グループディスカッション

グループディスカッションに必要なコツ5つ|就活の選考でおこなわれる種類・分担される役割

グループディスカッションとは

就活の選考でおこなわれるグループディスカッションとは、どのようなものなのでしょうか。名前だけは知っているが、その内容を知らないという人もいるでしょう。必ず選考でおこなわれるわけではありませんが、取り入れている企業は多いため、ご紹介します。

グループディスカッションは、その名の通り複数の人数でおこなう討論です。企業が与えたお題をもとに、応募者数人を集めたグループで討論をおこないます。2人では討論にならない可能性が高いため、最低でも3人程度のグループでおこなうケースが多いでしょう。

個人の能力を見れるうえに、大人数でおこなえることから企業側としても効率が良いため、就活の選考でもちいられます。

グループディスカッションの種類

グループディスカッションは、応募者数人のグループでおこなう討論だとご紹介しました。実は、グループディスカッションにはいくつかの種類があります。そのため、ただの話し合いだと思って選考のグループディスカッションに挑むと、逆に評価を下げてしまう場合があるのです。

評価が下がれば、もちろん、選考に落ちる可能性も高まるでしょう。そうならないためにも、以下では、グループディスカッションのなかでも頻出の「グループワーク」「自由討論」をご紹介します。それぞれの特徴や質問内容を知り、対策を練っておきましょう。

グループワーク

1つ目は、グループワークです。別名、ケーススタディともいいます。企業が用意した業界の売上・予算などの資料をもとに、分析・改善案などを提案する種類といえるでしょう。出題内容の例としては、「どういった新商品を出せば売上をアップできるか」「自社コンテンツを1つ廃止するとしたら、どれをなくすか」などが挙げられます。

企業でおこなう仕事内容に絡むケースが多く、入社後にどう働くかといった姿勢をチェックされるでしょう。グループワークは、売上や予算などの資料をもとにおこなうため、データを読み解く能力・ある程度の業界知識が必要となるのが特徴です。企業によっては、ゲーム形式でおこなうこともあるため、楽しく取り組むことができるでしょう。

自由に討論する

2つ目は、自由討論です。別名、フリートークともいいます。企業側が出題したお題をもとに、応募者側が自由に話し合う種類といえるでしょう。出題内容の例としては、「生きるうえで必要なものを1つ選んでください」「1つ新たな祝日をつくるとしたらどんな日にしますか」などが挙げられます。

人によって結論が異なるお題が多く、応募者の持つ価値観や考え方が確認されるでしょう。自由討論は、全員が好きな意見を出せることから、つい雑談になってしまいがちです。きちんと結論を出さなければ、企業側からの良い評価が得られません。全員の意見をしっかりまとめて、1つの結論を導き出してください。

2つの派閥に別れてのディベート

2つの派閥に分かれてディベートをする形で、グループディスカッションが行われる場合があります。「朝食はパン?それともご飯?」というお題に対して、「パン派」と「ご飯派」に分かれます。そしてそれぞれが自分の立場に沿った主張を行い、ディベートを進め、制限時間内にグループとしてひとつの結論を根拠とともに面接官に提出します。

この場合求められているのは、どちらが正しいかを論ずることではありません。このような形式のグループディスカッションでは、お互いの主張を把握した上で、制限時間内にグループとしての考えを導く過程が見られています。

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グループディスカッションには役割が存在する

グループディスカッションをスムーズに進めるには、役割分担が大切となります。最初に役割を決めてグループディスカッションに取り組めば、円滑な話し合いをおこなえて、結論も出しやすくなるでしょう。グループディスカッションの主な役割は、4種類に分けられます。以下でご紹介しますので、覚えておいてください。

【司会】全員の意見を聞き出し、まとめる役割【書記】意見された発表をホワイトボードや紙に書き写す役割【タイムキーパー】時間をはかり伝えることで、討論の進みを調整する役割【アイディアマン】とにかく多くの意見を出す役割

グループディスカッションのコツ①人の意見を否定しない

グループディスカッションは、自己紹介をして、役割・時間配分を決めて始まります。そうしてグループディスカッションを始めたら、まずは他の人の意見を否定せずに議論を進めるのが、突破するためのコツ1つ目です。

コミュニケーション能力が見られる

グループディスカッションで見られているのは、コミュニケーション能力です。そのため、相手の意見を否定して、自分の意見を押し付けるような進め方はマイナス評価の対象となるでしょう。

一度相手の意見を認めてからやんわり否定する

相手の意見を否定したいときは、一度その意見を認めてから、やんわりと否定するようにしましょう。「○○さんの意見は確かに的を得ています。しかしこういった見方もあるのではないでしょうか?」というような言い方で話を進めていくと、スムーズに進むうえに、評価が高くなるのです。

「全員で受かる」という気持ちが大切

グループディスカッションは、「全員で受かる」という気持ちで臨むことが重要になります。グループディスカッションで求められていることは、同じグループのメンバーを論破して自分の考えを通すことではありません。

