、大まかな方向性を決めた後には、さらに明確な目標を立てて、目指すべき業界や企業をみつけなければなりません。自分の性格や人柄に合う職業を知ることで、本当にやりたい仕事をみつけることができます。

仕事によって求められる能力や適性は違い、向き不向きは異なります。就活では単に就職を決めるだけではなく、自分に合った業界や企業に就職することが大切です。適職診断は、自分に合った選択肢をより明確に探し出すための手段です。自分に合った本当にやりたい仕事をみつけるためにも、適職診断で自分の適性を知ることが大切であることは理解しておきましょう。

スキマ時間3分で自己分析を完璧にしよう

就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは以外と難しいですよね。

そこでおすすめなのが「自己分析ツール」です。3分程度で終わる質問に答えるだけで、あなたの性格を12タイプから診断。あなたの強みや弱みを簡単に知ることができます。

このツールを使えば選考でアピールできる強みを簡単に特定することができます。今すぐ活用しましょう。

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おすすめの就活適職診断ツール6選

自己分析をスムーズに進めるには、適職診断を使用するのがおすすめです。適職診断を使うことで、より簡単に自分の特徴や仕事への適性を見抜くことができ、自己分析をさらに深めることができます。また、無意識な部分にも気づきやすく、思ってもいなかった発見が得られることもあるでしょう。診断ツールも上手に使って、自己分析を始めてみてください。

①キャリタスQUEST

キャリタスQUESTは、21の質問で性格診断をおこないます。質問数が少なく5分もかからず終えられるため、空き時間でサクッと診断ができるでしょう。結果はキャラクターで表示されるため、ゲーム感覚で気軽におこなえるのも魅力的なポイントです。表示されたキャラクターの基本性格が細かく書かれており、仕事はもちろん、プライベートな部分についても触れられています。

キャリタス就活に未登録なら、診断結果は一部しか表示されませんが、本登録をすることで全てを見ることができます。登録は無料で3分程度で終わるため、登録して詳細もチェックしておくといいでしょう。登録後は診断結果だけではなく、同じキャラクターの先輩の声まで見ることができ、さらに自己分析を深められます。

②適職診断MATCH

適職診断MATCHは、パーソナリティ診断とバリュー診断の2つから診断結果が表示されます。パーソナリティ診断では、自分の特徴や能力、仕事への適性などが分かるため、自己分析の基本的な部分への理解が深まるでしょう。バリュー診断では仕事への価値観や仕事に何を求めているかが分かるため、就活の方向性を決める際にも役立ちます。

2つの診断結果をもとに、さらに業界や職種別の診断ランキングも表示されるため、細部の志望先選定にも利用できます。診断をおこなうにはマイナビへの登録が必要ですが、就活時に使用することも多いナビサイトのため、登録しておいて損はないでしょう。無料登録で細部の結果までチェックできるため、利用する価値は非常に高いです。

③適職診断9

適職診断9では、9つのタイプに正確を分類して診断結果が表示されます。タイプごとに向いている職業や職場環境、適職の一例なども表示されるため、より具体的な診断結果を得たい人におすすめです。また、向いている仕事だけではなく、注意が必要な職業や職場環境も表示されるため、避けるべき方向性も見極められるでしょう。

自分に合うものと合わないものの両方を知ることで、より明確に就活の方向性を限定しやすく、効率的に進めやすくなります。診断は通常版の45問と質問数を押さえた簡易版の2つで、より正確な診断結果を求める人は通常版を利用しましょう。また、サイト内には別の診断ツールもあるため、それも併用してさらに詳細な分析結果をチェックするのもおすすめです。

④キャリアインデックスの適職診断

キャリアインデックスの適職診断は、向いている職業を総合的に診断することができるツールです。仕事に求めるもの、ビジネスにおける強み、性格と傾向という3つのカテゴリーで自分の可能性や資質を確認することができます。

診断結果として、技術職やインターネット・Web関連職など向いている職業が具体的に提示されるため、就職をする上での適正を判断するのに役立つでしょう。

キャリアインデックスは就活ではなく転職を扱うサイトですが、適職診断は就活生でも活かせる内容です。長所やマイナスポイントなどの各項目ごとに、結果の解説を詳細におこなっているため、自己PRを考える際にも役立ちます。

