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好奇心旺盛を自己PRでアピールする方法|例文やNG例もご紹介

就活において自己PRは重要

自己PRで採用担当者に効果的にアピールするためには秘訣があります。就活では自分のことをどれだけ知ってもらえるかがポイントであり、自身をアピールできる自己PRは非常に重要です。自己PRは何を題材にアピールするか、それをどのようにアピールしていくかなど考えなければならないことがたくさんあります。

自身の長所やアピールポイントが分からずに悩んでしまう人も多いです。自己PRは就活の要であるだけに難しい部分でもありますが、しっかりと対策をすることで就活を有利に進めることができます。自己PRを作成するためには、まずは題材を決めることから始めなければなりません。この記事では、「好奇心旺盛」を題材にした自己PRについてご紹介していきます。

好奇心旺盛さとは

好奇心旺盛さを題材に自己PRを進めていく場合、言葉の意味を正しく理解しないままアピールをしても効果的なアピールにはなりません。また、身のことが間違って伝わってしまう場合もあります。好奇心旺盛以外を題材にする場合でもまずは言葉の意味を正しく理解してから自己PRを考えるようにしましょう。

好奇心旺盛さの意味

そもそも、好奇心旺盛とはどのような意味があるのでしょうか。好奇心旺盛には自身の知らないことや新しいことに強く心をひかれるなどの意味があります。知らないことを知りたい知識欲の強さ、新しいもの好きなどの特徴がありますが、就活においては成長力や向上心があるなどの意味で使用されることも多いです。

知らないことを知ることは成長であり、新しいことを始めることも成長につながります。またそれらを積極的におこなう=経験が増え成長する事が出来るということでもあるため、向上心があるとも考えられます。好奇心旺盛さは単に物事に対する興味が強いという意味だけではなく、就活では別の能力を間接的にアピールできるため、自己PRにおすすめの題材です。

好奇心旺盛さが必要とされる理由

就活において好奇心旺盛さが必要とされる理由としては、成長力がある、新しい環境に飛びこめる勇気があるなどが考えられます。好奇心旺盛にさまざまなことに挑戦することで幅広い知識やスキルを身に付けることが考えられるからです。自身の興味の赴くままにそれらをおこない、成長できることは重要です。

新卒の場合は即戦力採用ではなく、人柄を見てのポテンシャル重視で採用が決定することが多いので、成長力は求められる能力でもあります。また、好奇心旺盛であればどのような環境でも恐れることなく挑戦できる勇気があると考えられます。時には思い切った気持ちで新しい環境に飛び込む勇気もビジネスには必要であり、好奇心旺盛な人はそれを持ち合わせているので企業に求められる存在です。

好奇心旺盛さがある人とは

好奇心旺盛さがある人の特徴としては、「コミュニケーション能力が高い」「行動力が高い」などが考えられます。好奇心旺盛な人は自身の興味の赴くままにさまざまなことに挑戦します。人よりも多くの経験をしていることが多く、知識なども幅広いため話が上手な人も多いです。

また、新しい環境で物事を始め、人と接することにも慣れているのでコミュニケーション能力が高い人が多いのも特徴です。好奇心旺盛な人は、興味の対象を見つければためらうことなくそこに飛び込んで行くので、行動力もあります。新しい環境に飛び込むことが怖いと考えるよりも、自身の興味が優先されるため臆することなく何でも挑戦することができます。好奇心旺盛な人は、深く考えるよりもまず行動してみる人が多いです。

自分の強みは「好奇心旺盛さ」なのか、自己分析ツールで確認しよう

『好奇心旺盛さ』を自己PRする人の中には、自分の強みを勘違いしている人もいます。強みを勘違いしていると自己PRは上手くいきません。

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好奇心旺盛な就活生の印象

好奇心旺盛さを、自己PRに取り上げることで、面接官に対し好印象を与えることができます。しかし、なぜ好奇心旺盛のアピールは、好印象を与えるのでしょう。面接官にとって、好奇心旺盛と自己PRする就活生はどんなイメージを持つのか。

ここでは、好奇心旺盛な就活生の面接官からの印象について紹介していきます。面接官が持つ好奇心旺盛を自己PRとする就活生のイメージを把握したうえで、好奇心旺盛についてのアピールを考えていきましょう。

