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ポイントをおさえて内定につながる志望動機を作成しよう
例年、IT業界を志望する就活生は多いです。しかし「なんとなく自由な雰囲気がするから」や「高収入が期待できるから」という漠然とした理由で志望している人は多いのではないでしょうか。
また以下のような不安を抱いている人もいるでしょう。
「漠然とした魅力を感じているため、志望動機が思い浮かばない」
「志望動機に具体性が無く、合格しそうにない」
「it業界に内定をもらえるような志望動機を例文を見ながら作成したい」
そこでこの記事ではIT業界を志望する就活生に向けて、企業が志望動機で見ているポイントから、作成方法や志望動機例まで詳しく解説しています。是非参考に、ポイントをおさえて内定につながる志望動機を作成を目指しましょう。
そもそもIT業界とは
そもそもIT業界とはどのような業界のことを指しているのでしょうか。IT業界について理解を深めることで、内定を獲得しやすいエピソードが具体的な志望動機を作成できるでしょう。
そもそもIT業界とは、情報・通信技術を活用し人々の生活を豊かにするサービスを運営する企業が集まった業界のことです。それでは具体的にどのような企業があるのかみていきましょう。
IT業界はさらに大きく4つの業界に分けられる
IT業界は非常に大きな業界であり、さらに4つに分けることができます。それぞれがどのような業界なのかを理解し、志望する企業の業界にあわせて志望動機を作成できるように、覚えておきましょう。
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1.インターネット業界
まずはインターネット業界です。インターネット業界とは別名WEB業界とも言われ、情報通信技術を活用し、サービスや物を人々に提供している業界です。代表的なサービスを提供している企業は、Google(グーグル)やNetflix(ネットフリックス)、日系企業ではサイバーエージェントが挙げられます。
また物を人々に提供している代表的な企業は、アマゾンや楽天があります。このようにインターネット業界は、情報通信技術を活用し、サービスや物を人々に提供している業界です。
IT業界の中でもコロナウイルスの巣ごもり需要により、動画視聴時間が長くなったり、外出を控えアプリで買い物をする人が増加していることで、現在も急激に成長している業界なのが特徴です。是非覚えておきましょう。
2.通信業界
次は通信業界です。総務省の資料によると通信業界とは、「有線、無線、その他の電磁的方式により情報を伝達するための手段の設置、運用を行う事業所」とあります。
つまり通信業界とは通信技術を活かし、人々に情報を伝達するための手段を運用している企業の集まりといえます。
通信業界の代表的な企業はドコモ、ソフトバンク、au、NTTなどが挙げられます。これは、スマートフォンが通信機能を持つために契約する回線を提供している企業です。また無線通信以外にも、WIFIに必要な光回線といった有線回線を提供している企業が通信業界に当てはまります。
通信業界は、経営が安定している企業が多いという特徴があります。現代、スマートフォンは世代を問わず幅広く使用されていて、ネット回線は必要不可欠です。そして今後も一定通信の需要が見込めるでしょう。そのため他業界よりも需要がなくなりにくいという点で、経営が安定している企業が多いと考えられるのです。覚えておきましょう。
3.ハードウェア業界
3つ目はハードウェア業界です。そもそもハードウェアとはスマートフォンやパソコンなどの有形の機器を指す言葉です。そしてハードウェア業界とは、このような有形の機器を開発・製造・販売している業界です。
ハードウェアを作っている代表的な企業は、appleやNECです。皆さんが普段利用しているスマートフォンのiphoneやandoroidなどの端末を生産している企業が当てはまるといえます。
特徴は、ハードウェア業界は大手企業が多いという点です。ハードウェアは生産にかかるコストが高いです。そのためハードウェアを生産する企業規模の大きな資本力のある企業に限られるのです。
そして大手企業が多いことで、志望する就活生もベンチャーと比較すると多いため、就職倍率が高いことも特徴です。
4.ソフトウェア業界
最後はソフトウェア業界です。ソフトウェアとは有形の機器を表すハードウェアとは違い、無形のソフトのことを指しています。例えば、iPhoneで言うところのアプリやIOSの無形ソフトのことをいいます。
そしてソフトウェア業界は、アプリなどのソフトを開発・制作・運用・販売している業界といえます。
