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就活で使えるキャッチフレーズの作り方を例文付きで解説

就活では自分のキャッチフレーズが必要になる

就活では、自分の人間性を表すキャッチフレーズが求められます。

「あなたを象徴するフレーズを教えてください」「あなたを一言で表すとどのような人間だと思いますか」といった形式で質問されることになります。

自分のキャッチフレーズを、その場で思いついて回答できる人は稀ですので、事前に考えておくと良いでしょう。

効果的なキャッチフレーズを述べるには、押さえたい注意点が多数あります。適度にインパクトがありつつ、悪目立ちしない内容でアピールする必要があります。

この記事では、自分のキャッチフレーズを考える上でのポイントを、例を踏まえて解説しています。ぜひ参考にして、面接官に刺さるキャッチフレーズを作り上げましょう。

就活におけるキャッチフレーズとは

就活におけるキャッチフレーズとは、就活生自身の人間性を一言でアピールするためのものです。

身近な例としては、一般に販売されている製品の宣伝文句でしょう。自社の製品を顧客に強く印象付けるため、パッケージやCMに大きく記載するものです。強みや他社製品との相違点を象徴する一言を、誰でも一度は目にしたことがあるはずです。

例えばセブンイレブンが販売しているカップラーメン「すみれ」の宣伝文句に「この味、まさに店味」というものがあります。カップラーメンながら、お店で出されるラーメンと大差ない美味しさであるとアピールしていることが伝わってきます。

このように多くの製品が並ぶ中で、自社の製品を手に取ってもらうために、各社が個性的なキャッチフレーズを用意しています。

就活においても、多くの就活生との差別化を図り、面接官の興味を引くためには自分のキャッチフレーズを用意すると効果的です。面接だけでなく、エントリーシートの自己紹介や自己PRでも、自分の強みをアピールする上で有効でしょう。

製品のキャッチフレーズと異なる点は、あまり誇張し過ぎると悪印象になってしまうことです。あまりに大げさすぎると話の信ぴょう性が失われてしまいますし、自己分析の甘さも見透かされてしまいます。

また、コミカルさを演出するために奇抜なキャッチフレーズも印象が良くありません。就活は笑いを取る場ではありませんので、就活に対する誠実さが欠けていると判断されてしまうでしょう。

就活では、大げさ過ぎない程度にインパクトのあるキャッチフレーズを用意することが重要になります。

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実際にツールで作成した自己PR例文
(リーダーシップが強みの場合)

私はリーダーシップを発揮できる人材です。 学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。 サークル長を務めていたフットサルサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携が取りきれていないことが問題でした。そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。さらに、週末明けに今週の活動の詳細をメンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。 問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。

企業が就活生にキャッチフレーズを聞く意図

続いて、企業側が就活生にキャッチフレーズを求める意図を把握しておきましょう。企業側の意図を踏まえたキャッチフレーズを作成することによって、高評価に繋げやすくなります。

企業側がキャッチフレーズを聞く意図は、大きく分けて3つあります。

1つ目は、自己分析ができているかを見るためです。自己分析を徹底していなければ、自分の強みを一言で表すキャッチフレーズを作ることはできません。

自己分析は、仕事をする上でも重要なスキルの一つです。自分の強みを正確に理解していれば、それを仕事に活かすことができます。

自分の弱みに気づいていれば、苦手分野を誰かに補ってもらうための行動を起こすことができるでしょう。自己分析は組織で働く上で大切な能力ですので、キャッチフレーズを聞くことによって、自己分析ができる人物かを見極めようとしているのです。

自己分析のやり方は、以下の記事でも詳しく解説しています。

2つ目は、自社に合う人物かを判断するためです。キャッチフレーズを聞けば、応募者の人となりの大枠を掴むことができます。自社の社風に合うかどうか、採用した後に育てることができるか、社内にキャリアモデルになる人物がいるかといった点を判断する上で、キャッチフレーズは貴重な材料となるのです。