仕事に対する意欲が高いと評価される

就活生の中でも、何のために働くのか分からないため、働く意欲が低く、仕事に対する意欲も低いという人は多いです。しかし、好奇心旺盛をアピールする学生はチャレンジ精神も強いため、仕事に対する意欲が低いという人はほとんどいないでしょう。新しい事にも積極的に挑戦するという印象を与えられます。

そのため、面接官は好奇心旺盛をアピールする就活生は、仕事に対する意欲が高いのではと評価し、好印象を持つ傾向にあるのです。この印象から、好奇心旺盛をアピールするのであれば、仕事に対する意欲の高さを加えてより好印象を得る文章にしていくことをおすすめします。

前向きに取り組む姿を想像させやすい

奇心旺盛をアピールする就活生は、前向きに取り組む姿を想像させやすいというのも、面接官のイメージとしてあります。企業の求める人物像や、社風の中には、「何事も前向きに取り組む人」や「チャレンジ精神の高い人」と掲げるところが多いです。企業は、仕事に対して前向きに取り組む就活生=好奇心旺盛や就活生を求めている傾向があります。

そのため、好奇心旺盛のアピールは効果的といえますので、ただ言葉を述べるのではなく、具体的な例を用いて好奇心旺盛をアピールしていきましょう。好奇心旺盛な性格と、前向きさを合わせたエピソードがあると効果的です。学生時代に取り組んできたことや、アルバイトなどで経験したことなどと織り交ぜてアピールできるようにしましょう。

好奇心旺盛な長所が求められる職種

業界や企業によって求められる能力や資質は異なるため、向き不向きがあります。優秀な人でも全ての業界で活躍できるとは限りません。業界によっては相反するような資質が求められる場合があるため、自身の能力や性格に合った仕事を見つけることが大切です。

また、同じ企業であっても職種が違えば求められる能力は違います。好奇心旺盛さが求められる職種も多くありますので、それらを知って仕事選びの参考にしてみましょう。

①企画職

好奇心旺盛さが求められる職種としては企画職が挙げられます。企画職はその名の通り企画を考えることが仕事であり、世間の人がどのようなものを求めているのかを知ることが大切です。好奇心旺盛な人であればすぐに興味の対象を見つけることができ、それを仕事の企画に活かすことができます。

また、企画職は企画を考えて終わりではなく、実際に企画を実行する人との話し合いなどもおこなわなければなりません。企画を実現するためには企画力だけではなくコミュニケーション能力も必要であり、コミュニケーション能力が高い好奇心旺盛な人に向いた職種だといえます。

②クリエイティヴ職

クリエイティヴ職も好奇心旺盛さが強く求められる職種です。クリエイティヴ職は新しいもの、未知のものを生み出す仕事です。新しいものや未知のものは、求める気持ちがなければ生み出すことはできません。クリエイティヴ職はそれらに対する興味の強い好奇心旺盛な人には天職とも言える職種です。

またクリエイティヴ職は仕事として自身の興味を追求していくことができます。さらに、ただ「仕事」として自身の興味を刺激するのではなく、本心から楽しみ、自身の興味を刺激し、それを仕事として満足させることができます。クリエイティヴ職は物事に対する強い好奇心が必要ですし、好奇心旺盛な人は仕事をしながら自身の欲求を満たすことができるおすすめの職種です。

③営業職

好奇心旺盛さが強く求められる職種の最後として、営業職が挙げられます。営業職にはコミュニケーション能力が求められるため、好奇心旺盛で高いコミュニケーション能力を持つ人にはぴったりの職種です。営業職にはさらに、コミュニケーション能力だけではなく、行動力があること、そして顧客のニーズを求める力があることも好奇心旺盛な人が営業職に求められる理由です。

営業職は多くの人に会って商品を売り込むことが大切なので、新しい環境にも臆せず飛びこむ行動力が求められます。また、顧客とのやり取りの中で相手が何を求めているのかを知る必要があります。好奇心旺盛な人は相手のニーズに対しても興味を持ち、深掘りすることができるので営業職も向いている職種だといえます。

