御社と貴社の正しい使い分け方と注意すべき話し言葉|履歴書を書く際の良い例・悪い例をご紹介

履歴書を「書く」ときには貴社が正しい

志望動機を書くときには、御社ではなく、貴社と書くようにしましょう。貴社というのは書き言葉で、御社というのは話し言葉だと言われています。そのため、志望動機を書く際には「貴社」と書くように、注意しておきましょう。

間違った言葉遣いは印象が悪くなる

志望動機を書く際には、こういった細かい言葉遣いは意外に見られているものです。間違った使い方をしてマイナスなイメージを与えないように気を付けていきましょう。
誰もが貴社と記載している中、一人だけ御社と記載していたらやはり悪目立ちしてしまいますよね。そうしたところで、せっかく作りあげた志望動機の評価を落としてしまうのはやはりもったいないです。そうならないように、志望動機の中で相手の会社について「書く」時は、貴社と記載するようにしましょう。

面接で「話す」ときには御社

では、「御社」はどういう時に使うのでしょうか。これは、上記でお伝えした志望動機を面接で話す際に使います。面接中には何かと相手の会社について言及することがあると思います。「御社のこういうサービスに惹かれて…」という話や「御社に興味を持ったきっかけは○○で…」という話など、志望動機のみならず、たくさんの場面で御社という言葉を使うシーンが出てくるでしょう。

口にするときに間違えないように注意する

書類上では貴社で、口にするときは御社です。面接時には、ついうっかり貴社と口にしてしまいがちですが、間違えないように気をつけましょう。
面接で志望動機を話す際に、貴社や御社という書き言葉や話し言葉の違いを意識して聞いている人は、そこまでいないでしょう。数回間違えるくらいなら、見逃してもらえる可能性も高いです。どちらかというと、書くときに御社と書かないように注意する方が大切でしょう。

志望動機で気を付けるべきその他の話し言葉

志望動機を書く際には、この「御社」のようについつい書いてしまいがちな、気をつけたい話し言葉がたくさんあります。たとえば、「いろんな」という言葉は話し言葉で、志望動機に「いろんな」という言葉を書きたいのであれば、「色々な」と書くのが適切です。また、「でも」や「とても」も話し言葉で、志望動機に書く際には「しかし」や「極めて」「非常に」と書かなければなりません。

志望動機はカジュアルな表現にならないように

例えば、「こういうところを魅力的に感じて応募させていただいた」という文章の「~て」という言葉も、「こういうところを魅力的に感じ、応募させていただいた」というように「、」に置き換えることが、書き言葉では求められます。
基本的に、カジュアルな表現にならないように気をつければ、話し言葉を書き言葉として志望動機に盛り込んでいってしまうこともなくなるでしょう。

履歴書を書く場合に注意すべき良い例・悪い例

良い例

・「私は、消極的です。しかし、最近は積極的になるための努力をしています」
・「~~するためにも、貴社でさまざまな経験をしたいと考えております」
・「先輩社員の方々のように、多くの功績を残したいと考えております」
・「私は現在、少しでもスキルを上達させるために○○といった努力をしています」
・「入社後は、1日でも早く貴社に貢献できるよう、○○をするなどの努力をいたします」

企業へ渡す応募書類の1つである履歴書は、「書く」ものとなります。そのため、企業のことを述べる場合には、「貴社」を使うように意識しましょう。「御社」を使ってしまうと、採用担当者から「使い分けができない人」と思われかねません。次に、上記の文章を間違って書いてしまった場合の悪い例を、以下でご紹介します。

悪い例

・「私は、消極的です。でも、この頃は積極的になる努力をしています」
・「~~するためにも、御社でいろんな経験をしたいと考えております」
・「先輩社員の方々みたいに、いっぱい功績を残したいです」
・「私は今、ちょっとでもスキルを高めるために○○をしています」
・「入社後はすぐに御社に貢献できるよう、○○などをするつもりです」

採用担当者に好印象を与えたい就活生は、上記でご紹介した悪い例の文章を覚えておきましょう。「しかし」を「でも」と書いたり、「ように」を「みたいに」と書いたりするのは、話し言葉のため、履歴書において不適切です。また、細かい部分を略してしまえば、文章の具体性がなくなり、明確な志望動機が書けなくなってしまいます。履歴書では、正しい言葉遣いを選び、少しでも具体的な文章を書くように意識してください。

志望動機を書く場合は「御社」・面接で話す場合は「貴社」が正解

御社や貴社の使い分けのように、書き言葉や話し言葉をすべて把握するのは難しいですよね。ここで紹介した他にもたくさんありますし、知らず知らずのうちに志望動機を書く際、話し言葉で書いてしまっていたというケースもあるでしょう。ミスをなくすためには、志望動機を書く用と話す用でそれぞれ作成したあとに、一度誰かに添削してもらうようにすると良いでしょう。