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【長所と自己PRの違いとは】それぞれで伝えるべき内容や例文を解説

長所と自己PRの違いを理解しておこう

自己PRと長所は同じものだと考えている人がいますが、実はこれらには違いがあります。実際に「ESで長所と自己PRの両方が出てきて困っている人」や「面接で両方聞かれて上手く答えられなかった人」も多いのではないでしょうか。

長所と自己PRを間違えて答えてしまうと、効果的にアピールを進めていくことができません。場合によっては「質問の意図を理解できていない」と、マイナスの評価になる可能性もあります。

本記事では、長所と自己PRの違いやそれぞれの特徴を解説します。自己PRと長所は一体何が違うのかを知り、正しく使い分けられるようになりましょう。

長所と自己PRの違いとは

まずは、自己PRと長所がどのように違うのかを把握しておきましょう。自己PRと長所は、どちらも「自分自身の強みを伝える」という点では共通しています。一方で、細部のポイントは異なるため、この違いを正しく把握していないとアピールに失敗することも少なくありません。

長所と自己PRの違いは何なのかを知っておくことで、それぞれを適切に伝えられるようにて

言葉の意味が違う

長所と自己PRの違いには、それぞれの言葉の意味が違います。

まず長所には「優れているところ」「美点」といった意味があり、品詞は名詞です。例えば、「主体性がある」「思考力がある」「真面目」などといった強みが長所と言えるでしょう。

一方で、自己PRは「企業に対して自分の長所をアピールする行為」といった意味があり、品詞は動詞です。自己は「自分のこと」であり、PRはパブリック・リレーションといい「アピールや宣伝する」という意味があります。

例えば、「主体性を活かして10人のチームをマネジメントできます」「大学の部活動では思考力を活かしてチーム戦略を立案してきました」などを伝える行為になります。

そのため自己PRは、「就職したら自分に何ができるのか」を提示していかに貢献できるかを伝える必要があります。「採用によるメリットを伝えられるかどうか」が、評価される上で重要になるでしょう。

長所と自己PRにはこれらの違いがあります。明確な違いとしては、品詞と企業で活かせるかどうかになるでしょう。自己PRは企業で活かせる自分の強みをアピールする行為になるでの、企業で活かせない強みは自己PRにできません。

一方で、長所は企業にアピールするものではないため、企業で活かせなくてもかまいません。そのため、ESや面接で長所を聞かれた際は、自分が思う自分の強みを話せば良いでしょう。

アピール方法は同じ

長所と自己PRは内容にこそ違いがありますが、ESに書いたり面接で話したりする伝え方としては共通しています。後程詳しく解説しますが、「①テーマを一つに絞っておく」「②具体的なエピソードを伝える」「③仕事での活かし方を伝える」「④PREP法でまとめる」になります。

また「自己PRと長所をそれぞれお願いします」と言われた際は、自己PRは企業で活かせる強み、長所は自分が思っている強みをそれぞれアピールしましょう。長所は自分が強みと思っていればいいので、企業で活かせても活かせなくてもどちらでも良いです。

自己PRと長所2つ聞かれた際は、このように回答しましょう。

長所と自己PRの魅力的な伝え方

長所と自己PRの魅力的な伝え方を表した図

自分の長所と自己PRの違いが理解できたら、今度は魅力的に伝える方法知っておきましょう。ESや面接において、長所や自己PRをどれだけ魅力的に伝えるかどうかが大切です。

「私は、チームを目標へ導くための働きかけ力があります。」
「私は、働きかけ力あります。」

上記では、上の方がより具体的に伝えているため、より良い評価を得られるでしょう。

ここでは、長所や自己PRをもう一段階踏み込んで考えることで、魅力的にする方法をご紹介します。他の就活生と差別化のできる自分だけの長所や自己PRを作成していきましょう。