3つ目は、人に分かりやすく伝える能力があるかを見極めるためです。

就職後、何らかの情報を他者に分かりやすい言葉で伝える能力は、社内外の打ち合わせや上長への報告といった多くの場面で求められます。

営業職や接客業のような職種では、言葉選びのセンスも必要になるでしょう。キャッチフレーズを商材に見立ててアピールするためのものですので、これらの能力を見極める上では有効にはたらきます。

キャッチフレーズのポイント4つ

企業側の意図を把握し、効果的なキャッチフレーズを作るには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。

面接官に刺さるキャッチフレーズを作るのは難しく感じられますが、ここで紹介しているポイントを意識して、自分なりの宣伝文句を考えてみましょう。

中でも重要なポイントを4つに絞って解説していますので、キャッチフレーズを作る際の参考にしてください。

①自分の強みを明確に分かりやすく伝える

キャッチフレーズを作る上で最も重要なポイントは、自己分析をして自分の強みを明確にすることです。

キャッチフレーズは自分の最大の強みをアピールするものですので、強みが分からなければ作ることができません。そのため、キャッチフレーズになり得る強みが思いつかない人は、まず自己分析から始めるようにしましょう。

自分の強みを見つけられたら、それを端的に分かりやすく言い表すことを意識します。下手に難しい言葉や、奇抜な表現を用いる必要はありません。キャッチフレーズは大喜利ではないため、何を言いたいのかが伝われば問題ないのです。

例えば屈強な心身が強みであれば「鋼鉄の身体と不屈の精神」のような表現が考えられます。インパクトがあり、活かせる強みも一目瞭然ですので、キャッチフレーズとしては理想的です。

自己分析のやり方は以下の記事でも詳しく解説していますので、キャッチフレーズを作る際の参考にしてください。

②業務との関連性を意識する

キャッチフレーズでアピールする強みは、入社後に役立つものを選びましょう。

例えば学生時代を通じてスポーツに打ち込んできた人が「スポーツ一筋」をキャッチフレーズにするとしましょう。応募する職種がインストラクターだったり、スポーツ用品店だったりする場合は問題ありませんが、そうでなければ業務との関連性が無く良い印象になりません。

スポーツの経験をキャッチフレーズにする場合は、もう一歩踏み込む必要があります。具体的には、そのスポーツを通じてどんな学びを得たのかを考えてみましょう。

思い返してみれば、スポーツの経験を通じて「チームワーク」「行動力」「縁の下の力持ち」といった能力や考え方を身につけているのではないでしょうか。これらは組織の中で仕事をする上でも求められますので、業務に関連するキャッチフレーズを作ることが可能です。

自分のキャッチフレーズが、応募先の企業で働く上で活用できる内容になっているか、もう一度確認してみましょう。

③数字を入れてみる

キャッチフレーズに具体的な数字を入れることも有効です。

例えば我慢強さが強みなら「石の上にも22年」といった形です。人生を通じて我慢の連続で、生きる中で忍耐力を培ってきたのだなとすぐに理解することができます。

幼い頃からどのような我慢をしてきたのか、それによってどのような学びがあったのか、具体的なエピソードを付け加えられるとより説得力が増すでしょう。

数字を組み込むことで、何を伝えたいのか分かりやすくなるため、テクニックの一つとしておすすめです。

④比喩を用いるのもあり

自分のキャッチフレーズがありふれた内容に思えるときは、比喩表現を用いるのも手段のひとつです。

比喩とは、ある物を別の何かに例えて述べる表現技法です。例えば「彼の心は硝子のようだ」「恋は盲目だ」といった表現が該当します。前者はある人物の精神的な脆さを、壊れやすい硝子に例えています。後者は、恋をすると他の人に目を向けることができなくなってしまう様を、視力の無い人に例えています。

就活では、例えば「太陽よりも熱い人間」のような形で、仕事への熱意をアピールすることも可能です。

自分の強みを別の何かに例えて述べることで、キャッチフレーズのインパクトを増すことができるでしょう。

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実際にツールで作成した自己PR例文
(リーダーシップが強みの場合)

