面接対策

実体験を就活生が回答!グループディスカッションのおもしろいテーマ

グループティスカッションはテーマのおもしろさに油断せず徹底した対策が必要

応募者をいくつかのグループに分けて決められたテーマで議論し、ひとつの結論を出す選考方法であるグループディスカッション。

テーマもさまざまなものがあり、身近な話題やビジネスに関するものなどが用意されています。面接官の質問に答えて回答を述べる個別面接とは違い、議論や発表の様子を通じて企業へアピールすることとなります

テーマは当日に発表されますが、少し変わったおもしろいテーマとなることもあります。グループディスカッションにおけるおもしろいテーマの例や、どのように対策するべきなのかを紹介していきます。

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グループディスカッションのおもしろいテーマ例20選

グループディスカッション

グループディスカッションには幅広いテーマが出題されます。普段からよく話題に出るものや、これまでに考えたこともないようなものまで、実にさまざまです。

突然おもしろいテーマを出されても、どのような結論を出すべきなのか戸惑ってしまうこともあるでしょう。しかし、それは他の応募者も同じです。落ち着いて、自分の意見を積極的に出せるようにしましょう。

ここでは、グループディスカッションに出されるテーマの例を、上に挙げた4つのグループディスカッションの形式ごとに分けて見ていきます。

課題解決型のテーマ例

①企業のキャッチコピーを考える
②鉛筆を1本1万円で売るには
③オリンピックの新競技を決めるなら何にするか
④「雨」を知らない人に説明しましょう
⑤若者の投票率を上げるにはどうすればいいか

課題を与えられ、それを解決するための方法を討論していくのが課題解決型のテーマになります。課題解決型のテーマを出す企業は、応募者の発想力に注目しています。おもしろいアイデアや、これまでに無い新しい考えが求められているといえるでしょう。

テーマに対して正解はありませんので、グループメンバーの自由な発想が期待されます。意見が出るまでは考え込んでしまう場合もあるかもしれません。限られた時間の中で、印象的かつ画期的なアイデアを出せるようにすることがポイントになります。

課題解決型テーマの対策

課題解決型のテーマでは、新しいアイデアが必要になります。自由な発想がポイントですが、グループの中には意見が出せない人もいるかもしれません。

まだ意見をいっていない人がいれば、「〇〇さんはどのように考えますか」「これまでに気になった意見はありますか」などと聞いてみましょう。

グループのメンバー同士が打ち解けることができますし、協調性や気配りができる人という印象になります。また、大切なのは話し合いの序盤で結論の方向性を決めておくことです。

自由な発想が大切ですが、範囲が広すぎると最終的にグループの結論をまとめるのが難しくなります。範囲を決めて、それに特化した意見を出すようにすると、スムーズに結論が出せます。

選択肢型のおもしろいテーマ例

⑥小学生には理科・社会どちらが重要か
⑦芸能人で内定を出すなら誰にするか
⑧無人島にひとつだけ持っていけるなら何がいいか
⑨ドラえもんの秘密道具で欲しいものは何か
⑩桃太郎の仲間で一番有能な動物はどれか

2つ以上の選択肢を与えられ、その中からグループとしての答えを選びます。なぜそれを選んだのか、なぜそう思うのかという理由も大切なポイントになります。最初は、グループ内の意見が分かれるでしょう。

そこからひとつの答えにどのように導いていくかが、大きなポイントになります。正解・不正解はありません。答えと共に、誰もが納得できるような明確な理由が必要です。

選択肢型テーマの対策

まずは、グループ内の全員の答えを聞くことから始まります。もちろん、最初はいくつかの意見に分かれることになります。そこから一番納得できる理由を述べられるかどうか、という点を重点的に話し合っていきましょう。

違う意見を持っていた人も、納得して賛成するような明確な理由を答えられることが、選択肢型テーマのゴールです

まず、答えを決め、なぜその選択をしたのかという理由を、論理的に相手に伝えることを目標にしましょう。自分とは違う意見を持つ人の話をしっかりと聞くことも大切です。話を聞いて、納得したら答えを変える柔軟性も必要になります。