1.テーマを一つに絞っておく

OK例
「私の長所は、チームを目標へ導くための働きかけ力です」

NG例
「私の長所は、リーダーシップと協調性、コミュニケーション能力です」

長所や自己PRをアピールする際は、テーマを一つに絞っておきましょう。複数の長所や自己PRを提示したからといって、その分評価されるわけではありません。

むしろアピールする数が多いと、評価が下がる場合もあります。なぜなら複数の長所を提示すると、ひとつひとつの印象が薄くなり、最終的に何を伝えたいのかがわかりづらくなってしまうためです。せっかく魅力的な長所があるのに、それを伝えきれないのはもったいないです。

長所や自己PRはひとつに絞ってアピールすることで、自分の強みや特徴を人に理解してもらいやすくなります。複数あったとしても、ESや面接ではひとつに絞り、それに絞ってアピールしましょう。

2.具体的なエピソードを伝える

OK例
「10人全員がそうしようと言うまで折衷案を練りました」

NG例
「納得するまで話し合いました」

自分の長所や自己PRには、そのように考えた背景や何らかのエピソードが必ずあります。そのストーリーを述べることで、話の説得力が増します。

例えば「様々な工夫をしました」「納得するまで話し合いました」と伝える人は多いです。しかし、これでは具体的とは言えません。「どんな工夫をしたのか」「どうやって納得させたのか」など、過程や用いた手段をより深くまで掘り下げたエピソードを伝えましょう。

ポイントとしては、結果だけでなく過程も話すようにしてみましょう。ただ結果や事象を話すだけでは、納得することが難しいです。

「どのような解決策を考え、どのような行動をとったのか」を伝えましょう。これらを伝えることで、実際に業務を行ううえで、どのような協調性を発揮できる人物であるのか、イメージしやすくなります。

しっかりとエピソードとなる部分を述べることで、説得力のある長所や自己PRになります。いくつもの過去の出来事がある場合でも、長々と話してはまとまりのないものになるため、1つか2つに絞り、端的に伝えましょう。

3.仕事での活かし方を伝える

OK例
「課をまとめて、売上達成に貢献したいです」

NG例
「御社で頑張りたいです」

これは主に自己PRの場合です。自分の自己PRが志望する企業で働く上で、「どのように役立つのか」「どのように活かすことができるのか」を明確にします。

具体的にすることで、採用担当者は、あなたが入社して活躍する姿をイメージしやすくなるでしょう。また就活生としても、入社後の働く姿をイメージしてもらえます。

仕事での再現性を伝えるためには、企業が求めている人物像や業務内容を事前に把握していなければなりません。そのため業界研究と企業研究もしっかりとしておきましょう。

4.PREP法でまとめる

PREP法とは「結論(Point)」「理由(Reason)」「具体例(Example)「結論(Point)」の順番で話す手法であり、わかりやすく伝えるためのフレームワークのことです。

PREP法

①「結論(Point)」
②「理由(Reason)」
③「具体例(Example)」
④「結論(Point)」

まず最初に「どのような長所なのか」を伝え、「なぜそれが長所と言えるのか」「どのような時に発揮される長所なのか」の順に述べ、最後にもう一度「どのような長所なのか」を話します。

「どのような長所」と最初に結論を伝えることで、「長所とした理由」や「長所にまつわる具体的なエピソード」を正確に理解してもらえます。長所の提示を後回しにしてしまうと、結局何を伝えたいのかがわからなくなってしまいます。

また、ただ長所を述べるだけでは、その能力や個性が本当にあるのか、疑問視される可能性があります。そのため説得力のあるアピールをする目的として、「長所を身につけた経緯、あるいは発揮した過去の経験」を伝えましょう。

説得力は重要なポイントであり、わかりやすく明確なアピールをすることが、高評価を得るポイントになります。

長所と自己PRを伝える際の注意点

長所と自己PRを伝える際の注意点を表した図

次に、長所と自己PRを伝える際の注意点について解説します。注意点としては「仕事に関係しない内容は控える」「企業にマッチしていない内容は控える」の2つになります。

自分の長所と自己PRを魅力的に伝えるためには、マイナスの評価を与えないことも大切です。マイナスの評価を与えてしまうと、それだけで落とされてしまう可能性もあります。