私はリーダーシップを発揮できる人材です。 学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。 サークル長を務めていたフットサルサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携が取りきれていないことが問題でした。そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。さらに、週末明けに今週の活動の詳細をメンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。 問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。

キャッチフレーズの例13選

これまで解説したポイントや企業側の意図を押さえたキャッチフレーズの例を13個紹介します。

魅力的なキャッチフレーズを作るには、どのような文言が用いられているのかを知ることも大切です。自分の強みに近いものを選んで、キャッチフレーズを考える際の参考にしてみてください。

①「スポンジのような吸収力」

私のキャッチフレーズは、スポンジのような吸収力です。 大学の部活動はボクシング部に所属しており、体力づくりや基礎的な練習だけでなく、周囲のメンバーやトップ選手の研究に余念がありません。 自宅でもYOUTUBEを活用して色々な選手の技術を研究し、これはと思った技は自宅やジムで自主練習をして、自分のスタイルに組み込んできました。ただ真似をするだけでなく、考えなくても繰り出せるようになるまで、徹底的に練習して会得しました。 その結果、関東の大学ボクシングリーグで、金メダルを取得することができました。 就職後も吸収力を発揮して、日々の業務をいち早く習得し、新卒としては最速で戦力となれるよう努力する所存です。

この例文ではただ言われたことを覚えるだけでなく、自主的に練習する主体性もアピールできています。

吸収する力だけでは受け身の姿勢と思われがちですが、このように自ら考えて工夫する姿勢もアピールできると好印象です。

②「調べずにはいられない好奇心」

私のキャッチフレーズは、調べずにはいられない好奇心です。興味の有無に関わらず、一度気になったら調べずにはいられません。 例えば「ウマとロバの違い」や「世界初のスマートフォンは誰が作ったのか」といった、普通ならどうでも良いと思われることまで、私は徹底的に調査します。 調査する上では、ウェブ上で検索するだけでなく、大学の図書館で文献をあさったり、知識のある人に問い合わせたりと、確かな情報源に当たることを意識しています。 ある時「夜行性と言われるカブトムシがなぜ日中も活動しているのか」が気になり、実際に山で調査したところ、昼と夜で個体数に大差がないことを突き止めました。それをまとめて生物学の授業で発表したところ反響を呼び、学会でプレゼンをすることになり、通説を覆す大発見になりました。 御社においても好奇心と調査力を発揮し、消費者や市場の動向を徹底的に分析するマーケティングリサーチャーとして活躍したいと考えております。

応募する職種で求められる習慣が身に着いていることをアピールする例文です。 このように一見無関係に思えることでも、掘り下げていけば応募先の企業と関連していることは良くあります。

自分のキャッチフレーズを考える上で自己分析をする際は、関係がないように思えることでも丁寧に掘り下げていくと良いでしょう。

③「したたかな愛されキャラ」

私のキャッチフレーズは、したたかな愛されキャラです。愛されキャラの多くは無意識のうちに人に好かれる行動を取っているものですが、私は意図的に行い、どんな人にも好かれることができます。 中学生の頃から年代や性別ごとの趣味嗜好を研究し、個人の考え方や価値観を見抜いて、適切なコミュニケーションを取ることに楽しみを見出していました。 大学生になってからはバーテンダーとして接客をする中で、話題、話し方、キャラ付けを徹底的に使い分けることで、お客様の心を掴むことに成功しました。その結果、私目当てで来店するお客様が増え、お店の売り上げが3割増加しました。 御社に入社後もこの強みを活かし、大企業の役員や経営者の方々のような富裕層を相手に営業をする証券マンとして活躍したいと考えております。