好奇心旺盛な長所を自己PRで伝えるコツ

好奇心旺盛な長所を自己PRで伝えるコツ

好奇心旺盛なことを自己PRで活かすためには、採用担当者にいかにアピールすることができるのかということが鍵になります。しかし、好奇心旺盛なことはアピールの仕方を間違えると好印象を持ってもらえないどころか悪印象になることも多く、アピールの仕方ひとつで評価が分かれることに注意する必要があります。そこでここでは、そうしたことを踏まえて、採用担当者に向けたアピール方法をまとめました。

①具体的なエピソードを伝える

採用担当者に自己PRとして伝える時には、具体的にどのようなことを経験し、どのような結果になったことから、何を学ぶことができたかということを筋道を立てて理解してもらう必要があります。記載する情報はできるだけ詳細にしながらも、採用担当者が欲しがる上述の情報に範囲を絞る必要があります。

採用担当者は毎日数多くの応募者の書類に目を通す必要があるため、応募者の履歴書を1枚1枚詳細に見る時間はありません。全体の文章を見て何を経験し、学習できたのかを大筋には理解できるような文章にして書く必要があります。結論を最初に書いて採用担当者に注目してもらい、興味深く読んでもらえるように心がけることが大切です。

②好奇心がもたらした影響を伝える

自分が持っている好奇心が周りにどのような影響を与えたかを伝えることは、とても大切な要素です。自分の所属するチームや団体の人間と、好奇心を活かした形で立ち回った経験を持っているかどうかが問われます。

どの職種においても人との関わりが仕事の基本となっているため、同僚、取引先、お客様といった多様な関係先において今までどのような影響を与えてきたかを採用担当者は知りたがっています。あなたの好奇心がチームの活動にどのような発展をもたらしたか、また自分自身がそのような活動から何を学習したかを明確に記載すると、興味を持って読んでもらうことが期待できます。

③好奇心を仕事に活かす方法を伝える

好奇心の活かし方を採用担当者に伝えることができれば、採用は目前です。あなたが持っている好奇心が会社によい影響を与えて、さらに会社自体を活性化することができるという方向でアピールすることができれば、自ずと仕事を得ることができるでしょう。論拠を持ってアピールすることができれば、上層部の人たちを動かすことができ、やがて会社全体を良い方向にもっていくことができるでしょう。

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好奇心旺盛なところを自己PRで伝える例文3選

好奇心旺盛な長所が求められる職種は多くあります。自己PRは題材選びも大切ですが、その伝え方も重要です。好奇心旺盛は多くの業界や企業で求められる能力ですが、伝え方を間違えれば高評価を獲得することはできません。

せっかく素晴らしい題材を選んでも、自己PRを上手く進めることができなければ魅力は半減してしまいます。「好奇心旺盛」を効果的にアピールするために、例文を参考に評価される自己PRを考えていきましょう。

例文①

私は好奇心旺盛であり、新しいことでも臆さずに挑戦することができます。私は大学時代に居酒屋でアルバイトのキッチンでアルバイトをしていました。アルバイト先はチェーン店でしたが店舗ごとにオリジナルメニューを一品だけ提供していました。オリジナルメニューは毎月変わり、私は社員を手伝ってオリジナルメニューを一緒に考えていました。
通常の業務をこなしながら新メニューを考えるのは大変でしたが非常にやりがいがあり、楽しく取り組むことができました。テレビやネットなどを参考に新メニューを提案し、それがメニューに載って多くのお客様に注文してもらうことができました。私は御社でも新しいことに挑戦して売上に貢献したいです。

例文①では好奇心旺盛さ、そこから新しいことでも臆さずに挑戦することができるとアピールされています。自身の好奇心がどのように活かされるのかを語ることで好奇心旺盛さだけではなく行動力があることもアピールできています。また結論を最初に語ることでアピール内容を明確にしていることもポイントです。

最初に「自分は好奇心が旺盛である」と、結論を提示することで自分の魅力を印象付けることができています。結論の次に裏付けの根拠となる居酒屋でのアルバイトのエピソードが挙げられており、説得力も上がっています。

