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職場見学で見ておくべき3つのポイント|企業をより深く知るための質問もご紹介

職場見学で見ておくべきポイントとは?

職場見学で見ておくべき3つのポイントをご紹介します。たとえばシンプルに企業としてそういう取り組みをしているところだったり、OB訪問の一環でだったり。面接前に職場見学をできる機会もあります。そんな時にダラダラ見ているだけでは、貴重な機会があまりにももったいないですよね。そこで、職場見学で見ておくべきポイントを紹介します。

見学時のマナーについて、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

ポイント①社風

職場見学で、まずチェックするべきは、そこで働く人たちの働き方の雰囲気でしょう。そこで働く人たちが、仕事中に和やかに会話をしながら働き、相談しながら働いてるだろうかと確認したり、逆に、もくもくと集中して作業する環境なのかどうか確認したりするようにしてください。職場見学は、大いに面接に活かしていけることとなるでしょう。

  • 面接で社風に合わせた自己アピールが出来る

もし前者なら「チームワークや協調性を大事にして働きたいと思っている私にぴったりの環境だと思った」と、会社の環境と自分があっていることをアピールできますよね。もし会社見学をしたことを伝えなくても、面接でチームワークや協調性をアピールすれば、会社の雰囲気に会っている人物だと思ってもらえ、印象が良くなることは確実です。

もちろん後者でも同じようにポイントを抑えたアピールが出来ますよね。ですから、職場見学では、社内で働く人の雰囲気を確認するようにしていきましょう。

ポイント②社内の環境

社内が綺麗にされているかどうかというのも、職場見学くらいでしか確認することのできない貴重なポイントなので、しっかり確認しておきましょう。会社内が汚い会社というのは、残業が極端に多かったりする、いわゆるブラック企業であることが多いです。逆に社内がいつも綺麗にされているような会社というのは、勤務時間や業務内容に無理がなく、健康的に働ける環境であることが多いのです。

  • 入社後のミスマッチを防げる!会社の実態をつかんでおくこと

職場見学で、その点をしっかりチェックしておけば、入社した後に、「聞いてた話と違う」となることはまずなくなっていくでしょう。入社してからそれに気が付いても、そこからすぐに辞めたりするのも難しいでしょう。ですから、職場見学段階で、社内の衛生環境や整理整頓の環境をチェックして、その会社の実態をつかんでおきましょう。

ポイント③社員が挨拶を返してくれるかどうか

職場見学の段階でこちらから話しかけて話をしてもらうというのはなかなか難しいことかと思いますが、挨拶くらいなら問題なく行えますよね。職場見学ではしっかり挨拶をしましょう。そうして、そこで働く人たちがきちんと挨拶を返してくれるかどうか確認するのです。

働いている雰囲気は良く見えても、いざ話しかけてみると変な顔をされたりするようでは、その会社の人間関係はあまりよくないと言えるでしょう。仕事をする上でしかたなく会話をしている人たちがほとんどなのでしょう。そんな環境ではあまり気持ちよく働けないですよね。

  • 社内の雰囲気や人間関係を知る良い機会!面接で話せるネタにもつながなる

もし挨拶を返してくれたら、それは社内の雰囲気がいいことの証明になります。それを面接で話せば、それもこの会社にひかれた理由のひとつとして伝えられることでしょう。面接で話せる理由は多い方がいいですよね。そういう理由を増やすという意味でも、職場見学で、挨拶をきちんと返してくれるかどうか見るのも効果的なことです。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活は、自分の強みを活かせる職場を見つけることが大事ですが、どの職業が本当に自分に合っているのか迷うことはないでしょうか…?

そんなときは、「適職診断」を活用してください。
自分の性格や適性を客観的に理解し、自分に合った職業と合わない職業を特定できます。

志望する職業と自分の相性をチェックして、自分らしく働ける環境を見つけましょう。

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職場見学でしておきたい質問

職場見学の機会はそうそうあるものではないので、特に採用担当者から質問時間が設けられている場合、積極的に質問してその企業について知ると同時に、あなたの積極性を同時にアピールして採用に繋げるように行動することが大切です。採用担当者からの覚えが良ければ、面接のステップなどに直接参加することができるなどの、メリットも珍しくありません。

会社訪問ですべき質問について、こちらの記事をチェックしてみてください。

仕事をする中でやりがいを感じる瞬間

仕事をする中でやりがいを感じる瞬間について質問することは、その企業の社員がどのようなことを考えながら、どんなことに価値を置いているかを推し量ることができます。回答する人は、新人の場合もベテランの場合もあるので各人によって回答が違うことがほとんどです。

どちらの場合も、新人には新人からの視点が、ベテランからはベテランならではの視点に基づいて回答してもらえるために、両者の意見を自分なりに解釈してどのような点が、この企業で働く上でやりがいになるのかをきちんと考え、回答を理解することが求められます。これに加えて、採用担当者に人事の仕事をする上でやりがいを感じる瞬間について尋ねると、企業内で働く社員のおよその考え方を推し量ることができます。

活躍している社員に共通する能力や考え方

活躍している社員に共通する能力や考え方について尋ねることは、あなたがその企業に入社した際に評価される能力や考え方はどのようなものなのかを知ることができます。活躍している社員は専門的な知識や技能を持っていることも多いですが、周りへの配慮を忘れない、みんなをリードしてひっぱっていくことができる、といった何かしらその企業にとって有益な特性を備えていることが多いです。

こうした点を知ることによって、いざその企業の面接を受けることになった場合に、どのような能力や人物が高い評価を得ることができるかを既に知っているので、志望動機や自己PRの面において他の就活生より有利な立ち位置に立つことができます。

入社する前と後で企業への印象が変わった点

入社する前と後でその企業への印象で変わった点を尋ねることは、表から見たその企業のイメージと現実がどれくらい合っているか、またはかけ離れているかを知ることができます。新人とベテランが持つイメージは全く違うことが多いですが、それぞれが抱くイメージを尋ねることによって、会社のカラーや指針をある程度予測することができます。

その内容が、自分にどの程度合っているかを確認することは、今後自分が面接に進む際や内定を得て就職するかもしれない、といった状況下で判断する時に非常に役に立ちます。どのような印象から印象に変わったかを正確に尋ね、それについて個人の意見としてどのように感じたのかを聞くと、さらに精度が上がります。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活は、自分の強みを活かせる職場を見つけることが大事ですが、どの職業が本当に自分に合っているのか迷うことはないでしょうか…?

そんなときは、「適職診断」を活用してください。
自分の性格や適性を客観的に理解し、自分に合った職業と合わない職業を特定できます。

志望する職業と自分の相性をチェックして、自分らしく働ける環境を見つけましょう。

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職場見学は会社を知る良い機会!面接で話せるネタにもつながる

職場見学では、最低限これらのポイントを確認するようにしておくと良いでしょう。

・社風
・社内の環境
・挨拶を返してくれるかどうか

こういう機会を無駄にしないでうまく活かしていけるかどうかというようなちょっとしたところで就活の結果は大きく変わります。ぜひしっかり活かしていってくださいね。

お礼メールについて、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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