この例文も、応募する企業・職種への適性を伝える内容になっています。

証券マンは富裕層を顧客に持つ機会も多いので、自分が応募する職種についての理解があることもアピールできるでしょう。

④「忍耐力の権化」

私のキャッチフレーズは忍耐力の権化です。
先日、卒業論文の締め切り2日前、研究室に置いてあった私のパソコンを知人に無断で持ち出され、論文のデータを全て削除されてしまいました。バックアップとしてUSBメモリーにも保存していましたが、そちらもフォーマットされており、復元できない状態でした。
それでも怒るより書き直す方が建設的と考え、記憶を必死に辿りながら徹夜で論文を再現し、締め切り3分前に提出することができました。
その論文は教授陣から好評で、最優秀論文として学内に掲示して頂きました。
就職後も困難を乗り越え、結果を出すまで全力で挑戦する姿勢を貫いてまいります。

一定の忍耐力はどの企業でも求められるものですが、突き抜けたエピソードがあると強力なキャッチフレーズになります。

忍耐力や真面目さといった、どの企業でもある程度求められる内容をキャッチフレーズに組み込む場合は、他の就活生と差別化できる印象的なエピソードを用意するようにしましょう。

⑤「自分にも負けない負けず嫌い」

私のキャッチフレーズは、自分にも負けない負けず嫌いです。他人と比較するだけでなく、自分の弱さと常に向き合い、日々努力することができます。 高校生の頃から現在まで筋力トレーニングを続けていますが、トレーニングは自分との闘いの連続です。ジムに行きたくない日もありますが、行くと決めた日は雨が降ろうが雪が降ろうが絶対に行きます。 トレーニング中も「今日は疲れているから少し軽くしようかな」と思ってしまった時は、あえていつもより5kg重い重量で行います。 筋トレは誰が見ているわけでもなく、誰に指示されてやっているわけでもないため、手を抜いても叱責されることがありません。 しかし、手を抜いてしまった時の自己嫌悪は凄まじいものがあります。私はトレーニングを通じて、己との闘いに打ち勝つ精神を身につけました。 就職後も常に自分の弱さと向き合い、一切手を抜かず、ベストを尽くす仕事を心がけたいと思います。

仕事をする上では、自分を律する能力も重要です。「このくらい良いだろう」と思ったことが、重大な損失に繋がることもあります。

そのため、どの業務においても全力で向き合う姿勢を持っていることは、面接官から見て好印象になるでしょう。

⑥「計画性の塊」

私のキャッチフレーズは、計画性の塊です。何をするにしても、成功する道筋が見えるまで徹底的に計画を練り上げます。 大学2年生の時、同人誌の即売会で売り上げ1位を目指すことになりました。私たちのサークルは立ち上げたばかりで知名度も無く、無謀な挑戦と言えます。 そこで私は過去の即売会で売上ランキング上位のサークルの作品を分析し、売れるコミックの傾向を掴んで、自分たちの作品に反映することにしました。 他のメンバーは早く執筆に取り掛かりたい様子でしたが、まずは方向性を明確にすべきと強く主張し、ミーティングを重ねて私の方針を理解してもらうことに成功しました。 その結果作業の分担や優先順位が明確になり、予定よりも1ヶ月早くコミックを完成せることができました。 売り上げランキングでは残念ながら1位になれませんでしたが、初参加にして50サークル中3位になることができ、SNS上で話題になりました。自分たちの計画が間違っていなかったことを確信した瞬間です。 就職後も成果に繋がる計画を練り上げ、無駄のない仕事で御社に貢献したいと考えております。

キャッチフレーズは計画性ですが、チームをまとめて導くリーダーシップもアピールできています。

ただ考えるだけでなく、練り上げた計画をチーム内に浸透させ実行に移し、結果に結びつける能力は仕事をする上で非常に大切なものです。 計画性とリーダーシップを併せ持つ就活生に対し、面接官が向けるまなざしは熱いものになるでしょう。