チームの中で自分の役割を把握し、全体が上手く機能するように動くことです。企業には、様々な意見を持った人たちがいます。その中で求められることは、自分の意見に固執することではなく、異なる考えを持つ人たちと協調して、自分の属するチームの力を最大限引き出すよう動くことなのです。グループディスカッションにおいては、他のメンバーと協調し、全員で受かるという気持ちが大切になります。

グループディスカッションのコツ②時間配分通りに進める

グループディスカッションは、序盤に時間配分を決めてからおこなう場合が多いです。そのため、たとえグループディスカッションが白熱したとしても、時間が来たらきちんと意見をまとめることが大切です。そして、次の段階に進む方法が、グループディスカッションを突破するには欠かせません。

最後の時間が足りないと弱い結論になる

時間配分通りに進まないと、どうしても最後の時間が足りなくなってしまいます。そうなると、きちんと説明できない弱い結論になりやすいです。グループディスカッションでは、時間配分通りに進めることを、忘れないようにしてください。もし、時間配分より早くグループディスカッションが進んでいくようであれば、最後にゆっくりまとめて時間を調節すれば問題ありません。

グループディスカッションのコツ③なるべく多数決をしない

自由に意見を出し、否定しないような進め方でグループディスカッションをおこなうと、結論を出す際に時間がかかりやすくなります。結果、最後の段階にもかかわらず、意見の衝突が起こるかもしれません。

その際に、どうしても話が進まないからといって、多数決で結論を出す進め方は辞めておきましょう。結論を多数決で決めてしまうと、「適当な進め方で結論を出した」と評価されてしまう可能性があります。

なるべく議論から結論を導くようにする

多数決は、本当に最後の手段として用いてください。グループディスカッションは、なるべく議論を展開する進め方をして、結論を導き出すのが重要です。その方が、結論についての説明もうまくできますし、採用担当者からの印象が良くなるでしょう。

グループティスカッションのコツ④積極的に発表する

グループディスカッションでは、積極的に発表しましょう。もちろん、グループディスカッションは他のメンバーと協調して進めることが重要です。他の人の発言を遮ってまで発言することは、マイナス評価に繋がる可能性が高いといえます。しかし、そうは言ってもグループディスカッションも選考の場です。

他のメンバーに遠慮して発言出来ないと、チームの中であなたが機能したとは言い難く、良い評価にはつながりません。チームとして最大のパフォーマンスをするためには、それぞれが全力で取り組む必要があります。自分の意見を言うことが難しいと感じるのであれば、皆の意見をまとめて発表することで議論の流れを支えるという形でも構いません。チームに貢献できるよう、積極的に発言をしていくようにしましょう。

与えられた役割と並行できれば高評価

グループディスカッションで発言する際、与えられた役割と並行できれば高評価に繋がりやすいです。企業で働くと、その組織の中であなたに期待される役割があります。あなたの上司は、役割をどれだけ達成することが出来たかで評価するのです。

企業が発展していくためには1人1人が期待されている役割を把握し、その役割を達成していくことが不可欠なのです。グループディスカッションにおいて進行役の役割に就いたのであれば、他のメンバーに適宜意見を求める、定期的に意見をまとめて議論の流れを支える、など自分に与えられた役割を果たしましょう。チームに貢献することが面接官の評価を左右するのです。

グループディスカッションのコツ⑤定期的に意見をまとめる

グループディスカッションでは、定期的に意見をまとめることが重要です。ディスカッションをしていると、ついつい本筋から話が逸れていくようなことがあります。また議論が白熱する中で、意見がまとまらなくなっていくこともあり得るでしょう。

ここで注意しなければならないことは、グループディスカッションではグループとしての答えを出すことが求められるということです。グループディスカッションには、制限時間が設けられています。制限時間内に結論を出すことがなぜ重要視されるのか、定期的に意見をまとめる効果がどこにあるのかを見てみましょう。

発表前にまとめようとするのでは遅い

グループディスカッションには、制限時間が設けられています。制限時間内にグループとしての意見をまとめ、場合によっては面接官に対して発表する場が設けられています。そのため、ある程度議論をして残り時間がわずかになった段階でようやくまとめようとしても遅いのです。

定期的に意見をまとめて残り時間を考えながら議論を進めるようにしないと、議論の収集がつかなくなり、最悪の場合議論がまとまらないまま制限時間を迎えてしまいます。仕事を進めるにあたって、期限を守ることは非常に重要なことです。制限時間が設けられているのであれば、その時間の中で議論をまとめ、結論を導き出すことが社会人として求められているのです。

グループディスカッションにおける5つのコツを意識しておこう

就活のグループディスカッションは、今回ご紹介した5つのコツを意識すると、高確率で突破できるでしょう。上記でご紹介したコツを意識せずにグループディスカッションを進めれば、それでいい結論が出たとしても、評価はそこまで高くなりません。グループディスカッションでは、議論をうまく進めてメンバーが納得のいく結論を導けるよう、心掛けておきましょう。

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監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。