業界研究

【コンビニ業界研究ガイド】売上高ランキングや主要企業の詳細を紹介

コンビニ業界とは

コンビニ業界は近年勢いを増している業界の一つであり、注目が集まっている業界です。一昔前までは、コンビニは足りないものの間に合わせのために利用するなどのイメージが強くありました。しかし近年では、コンビニでの商品展開は広く行われており、コンビニでしか買えないプライベートブランドなどもあります。

商品のクオリティも高く、人気となっている商品も多数あります。コンビニ業界は人気の集まっている業界ですので、業界についての基本的な知識を身に付け、業界分析を進めていきましょう。

コンビニ業界

コンビニ業界の業績は好調であり、業界規模は拡大傾向にあります。2005年頃から業績は拡大傾向にあり、途中不景気の影響などもあり、伸び悩みを見せる期間もありましたが、その後は順調に推移しています。

近年では業界規模拡大は加速度的に起こっており、コンビニ独自のブランドが登場するなど、成長はさらに進んでいる状態です。量だけではなく質にもこだわった商品展開により、多くのファンを獲得し、業績が好調な企業は多いです。

しかし業界全体としては大手3社による寡占化が進み続けています。セブン・イレブン、ローソン、そしてファミリーマートが業界の売上のほとんどを占めている状態です。現在では国内だけではなく、海外市場への展開も進められています。

コンビニ業界の業績推移について

  • 業界規模:7兆2,719億円
  • 平均年収:581万円

コンビニ業界の業界規模は7兆2,719億円です。国内の業界としては大きい規模であり、伸び率も高い業界です。今後もさらなる拡大は見込まれますが、国内店舗数は飽和状態にあります。事業の展開戦略としては海外市場、主にアジアに目を向けている企業が多く、国内での大幅な業界規模拡大は見込まれていません。

平均年収は581万円であり、他業界と比べると若干低い水準です。企業ごとに平均年収の差はあるものの、それほど大きいものではなく、全体的に年収はそれほど高くはありません。

参照:業界動向リサーチ

コンビニ業界の細かい職種分類について

  • 仕入れ・物流
  • 販売
  • 販売促進
  • 店舗開発

コンビニ業界の職種としては、仕入れ・物流、販売、販売促進、店舗開発が挙げられます。仕入れ・物流はコンビニ店舗で販売する商品の選定などを行う職種です。販売計画を立てたり、自社ブランドの商品の企画・開発などを行うこともあります。販売は現場スタッフとして店舗で働く職種です。店舗の運営・管理を行います。

販売促進は各コンビニごとの販売戦略などを考える職種です。一店舗だけを担当するのではなく、エリアマネージャーとして地域を管轄し、複数の店舗の販売戦略を考えるのが一般的です。店舗開発はコンビニを新規出店する土地を探したり、地域ごとのマーケティングなどを行います。それぞれの土地や地域に合わせた店舗づくりや商品展開などを提案する職種です。

コンビニ業界の売上高ランキングTOP7

コンビニ業界の売上高ランキング

  1. セブン&アイホールディングス 26,747億円
  2. ローソン 20,495億円
  3. ファミリーマート 20,055億円
  4. ミニストップ               3,363億円
  5. スリーエフ                 797億円
  6. 山崎製パン                                           639億円
  7. ポプラ                        623億円

業界動向リサーチを参考に、売上高ランキングを紹介します。多くの人がご存知の、3大コンビニが、やはり上位を占めています。セブンイレブンは1つ飛びぬけてトップを占めていますあ、2位のローソンと3位のファミリーマートはいつ順位が入れ替わってもおかしくないくらいの僅差になっています・

主要企業5選紹介

就活では業界研究だけではなく、企業研究を行うことも大切です。就活を有利に進めるためには、企業それぞれの特徴や強みなどを知っておく必要があります。また企業を知らなければ就活を有利に進めることができないだけではなく、仮に就職が決まったとしても働き始めてから合わないと感じてしまう場合もあります。

業界に対しての適性があったとしても、企業に対する適性があるとは限りません。企業ごとの違いをしっかりと理解して、自分に合った企業を見つけていきましょう。

①株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

  • 企業名:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
  • 代表者名:古屋 一樹
  • 従業員数:8,562人
  • 設立年月日:昭和48年11月20日

株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、コンビニ店舗のセブン・イレブンを展開している企業です。セブン・イレブンはコンビニ業界で最大手の店舗であり、業界内では1位の売上高とシェア率を誇っています。コンビニチェーンとして全国に幅広く店舗が展開されており、国内の店舗総数は19,887店舗であり、業界トップの数です。

