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【グループディスカッションの面白いテーマ例】対策ポイントもご紹介

グループティスカッションでは面白いテーマが出題されることもある

就活の選考試験のでは、グループディスカッションをすることがあります。グループディスカッションとは、応募者をいくつかのグループに分けて決められたテーマで議論し、ひとつの結論を出す選考方法です。

企業によっては、最後に発表をおこなう場合もあります。テーマも様々なものがあり、身近な話題やビジネスに関するものなどが用意されています。面接官の質問に答えて回答を述べる個別面接とは違い、議論や発表の様子を通じて企業へアピールすることとなります。

テーマは当日に発表されますが、少し変わった面白いテーマとなることもあります。グループディスカッションにおける面白いテーマの例や、どのように対策するべきなのかを紹介していきます。

企業が面白いテーマを出す理由

グループディスカッションでは、グループのチームメイトと議論したり、結論をまとめて発表したりする様子がチェックされています。ただ、テーマに沿って意見をいうだけでなく、企業がどのようなポイントを見ているのかを意識することが大切です。

自分の考えを述べる時には、他の人に分かりやすく説明できるように理論的に話をしましょう。また、受け身の姿勢ではなく、積極的に意見をいうことも重要になります。緊張してしまう場面ですが、自ら発言して、周りの意見を聞き、メンバーへ気を配るように心掛けましょう。

企業が面白いテーマを出す理由は、応募者の緊張を緩めて本来の持ち味を発揮してほしいということもあります。普段の自分のよさを発揮できるように、グループディスカッションに臨みましょう。

グループディスカッションの面白いテーマ例

グループディスカッションには幅広いテーマが出題されます。普段からよく話題に出るものや、これまでに考えたこともないようなものまで、実にさまざまです。突然面白いテーマを出されても、どのような結論を出すべきなのか戸惑ってしまうこともあるでしょう。

しかし、それは他の応募者も同じです。落ち着いて、自分の意見を積極的に出せるようにしましょう。ここでは、グループディスカッションに出されるテーマの例をいくつかのタイプに分けて見ていきます。

課題解決型のテーマ例

・企業のキャッチコピーを考える
・鉛筆を1本1万円で売るには?
・オリンピックの新競技を決めるなら何にする?
・「雨」を知らない人に説明しましょう
・若者の投票率を上げるにはどうすれば良いか

課題を与えられ、それを解決するための方法を討論していくのが課題解決型のテーマになります。課題解決型のテーマを出す企業は、応募者の発想力に注目しています。面白いアイデアや、これまでに無い新しい考えが求められているといえるでしょう。

テーマに対して正解はありませんので、グループメンバーの自由な発想が期待されます。意見が出るまでは考え込んでしまう場合もあるかもしれません。限られた時間の中で、印象的かつ画期的なアイデアを出せるようにすることがポイントになります。

問題解決型テーマの対策

問題解決型のテーマでは、新しいアイデアが必要になります。自由な発想がポイント
ですが、グループの中には意見が出せない人もいるかもしれません。まだ意見をいっていない人がいれば、「〇〇さんはどのように考えますか?これまでに気になった意見はありますか?」などと聞いてみましょう。

グループのメンバー同士が打ち解けることができますし、協調性や気配りができる人という印象になります。また、大切なのは話し合いの序盤で結論の方向性を決めておくことです。

自由な発想が大切ですが、範囲が広すぎると最終的にグループの結論をまとめるのが難しくなります。範囲を決めて、それに特化した意見を出すようにすると、スムーズに結論が出せます。

選択肢型の面白いテーマ例

・小学生には理科・社会どちらが重要か
・芸能人で内定を出すなら誰にする?
・無人島に何かひとつだけ持って行くなら?
・ドラえもんの秘密道具で欲しいものは?
・桃太郎の仲間で一番有能な動物は?

2つ以上の選択肢を与えられ、その中からグループとしての答えを選びます。なぜそれを選んだのか、なぜそう思うのかという理由も大切なポイントになります。最初は、グループ内の意見が分かれるでしょう。グループ全員の答えが一致することは、まずありません。

そこからひとつの答えにどのように導いていくかが、大きなポイントになります。正解・不正解はありません。答えと共に、誰もが納得できるような明確な理由が必要です。

選択肢型テーマの対策

まずは、グループ内の全員の答えを聞くことから始まります。もちろん、最初はいくつかの意見に分かれることになります。そこから一番納得できる理由を述べられるかどうか、という点を重点的に話し合っていきましょう。違う意見を持っていた人も、納得して賛成するような明確な理由を答えられることが、選択肢型テーマのゴールです。

まず、答えを決め、なぜその選択をしたのかという理由を、論理的に相手に伝えることを目標にしましょう。自分とは違う意見を持つ人の話をしっかりと聞くことも大切です。話を聞いて、納得したら答えを変える柔軟性も必要になります。

討論では、特定の人が意見をいうばかりにならないように心掛けます。グループの全員で、話し合えるように工夫して進めていきましょう。

討論型・二者択一型の面白いテーマ例

・大学には行くべきか
・動画と画像どちらが人気になるか
・資本主義と社会主義どちらが幸せか
・ベーシックインカムはするべきか
・タイムマシーンで過去・未来どちらに行くか

討論型・二者択一型のテーマは、メンバーが半数ずつに分かれて討論をします。お互いの意見を述べるのですが、反対の考えを持つ同士なので、話し合いが白熱する傾向があります。

自分の意見を相手に理解してもらおうという姿勢は大切ですが、つい自己主張が強くなりすぎたり、感情的になりすぎてしまう可能性があります。周りの人への配慮を忘れないように注意しましょう。意見を押し付けてばかりだと、企業からマイナスの印象を持たれることもあります。

