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【不採用になった場合に再応募は可能なのか】挑戦するときの注意点

不採用になった企業でも再応募は可能

就活での選択肢は幅広く、初めて受ける企業に挑戦し続けるだけではなく、一度不採用になった企業に再応募するという手もあります。新卒でも再応募は可能であり、もう一度チャレンジすることで、内定を獲得できることもあります。

しかし、再応募は新規で応募する場合とは勝手が少し違い、選考の条件や評価のされ方が異なることもあるため注意が必要です。一度不採用になっている以上、そこから採用へと評価を覆すのは難しく、内定を勝ち取るのは至難の業といえます。

ただし、絶対に無理なわけではなく、やり方次第では二度目、三度目のチャンスで内定を獲得できることもあります。再応募の際の注意点や攻略のポイントを知り、不採用になった企業にもう一度チャレンジしてみましょう。

不採用になった企業に再応募する際のチェックポイント4つ

一度不採用になった企業に再応募する際には、事前にチェックしておかなければならないポイントが4つあります。これは選考を攻略するためのポイントだけではなく、そもそも選考に進めるかという大前提の部分も含まれています。

再応募はチャレンジできるかどうかという点も重要であり、通常の応募よりも超えるべきハードルは多いです。4つのチェックポイントを確認しながら、再応募の際には何が必要なのか、細部まで理解を深めていきましょう。

①まずは募集の有無をチェック

まずは志望する企業が、求人の募集を出しているかチェックが必要です。再応募したいという気持ちがどれだけ強くても、肝心の企業が募集を出していないなら望みは叶いません。大前提として企業が募集を出していることが重要であり、募集がなくなっているなら諦めるか、留年して来年以降、あるいは既卒になってチャンスをうかがう必要があります。

新卒では就活解禁の春から夏にかけて大規模な募集をかけ、その後二次募集、三次募集と追加で募集をかけることが多いです。そのため、最初の一回きりで募集が締め切られることは少ないですが、企業によっては最初の選考で採用者を完全に決めてしまうこともあります。

追加で募集を出すかどうかは企業によって異なり、再応募できるかは運の要素も強いといえるでしょう。

②再応募不可などの条件がないか確認

チャレンジしたい企業が募集を出していたとしても、それだけで再応募可能と確定したわけではありません。企業によっては募集に制限をかけていることもあり、特に二次募集以降では再応募は不可とすることもあります。

再応募不可とされているところに応募しても、当然前回の選考の参加状況から、エントリー段階で弾かれてしまいます。企業は少しでも多くの就活生を見て、自社に最適な人材を幅広い選択肢の中から探したいと考えて再応募を認めないことも多いです。

これは優秀な人材を採用する確率を上げたいという、企業の性質上仕方のないことであり、条件による部分は諦めるしかありません。募集があり、かつ再応募の制限がないことが参加条件になるため、募集の案内は細部まで確認が必要です。

③何が悪かったか前回の選考を反省する

再応募の選考を攻略するには、前回の選考では何が悪かったのか、事前によく考えて反省することが大切です。反省をせずに前回と同じやり方で望んでしまうと、当然高評価の獲得は難しく、また不採用になる可能性が高いです。

面接官が変わるなら同じ企業でも評価のされ方は違うこともありますが、採用における大きな方針が同じである以上、劇的に評価が変わることはありません。つまり、誰が不採用の判断を出したかに関係なく、一度不採用になった以上、その取り組み方には何らかの間違いがあったということになります。

反省なしで参加すると前回から進歩がみられないと判断され、余計に印象が悪くなる可能性もあります。反省点を洗い出し、しっかり改善してから再挑戦することが大切です。

④どうしてもその企業に就職したいという熱意が重要

就職先の選択肢は非常に広く、ほぼ無限といえるほどにあります。特に新卒では募集できる範囲が広いため、一度不採用になった企業の再応募だけにこだわる必要はありません。再応募で選考を受けるということは、極端にいえばその間他の企業を志望する可能性を減らしてしまうということです。