エピソードの中で通常業務をこなしながら新メニューを考えたとありますが、これも大切なポイントです。好奇心旺盛であると自身の興味を優先するあまり他のことが疎かになりがちですが、通常業務をきちんとこなすとすることでマイナス要素を取り払うことができています。

例文②

私は抑えることができない好奇心旺盛さがあります。好奇心旺盛なところを活かしてどんなことでも挑戦し、幅広く活躍することができます。私は大学時代サッカー部に所属していました。サッカーは小学生から続けており、さまざまなポジションを経験しました。一般的にはポジションは固定して練習しますが、私はたくさんのポジションに挑戦したいと思い、キーパー以外のポジション全てを経験しました。
それぞれ違う能力を身に付けなければならず練習は大変でしたが、そのおかげで大きく成長することができ、最後の大会ではリーグ昇格という実績を残すこともできました。私は御社でもさまざまな部署を経験し、最終的に企業を引っ張る存在に成長したいです。

例文②では好奇心旺盛さを活かし、さまざまなことに挑戦し、幅広く活躍できることがアピールされています。冒頭から結論が語られており文章構成にも問題ありませんが、注目すべきは一文目のアピールです。例文では一文目で抑えることができない好奇心旺盛さとアピールされています。

単に好奇心旺盛であると伝えるだけではなく、キャッチフレーズをつけることでより印象的なアピールになっています。結論から語り、さらにキャッチフレーズをつけることで面接官の印象にも強く残っているでしょう。

エピソードではサッカー部での経験が語られており、さまざまなポジションを経験したとあります。ポジションを変えるごとに新たな能力を身に付けたことで成長力がアピールされています。締めの文章でも企業で大きく成長したいとあり、これも好印象です。

例文③

私の長所は好奇心旺盛なところです。特に知的好奇心が強く、気になったことは納得がいくまでとことん調べることができます。私は大学時代経済学部に所属しており、ゼミでは地域の活性化についてを研究しました。図書館の文献を参考に研究を進めましたが、文献やネットだけではどうしても分からないこともあり、実際に現地に足を運んで真相を確かめました。
現地に足を運ぶことで得られる情報は多くあり、文献では知ることのできない情報もありました。納得のいくまで研究を進めることで、研究発表を成功させることができました。私は知的好奇心を活かして御社でもさまざまなことを学び、幅広い知識を身に付けて成長したいと考えています。

例文③では、好奇心旺盛の中でも知的好奇心に焦点を絞ってアピールがされています。好奇心旺盛と言っても興味が向かう先はさまざまですので、知的好奇心と限定することでアピールに具体性を持たせることができています。冒頭でアピールポイントを明確にし、かつそれに具体性を持たせることでより面接官に自身の能力をイメージさせることができていますよね。

エピソードでは、文献で分からないことを直接現地に足を運んで調べたとあります。このエピソードから知的好奇心の高さをアピールできていますし、行動力の高さも同時にアピールできています。締めの文章でも知的好奇心を活かして幅広い知識を身に付け成長したいとすることで向上心がアピールされており好印象です。

好奇心旺盛なところを自己PRで伝えるNG例文3選

自己PRに素晴らしい題材を使用していても、伝え方を間違えればマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。自己PRで失敗しないためにも実際にNG例文を見て、何が間違いなのか、どこがマイナス評価につながるのかを知る必要があります。NG例文と自身の自己PRを照らし合わせて、共通する部分がないかを確認してみましょう。

NG例文①

私は大学時代にバックパッカーとして世界中を旅し、さまざまな経験をしました。見たことのない風景、聞いたことのない街を訪ねて、そこでさまざまな文化に触れました。多くの人が知っている国であっても街によっては全く知られていない場所も多く、私はできるだけ知らない場所を求めて旅を続けました。
バックパッカーの経験を通してさまざまなことを知り、私の中で財産になっています。私は好奇心旺盛さを活かして御社でもさまざまな仕事に挑戦し、そこでの経験を財産として成長していきたいです。

NG例文①では、まずは文章構成が間違っています。結論が最初ではなく最後に語られており、冒頭では何についてのアピールなのか全く分かりません。結局最後まで聞かなければアピール内容は分からず、アピール内容にたどり着く頃にはすでに飽きられてる可能性があります。