ソフトウェア業界の特徴は、基本的に理系出身者のみが就職できる業界という点です。企業によっては文系の就活生が入社できる企業もありますが、一般的には理系出身者のみの企業が多いでしょう。理由としては、ソフトを制作するためにはプログラミング言語を理解しておく必要があり、プログラミング言語を使いこなせなければ入社できないからです。
理系学部の中には、プログラミングに特化した学部がありますが、文系学部にはありません。このような理由から理系出身者のみが選考に進めるという企業が多い業界という点が特徴です。
志望動機が思い浮かばない原因
ここからは志望動機が浮かばないという人に向けて、志望動機が思い浮かばない原因を解説します。IT業界については理解しているが、志望動機が思い浮かばない原因は何なのでしょうか。原因を知って、対策を講じて志望動機の作成を進めましょう。
結論、志望動機が思い浮かばない最も多い原因は、漠然とした魅力でIT業界を志望しているからです。「かっこいいイメージがあるから」「なんとなく自由な雰囲気がするから」「高収入が期待できそうだから」といった曖昧なイメージのみで決めてしまうことが原因です。
そして志望動機に漠然とした魅力をどのように記載すれば良いのかがわからないため、志望動機が思い浮かばないと悩んでいる人が多いでしょう。
つまり志望動機が思い浮かばない原因は、IT業界に対して感じている漠然とした魅力を、採用担当者に伝わる伝え方が出来ないことなのです。
IT業界に対して感じている漠然とした魅力を深堀りし、採用担当者に伝わる伝え方を目指すことが効果的な対策になります。この記事下には、採用担当者に伝わる志望動機の作成方法について詳しく解説しています。参考にしてください。
IT企業が志望動機で見ているポイントは3つ
ここからはまず一般的に、IT企業の採用担当者が志望動機のどこを見ているのかを紹介します。IT企業が志望動機で見ているポイントを知ることで、採用担当者に伝わる志望動機の作成に役立つからです。参考にしてみてください。
1.なぜIT業界なのか
まずはなぜIT業界なのかを採用担当者は見ています。これは業界研究ができているかを判断するためです。業界研究ができていると、業界で働きたいという熱意が高い就活生だと判断ができます。
業界で働きたいという熱意が高い就活生は、入社後もモチベーション高く働いてくれると判断できます。モチベーションが高い就活生は、入社後に熱心に働くでしょう。そのため活躍する可能性がモチベーションの低い就活生よりも高いため、企業はその学生を採用するメリットがあります。このような理由から企業は業界研究ができているかを判断するために、なぜIT業界なのかを採用担当者は見ているのです。
したがって「かっこいいから」など漠然とした理由でIT業界を志望していることを伝えてしまうと、業界研究ができていることが採用担当者に伝わりません。「かっこいいから」などの漠然とした理由は避けましょう。
2.IT業界の中でもなぜその業界なのか
次に企業が見ているポイントはIT業界の中でもなぜその業界なのかです。これはIT業界ならではのポイントといえます。なぜなら、IT業界は非常に大きな規模の業界のため、IT業界の中にさらに4つの業界が含まれているからです。
したがって、IT業界の中でもなぜその業界を志望しているのかを伝える必要があるのです。
「幼い頃からIT技術に触れて生活をしてきたことから、IT業界に興味を持ちました。そしてその中でも私は新たな通信サービスの開発に携わりたいと考えているため、通信業界を志望しています。」
このようにIT業界は非常に大きな規模の業界のため、IT業界の中でもなぜその業界なのかを伝える必要があり、企業はこのポイントも重要視しています。
企業に見られているポイントを理解して、志望動機の作成に活かすために覚えておくとよいでしょう。
3.業界の中でもなぜ自社を志望しているのか
最後は業界の中でもなぜ自社を志望しているのかです。そもそもIT業界は一定トレンドに沿って業界が進みます。
例えば、コロナウイルスが流行している状況下では、リモートワークを国が推奨しています。これを受けIT業界はリモートワークの効率・生産性を上げられるような製品を作ることがトレンドになり、業界が動きます。
さらに、ハードウェアを作っている企業はリモートワークを始める人のために安価なパソコンを制作・販売します。ソフトウェアを作っている企業はオンライン会議ツールを制作します。そして通信業界は新しい通信プランを作ることでリモートワークという環境に適合します。
このような背景から、IT業界は他業界よりも似たようなサービスが多い傾向にあります。
