自己PR

アルバイトで学んだことを効果的にアピールする方法とは【例文付き】

アルバイトで学んだことをアピールしよう!

就活で履歴書を書いたり面接で自己PRをする際、自分のアルバイト経験を伝えることはとても役立ちます。中には、「アルバイト経験を伝えるのはありきたりでマイナスなんじゃないか」と心配する人もいるかも知れませんが、伝え方さえ間違えなければ大丈夫です。そこで本記事では、自分のアルバイト経験を就活で伝えるメリットや、効果的なアピールの仕方を紹介します。

アルバイトで学んだことをアピールする理由

どのようなアルバイトにも、多くの学びがあるはずです。それをアピールすることは、就活シーンで大いに有効といえます。なぜなら「仕事」という切り口が使えるため、アルバイトでの経験と将来の職場における活躍とを直接的に結びつけやすいからです。

エピソードの選び方次第で、仕事に対する取り組みの姿勢や企業に役立つあなたの人柄を十分に伝えることができます。これらの利点を活用し、アルバイトで学んだことを通して、見せたい自分を表現しましょう。

取り組む真剣度を伝えられる

アルバイトで学んだことをアピールする際、仕事に対してどれだけ真剣に取り組んできたかが伝わる内容を選べば、入社後の職務についても等しく真摯に向き合っていけるだろうと思ってもらえます。

ビジネスシーンで起こるのは、ポジティブなことばかりではありません。好ましい状況でなくても意欲的に臨めるかどうかは、仕事をするうえで重要なポイントです。困難な局面を乗り切るには、与えられた責任を全うするひたむきさがものを言いますから、これを伝えることは大きなメリットなのです。

また、仕事を漫然とこなす中で学びは得られないでしょう。本気でぶつかるからこそ何かを学びとり、課題を認識できるものです。つまり「学んだこと」とは、ただやっていただけでなく、どれだけ誠意を持って取り組んでいたかを示すと同時に、仕事に対する姿勢の真剣度をアピールすることが大切です。

人柄を伝えられる

アルバイトで学んだことからは、あなたの人柄も伝えられます。どんなときに・どのように考え・どんなふうに行動するかなど、学びを得る際に生じる一連の流れに、細やかな人物像が浮き出てくるものです。物事のどこに目を向けているか一つをとっても、その人の性質がうかがえます。

そもそも、学ぶ姿勢を持ち合わせていること自体が、向上心や積極性をアピールするでしょう。問題に仕事としてどう対処し、学んだ内容を次にどう繋げたか、自分の成長を交えて構成すれば、将来の働きぶりを想像させるに違いありません。

取り上げたエピソードは、その人だからこそ学べたことであり、その人柄をもって企業へいかに貢献できるかを測る指標となるでしょう。

アルバイトで学んだことをアピールする方法

null

では、アルバイトで学んだことを、どのようにアピールするのが効果的でしょうか。アルバイトで得た学びを自分の強みとして輝かせるには、コツがあります。ポイントを押さえて、伝わりやすく好印象をもたらすアピールに仕上げてください。

アルバイトの種類は何でも構いません。どんなことからでも多くを学べますし、何をやっても成長できる人物かどうかを企業は評価しています。いくつも存在する題材のうち、志望企業に合う面を拾い上げていけばよいのです。

今の時期に「適職」を知らないと
優良企業に内定できない

就活が本格的に始まる前の今の時期、自分の強みや適性を把握するために自己分析をする必要があります。

もし自己分析をしていないと、自分に合った企業が分からず、企業選びに失敗してしまいます。そうなると入社後やインターン中にミスマッチが生じたり、そもそも選考を突破できないケースが多いです。

そこで、無料の自己分析ツール「My analytics」を活用しましょう。 簡単な質問に答えるだけで、自分の強み・弱み、適性をすぐに診断できます。

今すぐ診断し、自分にあった企業を探すのに役立てましょう!