討論型・二者択一型テーマの対策

討論型・二者択一型のテーマは、必ず自分の意見に反対する人がいることになります。議論が白熱しやすいという特徴があるため、相手の意見を聞くように意識しましょう。相手が話しているのに、遮って自分の考えをいうことは控えるように注意してください。

まずは、相手側の意見をしっかりと聞き、違う考えがあることを受け入れます。「その意見も正しいと思います」と肯定してから、落ち着いて反対する理由を述べていくとよいでしょう。

このテーマでチェックされるのは協調性です。自分たちの意見を押し通すのが目的ではなく、「お互いを理解し合い、答えを出していく」というゴールを目指していきましょう。物事を別の視点から見て、意見を出していくことも重要です。

自由発想型の面白いテーマ例

・働くことの価値とは?
・人間以外で生まれ変わるなら何になる?
・新しいテーマパークを作るならどんな施設にする?
・死後の世界はどのようなものか
・幸せの定義とは

自由発想型のテーマは、その名の通りメンバーの自由な考えが答えになります。結論に正解はありません。だからこそ、最終的にメンバー全員が納得してひとつの答えを導き出すのが難しくなります。

このテーマでのグループディスカッションでは、発想力とグループで協力し合う協調性がチェックされています。正解が決まっていないので、どんどんアイデアが出てきて、時間内に結論がまとまらないということもあるので注意しましょう。終了時間を意識して、順序良く話し合いを進めていくことがポイントです。

自由発想型テーマの対策

自由発想型のテーマには正解はありません。自由な考えで答えを決められるので、次々にアイデアが出てくることでしょう。たくさんの意見があるのはいいことですが、なかなか結論がまとまらずに、時間が足りなくなってしまいがちです。

話し合いが進まず、企業から評価されない可能性もあるので注意してください。話し合いを始める前に、「〇分までに結論を出す」など、あらかじめ決めておくとスムーズです。まずは全員の意見を聞いていきましょう。

そして、全ての考えが出たところで、それぞれが一番いいアイデアだと思った意見と、その理由を出していきます。そして答えをまとめて、最後にグループとして結論を導き出していきます。時間を決めて、段取りよく進めていくことが自由発想型テーマの鍵となります。

グループディスカッションの注意点

グループディスカッションで面白いテーマが出題されると、緊張もほぐれて話しやすい雰囲気になるはずです。普段と同じように、リラックスしながら話し合いが進めていけるでしょう。

しかし、注意するべき点もあります。自分の意見を積極的に述べて、他の人の話もしっかり聞くことがグループディスカッションの基本です。意見を押し付けたり、雰囲気を悪くすることのないようにしましょう。その他にも気を付けたいポイントを解説していきます。

出題の意図は考えなくても良い

面白いテーマや変わったテーマを出題されると、企業の意図を考えてしまいます。「企業はこのテーマで何をチェックしているのだろうか」「どのような話し合いをすればいい評価が得られるのだろうか」と気になるのも当然です。

しかし、それほど深く考える必要はありません。グループディスカッションで見られているポイントはさまざまです。応募者がどのようなアイデアを出すか、どのように他の人と関わっているか、話し合いにはどのような態度で参加しているのか、など企業によっても重要視するところは異なります。

考えても分からない場合も多いので、まずは目の前の議論に集中した方がよいといえます。有意義なグループディスカッションになるように、できることをしていきましょう。

多数決にはしない

グループディスカッションでは、メンバーからさまざまな意見が出されます。最終的にはグループとして、ひとつの結論を導き出す必要がありますが、多数決でまとめるのは避けましょう。

複数の意見から、ひとつの結論を出すのは難しいことです。時間がかかるのも当然です。しかし、多数決は理論的に考えずに数だけで決めてしまうということになります。それでは、グループディスカッションをおこなう意味がありません。

「いくつもの意見を話し合いによってまとめる」ことが議論の目的です。特に面白いテーマでは、次々にアイデアが出てきて、答えがまとまらないということもあるでしょう。そこから、どのようにして結論を導き出すかが大きなポイントになります。

明るい雰囲気で自由に発言できるようにする

選考試験は誰でも少なからず緊張してしまうものです。思っていても、なかなか意見がいえなかったり、内気な性格で人前で話をするのが苦手という人もいるはずです。グループディスカッションには制限時間が設定されているので、無言のまま時間だけが過ぎていくというシチュエーションは避けなければいけません。

テーマによっては、何もアイデアが思いつかずに、誰も発言しないままという可能性も考えられます。そのような事態にならないように、全員が自由に発言できるように、明るい雰囲気作りが大切です。ディスカッションが始まる前に挨拶などをして、場を和ませるようにしておくとリラックスできます。グループのメンバー同士が心を開けると、話し合いもスムーズに進みます。

面白いテーマを楽しみながらグループディスカッションをしよう

グループディスカッションでは様々なテーマが出題されます。面白いテーマでは、グループ内でも色々なアイデアが出て、楽しく話し合いができるでしょう。人前で話すことが苦手だと、自分の意見をいえないこともあるかもしれません。

しかし、企業は積極的に発言して、グループのメンバーと協力して結論を出せるかという点もチェックしています。他の人に分かりやすく伝えられるように意識して、考えを述べるようにしましょう。

また、メンバーの話をしっかりと聞くことも大切です。自分の意見を押し付けることがないように注意しましょう。当日にならないと、企業からどのようなテーマが出題されるかは分かりません。どんなテーマでも、楽しみながら話し合いを進めていけるように選考に臨みましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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