通信業界にはドコモ、ソフトバンク、auが代表的な企業ですが、就活生にも身近な基本的な事業はスマートフォン用の通信プラン販売でしょう。そしてその料金携帯や通信プランは似たようなサービスが多いです。
このようにIT業界には似たようなサービスが多いです。もちろん各社、お客様に自社のサービスを利用してもらうためにサービス内容を工夫しています。とはいえIT業界には似たようなサービスが多いのが現状です。
そしてIT業界はこのような現状のため、業界の中でもなぜ自社を志望しているのかを企業は重要視しているのです。例えばドコモで働きたいと考えている就活生は、ソフトバンク・auではなく、なぜドコモを志望するのかを企業は見ています。
つまりIT業界には似たようなサービスを運営している企業が多いため、企業は業界の中でもなぜ自社を志望しているのかを重要視しているのです。
業界研究のやり方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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IT企業に内定できる志望動機を作成する3ステップ
ここからはIT企業に内定できる志望動機を作成する方法についてご紹介します。上の見出しでIT企業が志望動機で見ているポイントを解説しました。ここではそのポイントをおさえた志望動機を作成する方法について解説します。
ポイントをおさえた志望動機は採用担当者から好印象を獲得できる可能性が高いです。そのため内定を獲得できる確率が高くなるでしょう。皆さんも是非参考に志望動機を作成してみてください。
1.業界・企業研究を進める
まずは志望動機を書き始める前に、業界・企業研究を進めることです。ポイント1つ目の、なぜIT業界なのかを企業が見ている理由は、業界研究ができているかを判断するためです。
またポイント3つ目の、業界の中でもなぜ自社を志望しているのかを伝えるためには、企業研究を進める必要があります。そしてこの2つのポイントをおさえて志望動機を作成するためには、業界・企業研究が必要です。必ず志望動機を書き始める前に業界・企業研究を進めておきましょう。
特にIT業界は他業界よりも、似たようなサービスが多い傾向にあります。そのため漠然と業界・企業研究を進めるのではなく、上場している企業の場合は有価証券報告書に注目して読み込むことがおすすめです。
有価証券報告書には、ホームページや採用サイトには記載されていないような、会社の事業・設備の状況から財務状況に至るまでその会社の詳細情報が記載されています。
そのため一見似たようなサービスでも、企業ごとの運営体制の違いなどを理解できます。ぜひ「企業名 有価証券報告書」と検索してみてください。
また業界・企業研究は「業界研究 マイナビ」と検索し、参考にすることでも進められます。「業界研究 マイナビ」では様々な業界についての知識を身に着けられるだけでなく、他業界との違いについてもわかりやすく解説されています。
他業界との違いを理解することで、自分がIT業界でなければならない理由を明らかにできるでしょう。
2.自己分析を進める
志望動機を書き始める前に、業界・企業研究に加えて、自己分析も同時に進めておきましょう。
前述した通り、志望動機が思い浮かばない原因は、IT業界に対して感じている漠然とした魅力を、採用担当者に伝わる伝え方が出来ないことである場合が多いです。
したがって、IT業界に対して感じている漠然とした魅力を深堀りし、採用担当者に伝わる伝え方を目指すことが効果的な対策になります。
そしてIT業界に対して感じている漠然とした魅力を深堀りするために、自己分析が必要になります。そのため志望動機を書き始める前に自己分析を進めておく必要があるのです。
自己分析を進めるおすすめの方法は、自己分析ツールを用いることです。自己分析は自分史を書くことや、モチベーショングラフを書くことでも進められます。しかし上記の方法は自己分析ツールよりも精度高く自己分析ができる一方、相応の時間と手間がかかります。
そのため自己分析のとっかかりとしては向いていません。まずは効率的に自己分析を進められる自己分析ツールを用いて進めると良いでしょう。
おすすめの自己分析ツールは「My analytics」です。「My analytics」は36個の質問に答えるだけで、自分の強み・弱みの分析やそれに基づく適職を診断できます。手軽に自己分析を進められるため、是非活用してみてください。
自己分析のやり方について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