①具体的に記載する

具体性は、人物像を際立たせる大事なポイントです。学んだ内容そのものだけでなく、背景となる出来事や、そこから考えたり気づいたりしたこと、それを元に起こした行動、その結果、さらにはそれをどう次に役立てたかといった具合に、エピソードを用いて詳しく述べるようにしましょう。

こうして、「何を」のほか「どのように」の視点をふまえれば、あなたの人柄がリアルに伝わり、アピール力が格段に上がります。また、前後関係を明確にした組み立てで、一つの学びを経てステップアップしていく姿を提示できます。

仕事においては、直面した事実から吸収した数々のヒントを日々蓄えて成長し続けるスタンスが重要です。実際の出来事を自分なりに消化して糧へと変えるプロセスは、きっとあなたを魅力的に見せるでしょう。

②学んだことの今後の活かし方を記載する

せっかく取り上げた話題も、企業が求める点とずれていたり、自社とどう結びつくのかがわからなければ、アピールとして効果を発揮しません。ぐっと相手に迫るには、学んだことを活かしてどんなふうに働いてくれるかを想像させる必要があります。

ポイントは、現れた人物像がその企業にマッチするように構成し、得た学びがいかにして職務の役に立つかを記すことです。企業は、学びから成長でき、かつ自社へと有用に還元できる人材が欲しいと思っています。エピソードで露わにした自分の思考や行動パターンを元に、学んだ内容や取り組む際の姿勢の仕事における再現性を打ち出し、企業への貢献方法を盛り込みましょう。

好印象を与えるアルバイトで学んだことの例

null

それでは実際に、自分がアルバイトで学んだことを採用担当者に有効にアピールするにはどうしたら良いでしょうか。ここからの項では、大学生がアルバイトを通して学ぶことの代表例を挙げ、それぞれの場合にどのようなアピールをすれば採用担当者にわかりやすく伝わるのかを紹介します。

チームワーク

アルバイト経験を通し、「チームワークの大切さを知った」、「チームで動くときにどんな点に気をつければ良いかを知った」という人は多いでしょう。なぜなら、世の中の仕事はアルバイトも含め、基本的に多くの人が関わって成り立っているからです。

逆に言えば、アルバイト経験で学んだチームワークの大切さや気をつけるべき点は、入社後の仕事でもそのまま役立てることができます。チームワークに関して自分の具体的な経験を書く時には、「どう考えたか」、「どう行動したか」、「結果どうだったか」、「どう活かしたいか」という観点でまとめましょう。

このような伝え方をすることで、あなたが入社後にどのように社内の人たちと関わって仕事を進めていけるのか、採用担当者はイメージしやすくなります。

リーダーになった経験

アルバイトをする中で、何らかのリーダー経験を持っている人もいるかもしれません。もしリーダー経験を持っているならば、自分がリーダーに選ばれた経緯や、リーダーとしてどう仕事に当たったかを具体的にまとめましょう。人をまとめたり指導する力は就職後も求められる場面があるため、実際にどの程度の能力があるのかを企業は把握しやすいためです。

働くことの楽しさを知った

アルバイトの経験を通じ、「働くことの楽しさを知った」という人は多いでしょう。もちろん、アルバイトも就職して働く場合でも、困難なことや苦労はつきものです。

しかし、その中で仕事にポジティブな側面を見いだし、前向きに取り組む姿勢がある人は、仕事を任せる側からすると非常に安心できます。困難なことを任せても最後まで誠実に取り組み、苦労を乗り越えて成長していけるだろうと思えるからです。

責任感

アルバイトといえど、最後まで責任を持って仕事をしたというポイントは採用担当者からすると大きな評価ポイントです。期限内に終わらせた、終わらせるために工夫をしてきた経験があるというエピソードは、仕事を任せられる信用があるとみなされるでしょう。

独りよがりな責任感にならないためにも、「チームワークを意識して、皆で意見を交換しながら作業しました」ということをアピールすると、採用担当者に好印象を与えることができます。責任感を持って持ち場を担当したことや、店の一従業員としてマナーなどの習得に尽力したなどのエピソードを伝えましょう。