討論では、特定の人が意見をいうばかりにならないように心掛けます。グループの全員で、話し合えるように工夫して進めていきましょう。

討論型・二者択一型のおもしろいテーマ例

⑪大学には行くべきか
⑫動画と画像どちらが人気になるか
⑬資本主義と社会主義どちらが幸せか
⑭ベーシックインカムはするべきか
⑮タイムマシーンで過去・未来どちらに行くか

討論型・二者択一型のテーマは、メンバーが半数ずつに分かれて討論をします。お互いの意見を述べるのですが、反対の考えを持つ同士なので、話し合いが白熱する傾向があります。

自分の意見を相手に理解してもらおうという姿勢は大切ですが、つい自己主張が強くなりすぎたり、感情的になりすぎてしまう可能性があります

周りの人への配慮を忘れないように注意しましょう。意見を押し付けてばかりだと、企業からマイナスの印象を持たれることもあります。

討論型・二者択一型テーマの対策

討論型・二者択一型のテーマは、必ず自分の意見に反対する人がいることになります。議論が白熱しやすいという特徴があるため、相手の意見を聞くように意識しましょう。相手が話しているのに、遮って自分の考えをいうことは控えるように注意してください。

まずは、相手側の意見をしっかりと聞き、違う考えがあることを受け入れます。「その意見も正しいと思います」と肯定してから、落ち着いて反対する理由を述べていくとよいでしょう

このテーマでチェックされるのは協調性です。自分たちの意見を押し通すのが目的ではなく、「お互いを理解し合い、答えを出していく」というゴールを目指していきましょう。物事を別の視点から見て、意見を出していくことも重要です。

自由発想型のおもしろいテーマ例

⑯働くことの価値とは
⑰人間以外で生まれ変わるなら何になるか
⑱新しいテーマパークを作るならどんな施設にするか
⑳なものか
⑳幸せの定義とは

自由発想型のテーマは、その名の通りメンバーの自由な考えが答えになります。結論に正解はありません。だからこそ、最終的にメンバー全員が納得してひとつの答えを導き出すのが難しくなります。

このテーマでのグループディスカッションでは、発想力とグループで協力し合う協調性がチェックされています。正解が決まっていないので、どんどんアイデアが出てきて、時間内に結論がまとまらないということもあるので注意しましょう。

自由発想型テーマの対策

自由発想型のテーマには正解はありません。自由な考えで答えを決められるので、次々にアイデアが出てくることでしょう。たくさんの意見があるのはいいことですが、なかなか結論がまとまらずに、時間が足りなくなってしまいがちです。

話し合いが進まず、企業から評価されない可能性もあるので注意してください。話し合いを始める前に、「〇分までに結論を出す」など、あらかじめ決めておくとスムーズです。まずは全員の意見を聞いていきましょう。

そして、全ての考えが出たところで、それぞれが一番いいアイデアだと思った意見と、その理由を出していきます。

そして答えをまとめて、最後にグループとして結論を導き出していきます。時間を決めて、段取りよく進めていくことが自由発想型テーマの鍵となります。

就活生に聞いた!面白かったグループディスカッションのテーマ

面白かったグループディスカッションのテーマ
ここまでおもしろいいテーマの例を紹介してきましたが、実際に就活生の皆さんがおもしろいと感じたグループディスカッションはどのような形式が多く、具体的にどのようなテーマ内容なのかを見ていきましょう。

選考のどの時点でそのテーマでグループディスカッションが実施されたのかも併せて聞いたので、ぜひ選考対策の参考にしてみてください。

自由発想型のテーマが多数

おもしろいテーマだったと就活生が挙げたものの多くは自由発想型のテーマのものでした。

テーマを選ぶことから始める必要があったり、議論の組み立てなど話し合いの最初のうちから工夫が必要になりそうです。おもしろいテーマだからといって油断せず、メンバーと協力して論理的に結論を導けるかが選考通過の鍵を握っていそうです。

課題解決型のテーマも散見

おもしろいテーマだったという回答の中には課題解決型の散見されましたテーマが散見されました。

企業の将来や課題についておもしろい切り口でテーマにしている企業があるようです。勿論、選択肢型や討論型・二者択一型でもおもしろいテーマが出題される可能性がありますが、事業内容と関連させたい場合は課題解決型を選ぶ企業が多いのかもしれません

