志望動機

大学の要素を含めた志望動機の書き方【例文アリ】|入社意欲を効果的に伝えるポイントをご紹介

志望動機の書き方のポイント①その大学を選んだ理由

志望動機で大学の要素を入れる書き方のひとつ目のポイントは、その大学を選んだ理由を記載することです。大学で何をしていたかを志望動機として書くよりは、自分がその大学を選んだ理由を簡潔に明記する書き方をする必要があります。

志望先の企業と大学の特徴を結び付ける

大学の歴史、特化している部分など、自分の大学についてとことん調べ上げてください。そして、就活先の企業と自分の大学の特徴で結びつくものを探します。例えば志望先がテレビ局である場合は、「〇〇アナウンサーがこの大学出身だったので、背中を追ってその大学に入りました」と入学した理由を明記してください。

滑り止めなどの理由は本音でもNG

「滑り止めだったから」や「特に理由がない」という方もたくさんいると思いますが、もちろんそのまま書くのはNGです。そういった場合でも、ひねり出すなどして理由を明記するのをお勧めします。

志望動機の書き方のポイント②学部の説明と選んだ理由

志望動機で大学の要素を入れる書き方の2つ目のポイントは、学部の説明と、その学部を選んだ理由を記載することです。もちろん、実際には特に理由がなかったり、行けるところが限られていたから、仕方なくその学部を選んだという方もいるでしょう。そういった場合は、うまく言い換える必要があります。

学部の内容と志望先を結び付けられれば◎

例えば、法律をやりたかったのに法学部に入れなかったという本心は隠し、「文学の面から見た法律についても知っておきたかった」などうまい表現を用いて情熱的に書き上げてみてください。そして、明確な理由がある方々はもちろん、できるだけ簡潔に、自分の情熱を色々な角度から説明してください。学部で学んだ内容がその会社で活かせるという書き方をすれば、志望動機から熱意が伝わるでしょう。

志望動機の書き方のポイント③大学時代に学んだこと

志望動機で大学の要素を入れる書き方の3つ目のポイントは、大学時代に学んだことを記載することです。志望動機では、大学について多く分けて2つ書いてください。

大学内で学んだことについて

1つ目は、大学内の授業やサークル、人間関係において学んだこと、経験したことで自分がいかに成長したか、いかに変わったかです。また、その経験や知識が企業にとってどのようなメリットになるのかを少し長めに書いてください。

大学外で学んだことについて

2つ目は、大学の外で学んだことを書いてください。大学生のうちは外での経験もとても大切になってきます。バイト先で学んだこと、インターンして感じたこと、取得した資格についてなどできるだけ書き出してみましょう。その中から志望の企業にアピールできるポイントがあれば、志望動機にその経験を盛り込んでください。社会的な経験の体験談は非常に好感度が上がりますから、志望動機では必須の書き方です。

大学の要素を含めた志望動機例文3選

専攻していた学部やアルバイトなど、大学時代にした経験が志望動機に繋がっている例文をご紹介していきます。企業を志望する際は、それを裏付けるエピソードが必要です。「なぜその大学に入学したのか」や「なにを学んだのか」を具体的に伝えることで、説得力を持たせましょう。

例文①

私は中学生の頃から読書が好きで、将来は本と関わる仕事がしたいと考えていました。高校3年生になり進路を考える際、文学部出身の先生から出身校の話を伺いました。講座の内容に興味を持ち、自分も同じ大学を目指すことにしました。大学入学後は、書店でのアルバイトを始めました。様々なジャンルの本と触れ合うことができ、とても充実していました。
中でも、商品を紹介するためのPOP作成にやりがいを感じていました。POPを作成するにあたり、まずは書籍を読む必要があるので、印象に残った文章や重要なページに付箋を貼りながら読み込んでいきました。POP作成は書店にとって重要な販売促進活動であり、一冊の本と真剣に向き合う時間が好きでした。貴社に入社しましたら、宣伝部で本と読者が出会う架け橋になれるよう活躍したいと考えています。

この例文では、中学生の頃から本と関わる仕事をしたいと感じていたことと、進学先を決める際のエピソードを盛り込んでいます。書店でのアルバイトでPOP作成をしていた経験を伝えることで、出版社の業務に繋がりを持たせています。ただ事実を伝えるだけでなく、POP作成をする際の工夫ややりがいを盛り込むことで、仕事との向き合い方をアピールしている例文です。

例文②

私が心理学科を専攻した理由は、子供の頃から人の心の動きに興味があり、悩みを抱える人が多い社会に貢献したいと考えたからです。大学では、ストレスと心の病の関係について学んでいました。大学2年生の頃から飲食店でアルバイトを始め、そこで社員同士のトラブルに何度か遭遇しました。働く上で良好な人間関係の構築は欠かせないものだと感じていたため、自分から声を掛けたり相談に乗ったりしていました。
ストレスが溜まる環境を改善するために、風通しの良い職場作りを店長に提案したこともあります。それまで従業員同士で話し合う機会がありませんでしたが、月に1回全体で話し合う場が設けられました。店舗の月間目標を全員で確認することで、より職場の結束が強まりました。貴社に入社しましたら、労務部門で相談業務に従事したいと考えております。

この例文では、大学で心理学科を専攻した理由を述べています。企業の労務部門で働きたいということと、繋がりを持たせている内容です。大学で学んでいることを実際にアルバイト先で活かしていた点を伝えており、問題解決に貢献したことをアピールしています。志望する事業部でどのような業務をおこなうかを事前に調べておくことで、それに沿ったアピールができるようにしましょう。

例文③

私は幼少の頃から台所に立つのが好きで、高校生の頃から食を通じて人々を笑顔にする仕事がしたいと考えていました。大学では栄養学を学び、食と健康の結びつきについての理解を深めてきました。心と体の健康を保つには、バランスの取れた食生活が欠かせません。ファーストフードやコンビニの活性化により、特に一人暮らしをしている人の栄養バランスは崩れがちです。
私は自宅でも自炊をするようにしており、1週間の献立を考えている時間が1番好きです。メニューが被る日を極力なくす努力をする中で、料理のレパートリーも増えてきました。栄養学の知識を活かして、貴社の社員食堂の栄養士として社員の方々を笑顔にする料理を提供していきたいと考えております。

この例文は、料理が好きなことを理由に大学の栄養学部で学んでいたことを伝えています。社員食堂の栄養士として活躍する人材として、栄養の知識があることと自身も食に興味があることは大切な要素です。一人暮らしをする中で1週間の献立を考えているという点は、そのまま業務に活かせるアピールポイントになります。

志望動機の書き方のコツは大学時代にどんな経験をして何を学んだかを記載すること

志望動機を書くにあたって、大学に関する要素を含めるのは必須です。もちろん優等生だから良いというわけではありません。大学時代にどのような経験をして、それを通じどんなことを学んだかを書くと一気に完成度の高い志望動機になります。ぜひ覚えておいてくださいね。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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