コミュニケーション

null

色々な人とのコミュニケーション術を学んだというアピールは、採用担当者も必要としている部分です。企業に入社すれば、上司や同期、後輩、さらにはお客様といった様々な立場の人々とコミュニケーションをとっていかなくてはなりません。この場合、どのようにすればお互いに気持ちよく意思疎通を図ることができるかを、肌で経験したという内容を採用担当者は欲しがっています。

特にお客様とのコミュニケーションは、ひとつ間違えれば大きなクレームに発展してしまう可能性があるものです。アルバイトでクレーム処理を含む接客業を経験してきた就活生は、高く評価される傾向にあります。

お金の大切さ

学生にとってアルバイトをする最も大きな目的は、労働の対価としてのお金を得ることです。アルバイトでお金を稼ぐ大変さを知れたという主張は、採用担当者の心を大きく動かすことができます。

採用担当者からすると、お金の大切さを身に染みてよくわかっており、前述の責任感と合わせて、将来的には大きな仕事を任せられるという発想につながります。大きな仕事やプロジェクトには数千万円、時には億単位でお金が動くことも珍しくないため、お金に対する考え方が問われるのです。

問題を解決する大変さ

現代では、学校においても問題解決能力の育成という形で授業や講座が開かれている場合も多いです。採用担当者は問題を解決する大変さを知っており、就活生がその能力を持っているかどうかを見ています。仕事では、様々なタイプのトラブルに巻き込まれるのです。

こうしたトラブルには正解が存在する場合もありますが、大抵の場合は状況に応じて臨機応変に判断していく必要があります。このような場合に、アルバイトをしていた時にどのようなトラブルに遭遇し、それをどのように解決してきたかという点が活かされます。アルバイトで学んだこととして問題を解決する大変さを挙げることで、経験と能力を同時にアピールできるのです。

接客や上司に対するマナー

アルバイトでも会社やお店の看板を背負っていると考えた方が良いでしょう。アルバイトでも、社内、社外関係なく社会人として見られていると考える必要があります。多くの人はアルバイトだからと甘く見てくれません。お客様や自分の上司はプライベートの友達でも親戚の人でもないです。そのことを踏まえれば、人へのマナーが重要になります。

失礼な言動やマナー違反について、アルバイトという立場だからという言い訳は通じません。たった一言でお店や会社の評判に悪影響を与える可能性もあります。報連相も重要です。上司や先輩に報連相を怠りトラブルが生じた時「ごめんごめん」で済むものではありません。そのため就活においてマナーを知っていることはアピールになるのです。

アルバイトで学んだこと 履歴書やESの例文

それでは実際に、履歴書やESにアルバイトで学んだことを書き、アピールする例文を紹介します。最も重要なことは、あなたの人柄や入社してからの働きぶりを採用担当者がイメージしやすいように伝えていくことです。

具体的な状況、自分の考えや行動、結果、その経験から学んだこと、学んだことを就職後にどう活かすかというポイントを頭に置き、ぜひ参考にしてください。

自己PRが書けない時は
"ツール"を使ってサクッと作成してみよう!

自己PRの内容が薄いと、志望企業に採用されません。選考を突破するには、自己PRを作り込む必要があります。

そこで活用したいのが、自己PR作成ツールの「自己PRジェネレーター」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの自己PRが完成します。

無料でダウンロードできるので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

コンビニのアルバイトで学んだこと

私は3年間のコンビニエンスストアでのアルバイトを通し、お客様のニーズを仕事に反映する楽しさを知りました。ある時、私は店舗に女性顧客が少ないことに気づきました。
そこで低カロリーの飲食物やスイーツが女性に好まれるという仮説を立て、店長に相談してそれらの商品の割合を増やしたところ、女性のリピーターが増えました。さらに、女性顧客の殆どが近くの会社に通う忙しい女性であるという仮説を立て、ストッキングや日用品の割合を増やす提案を行いました。
結果、女性リピーターが急増し、売り上げを増やことができました。この経験を貴社でも活かし、顧客ニーズを商品に反映する提案を積極的に行い、貢献したいと考えております。

