志望動機

【営業職の志望動機】書き方のコツと注意点を例文付きで解説

営業職の志望動機に悩む人は多い

営業職と一口に言っても、会社や職種が違えば仕事の内容も変わってきます。そのため、営業職の志望動機に悩む就活生は多いです。企業の事業内容や方向性に合った志望動機が書けていなければ、採用担当者から評価されることは難しいでしょう。

また、企業は選考において志望動機を重要な評価ポイントと捉えています。志望動機からは、学生の入社意欲やポテンシャルが分かるためです。採用担当者から評価される志望動機を作成するためには、どのような点に注意すればよいのかを知っておきましょう。

本記事では、営業職の志望動機を考える際のポイントや注意点について解説していきます。例文も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

下記の記事では、志望動機の作り方を紹介しております。

志望動機が思い浮かばない時は、志望動機作成ツールを活用しよう

志望動機の内容が薄いと、人事に採用されません。選考を突破するには、志望動機を作り込む必要があります。

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営業職に求められる3つのスキル

志望動機の考え方を紹介する前に、営業職に求められるスキルについて解説していきます。求められるスキルを知っておくことで、志望動機でそれらの能力を備えているとアピールすることができます。

営業職には、「コミュニケーション能力」「ヒアリング力」「提案・プレゼン力」が求められます。それぞれについて、詳しく説明していきます。

①コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、人とスムーズに意思疎通ができる力です。人と円滑なコミュニケーションがとれることは、営業職での必須スキルです。営業職は顧客や取引先と関わることが多いため、高いコミュニケーション能力が求められます。また、社内の他部署の人と連携して仕事を進めることも多いでしょう。

会話ができるだけではいけません。会話の中で相手を尊重したり、意思をくみ取ったりできる人が、コミュニケーション能力が高い人と言われます。気持ちのキャッチボールができているのかどうかということがコミュニケーション能力の本質です。

コミュニケーション能力をアピールする際は、その能力をどのように営業職で活かしたいのかを伝える必要があります。コミュニケーション能力を発揮することでどのように企業に貢献できるのかということまで、つなげて考えておきましょう。

下記の記事では、営業職に受かる志望動機の書き方を紹介しております。

②ヒアリング力

ヒアリング力とは、自分が聞きたいことや相手が伝えたいことを正しく聞き出す力です。ヒアリング力も営業職には必要な能力です。ヒアリング力がなければ、顧客のニーズを正しく把握できないでしょう。顧客のニーズが把握できないと、商品やサービスの魅力を十分に伝えられません。

相手の声をただ聞くだけがヒアリングではありません。会話から情報を収集できる人が、ヒアリング力が高いと評価されます

そのため面接で、質問に対して適切な回答ができないと、ヒアリング力がないと評価されてしまいます。ヒアリング力を高めるには、ただ話を聞くだけではなく、相手が言いたいことはなにかを考えながら会話することが重要です。

下記の記事では、法人営業の志望動機の例文を紹介しております。

③ 提案・プレゼンテーション力

顧客に商品やプランを提案する際、求められるのがプレゼンテーション力です。プレゼンテーション力があると、自分の考えを分かりやすく伝えることができます。

また、アイデアが浮かんだときや意見があるとき、上司にその内容を伝える必要があります。企業という組織のなかでは、自分の考えで勝手に仕事を進めることはできません。上司や顧客に納得してもらい行動に移すためにも、プレゼンテーション力は必要です。

志望動機を伝える際、なぜ志望するのかを分かりやすくプレゼンできているかが評価されています。とくに営業職では、プレゼンテーション力が重要な評価ポイントとなっていることを理解しておきましょう

下記の記事では、エントリーシートの志望動機の書き方を紹介しております。

営業職の志望動機を作成する際の3つのポイント

①その企業で働きたい理由を述べる
②ポテンシャルの高さを伝える
③体育会系の部活動に所属している際は積極的にアピールする

志望動機を作成する際、いきなり書き始めると、途中で何が言いたいのかが分からなくなったり、内容がまとまらなかったりするでしょう。そのため、事前に作成する際のポイントを理解しておくことが重要です。

ここでは、営業職の志望動機を考える際のポイントを3つ紹介します。下記で、それぞれについて詳しく説明していきます。

①その企業で働きたい理由を述べる

営業職で働く人は、まさに企業の顔ともいえます。顧客と商品の間に立ち、商品をアピールしたり、顧客の声を会社に届けたりする仕事です。経過年数とともにスキルアップできる仕事であるとともに、実績が評価される仕事でもあります。