長所と自己PRを伝える際の注意点を、しっかりと理解しておきましょう。

仕事に関係しない内容は控える

OK例
「私の長所は、チームを目標へ導くための働きかけ力です」

NG例
「私の長所は、釣りが得意なことです」

長所と自己PRは企業で役立てられる内容をアピールする必要がありますし、仕事に全く関係のないものは避けましょう。

例えば「釣りが得意」「ゲームが得意」など、仕事とは無関係なものを提示してしまうと、入社後に活躍するイメージをもってもらえません。自己PRでは企業で活躍するかどうかが評価されているため、適切な評価ができなくなってしまいます。

仕事とは無関係の長所と自己PRは評価の対象にはなりませんし、場合によっては企業研究ができていないとしてマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。志望企業の仕事と完全に一致する長所と自己PRである必要はありませんが、少しでも関係するものをアピールしていきましょう。

企業にマッチしていない内容は控える

長所や自己PRは、企業で活かせる強みでないと評価されないため、エントリーする企業にマッチしない内容は避けましょう。

企業にマッチしていない長所を伝えてしまうと、自社で活かせないと判断される可能性があります。その結果マイナスな印象を与えてしまい、選考を進むことが難しくなります。

例えばコミュニケーション能力が長所の場合、一人で仕事をするシーンが多いIT業界のプログラマーを募集している企業に対して、マッチした長所とは言えません。それよりかは、営業職やコンサルタントを募集している企業の方がマッチしている長所と言えるでしょう。

このように長所や自己PRを提示する際は、企業にマッチしていない内容は控えましょう。

例文とNG例文(面接で話す場合)

最後に長所や自己PRの例文をご紹介します。こちらは面接で話す場合の例文になっています。あくまでも例文ですので、自分に当てはまるものがあれば参考にしてみてください。

これまでのポイントと注意点をもとにした例文になるので、自分の回答と照らし合わせることで、改善点も見つけられます。例文を参考にして、長所を魅力的に伝えましょう。

1.OK例:素直さ

私の長所は頑なに自分の意見に固執するのではなく、他人の意見を聞き入れることができる素直さです。

現在大学で写真部に所属し部長を任されているのですが、先日大学祭で展覧会を開くことになりました。日時や場所についての話合いで意見が割れた結果、一部の部員が参加しないと言い出しました。私はその話し合いに出席できていなかったため、展覧会の主催者から企画の進め方を指摘されてしまいました。

そのとき、私はすぐに反論するのではなく、一旦事態を客観的にみるようにし、部員の意見でよいと感じた点をふまえた新しい提案をしました。その結果、部員全員が納得し、気持ちよくその後のプロセスを進められました。

実際に社会に出て仕事を任された暁には、このように他人の意見を聞き入れ最良の結果を導き出そうとする姿勢と能力が活きてくると考えております。指摘された内容や教えていただいた内容を素直に受け止め、まずは何事にも全力で取り組み即戦力となれるように尽力してまいります。

自分の長所である「素直さ」を活かして、困難を乗り越えたエピソードです。相手の指摘を素直に受け止め、冷静に対処できた経験は、仕事でも活かせるでしょう。

自分の長所を活かして困難を乗り越えたエピソードは、自身の強みが最大限に伝えられます。「仕事で即戦力になりたい」と意気込みもあり、熱意が感じられ好印象です。

「素直さ」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「素直さ」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。

2.OK例:真面目

私はよく周囲から「真面目」だといわれます。

学生時代のアルバイト先で、日頃から与えられた仕事は責任を持ってやり切ることが当然だと感じていたのですが、同じ様に考えている同僚があまり見受けられませんでした。ある日店長から呼ばれ、昇給とリーダーへの昇格を任じられました。

