インターン

インターンとは?就活生が知っておきたい実施意味や種類

インターンについて正しく理解して参加しよう!

就職活動の中で、内定というゴールをつかむためには、インターンは非常に重要な機会です。

インターンという言葉を聞いたことはあるけど、どんな活動をするのか、なんのためにやるのかわからないという学生も多いです。ここでは、インターンについて就活生にとって役立つ情報を紹介していきます。

インターンとは?

インターンと聞いても、ピンとこない学生もたくさんいます。インターンは学生にとってだけでなく、企業にとってもメリットがあります。先ほども触れたとおり、そのインターンを正しく理解し、活かしていくことで内定に大きく近づきます。

ここではインターンの基本的な情報についてご紹介していきます。

職業体験制度

インターンの正式名称はインターンシップです。インターンはアルバイトと似ていると勘違いする方もいますが、目的が異なります。

アルバイトは、学生の労働力と時間の提供により賃金をもらうことが目的ですが、インターンシップは職業体験自体を目的にしています。

そのため企業の一員としての責任を持ち、自分で考えて行動することが重要です。社会人と共に業務をこなすことで実践的なスキルが身に付けられます。また、仕事に実際に触れることで、仕事・企業・業界の理解を進めることができます。

学生にとっては将来を見据えて業務がこなせる点は、大きなメリットでしょう。

種類は短期・長期の2つ

長期インターンと短期インターンシップのメリットデメリット

インターンは参加時間によって、短期・長期があります。その期間ごとに得られるものは異なり、それぞれメリットがあります。

数日~1週間程の短期は、日数の短さから参加しやすいのがメリットと言えます。より多くの学生に参加してもらうために、企業も学生の長期休みの時期を狙って開催します。学生によっては複数の企業のインターンに参加するなど、スケジュールの調整がしやすいのです。

一方でデメリットは人気の高さです。有名な企業にもなると、応募数は30倍にもなり選考を行ってインターン生を絞らなければなりません。参加したいと思った企業のインターンに必ずしも参加できるとは限らないのです。

長期のメリットは企業について深く知れる点と、実際の業務を体験できる点です。数か月から1年程度にも及ぶインターンでは、本当の社員のように仕事を任されることもあります。

デメリットとしては、社員同様拘束時間が長いことです。大学の勉強に加えインターンを行うと、スケジュール管理の能力が必要です。大学からインターン先までの距離が遠いと、それだけ移動の時間もかかります。学生はもちろん学業が優先ではありますが、企業によっては試験期間などを考慮してもらえない場合もあるので、スケジュール管理が大切です。

短期インターンシップと長期インターンシップの違いについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

本選考への参加条件となっているケースもある

インターンは企業としても非常に重要な機会になります。大手の企業によってはインターンへの参加はマストとしている会社があり、インターンに参加していない学生は本選考に応募もできないことがあります。企業としても、貴重な時間と社員をインターンに割くことにより、より新しい人材との出会いを期待しているのです。

またマストではないにせよ、参加が有効になるケースもあります。インターンでは会社の人と直接つながりを持てる時間でもあります。社員の方の生の声を聞けるのは非常に貴重な機会であるため、積極的に質問をしたり入社の思いを伝えてみるのも良いでしょう。

できれば志望する企業を前もって絞っておき、その企業のインターンシップに参加するようにしましょう。

内定に近づくためのインターンをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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海外でもインターンは可能

将来、海外で働きたいという学生もたくさんいます。

そんな中、海外志向の強い学生を受け入れるためにインターンを開催している海外の日系企業やローカル企業も増加しています

海外でのインターンを海外インターンと呼びます。ここでは海外インターンのメリット・デメリットを説明していきます。

海外インターンに参加するメリットとデメリット

海外インターンは、海外で仕事をしたい人にとっては非常に魅力的なインターンではないでしょうか。

海外でインターンをすることによるメリットは、世界を俯瞰的に見る目が付くというところです。また海外の語学を学びながら、給料をもらって実務を経験できるだけでなく文化にも触れることができる点です。