企業は応募者の入社したい理由を聞くことで、会社の顔として相応しい人がどうかを評価しています。熱意が感じられない人、企業の魅力を正しく理解していない人が営業活動をおこなっても、顧客の心をつかむことはできないでしょう。会社全体のイメージも悪くなってしまいます。

営業がしたいということだけを伝えても、なぜその会社でなければならないのかが分かりません。企業のどこに惹かれたのかを伝えることが重要です。

下記の記事では、志望理由の書き方を紹介しております。

②ポテンシャルの高さを伝える

新卒採用は、中途採用に比べてポテンシャルが重視される傾向にあります。それは、新卒採用では経験を評価できないためです。経験がない人のスキルを評価しても仕方ありません。それよりも、どのくらいの伸びしろがあるのかを評価されると考えましょう

とくに営業職は、仕事において特殊な技術を必要としません。そのため、ポテンシャル次第では、どんどん成長できます。成長スピードによっては、早い段階で中途採用の社員の成績を抜くことも可能でしょう。志望動機でポテンシャルの高さが伝わると、高い評価をもらえます。

ポテンシャルの高さを伝えるためには、自分の強みが働くうえで役立つことをアピールするとよいです。入社後、自分の強みを活かしてどのように働けるかを述べると、ポテンシャルの高さを評価してもらえるでしょう。

下記の記事では、エントリーシートの志望動機の書き方を紹介しております。

③体育会系の部活動に所属している際は積極的にアピールする

体育会系の部活動に所属している人は、その旨を積極的にアピールしましょう。営業職は体力のいる仕事です。外回りでは、一日に数キロ歩くこともあります。そのため体力のある体育会系の人は、好印象を与えます。

また、顧客や取引先など、多くの人と関わる営業職では、精神的なストレスも少なくありません。体育会系の部活動に所属していることを伝えると、タフなイメージを持ってもらえるでしょう

チームワークを必要とする部活動に所属していた人は、その旨も積極的にアピールしましょう。営業職では、人と上手に関われる人材を求めています。協調性に優れていることを伝えれば、営業職に向いている人材と評価されるでしょう。

下記の記事では、大学時代の経験を志望動機に結び付ける際の書き方を紹介しております。

営業職の志望動機ではきっかけとなる経験も述べる

志望動機には、きっかけとなる経験を盛り込むことが重要です。経験を述べることで、内容が具体的になり、説得力のある志望動機になります。営業職に向いていると思った経験や、営業職を目指したいと考えたきっかけを述べましょう。

サークル活動や部活動など、チームワークを必要とする活動の中で、営業職を志望したいと考えたという経験も好印象を与えます。勿論チームワークの中でコミュニケーション力やヒアリング力、プレゼンテーション力が発揮できた場面があればより伝わりやすいです。

企業は、学生に営業スキルを求めているわけではありません。営業に関係するスキルがあるのかどうかを見極めています。そのスキルを経験談から伝えると、分かりやすく効果的です。

下記の記事では、志望動機が書けないときの対処法を紹介しております。

営業の志望動機の4つの例文

ここまでを踏まえて、実際に志望動機の例文をみていきましょう。ポイントや注意点を理解しただけでは、実際の文章は考えづらいです。例文を参考にすることで、文章構成を考えながら作成できるようになるでしょう。各例文のポイントについても解説していきます。

例文①メーカーの営業

私が貴社を志望する理由は、○○という商品を手に取った時の衝撃を忘れられないからです。
パフォーマンスが高い商品でありながら初期の品質を保ち続けているということを知った時、もっと多くの人に知ってほしいと愛着が湧いたほどでした。その体験もあり、会社説明会で「営業職では顧客の目線に立って商品の魅力を伝えることがもっとも大切」とお話されているのを聞いたとき、私もその理念を元に商品届ける仕事がしたいと思いました。
入社後は、アルバイトで培ったコミュニケーション力を発揮し、より多くの人に商品の魅力を伝えることで貢献していきたいです。

 メーカーの営業職は、その会社の商品をいかにアピールできるのかというスキルが問われます。この例文は、その商品への理解を、最初に相手に伝えています。また、メーカーの営業職は飛び込みでの営業も想定されます。顧客の立場を考慮し営業に臨みたいという姿勢が表れた文章に仕上げることも大切です。