その際に「みんな君くらい働いてくれれば良いんだけど」というご相談を受けました。それからは私個人だけではなく、同僚と協力し仕事の質を高めるよう意識的に努めました。

アンケートから個人の接客の質を視覚化し、アルバイト全員で接客満足度を上げるために声を掛け合いました。これにより、一人ひとりの意識が変わり、接客態度が良くなりました。その後、お客様の満足度が向上しリピーターが増えました。結果としてお店の売り上げも20%上がり、店長からも感謝のお言葉を頂けました。

御社の店舗においても、リピーターが増えるよう、日頃の業務から責任をもって取り組ませていただきたいと思います。

第三者の視点も取り入れられている回答です。

学生時代のアルバイトに関するエピソードを述べています。個人としてだけではなく、周囲の人達も巻き込んで真面目さを発揮した内容です。一緒に働くメンバーと協力して、課題を解決する協調性も伝わる文章といえるでしょう。

「真面目」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「真面目」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。

3.OK例:協調性

私は協調性があり、ひとつの目標に向けて周りを巻き込みながら行動を起こせます。

大学時代は居酒屋のキッチンでアルバイトをしており、リーダーを任されていました。リーダーになった当初、オーダーから提供までの時間がかかり過ぎる問題が、課題として挙げられていました。

そこで、キッチン内でスムーズに仕事をするために、私は他のアルバイトにどのように動くと楽かを聞き、全員で話し合う場を設けました。こまめにコミュニケーションを取ることで、動きがスムーズになり、オーダーから提供まで5分以内と定めた目標を全員でクリアしました。

チームでの円滑なコミュニケーションが取れるように働きかけたことで、課題を改善できた経験です。御社では協調性を活かしてグループとしての力を高め、大きな目標の達成を目指して活躍します。

協調性をアピールするには、「どのような行動をしたのか」と具体的な施策を伝えることが大切です。エピソードでは「スムーズに仕事をするために、ヒアリングするための場を設けた」と具体的な施策を伝えています。

ただ能力があると提示するだけではなく、どのような行動をしたのかを述べましょう。

「協調性」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「協調性」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。

4.OK例:責任感

私は、人一倍責任感が強いと自負しています。

そのように感じたきっかけは、大学祭での経験です。私は、大学祭運営委員会の委員長を務めていました。大学祭を成功させるため各サークルの出展の管理や、大学側とも密に連携をとって、安全に皆が楽しいイベントになるように尽力しました。

私はそれまで、自身のプライドを守るために活動していましたが、委員会のメンバーから「責任感があるね」といわれ、これからは先頭に立ち責任感を持って引っ張っていきたいと思うようになりました。

御社に入社致しましたら、いつか先頭に立てるよう責任をもって与えられた仕事をこなし、自身と御社の成長に貢献したいと思っております。

人より責任感が強いと感じたエピソードを盛り込んだ例文です。「責任感が強いと思ったきっかけ」を述べていることがポイントだといえます。

例文のように、第3者からの意見があるとより魅力的なものになるでしょう。「その責任感をどう仕事で活かすのか」も忘れずに述べてください。

「責任感」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「責任感」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。

5.OK例:チャレンジ精神

私の長所は、チャレンジ精神です。

私は飲食店で3年間アルバイトをしています。始めた当初は、なかなか要領を掴めず、ミスをする場面も多くありました。しかし、色々な仕事にチャレンジしたいと思い、自分の仕事はもちろん、それ以外の持ち場の人たちにも積極的に仕事を教わっていきました。

その結果、自分の仕事が何に繋がっていくのか、困っている持ち場があったときは自分がどう動けばスムーズになるのかがわかるようになりました。徐々に仕事の幅も広がり、今ではバイトリーダーを任されています。

このように私は、より高みを目指して取り組むチャレンジ精神をもっています。御社でも、お客様のご要望を満たせるのはもちろん、それ以上に質の高いサービスやプランを考案・提案することで貢献したいと考えております。

チャレンジ精神をアピールするときは、何に挑戦して、どのような成果をあげたのかを伝えましょう。

この例文では、積極的に幅広い仕事にチャレンジした経験があって、リーダーに任命されたという成果がアピールできています。自分の考え方や、成長の過程が説明されており、具体的な自己PRになっています。