また国内だけではなく、海外でも事業展開を進めているグローバルな企業でもあります。アジアを中心に事業は展開されており、ノルウェー、スウェーデン、デンマークなどの北欧やアメリカ、カナダ、メキシコなどにも店舗を出店しています。

セブン・イレブンは挑戦を大切にする社風です。新しいことに挑戦し、コンビニ業界をけん引していける存在が求められています。

②株式会社ローソン

  • 企業名:株式会社ローソン
  • 代表者名:竹増 貞信
  • 従業員数:9,403人
  • 設立年月日:1975年4月15日

株式会社ローソンは、コンビニ店舗のローソンをフランチャイズチェーン展開している企業です。コンビニ業界では高い位置づけを誇り、セブン・イレブンに次いで2位の売上高とシェア率を誇っています。全国に幅広く店舗を展開しており、国内の総店舗数は13,111店にも上ります。

また国内だけではなく、海外にも事業を展開しているグローバル企業です。中国やインドネシア、タイ、フィリピンなどのアジア地域を中心に、ハワイなどにも事業を展開しています。

ローソンでは消費者のニーズを読み取り、一歩先に進んで行動できる人が求められています。柔軟な思考力や広い視野を持っている人材が求められており、社風としても新しいことに挑戦しやすい企業です。

③株式会社ファミリーマート

  • 企業名:株式会社ファミリーマート
  • 代表者名:澤田 貴司
  • 従業員数:6,199名
  • 設立年月日:2001年7月2日

株式会社ファミリーマートは、フランチャイズによるコンビニ事業を展開している企業です。もともと業界内でも高い位置づけを誇っていましたが、サークルKを傘下に持つユニーグループホールディングスとの経営統合によって、規模を拡大しています。現在では店舗数ではローソンを抜き、業界1位のセブン・イレブンに迫る勢いです。

企業規模拡大を見せる中で、24時間営業の見直しなど新たな取り組みを行っている企業でもあります。国内外の店舗総数は24,500店であり、海外ではアジア圏を中心に事業を展開しています。

ファミリーマートは社員一人ひとりの創造性やチャレンジ精神を大切にする社風です。個性を発揮して働きやすい環境にあり、既存の概念に縛られない自由な発想が求められています。

④ミニストップ株式会社

  • 企業名:ミニストップ株式会社
  • 代表者名:藤本 明裕
  • 従業員数:903名
  • 設立年月日:1980年(昭和55年)5月21日

ミニストップ株式会社は、コンビニ店舗のミニストップを展開している企業です。国内のコンビニ業界はセブン・イレブン、ローソン、ファミリーマートの3強が続いていますが、その中で中堅コンビニ店舗として業界4位の売上を誇っています。また国内だけではなく、海外にも店舗を出店しているグローバル企業です。

国内出店数は2,250とそれほど多くはないものの、海外では中国、韓国、フィリピン、ベトナムなどの地域で3,066の店舗を出店しています。海外出店に強みを持ち、主にアジア圏で活躍している企業です。

ミニストップでは高い向上心を持って、主体的に行動して変革を進めていける人材が求められています。社風としても挑戦が大切にされている企業です。

⑤株式会社スリーエフ

  • 企業名:株式会社スリーエフ
  • 代表者名:山口 浩志
  • 従業員数:292人
  • 設立年月日:1981年2月

株式会社スリーエフは、コンビニ店舗のスリーエフの経営とフランチャイズの経営指導を行っている企業です。店舗は関東を中心に展開されており、東京、神奈川、千葉、埼玉で合計438店舗があります。

出店も関東に限られており、企業規模もそれほど大きくはありませんが、ミニストップに次いで業界内で活躍している企業です。インストアのファストフードに特化した店舗である、「gooz」を出店するなど、さまざまな取り組みによって店舗を拡大しています。

スリーエフでは地域に根差した経営が大切にされており、地域に寄り添って働くことが社風としても大切にされています。地域に寄り添い、オリジナリティあふれる発想ができる人材が求められており、個性を発揮して働きやすい企業です。

コンビニ業界を深く知り就活を有利に進めよう!

コンビニ業界は、右肩上がりに業績を伸ばしている業界であり、注目が集まっている業界です。業界内でもさまざまな取り組みが行われていますので、業界研究を徹底して行い、コンビニ業界の知識を身に付けて、就活に役立てていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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