下記の記事では、志望動機で将来性をアピールする方法を紹介しております。

例文②生命保険会社の営業

私は個人のお客様が抱える「金融資産に関する悩み」を解決したく、生命保険会社を志望しております。
私は学生時代のゼミ活動から、生命保険の奥深さを知りました。生命保険は志望保険金の準備としてだけでなく、資産運用、相続税対策、要介護認定時の対策など、人生における金融資産に関する悩みの多くを解決へ導く力を持っており、そのような点に魅力を感じています。
金融資産の悩みを抱えながら生活していくのは苦しいものです。ゼミ活動で得た知識を活かし、生命保険会社の営業担当として、金融資産に関する悩みを抱える多くのお客様に解決策を提示していきたいと考えております。

この例文のポイントは、生命保険会社についての業界研究がしっかりとなされていることが伝わる点です。生命保険というと、「亡くなったときに保険金が下りる仕組みを作るもの」としか理解できていない就活生は多いでしょう。上述の通り、生命保険にはさまざまな仕組みがあり、用途に併せて使い分けることができます。企業研究によりこのような点を理解できていることを伝えることで、熱意や志望度の高さをアピールしています。

下記の記事では、志望動機でやりたいことを効果的に伝える方法を紹介しております。

例文③食品メーカーの営業

私は「食」を通じて人々の幸せに貢献したいと考え、食品メーカーを志望しております。
私は学生時代、海外でボランティア活動をした経験から「食」が人々の幸せと健康に密接にかかわっていることを痛感しました。「食」は豊かな生活を送るための基盤となるものであり、その基盤に関わりたいと思い、食品メーカーを志望しております。
ボランティア活動を通じで、高いコミュニケーション能力を身につけました。その能力を発揮し、食品メーカーの営業担当として豊かな「食」を提供していくことで、人々の豊かな生活を支えていきたいと考えております。

この例文のポイントは食品メーカーを志望する熱意をストレートに伝えている点です。食品メーカーは毎年多く恩就活生が応募する人気の業界です。その中で採用担当者の目に留まるには、自身の熱意や意気込みを、しっかり採用担当者に伝えることが重要です。この例文では実体験から「食」の重要性を痛感したことが述べられており、「食」に関わることについての意気込みが伝わりやすい志望動機となっています。

下記の記事では、志望動機に大学で学んだことを盛り込む方法を紹介しております。

例文④医療機器メーカーの営業

私は優れた医療機器を普及させ、人々が安心して治療に臨める環境を確立したいと考え、医療機器メーカーを志望しています。
私は家族が手術をした経験から、病院によって準備されている医療機器に違いがあり、それにより受けられる治療にも差が出ている現状を知りました。必要な治療をどこでも受けることができることで初めて、安心して生活を送ることが可能になります。そのような環境の確立に貢献したいと考えております。
医療機器に関する卒業論文を執筆しているため、医療について日々学んでおります。そのような探求心を活かし、医療、医療機器に関する知識をさらに吸収することで、人々が安心して治療に臨める環境を作り上げていきたいと考えております。

この例文のポイントは、医療機器メーカーの営業担当者として業務に邁進していく姿勢を示していることです。医療機器メーカーの営業は、病院関係者に対して営業活動をおこないます。その分野の専門家に対して商品のプレゼンをおこなうことになるので、中途半端な知識では太刀打ちができません。日々の勉強が不可欠です。そのことが伝わる志望動機になっていることで、仕事に対する熱意を伝えることができています。

下記の記事では、志望動機の締めの書き方を紹介しております。

営業職の志望動機は企業研究をしたうえで考えよう

営業職と一口に言っても、企業によって仕事の内容はさまざまです。その会社が営業をしたい商品やサービスは何なのかをしっかりと調べ上げ、それに沿った志望動機を考えることから始めましょう。

また、入社後やりたいことが、企業の方向性にマッチしていることをアピールする必要もあります。例えば海外で事業を展開していない企業に、「商品の魅力を世界に届けたい」と伝えてしまうと企業研究ができていないと評価されます。

志望動機はしっかりとポイントをおさえて作成すれば、高い評価を得ることができます。ポイントを理解したうえで考え、就活の成功を目指しましょう。

下記の記事では、志望動機の構成のコツを紹介しております。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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