冒頭で、アルバイト経験を通じて学んだことが何であるのかが明示されています。このように要点を先に伝えると、内容が読み手の印象に残りやすいです。「仮説を立てて店長に提案した」という具体的な行動や、「女性リピーターが急増し、売り上げが増えた」という結果もわかりやすく書かれています。

さらに、アルバイト経験を「顧客ニーズを商品に反映する提案を行う」という具体的な抱負に結びつけているので、入社後に意欲的に働く姿がイメージしやすいでしょう。

飲食店のアルバイトで学んだこと

私は2年間の飲食店のアルバイトで、問題解決能力を身につけました。2年目に、アルバイト仲間の殆どがストレスを溜めて疲弊しているのを感じました。理由を考えたところ、メンバーの多くが質の悪い接客をしてクレームを受け、その対応に時間がかかっていることに思い当たりました。
そこで店長に相談し、定期的に全員でお互いの接客を見直し、改善する時間を作ることを提案しました。結果、毎日あったクレームは殆ど無くなり、メンバーも楽しんで働くようになり、インターネット上の口コミ評価も上がりました。
この経験を貴社でも活かし、うまくいかない場面でも積極的に解決に当たり、成長していきたいと考えております。

この例文では、問題(アルバイト仲間がストレスを溜めて疲弊している)を発見した際、その根本原因を考え、具体的に解決策を講じた流れがわかりやすく書かれています。そのため、「難しい局面でも粘り強く解決策を考え、果敢に挑戦してくれるだろう」という印象を与えることができます。

このように、状況や考えたこと、行動、結果を具体的に書くことで、実際の場面や状況を採用担当者がイメージしやすいようにするのがポイントです。

アルバイトを通してコミュニケーション力がアップ

私は2年間の化粧品販売のアルバイトを通し、聴くことの大切さを学びました。最初の頃、私は化粧品の知識の多さに自信を持っていました。しかし、接客し始めて数ヶ月しても販売成績は店舗最下位でした。そこで友人相手に模擬接客をし、その様子をビデオで確認しました。
すると、私はお客様の話を殆ど聴いていないことがわかりました。それ以降、お客様の悩みや要望を聴くことに注力しました。結果、「何でも相談できる」と喜ばれるお客様が増え、販売成績は店舗で上位になりました。
この経験から、私は相手の話を聴き、要望に的確に応える姿勢の大切さを学びました。貴社でもこの姿勢を活かし、顧客満足向上に努めたいと考えております。

コミュニケーション力というと、「自分の想いや考えを上手に発信できること」と捉えている人も多いですが、今回の例文で書かれているような「聴く力」も、実は社会人になると重視されるコミュニケーション力の1つです。

例文では、販売成績が悪い原因を解明するため、模擬接客をビデオ撮影したことが具体的に書かれており、問題解決のためにすぐ行動する姿勢が伝わります。また、この例文の「何でも相談できる」のように、第三者の意見や声を入れることで、より客観的に自分の成長を企業に伝えることが可能です。

アルバイトの学んだことを通して人柄を十分に伝えられるようにしよう

アルバイトはいろいろな出来事があり、多様な角度からエピソードをピックアップできる、話題の宝庫です。そこで学んだことをうまく利用して、あなたの人柄を存分にアピールする材料にしてください。

この記事で挙げてきたポイントや例を参考にすることで、企業が欲しがっている人材のイメージに迫る、はっきりとした人物像を伝えられるでしょう。アルバイトを通して仕事に対する取り組み方をアピールできるため、企業側がより現実味のあるイメージを描けるところがメリットです。「学んだこと」が軸でない場合も、アルバイトにまつわる経験を語る機会には、ぜひこの「学び」の要素をプラスしてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