3.志望動機を結論から書く
志望動機を作成する際には、結論から書くことが重要です。結論から書くことで、採用担当者は就活生が何を伝えたいのかを把握しやすくなるからです。
例えば「私は幼いころからおばあちゃんに育てられました。そしておやつには決まってリンゴが出てきました。はじめは今日もリンゴかと憂鬱な気持ちになることもありました。しかし最終的には毎日おやつの時間に登場するリンゴの味が好きになりました。」と伝える場合と、
「私はリンゴが好きです。理由は幼いころから毎日おやつにリンゴが出てきていたため、最もなじみのある味だからです。」と伝える方が、リンゴが好きだということが伝わりやすいでしょう。
したがって志望動機も結論から書くことで、採用担当者は就活生が何を伝えたいのかを把握しやすくなるのです。そして志望動機を結論から伝える方法は「PREP法」を用いることをおすすめします。
PREP法は結論(Point)・理由(Reason)・具体例(Example)・結論(Point)の順番で文章を書く方法のことです。志望動機に置き換えると、志望動機・理由・業界企業研究や自己分析から導き出した具体例・志望動機という構成になります。是非参考にしてみてください。
志望動機の書き方について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
志望動機例文10選
ここからは志望する業界別の志望動機例文を10選ご紹介します。志望動機例文を参考に作成を進めてみてください。またすでに志望動機を作成している方はアップデートの参考にしてみてください。
また最後に記載しているNG例文を見ることで、自分の志望動機に不備が無いかを確認できます。参考にして実際に志望動機を作成してみましょう。
- インターネット業界の志望動機例2つ
- 通信業界の志望動機例2つ
- ハードウェア業界の志望動機例2つ
- ソフトウェア業界の志望動機例2つ
- NGな志望動機例2つ
インターネット業界の志望動機例文2選
たった3分で受かる志望動機が完成する「志望動機作成ツール」
この例文では、最初にIT業界を志望した理由を端的に伝えられています。冒頭に志望理由を伝えることで採用担当者の印象に残りやすいです。
また自身の体験を志望理由を補足するように語ることで、他の就活生と差別化できています。また自分自身の体験を語ることは、自己分析が十分に進んでいるアピールにもなります。そのため自分の体験を話すと好印象につながります。是非参考にしてみてください。
御社を志望した理由は、【英会話とIT】をモットーに、最先端テクノロジーを日本中に事業展開したスピード感に魅力を感じたからです。御社の力で、英会話は講師から直接学ぶという常識が、インターネットを使い在宅でも受講可能なサービスにまで成り代わりました。いち早く英会話のオンラインサービスを手掛けたことに感銘を受けました。
私は英語を5年間独学で勉強した身ですが、実際に御社のサービスを利用して感じたことは、最先端テクノロジーの宝庫であったことです。講師と対面しなくても、対面しているかのように軽やかにコミュニケーションが取れるサービスは、まさに英会話そのものでした。私はプログラミングは未経験ではありますが、学生時代の学びを活かしつつ、御社の成長スピードに負けないSEになりたいです。
技術職
たった3分で受かる志望動機が完成する「志望動機作成ツール」
この例文はオンラインサービスを展開している企業の技術職を目指す志望動機の例です。事業のどこに魅力を感じて応募したのかが詳細に書かれているため、会社理解が深いことが採用担当者に伝わるでしょう。また実際にサービスを利用していることを伝えることで、積極的な企業研究の取り組み姿勢があると捉えられるため非常に好印象です。
通信業界の志望動機例文2選
私は通信サービスの提供を通じて、世界中の人を繋げたいと考え、御社を志望しました。御社は国内だけではなく、国外でのネットワーク通信にも強みがあり、世界中の人と繋がることが出来ます。他にはない巨大なネットワークを活かし、人と人を繋げることで豊かな生活を実現したいと考えています。
大学時代は居酒屋でアルバイトをし、コミュニケーション能力を身に付けました。御社では顧客からの信用を勝ち取ることでフィードバックもらい、それを開発に伝えることで、より良い通信サービスの開発に貢献したいと考えています。
総合職
たった3分で受かる志望動機が完成する「志望動機作成ツール」
この例文では通信サービスの提供を通じて、世界中の人を繋げたいと冒頭で志望動機が語られています。冒頭で志望動機を明確に伝えることは、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。