⑦「根回しの達人」

私のキャッチフレーズは、根回しの達人です。誰かの協力を取り付ける時、最終的に断られたことが一度もありません。 大学時代は学生自治会のメンバーとして活動し、最終的に会長に就任しました。 私が所属する学生自治会は、10年以上前から大学公認化することが悲願でした。公認化することで権限が拡大し、多額の予算を動かせるようになるためです。 しかしながら、私が入学する前から歴代の会員が大学側に掛け合っていたにもかかわらず、なかなか公認化しない現実がありました。 そこで私は大学入学直後から、公認化する上で重要と思われる教員や職員に目星をつけ、積極的にコンタクトを取るようにしていました。 なぜ公認化しないのか、その理由や現状の課題を積極的にヒアリングし、解決した暁には公認化してもらう約束を取り付けることに成功しました。 そして4年生になった直後、学生自治会の公認化に成功することに成功しました。10年来の快挙だと、OBからも賞賛されています。 就職後も重要な人の協力を取り付け、プロジェクトを前に進めるキーパーソンになりたいと考えております。

どれほど優秀な人材でも、一人で出来ることには限りがあります。そこで重要になるのは他者の協力を取り付ける能力です。この例文では、目上の人間と交渉するコミュニケション能力もアピールできており、あらゆる職種で活躍できる人材であることが見て取れます。

⑧「素直さ100%」

私のキャッチフレーズは素直さ100%です。 学生時代を通して、教師や両親から言われたことは何でも疑問を抱くことなく受け入れてきました。 幼い頃から勉強して良い大学に行きなさいと言われて育ち、言われたとおりに毎日勉強し、成績は常にトップを維持してきました。結果的に偏差値最上位の国立大学に入学することができ、その大学の中でもトップの成績まで上り詰めています。 周囲の同級生は私の態度に疑問や不信感を持っていたようですが、私には何が疑問なのか理解できませんでした。 社会に出てからも、割り振られた業務は何であれ素直に取り組み、その中で出来ることを増やし、御社に貢献する社員になりたいと思っております。

どんな仕事をする上でも、素直さは求められるものです。新卒の社会人が先輩の言うことを聞くことは当然のことですが、突き抜けていれば強みになり得ます。

素直さが強みの人は、それが発揮されたエピソードを入念に作り込むことで、キャッチフレーズとして活用できるでしょう。

⑨「超ポジティブマインド」

私のキャッチフレーズは超ポジティブマインドです。何が起こっても良い方向に捉えることができます。 例えば自分に非が無いことが原因で先輩に叱られた際は、メンタルのトレーニングと考えて乗り越えました。 恋人に別れを告げられた際は「次のパートナー探しのために自分磨きが捗る」と解釈しました。 苦しいことがあってもポジティブに考えることで、精神的に辛い場面も自分の成長に繋げていくことができます。 就職した後も、辛い局面をチャンスに変えて、スピード感をもって成長できる人材として活躍したいと考えています。

逆境をチャンスに変える力は、どの仕事をする上でも大切な力です。

辛いことがあっても、意識的に成長につなげることができる人は、早期退職や休職といったリスクが少ないことが見て取れるため好印象に繋がりやすいです。

⑩「周囲を引っ張るリーダー」

私のキャッチフレーズは周囲を引っ張るリーダーです。 私は体育会の野球部に所属しており、1回生の頃は同級生の中心的存在となって、ミーティングで意見をまとめたり、上級生へ意見を具申する際の代表として活動していました。 2回生以降は下級生への指導をはじめ、部内のトラブルの解決や行事の采配など積極的に従事し、先代の部長から直々に後継者に抜擢されました。 就職後もこの経験を活かし、横のつながりのまとめ役となって活躍したいと考えております。

リーダーシップを発揮できる人材は貴重です。

将来的にはマネジメントを行う立場になることも予想できます。それだけに、リーダーシップを掲げる就活生への面接官からの深掘りは多くなりますので、エピソードに対する質問に回答する準備をしておく必要はあります。