柔軟にテーマに向き合うことが大切ですが、やはり企業研究が議論において役立つことも多く、グループディスカッションの対策とともに業界や企業への理解も重要になりそうです。

また、今回集まった回答の多くが本選考の一次・二次選考でのグループディスカッションがあったというものでした。そのため、内定獲得のためにはしっかりとした対策を講じて選考を突破できるようにしておく必要がありそうです。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、適職診断ツール「My analytics」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

My analyticsで強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

企業がおもしろいテーマを出す理由

企業がおもしろいテーマを出す理由

新卒の採用選考という企業にとっても大切な場面において、なぜ一見企業と関係ないようなテーマでのグループディスカッションを設定しているのでしょうか。

ここでは企業がなぜ参加者がおもしろいと感じられるようなテーマのグループディスカッションを出すのか、考えられる理由を紹介していきます。

緊張を和らげて本来の実力を発揮してほしいから

企業がおもしろいテーマを出す理由として、選考への緊張を和らげて、応募者の本来の実力を発揮してもらいたいという狙いが考えられます。

あまりの緊張感に発言の機会が減ったり、円滑にコミュニケーションがとれない場合、有効な議論とならず、グループとしても良い結果を出せません。それは、応募者だけでなく、本当に優秀な人材を獲得したい企業側としても勿体ないことです。

そのため、なるべく余計な力が入らず、リラックスして議論できる状態にするためにテーマ設定を工夫する企業もあるのです

想定していない内容にして自分の意見のまとめ方を見たいから

もう一つ考えられる理由として、想定していないようなテーマにすることで、その場での自分の意見のまとめ方を見たいという企業の狙いが考えられます。

グループディスカッションでは事業内容に沿ったテーマが出題されることが多く、企業研究をしていれば対策をしやすいケースもあります。どれだけ企業研究をしてきているかやコミュニケーション能力を見るために有効だからです。

一方で、事業とは関係のない一見面白いテーマにすることにより、その場でいかに問題を読み取り、その場で自分の考えをまとめて発信できるのかという能力が顕著に出ると考えられます

テーマによって企業がグループディスカッションで何を見たいかが違うといえます。

グループディスカッションを進めやすくするポイント

グループディスカッションは他の応募者と協力して進める必要があり、面接はとはまた違った工夫が必要になります。グループディスカッションを円滑に進め、満足のいくアピールができるようにポイントを押さえてから選考に臨むことが大切です。

ここでは、グループディスカッションを進めやすくするポイントを紹介していきます。

明るい雰囲気で自由に発言できるようにする

選考試験は誰でも少なからず緊張してしまうものです。思っていても、なかなか意見がいえなかったり、内気な性格で人前で話をするのが苦手という人もいるはずです。

グループディスカッションには制限時間が設定されているので、無言のまま時間だけが過ぎていくというシチュエーションは避けなければいけません。

テーマによっては、何もアイデアが思いつかずに、誰も発言しないままという可能性も考えられます。そのような事態にならないように、全員が自由に発言できるように、明るい雰囲気作りが大切です。

ディスカッションが始まる前に挨拶などをして、場を和ませるようにしておくとリラックスできます。グループのメンバー同士が心を開けると、話し合いもスムーズに進みます。

早めに役割分担を決める

グループディスカッションをスムーズに進めるために、グループ内で早めに役割分担を決める決めることも大切です。メンバーが思いついたまま話し合うだけでは時間内にグループとしてのひとつの意見にまとめることができず、評価につながりません。

時間内にしっかり意見がまとまるように、進行役、タイムキーパー、書記などを話し合いの初めのうちに決めることが大切です。

特に進行役は話す機会が多く、アピールにつながりやすい役割ではありますが、他のメンバーと無理に取り合ったりすると議論が進まななかったり、自己中心的な印象につながりかねないので、役職にこだわり過ぎず柔軟に議論に参加することが大切です

おもしろいテーマだからこそ! グループディスカッションの注意点

グループディスカッションの注意点

グループディスカッションでおもしろいテーマが出題されると、緊張もほぐれて話しやすい雰囲気になるはずです。普段と同じように、リラックスしながら話し合いが進めていけるでしょう。