また、自分がアルバイトでコミュニケーション能力を身に着け、それを入社後に活かすと入社後にどのように貢献しようと考えているのかも明確に伝えられています。
私は新たな通信サービスの開発によって、今までにないサービスで世の中をさらに便利にしたいと考え、御社を志望しました。御社は他の企業の先を行くサービスの提供が強みであり、独自の視点から生み出されるサービスで高い顧客満足度を誇っています。
挑戦出来る環境が整っており、新しいサービスの開発を目指すことで、さらに便利な世の中へと改革を進めたいと考えています。私は高校では英語が苦手でしたが、大学時代に留学をし、挑戦することで語学力を磨きました。御社でもチャレンジ精神を大切にして、新しいことにも恐れず挑戦し、新たなサービスの開発を目指したいと考えています。
技術職
たった3分で受かる志望動機が完成する「志望動機作成ツール」
この例文では「御社は他の企業の先を行くサービスの提供が強み」だと明確に伝えています。このように自信をもって企業の強みを伝えることは、企業研究が十分進んでいる証です。そのため採用担当者は、志望度の高い学生だと好印象でしょう。
またそれだけでなく、強みと入社後どのように活躍したいと考えているのかを伝えることで、他の就活生との差別化ができています。
ハードウェア業界の志望動機例文2選
私は、自分が持つコミュニケーション能力を御社でなら存分に活かせると思い志望いたしました。
私は、大学1年生から居酒屋のホールスタッフとしてアルバイトをしていました。はじめてご来店してくださったお客様とも笑顔で接し、好みのあったメニューを紹介することで、売り上げを20%上げることができました。また、リピーターとしてご来店されるお客様も多く、今ではバイトリーダーをしています。
企業研究を進めている際に、御社がしている「お客様のニーズに合ったハードウェアの提案を」という営業の仕事に強く共感し、またそれは私にしかできない仕事だと強く感じました。
もし御社に入社致しましたら、コミュニケーション能力を活かし、貢献したいと考えております。
営業職
たった3分で受かる志望動機が完成する「志望動機作成ツール」
この例文は、自分の長所を入社後どのように活かすのかをメインに伝えている志望動機です。特筆すべきは、数値を用いて具体的にエピソードを伝えられていることです。「売り上げを20%上げる」など数値を用いることで、採用担当者はそのエピソードを具体的にイメージできます。そのため志望動機として説得力があるため、好印象を獲得できるでしょう。
世の中に新しいコンテンツを提供する立場になりたいと思ったのが、IT業界を目指したきっかけです。情報社会が進む世の中においては、常に新しい需要が生まれ続けています。そのなかでも高い需要を判断して、人々に愛され利用されるコンテンツを提供したいです。
御社は、常にさまざまなコンテンツに着手することで、幅広い需要をキャッチしている会社です。御社へ入社したら、人々に愛される新しいコンテンツ作りに、精一杯取り組むことができると考え、志望いたしました。
組み込みエンジニア職
たった3分で受かる志望動機が完成する「志望動機作成ツール」
この例文は「新しいコンテンツを提供する側になりたい」という入社後どのように活躍したのかをメインに伝えている志望動機です。そして新しいコンテンツを提供する企業は世の中に数多くありますが、中でも該当企業を志望している理由も企業研究から明確に伝えられています。
ソフトウェア業界の志望動機例文2選
私は世の中に何かを創出できる人物になりたいです。学生時代はIT企業でSEのインターンをしました。その時に、自分が構築したシステムが、誰かのためになるというやりがいがとても私を充実させてくれました。夢のきっかけはインターンでしたが、今では資格取得に励み、一人でスマートフォンのアプリ開発までできるようになりました。
アイデアを創出する楽しさは格別です。御社はスマートフォンの●●分野のアプリにおける最先端企業であり、数々の賞を受賞しています。私も自分が作ったアプリを世に出し、世界中の人に愛されるアプリを創出したいと思い御社を志望しました。
SE職
たった3分で受かる志望動機が完成する「志望動機作成ツール」
この例文はインターンの経験をメインに伝えている志望動機です。インターンの経験から、一人でスマートフォンのアプリ開発ができるようになったという得られたスキルまで伝えられています。この得られた経験を会社でどのように活かすのかを伝えられているため好印象でしょう。
