自己PR

【誠実性を企業へ伝える方法】選考を突破するための自己PRの作り方

誠実性を最大限に活かして自分をアピールしよう

「自己PR」の作成は就活をしていく中で、とても重要な要素の一つになります。いかにして企業に自分の魅力をアピール出来るかということで就活の勝敗が決まります。ですが、いざ自分の魅力は何だろうと考えてみると難しいですよね。

面接や履歴書、エントリーシートなどの場面で、どういった魅力をアピールするべきなのでしょうか。ありきたり過ぎず、独自性をのある言葉で企業担当者に響く内容で伝える必要があります。今回は、「誠実性」というキーワードに着目し、アピールポイントを解説します。

誠実性の定義

誠実性の定義とは、正直者であり、真面目な性格であるということです。なので、嘘のエピソードで強引に造られた「誠実性」では意味がありません。本当に持っている素直な真面目さをアピールしていく事が何より重要です。

また、一言で「誠実性がある」と言っても、その中にも種類があります。例えば真面目にコツコツ仕事をこなしていくのか、目標を確実に達成するために対してストイックに取り組むのか、あなたの持つ「誠実性」の定義を企業目線で考えて明確にする必要があります。

自己分析の浅さは人事に見透かされる

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企業が求める誠実性とは

「誠実であること」は、就活のみではなく人間関係を築いていく上では重要なことですよね。もちろん、仕事をしていく中でも「誠実性」は大切です。では、“企業として”どういった「誠実性」が求められるのか具体的に解説していきます。

 会社の利益を最優先に考えられる

「利益」なくして会社を存続させることは不可能です。社員それぞれが役割を持ち、いかにして利益を得ることが出来るか、という同じ目標を目指しチームワークで運営されている組織が「会社」です。利益を得る為に良い仕事を果たした社員が会社として「評価」されます。ここで大切なのは、個人の利益ではなく、企業の利益を最優先にできる誠実さがある事です。

 責任感があり信頼できる

会社は「信頼」のもと成り立っています。会社の信頼度=社員の質といっても過言ではありません。信頼できる社員がいるから顧客が集まり、仕事が生まれるのです。いくら学力や、知識のある人だとしても、いつも発言や言動に責任感がなく他人任せの人には仕事はまわってきません。信頼できる人には仕事も人も集まり、イキイキと働くことの出来る環境が生まれます。常に誠実な人とは、今後大きな活躍をするだろうという高いポテンシャルを持った人であるからです。

誠実性をアピールする方法

「私には誠実性があります」と述べるだけでは信頼性・具体性に欠けてしまいます。そこでエピソードを交えてアピールする事で「誠実性がある」という結論に対して裏付けをします。またそのエピソードの質によって、深みや印象はガラリと変わります。そしてエピソードを彩るのは「感情」です。

「感情」と「事実・経験」はきちんと分別し、印象に残るエピソードをアピールしましょう。エピソードに加えて重要なのが、仕事での再現性です。誠実性といった強みをどう仕事で活かしていけるのかといったアピールをしましょう。入社後はどう働いていきたいのか、どのような成長が望めるのか、といった「あなたを採用する魅力」を伝えましょう。

具体的なエピソードを用いる

採用担当者に誠実性をアピールするためには、具体的なエピソードが必要です。エントリーシートに記載する際はポイントを押さえた書き方を心がけて、まずは採用担当者の興味を持たせます。面接に進んだ場合、採用担当者は興味を持った部分をさらに掘り下げる質問をしてくるでしょう。

その際は堂々と誠実性を備えた人間であることを主張し、エントリーシートに記載したエピソードをさらに盛り込む必要があります。起承転結のあるストーリーを展開することが、最終面接までたどり着く可能性が高まるプロセスです。

客観的な視点を盛り込む

主観的なエピソードを盛り込んで、採用担当者にアピールすることがまず初めにすることですが、その過程で他人からの評価を盛り込むことも大きなポイントになります。他人からの評価が入ることによって客観性が盛り込まれ、誠実な人間性を裏付ける証拠になるのです。