不採用になっていて合格の見込みが薄い企業に何度もチャレンジするよりも、他の可能性を探ったほうが就活の成功率が高くなりやすいことは、覚えておかなければなりません。これは再応募が悪いというわけではなく、あえて難しいほうを選ぶ以上、その企業でなければならないという熱意や絶対的な理由が必要ということです。

それほど思い入れのない企業なら無理に再応募するのは控え、別の企業の選考を受けたほうが内定獲得率は高いでしょう。

不採用になった企業に再応募する際の注意点3つ

選考への再応募で失敗しないためには、3つの注意点を守ることが大切です。初めて応募する企業でも選考時にはいくつかの注意点がありますが、これと再応募の場合の注意点は異なります。

再応募だからこそ注意しなければならないポイント、気をつけるべき部分は複数あるため、細部まで理解を深めておくことが大切です。3つの注意点を正しく把握して失敗を減らすことで、より確実な合格を目指しましょう。

①根本的な相性の問題に注意

再応募した企業に合格することが難しいのは、そもそも根本的な相性の問題が関係していることもあります。人には向き不向きがあり、仕事では特にこれが重要です。能力が高い人、人柄がよい人だからといって、どの業界・企業でも同じように活躍できるとは限らず、活躍できる場所、力を発揮できない場所は必ずあります。

つまり、どれだけ念入りに対策をしていても、そもそも業界や志望先の企業との相性が悪いと選考の合格率は格段に下がり、また不採用になる可能性が高いということです。相性の悪い人材を採用すると、企業にも不利益が出て、採用された就活生も損をする可能性が高いです。

再応募するなら、まずは根本的な相性を確認し、相性が悪い場合は再応募を見送ることも考えましょう。

②なぜ再応募したのか問われることもある

基本的には初めて応募した場合でも再応募の場合でも選考の進み方は同じですが、企業によっては再応募者に対して、なぜもう一度挑戦したのか問うことがあります。これは再応募したことを咎められているわけではありません。不採用になった企業にもう一度挑戦したいと思う理由は何か、その熱意はどのようなものかを知りたいために質問されるものです。

再応募した理由は、就職意欲や仕事への熱意を問われている重要な質問であり、これにどのように答えるかによって、評価が変わることも少なくありません。何となく再応募した、再応募可能だったからとりあえず申し込んだというのは当然NGです。

その企業でなければならなかった理由、再応募してでも就職したかった理由を伝えて、就職意欲の高さをアピールすることが大切です。

③再応募した熱意が評価されるとは限らない

再応募するということは、それだけその企業への思い入れが強いということです。そのため、再応募した事実だけで熱意がアピールできると思う人も多いですが、実際にはアピールになっているとは限りません。

再応募者だからといって、それだけで特別扱いすることはなく、他の応募者と同様に選考をおこなう企業は多いです。二度目以降の選考だからといって無条件で有利になるわけではなく、むしろそれにあぐらをかいていると失敗する可能性は高いです。

再応募かどうかに関係なく、熱意を伝えるには自分の言葉で就職意欲を伝えていかなければなりません。前回の選考以上に自分を強く売り込む意識を持つことが大切です。

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不採用になっても再応募で内定の獲得は可能

一度不採用になったからといって、その企業への就職の道が閉ざされたわけではありません。企業によっては二次や三次まで募集をすることもあり、応募可能な条件が整っているなら、再応募は可能です。

再応募の場合は前回の選考での取り組みを反省して、何が悪かったを洗い出し、改善することが大切です。まったく同じやり方で望んでも、同じように不採用になるのは目に見えているため、悪かった点を改めて、アピールする方法を考えなければなりません。

また、相性の確認も重要であり、そもそも就職に向かない業界、企業ではないかの確認も必要です。相性に問題がないなら就職できるチャンスはあるため、しっかり選考の対策をおこない、再応募から内定の獲得を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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