⑪「圧倒的有言実行」

私のキャッチフレーズは、圧倒的有言実行です。 私は学生時代、学生時代、企業経営や経理について学ぶゼミに所属し、活動していたのですが、その中で企業の財務諸表の読み取りに面白みを感じるようになりました。 そこで私は「在学中に経理について、社会で通用するスキルを身につけよう」と考え、日商簿記1級の勉強に取り組みました。日商簿記1級の合格率は10%程度であり、難関資格の一つとして認識されている資格です。 もともと簿記3級すら保有していない状況でしたので、思うように点数が伸びず、2度も不合格となる経験をしました。しかし最後までやり抜きたいと考え、毎日7時間の勉強を続け、3度目のチャレンジでようやく合格することが出来ました。 この資格と経験を活かし、御社でも早くから経理のエースとして活躍したいと考えております。

この例文のポイントはキャッチフレーズを表す効果的なエピソードを選択できている点です。 2度も不合格となれば諦める人も多いでしょうが、めげずに勉強を続けたことで、合格を果たしたことが語られており、最後までやり抜く姿勢を伝えることが出来ています。

⑫「刺身のつまのような人」

私のキャッチフレーズは、刺身のつまのような人間です。 学生時代、ミスコンを主催する団体に所属し、日々活動していました。ミスコンが開催される時期には、その半年以上前からミスコンの企画・立案を行い、本番に備え、動き始めます。 ミスコンを成功させるために、他大で行われた過去のミスコンの資料映像を合計100本以上見て研究し、よりエントリー者を際立たせ、見る人を楽しませるイベントになるよう尽力しました。 その結果、過去最大の集客数となり、エントリーした人たちにも「一生の思い出になった」と感謝の言葉をもらうことが出来ました。 表舞台には立たない立場ではありますが、自分の存在無くして成功はなかったと自負しております。 社会に出てからも、同様の働き方で貢献したいと考えています。

この例文ではただ裏方に回っただけでなく、目標達成のために何をすべきか考え、行動したこともアピールできています。

縁の下の力持ちのようなタイプでありながら、言われたことだけやるのではなく、自ら行動できる点が非常に好印象です。

⑬「出来る理由を考える」

私のキャッチフレーズは、できない理由ではなく、できる理由を考えることです。 大学時代陸上競技部に所属し、関東インカレでのリレー種目での入賞を目標に活動していました。 しかし関東インカレの直前、正規メンバーがケガにより離脱してしまい、急造チームでの出場を余儀なくされました。 私はその中で目標達成を無理と決めつけるのではなく、目標を達成するために必要なものは何なのかを考え、バトンパスの技術力で走力を補うことを提案しました。 日本代表チームのバトン技術を学ぶため、資料映像をチーム全員で見て、議論する機会も毎日設けました。 この結果、チームのバトン技術が向上したことで正規メンバーの離脱を補い、入賞することに繋がりました。 就職後も、困難な目標に直面しても達成に向けて必要なことを発見し、達成に向けて最善の行動をとれる人材になりたいと考えております。

就職後は毎月の目標を与えられますが、それを達成する上で必要なことを考えるスキルは重要です。

目標達成に必要なことを逆算して、前向きに取り組める人は、成果を出しやすく活躍できる人材に成長する見込みがあります。

このような仕事に対する前向きな姿勢が伝わるエピソードは、面接官の交換に繋がりやすいのです。

効果的なキャッチフレーズで面接官の印象に残ろう

キャッチフレーズは自分の強みをアピールする上で重要です。

新卒採用は人間性とポテンシャルを重視して採用されるものです。そのため、自身の個性を積極的に売り込んでいく必要があります。

就活生は基本的に同じ髪型、同じ服装で、同じ年齢の集団です。そのため面接官の印象に残るためには、他の就活生との差別化が重要になるのです。

短時間の面接の中で印象に残るためには、効果的なキャッチフレーズが必須ともいえます。自己分析の結果見えてきた自分の強みをキャッチフレーズに落とし込んで、採用担当者の好印象を勝ち取り、志望企業の内定に繋げましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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