「チャレンジ精神」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「チャレンジ精神」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。

6.NG例:仕事での活かし方が述べられていない

私の強みは、人一倍リーダーシップに優れているところです。小学校時代から大学時代までバスケ部に所属していました。大学では1年生からずっとレギュラーだったものの、最後の大会直前で怪我をし、ベンチ入りしました。

私自身も落ち込みましたが、自分にできる役割はないかと考え応援に力を入れることにしました。チームを鼓舞するとともに、マネージャーの仕事を手伝い、チームをサポートし、レギュラーではないものの主将に選んでいただけました。

また、調子が出ないチームメイトには積極的にアドバイスをし、新しい練習メニューの提案も自主的におこないました。その結果、チーム一丸となって大会に臨むことができ、地区大会では準優勝を勝ち取れました。監督にも「お前がいなければチームがまとまらなかった」と言ってもらえました。

上記の例文では、部活動での経験から強みがアピールされています。しかし、企業での活かし方が述べられておらず、採用担当者が「どのように活躍できるのか」をイメージすることが難しいでしょう。

例えば、「営業で昨年の売上高を2倍にする」や「生産管理で生産率を1.2倍にする」など、企業に合わせたアピールをするとよいでしょう。そのためにも企業研究と並行して、強みを考える必要があるでしょう。

7.NG例:具体的なエピソードがない

私の強みは協調性であり、人間関係を円滑に進められます。大学のゼミでは、派閥のように集団が分かれていました。それぞれ相容れない様子で対立する場面もありましたが、私は2つの集団の緩衝材としての役割を果たすことで、ゼミ内での交流も盛んになりました。

橋渡しとしての役を担うことが、私は得意です。御社では社内はもちろん、他社との橋渡しができる存在になり、活躍を目指します。

円滑に人間関係が築ける能力も、協調性のひとつです。エピソードでは「お互いのよいところを伝えることで、相手がどのような考えで行動しているのかを伝え緩急材となれた」と述べられています。

しかし、具体的なエピソードがなく、抽象的で理解が難しいです。

例えば、5W1H「When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を) Why(なぜ)したのかHow(どのように)」で整理しなおして、初めて伝える相手でも理解できるように具体的に修正した方がよいでしょう。そうすることで、納得感が増し評価されるようになります。

8.NG例:結論が冒頭にない

私は大学時代に居酒屋のキッチンでアルバイトをしていました。

アルバイト先は忙しく、複数の料理を同時に作ることが当たり前の状態でした。そのためトッピングをミスしたり、料理を間違ってしまう人も多くいましたが、私は慎重に料理を進めることでミスを防げました。

私はミスを防ぐために忙しいときでも指差し確認を行いました。指差し確認を行った結果ミスを減らすことができ、忙しい時間帯でもキッチンを回せました。

私はアルバイトで培った慎重さを活かし、御社でも確認を怠ることなく、ミスのない仕事をしていきたいと考えています。

例文では居酒屋でのアルバイトの経験が語られています。ここで問題なのが冒頭で結論が語られていません。アピールポイントが最後に語られており、最後まで聞かなければ何をアピールしたいのかが分かりません。

アピール内容が明確でないままエピソードが語られているので最後まで結局何が言いたいのかが分からなくなってしまいます。例文の自己PRの内容自体は問題ないのですが、文章構成が間違っているために上手くアピールができていません。

冒頭に結論を持ってくるだけで自己PRとしては使える例文になります。自己PRは文章構成が重要ですので必ず気をつけましょう。

長所と自己PRの違いを理解して就活を進めよう

いかがでしたか。長所と自己PRは似ているようで、視点の違いやアピールしなければいけない内容がそれぞれ異なります。

長所と自己PRを間違えて答えてしまうと、効果的にアピールを進めていくことができません。場合によっては「質問の意図を理解できていない」と、マイナスの評価になる可能性もあります。

自己PRと長所は一体何が違うのかを知り、正しく使い分けられるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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