自身の経験したエピソードから自己PRをすることは間違っていませんが、最初に結論を話し、アピール内容を明確にしなければなりません。またエピソードにも具体性がなく、ただ世界中を旅しただけの印象になっています。バックパッカーをしてどんなことを経験し、そこから何を得たのかも明確にする必要があります。

NG例文②

私の長所は好奇心旺盛なことです。好奇心を活かしてさまざまな物事に取り組み成長することができます。私は大学時代に居酒屋でアルバイトをしていました。もともとはキッチンとして働いていましたが、ホールの仕事にも興味があり、ホールの経験もしました。
また営業中のシフトだけではなく、営業前のシフトにも興味がありましたので、そのシフトにも入り、仕込みの作業も覚えました。私はさまざまな仕事に挑戦することができますので、その行動力を活かして御社でもたくさんの仕事を経験し、成長したいと考えています。

NG例文②では冒頭から結論が語られ、アピール内容を明確にした上で根拠となるエピソードが語られています。文章構成としては問題はありませんが、エピソードの内容に問題があります。エピソードでは自身の興味が向くままにさまざまなポジションやシフトを経験したとありますが、それらについての詳細なエピソードがなく、これではただ多くのポジションを経験した報告です。

面接官が知りたいのはさまざまなポジションを経験した事実ではなく、そこから何を得たのかです。さまざまなポジションを経験したことで居酒屋の店員としての能力は高いかもしれませんが、その能力を仕事に活かすビジョンが全くありません。培った能力をアピールするのではなく、能力を使って仕事でどのように活躍できるかをアピールすることが大切です。

NG例文③

私の長所は好奇心旺盛であることです。興味のあることには果敢に挑戦し、そこで成長することができます。私は、大学時代にさまざまなアルバイトを経験しました。居酒屋や道路作業員、販売員や工場勤務などさまざまなアルバイトを経験し、それらでさまざまな能力を身に付けることができました。
アルバイトのメリットはすぐに辞めることができることなので、私は大学時代に多くの仕事を知ろうと思い、気になるアルバイトを見つけては挑戦していました。その結果、幅広い知識やスキルを身に付けることができ、それらの能力を御社でも活躍したいと考えています。

NG例文③では興味のあることに果敢に挑戦し、成長できる好奇心旺盛さがアピールされています。冒頭で結論が、次に裏付けとなるエピソードが続き、やはり文章構成には問題がありません。しかしエピソードの内容に大きな問題があります。エピソードではさまざまなアルバイトを経験したとあり、アルバイトのメリットはすぐに辞めることができることと語られています。

確かにアルバイトは責任も少なく、辞めることは簡単ですが、それを就活の場で語るのは良くありません。アルバイトをすぐに辞めてしまうことで継続力のなさや責任感のなさ、さらには飽き性であることが強調されています。好奇心旺盛は裏返せばこれらの短所になるものであり、マイナスの要素が全面に押し出されてしまい、評価も悪くなってしまうでしょう。

好奇心旺盛な人が短所と捉えられやすい特徴

好奇心旺盛であることは長所でもありますし、短所にもなりますのでアピールする際には充分に注意が必要です。正しく理解しないままにアピールしてしまうと、マイナスの印象を与えてしまう可能性もありますし、選考でも不利になってしまいます。上手にアピールするためには、短所としてはどのように捉えられるのかを知っておくことが大切です。好奇心旺盛な性格を短所として捉えた場合は、どのような点が弱みになるのかを知っておきましょう。

物事に集中しすぎて周りが見えなくなる

好奇心旺盛な人の短所としては、物事に集中しすぎて周りが見えなくなることが挙げられます。好奇心旺盛な人は何事に興味を持ち、高い熱意で取り組むことができますが、そればかりに集中してしまい、他のことが疎かになってしまうことが多い傾向があります。職人などひとつのことに熱中することが求められる職業では長所として考えられますが、複数のことを同時にこなさなければならない仕事では短所となってしまいます。