例として「ゼミやサークルなどにおいて、他人から仕事を任せられることが多かった」や「重大な仕事やその仕上げを任されることが多かった」などのエピソードを構成してアピールすると、採用担当者の注目を集めることができます。社会に出ると他人からの評価が大切になる傾向があるため、客観的な視点を盛り込むことで効果的なアピールになるでしょう。

仕事での活かし方を伝える

誠実さを仕事にどのように活用していくかは、採用担当者が最も興味を持っているポイントです。取引先やお客様相手のビジネスの場合は、仕事に対してどのような姿勢で取り組むのかという面もあわせて面接で尋ねられます。

困難な局面に陥ったときに、どのような要素を優先して取り組むかといった内容を尋ねられるケースもあるのです。「お客様からクレームを頂いたときに、どのように対応をしてお客様の怒りを鎮めますか」といった採用担当者からの質問には、誠実さが感じられる具体的な対策を提案することが大切です。

誠実性をアピールした例文3選

自己PRを作成する時は、結論から述べてエピソード、そして最後に貢献で締めます。この文章構成は自己PR以外の項目でも使用できますのでぜひ活用して下さい。そして、ここまで学んできた事を踏まえて、実際に使用できる例文を参考に見ていきましょう。

例文①

 私の強みは誠実であることです。アルバイトリーダーとして店長が不在の際、店舗日報を本社に提出する仕事を任されていました。その際に、お客様からの些細なご意見も必ず報告していました。少し手間の掛かる業務なので、そこまで徹底する必要はなかったかもしれません。
しかし、頂いた貴重なご意見を大切に活かしていくことが、お客様との信頼関係に繋がると考えました。ご意見を基に店舗の改善を行い、私がアルバイトリーダーに着任してから売上が前年比15%伸び、売上上位店舗として初めて表彰して頂きました。今後も、どんな小さな出来事も必ず今後の成長の役に立つということを忘れずに、実直に業務にはげんでいこうと思います。

なぜエピソードとなる行動を起こしたのか?という理由が重要です。更に具体的な数字も交えることで、定量的に事実を示せるので、より信頼度と具体性が上がります。

例文②

私は5歳から続けている野球で、誠実に自分と向き合う力を身に付けました。スランプに陥り、いくら練習しても全く結果が出せなくなった際、挫折してしまいそうになりました。その際、監督から「誠実に自分と向き合っているか?」と問われ、単純に練習メニューをこなすことだけに注力してしまい、自分に今何が足りないのか見つめ直していないことに気が付きました。
自分の欠点を認識することは怖いことでもありましたが、誠実に受け入れることで、スランプから脱却し、レギュラーとして甲子園に行くことができました。今後も、欠点やミスを素直に受け取ることが成長に繋がると信じ、実直に仕事に励んでいこうと思います。

挫折経験や、失敗から得た強みエピソードは「その失敗から何を得て何を学んだのか」という部分が重要になり、「成長意欲」や「素直さ」のアピールにもなります。

例文③

私の強みは誠実性であると自負しています。私は地域活性化ゼミナールに所属しています。2年次に、イベントを企画していた際、3年生の先輩と意見が衝突してしまったことがありました。同学年の仲間は、先輩だから意見を伝えづらいと言っていましたが、私は気持ちがバラバラなまま当日を迎えたくないと考えました。
そこで意見交換の時間を作って頂き、率先して気持ちを言葉に出して伝えました。言葉に出すことでお互いの誤解が解け、最終的にイベントは大成功となりました。その際に、友人から「嘘をつかないから信頼出来る」と言ってもらった経験が自信となっており、今後も誠実に人と向き合うことを忘れずにいようと心掛けています。

この例文は、一見「誠実性」だけをアピールしているように見えて、実は「コミュニケーション能力」も間接的にアピールする事ができています。一つの項目で自分の強みを2つ伝える事ができるとさらに効果的です。

誠実性は働く上で基礎となる能力

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誠実に仕事や社員、顧客と向き合うことは、働く基本です。「誠実性」という強みは、どの職種でも再現性の高い万能な能力です。どんなことでも基本がブレていると応用は出来ないですよね。誠実で実直なあなたの魅力を上手にアピールし、今後成長していくポテンシャルの高さを伝えましょう!

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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