高校時代に学んでいたプログラミングで、課題を解決した際に喜びを感じたのがきっかけで、IT業界に興味を持ちました。高校卒業後は、プログラミングを学ぶために大学の情報学科に進学しました。そこで得た知識を、多くの人を支えるためのシステムを構築する御社で、生かしたいと考えております。
貴社のインターンに参加した際に、社員の方からとても高度なプログラミング技術を見せてもらい、感銘を受けました。そんな御社で、人々の役に立つシステムを構築できるよう、就職後もプログラミングの勉強を続ける所存です。
プログラミング職
たった3分で受かる志望動機が完成する「志望動機作成ツール」
この例文は大学で学んだプログラミングについての知識を、入社後にいかしたいと明確に伝えられています。採用担当者から見ると、志望度が高いと判断できるため好印象を獲得できるでしょう。
NGな志望動機例文2選
私はITを通じて様々な人の生活を支え、より良い社会を実現したいと考えています。私は大学時代にパソコン教室で講師としてアルバイトをしていました。受講している年代は様々であり、小学生からご年配の方まで幅広い年代の人たちがパソコンスキルを学びに来ていました。
それぞれの目的は違っていましたが、パソコンを使って何かがしたいということは共通しており、ネット環境が多くの人の生活に根差しているのだということを知りました。
私はアルバイトを通じて培ったパソコンスキルを活かして、使いやすいプログラムやサービスを生み出し、ネットに挑戦するハードルを下げたいと考えています。
どの企業でも通用する志望理由になっている
この例文では、ITでさまざまな人の生活を支え、より良い社会を目指したいとアピールされています。しかしその企業である理由が記載されていないためNGです。IT業界に対する理解や志望した理由は伝えられていますが、その企業である理由が出てきていません。これではIT業界への志望度の高さはアピールできているものの企業についての言及がないため、IT業界であればどこでもいいと思われてしまうでしょう。そのためNGです。必ずIT業界の中でその企業でなければならない理由を記載しましょう。
私は自身のスキルを活かすことの出来る環境で働きたいと思い、IT業界を志望しております。私は学生時代、アプリの開発を行う研究室に所属し、活動していました。その中でアプリ開発に必要とされる知識、スキルに関してはある程度身につけることが出来ました。
私は「やりたいこと」ではなく「出来ること」に従事し、仕事に取り組んでいくことで豊かな社会人人生を送ることが可能になると考えております。そのため自身の持っているアプリ開発に関する知識、スキルを活かすことの出来るIT業界において、仕事に取組み、活躍していきたいと考えております。
志望動機が適切ではない
この例文のNGポイントは向上心が感じられない点です。大前提として、IT業界は今なお発展途中の産業であり日々目まぐるしく変化しています。そのためIT業界で働くにあたって必要とされる知識、スキルも変化しています。
よって例文の「私は「やりたいこと」ではなく「出来ること」に従事する」という文章では、入社後にITについての知識を身に着ける向上心がないのではと採用担当者に受け取られる可能性があります。
向上心が感じられないと、入社後継続的に活躍できる可能性が低いため内定につながらない可能性が高いでしょう。向上心も忘れずに伝えるようにしましょう。
まずは業界・企業研究を進めて魅力的な志望動機の作成を目指そう!
「漠然とした魅力を感じているため、志望動機が思い浮かばない」
「志望動機に具体性が無く、合格しそうにない」
「it業界に内定をもらえるような志望動機を例文を見ながら作成したい」
この記事では上記のような不安をお持ちの方に向けて、志望動機が思い浮かばない原因や企業が志望動機で見ているポイントから、作成方法や志望動機例まで詳しく解説しています。
是非参考に、まずは業界・企業研究を進めポイントをおさえて内定につながる魅力的な志望動機を作成を目指しましょう。
私はITを通じて人々の生活を豊かにし、多くの人の生活を便利にしたいと考えています。私は高校生まで田舎で育ち、大学から都会に出ました。まず驚いたのは誰もが普通にネットを使いこなしているということです。
都会でネットの便利さ、ITの凄さを知り、これを私の田舎でも使えないかと感じました。御社では日本全国に事業を展開しており、医療や通信販売などの業界にも強みがあります。私は田舎にも広げ、便利な生活を提供したいと考えています。
私は田舎で感じた不便さを活かして多くの人の共感を勝ち取り、ネット環境に抵抗のある田舎の人と距離を縮めて全国の人々の生活をさらに便利にしていきたいを考えてます。
総合職