業界や職種によっては高い処理能力が求められることもあり、その場合は好奇心旺盛であることが足を引っ張ってしまうので注意が必要です。仕事によっては複合的な取り組みが求められることもありますし、ひとつのことにしか集中できないことは短所として捉えられてしまいます。

移り気で飽きっぽい性格と思われる

移り気で飽きっぽい性格と思われることも、好奇心旺盛な人の短所だといえます。好奇心旺盛な人はひとつのことに興味を示し、集中したかと思えば、すぐに別のことに興味が移ってしまうことも多いです。新しいことでも恐れずに挑戦できる長所である反面、飽き性な短所であるともいえるため、アピールの際には注意しなければなりません。

仕事は継続しておこなうことが大切です。継続力がないことで責任感がない、仕事に対して誠実でないと思われてしまう可能性もあります。仕事が続けられないことで信用できないと評価されることもありますので注意が必要です。飽きっぽい性格だと思われないためにも、何かを継続して続けていることも併せてアピールしましょう。

注意力散漫になりがち

好奇心旺盛な人は新しいことにどんどん目がいってしまい、注意力散漫になりがちなことも短所のひとつだといえます。他のことが気になってしまい、ひとつひとつが中途半端になってしまうことも多く、それが短所として考えられる場合が多いです。注意力散漫なことで細かいミスが起きやすいですし、仕事をする上ではそれが邪魔をしてしまう可能性もあります。

小さなミスでも連発していれば大きなミスにつながってしまう可能性もあり、ミスが多いことで仕事への真剣度が疑われてしまうこともあります。誰しもミスはしてしまうものですが、それがあまりに多いとマイナスの印象を与えてしまいますので、周囲への気配りができることをアピールしておきましょう。

好奇心による短所のカバーが必要

好奇心がある人は、その好奇心があるがために難色を示されるケースもあります。例えば、保守的な傾向のある銀行業界には、好奇心よりもまず正確に仕事をこなすことが求められます。また、好奇心はそれが続く限り高い行動力を発揮しますが、なくなると途端にやる気や行動力の減衰に繋がるというイメージが強いです。好奇心が続いてどのように物事をとらえて継続してきたかといったアピールをすると、よりよい印象を与えることができます。

好奇心が旺盛だとすぐ転職してしまう印象をもたれやすい

好奇心が旺盛なことの短所としては、移り気に見られてしまうことが挙げられます。好奇心が旺盛だと別の企業にも目がいきがちだと評価され、すぐ転職してしまう印象をもたれやすいです。新しいことにチャレンジすることは大切なことですが、それが求められるのはあくまで企業内でのことです。

他の企業に転職してしまっては、企業では好奇心旺盛であることは短所になってしまいますし、長く続けられない人は最初から不採用にしようと考える場合もあります。他の企業に転職すると思われないためにも、志望度の高さをアピールすることが大切です。企業への仕事の熱意や絶対にやめない固い意志を見せて、他の企業に転職せずに長く続けられることをアピールしていきましょう。

企業の求める人物像を把握することが重要

好奇心旺盛であることは長所としてアピールすることができますし、高評価になる場合も多いですが、必ずしもプラスに働くとは限りません。好奇心旺盛さをアピールする際には、企業の求める人物像を把握することが重要であり、それができていないと短所として捉えられる可能性もあります。好奇心旺盛であることで新しいことにも次々にチャレンジすることができますが、それが求められないこともあります。

好奇心旺盛なところを武器に内定を勝ち取ろう

就活では、自分を知ってもらう自己PRは非常に重要です。自己PRでどれだけ自分のことを知ってもらえるか、自分を売り込むことができるかで、評価は大きく変わってきます。また、アピール力の高い題材を選んでも伝え方次第で印象は変わり、最悪の場合はマイナスの印象にもなってしまいます。

好奇心旺盛はさまざまな能力がアピールできる優れた題材ですが、アピールの仕方によっては短所にもなるので注意が必要です。全ての長所は短所の裏返しであり、短所は長所の裏返しです。どんな長所にもマイナスの要素は眠っていますので、マイナスの要素を取り払ったアピールを心がけましょう。自己PRの伝え方に気をつければ好奇心旺盛はアピール力の高い題材ですので、上手に使って内定を勝ち取りましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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