それにより、日本国内では体験できない非常に濃密な体験をしたり、本人の意識次第で大きな力をつけることができる機会となります。

しかし、海外インターンは短期ではなく長期がほとんどですので参加の時期には注意しましょう。海外インターンのメリットについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

参加するために必要な条件

海外インターンに参加するために必要な条件を設けている企業もあります。設けられている条件は高い英語力などさまざまなものがあります。

企業によっては該当する職業は専門学生・大学生と社会人等の区分があり、インターン先の国や参加企業によってはビザを取得する必要が出てきます

さらに、経歴を問われることもあるので学校の講義の専攻や学歴については企業の募集要項きちんと確認して、応募するようにしていきましょう。

海外インターンは行くと決めたらすぐに行けるものではありません。様々な手続きや渡航費などお金もかかります。計画性をもって参加するようにしましょう。もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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インターンへの参加方法

インターンへ参加するには、開催している企業の検索から始まります。基本的に就活サイトや企業ページに掲載しているケースがほとんどですが、他にも大学のキャリアセンターでも参加募集がされている場合もあります。

これらの場所を定期的にチェックすることで、求めている企業へのインターンが開催されるかどうか、確認しやすいでしょう。

それぞれの利点などもあるので、ひとつの方法に頼らず、複数の方法に頼るようにしましょう。

就活の総合サイト

就活を始めると最初に登録する就活サイトでは、企業の情報を総合的に手に入れやすいです。更に就活サイトでは、インターンへの参加登録も簡単におこなえるのがメリットといえます。

基本的にインターンでは、個人情報の入力などが必要になります。就活サイトでは事前に登録した情報を用いて、おすすめの企業を紹介してくれる機能もあります。また条件検索と言って、業界や職種、勤務地などから自分の希望に合った企業を自動で検索してくれるのも総合サイトの便利な点です。

またインターンについての詳細な口コミを調べることができたり、説明会の応募、就活体験談を読むこともできます。

今すぐ始められるため、インターンにかかわらず、就活に関する情報を集めるためにも登録してみると良いでしょう。

企業ホームページ

企業が独自に作っているインターン用サイトからも、応募フォームなどが用意されている場合が多いため、パソコンやスマートフォンから簡単に応募が可能です。

企業のインターンページの場合は、就活総合サイト以上にインターンの詳細について記載されていることも多くあり、またインターンの写真も合わせて掲載されている場合が多いです。

企業側からの情報が充実しているので、企業ページは実際にインターンに参加した際のイメージを掴むのに最適と言えます。

気になっている企業の採用ホームページはこまめにチェックして見逃さないようにしましょう。

大学のキャリアセンター

キャリアセンターとは、大学が学生の就活支援を目的に設置している施設のことです。その大学に所属している学生であれば、誰でも利用することができ、就活情報を掲示したりやキャリア相談を行っています。

大学のキャリアセンターから参加できるインターンは、ネット上では応募がなかなかできない企業へのインターン情報も取り扱っているケースがあります

このように、大学では法人同士の横のつながりもあって、一般的な就活では見つけにくい企業や業界へのインターンに参加するきっかけにできるのがメリットです。また大学の学科に関連のある業界の企業情報やインターン情報も入りやすくなっています。

また大学のキャリアセンターは就活についての相談もできるので、インターンに向けての不安なども一緒に相談してみましょう。

インターンを知って就活をスムーズに進めよう!

インターンは企業においても学生においても、メリットの多い機会です。学生にとっては、実際に社会人と共に業務をこなすことができる貴重な機会です。社会や業界を知れるため、参加後の学生生活や就活に役立つでしょう。

自分のビジョンを持ってインターンシップに参加し、社会人に近い目線で業務にチャレンジできれば、仕事の魅力を発見できるチャンスになるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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