しかし、注意するべき点もあります。自分の意見を積極的に述べて、他の人の話もしっかり聞くことがグループディスカッションの基本です。

意見を押し付けたり、雰囲気を悪くすることのないようにしましょう。その他にも気を付けたいポイントを解説していきます。

多数決にはしない

グループディスカッションでは、メンバーからさまざまな意見が出されます。最終的にはグループとして、ひとつの結論を導き出す必要がありますが、多数決でまとめるのは避けましょう。

複数の意見から、ひとつの結論を出すのは難しいことです。時間がかかるのも当然です。しかし、多数決は理論的に考えずに数だけで決めてしまうということになります。それでは、グループディスカッションをおこなう意味がありません。

「いくつもの意見を話し合いによってまとめる」ことが議論の目的です。特におもしろいテーマでは、次々にアイデアが出てきて、答えがまとまらないということもあるでしょう。そこから、どのようにして結論を導き出すかが大きなポイントになります。

受け狙いの回答は避けた方が無難

グループディスカッションにおいて、受け狙いの回答は避けた方が無難です。

おもしろいテーマが出題されると、気が緩んでついその場を盛り上げようとウケを狙いにいってしまう人もいますが、あくまでグループディスカッションであるということを忘れずに発言することが大切です。

グループディスカッションでは、その場の雰囲気を把握したうえで相応しい発言を心がけましょう。ウケを狙ってその場は盛り上がったとしても、そのあとの発表がいまいちな内容だとあまりよい印象ではありません。

テーマについて深読みし過ぎるのはNG

グループディスカッションでは、出題されたテーマについて深読みし過ぎないようにしましょう。おもしろいテーマだからといって深読みし過ぎると、グループディスカッションの本来の目的からズレてしまう可能性があります。

グループディスカッションでは、意見をまとめて発表しなければなりません。テーマについて深く考えることも大切ですが、それぞれの意見を尊重しながら議論を進めていくことも重要です

就活生に聞いた!グループディスカッションのコツ

グループディスカッションのコツ
グループディスカッションは他の選考とは企業がチェックしたいことやアピールできる内容は大きくことなります。そのためグループディスカッションに特化した対策が必要です。ここでは就活生の皆さんに聞いたグループディスカッションのコツを紹介していきます。

聞く姿勢にも意識するという就活生が多数

自分が話すことの他に、他の応募者の話を聞くことを意識したという回答が多数を占めました。

就活生の皆さんは聞くときのうなずきや相槌を意識しているようです。グループディスカッションは自分のコミュニケーション能力をアピールする機会ですが、話すことにばかりに意識がいきがちです。

話すことだけでなく聞くこともコミュニケーションにおいて大切であり、グループディスカッションでも聞き方や聞く姿勢も企業担当者は目を光らせています

グループ全体の進行を意識するという回答も散見

自分のアピールだけでなく、グループとしての進行についても意識するという回答もいくつか寄せられました。

グループディスカッションはグループでの議論から結論をまとめることが重要であり、時間通りに話がまとまるかや、全員が議論に参加できているかなど、個人の能力だけでなく、グループとしての動きも評価に含まれています。

そのため、話の輪に入れていな人へのフォローや時間の管理などにも意識を配る必要があるでしょう

おもしろいテーマを楽しみながらグループディスカッションをしよう

グループディスカッションでは様々なテーマが出題されます。おもしろいテーマでは、グループ内でも色々なアイデアが出て、楽しく話し合いができるでしょう。

しかし、企業は積極的に発言して、グループのメンバーと協力して結論を出せるかという点をチェックしています。他の人わかりやすく伝えられるように意識して、考えを述べるようにしましょう。

また、それと同時にメンバーの話をしっかりと聞くことも大切です。自分の意見を押し付けることがないように注意しましょう。

当日にならないと企業からどのようなテーマが出題されるかはわかりませんが、どんなテーマでも、楽しみながら話し合いを進めていけるように選考に臨みましょう

【グループディスカッションに関する調査】

・調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
・調査日:2022年9月14日~19日
・調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
・調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の75人

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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