⑤適職診断NAVI

適職診断NAVIは、会員登録なしで利用できます。診断にかかる時間は5分程度ですので、手軽に利用することができる適職診断といえます。質問は全部で35問です。パソコンではなく、スマホでも手軽に診断できる点が特徴です。

質問に答えることで、あなたの性格、キャリア志向性、適職を診断することができます。診断した後は、専用のURLからいつでも結果を確認・共有できます。SNSで診断結果を共有できるため、友人同士で診断結果を比較しあっても面白いでしょう。

質問にはあまり深く考えず、直感で解答することが大切です。診断を始めたら途中で考え込んだりせずに、最後まですべての質問に回答するようにしましょう。

⑥運命の会社選び診断

運命の会社選び診断は、dodaの適職診断ツールです。診断方法は、表示される4つの会社の特徴をみて、入社してみたい順番に並べ替えるというユニークな内容です。企業規模やスタイル、年収、社風などの条件が異なった企業が16社表示されます。

診断結果では、会社選びの際に何を優先事項として企業を選択しているのかがわかります。企業選びの軸について簡単に知ることができる診断となっています。ただし、あくまで企業選びの軸を知るための診断であり、結果から適職や自分の資質が分かるものではありません。

自分の強み・弱みは、ツールを使えばかんたんにわかります

自己分析ツールはもう試しましたでしょうか。就活では自己分析が重要です。中途半端に自己分析を終わらせてしまうと、入社後のイメージギャップから早期退職につながってしまいます。

そんな時は「自己分析ツール」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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適職診断ツールを使用する際のポイント

適職診断ツールを使用する際のポイント

適職診断を使ったからといって、それだけでスムーズに就活が進められるわけではありません。使い方にはポイントがあり、それを踏まえて利用することで、さらに得られる効果は高まります。便利な適職診断ツールを効果を高めて上手に利用するためにも、ポイントを正しく把握しておくことが大切です。

診断結果はあくまで参考程度

適職診断を使うことで、自分では気づけなかったことや、分かっていたことでもさらに理解を深められます。しかし、診断ツールで表示される結果には限界があり、結果が全て自分に当てはまるとは限りません。診断結果はあくまで参考程度に留め、自分でも自己分析を念入りにおこなうことが大切です。

診断ツールは優れたものも多いですが、表示される結果のパターンはある程度決まっています。自分の大部分には当てはまっても、細部が少しずつ違っていることは理解しておきましょう。診断ツールの結果も参考にしながら、さらに自分を深堀りし、複数の観点から自己分析を進めることが大切です。

複数の診断で精度UP

適職診断を使用する場合は、ひとつではなく複数使って精度をアップさせましょう。適職診断は必ずしも的確とは限らず、その時々で誤差が生じることもあります。質問に回答することで診断をおこないますが、その時の気分や文章のニュアンスによって、選ぶ答えが違ってくることもあるでしょう。似たような質問でも必ずしも同じ答えに辿りつくわけではないため、複数の診断結果を比較して、誤差をできるだけ少なくすることが大切です。

複数のツールで全く同じ結果が出たなら、自分を的確に言い表している可能性が高く、結果にも信憑性があるでしょう。それぞれで結果が大きく違っているなら、どこかで間違いがある、あるいは複数の要素を持ち合わせている可能性があるため、分析をさらに見直すことが大切です。

適職診断ツールの活用で就活を突破しよう

自己分析は就活の要であり、これがいかに上手に進められるかで、内定獲得の確率も違ってきます。より細部まで分析をおこない、正しく自分を理解できていると、就活成功の可能性は大いに高まるでしょう。しかし、自己分析を徹底するのは難しく、自分を客観視して深堀りしようにも、行き詰まりを感じてしまう人は多いです。

自己分析をスムーズに進めるためにおすすめなのが適職診断で、これを使うことで自分でも気づけなかった適職や適性を見つけられる可能性があります。もちろん、適職診断は万能とは限らず、誤差が生じる可能性は考慮しなければなりません。適職診断を上手に使いながら自己分析を進め、自分への理解を最大限に深めて就活の突破を目指しましょう。

以下の記事では、自己分析アプリについて解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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