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インターンシップの志望動機の書き方と作成のポイント【例文あり】

インターンシップへの参加経験は武器になる

人生において大きな出来事の1つが就職です。そんな就職活動の中でも、特に選考の評価に関わってくるのがインターンシップではないでしょうか。インターンシップとは企業が就活生に向けて、企業で職業体験をさせてくれる制度のことをいいます。

インターンシップを選考の一環としている企業もあります。ですので、インターンシップに参加することが必須になることもあります。自分が志望している企業の募集要項はチェックするようにしましょう。では、そんなインターンの選考で重要になってくる志望動機について、この記事では紹介していきます。

インターンシップの志望動機を作成するときのポイント

行きたいインターシップ先が決まったとしても、インターンシップの志望動機をうまく書くことができないという状況は多いでしょう。まずはいきなり書き始めるのではなく、きちんと自分の気持ちや企業のことについて調べることが重要です。

そうすることで、自分の気持ちや考えをまとめることができ、企業についての知識を持った上で書くことができます。そのほうが、より良い志望動機になるでしょう。

①自己分析

先ほども触れましたが、志望動機を書いていく上で、自分のことについて知ることは非常に重要です。ですので、自己分析の仕方について掘り下げていきます。まずは自分がそのインターンシップに興味を持った点を箇条書きでもいいので書き出してみましょう。

そうすることで、自分が深く興味を持つ対象を改めて発見することがあります。そして、次にその興味を持ったポイントに対して、なぜ興味を持ったのかの理由を書き出してみましょう。理由を明確にしていくことにより、その興味を持ったポイントに対して自分が感じたことを深く知ることができます。

このように自分のことを掘り下げていくことで、インターンシップに参加しようと思った動機付けの部分を色濃く書くことができるようになります。

②企業研究

インターンシップの選考に有利な志望動機を書くために、自己分析をした後にやることは企業研究です。自分が志望した企業について、企業理解を深めていくことと、その企業の業界についてしっておくことが重要です。

企業について知っていくことは自分がどうしてその企業を選んだのか、その理由について明確にしていく作業でもあります。その作業を進めるうちに、志望動機もおのずと見えてくることでしょう。また、そこで企業について知っていくことで、自分が本当にその企業のことを志望しているのかなど、自分の気持ちにも気づくきっかけとなります。ぜひ、企業研究をして、自分の志望動機の精度を上げていきましょう。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用しよう

志望動機の内容が薄いと、人事に採用されません。選考を突破するには、志望動機を作り込む必要があります。

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③インターンシップ内容を把握する

企業でのインターンシップでは、具体的にどのような内容の仕事をするのかも確認しておく必要があります。ひとつの企業のなかでも、募集している職種によって、インターンシップの内容は大きく異なります。志望動機を書く時にも、どのような仕事内容かを把握しているかどうかは重要となります。

内容によって求められる人材も変わってくるので、希望しているインターンシップの仕事内容、必要なスキル、顧客はどんな人なのか、どんな学生を必要としているのかをしっかりと理解しておきましょう。事前に調べておくことで、インターンシップの内容に魅力を感じたとアピールすることもできます。企業のホームページで、インターンシップの情報などを参考にしましょう。

④学生時代の経験は具体的に書く

学生時代の経験をアピールするのは一般的で多くの人が選ぶテーマですが、他の人と差をつけて印象に残るようにする工夫が大切となります。自分が経験してきたことを相手に分かりやすく伝えられるように、具体的に表すことがポイントです。そのなかで、数字などを出すとさらに内容や成果が伝わりやすくなります。

部活の大会で1位になったことや、サークル活動で1,000人規模のイベントを開いたことなど、エピソードのなかに数字を取り入れると良いでしょう。活動内容とともに、自分がどのような行動を起こしたか、結果としてどのようなことが起こったかなども書くことで、具体性が増します。アルバイト経験やボランティア活動などのエピソードも有効です。

⑤将来やりたいことを述べる

志望動機のなかには、自分が将来やりたいと思っていることや、どのようになりたいかなど、これから先のことを盛り込むことも大切です。具体的にどの企業に就職したいか、などは言う必要はありませんが、希望する職種に就いてから、どういった活躍をしていきたいかなどを書きましょう。

インターンシップで学びたいことを、将来の目標に関連付けるのも良いアピール方法です。仕事をしながらどんなことを実現していきたいか、すぐに分かるように具体的な将来のビジョンを明確にすることがポイントとなります。インターンシップで経験できる仕事内容とかけ離れたものではアピールになりませんので、企業や職種に合った内容にすることも重要です。

⑥指定された文字数の8割は埋める

基本的に、インターンシップの志望動機を書く際に指定された文字数がある場合には、8割は埋めるようにしましょう。400文字の指定なら、320文字以上となります。文字数は企業や業界によって違いますが、200字・400字・500字・800字いずれかの指定が多くなっています。

文字数が少なすぎると、インターンシップを志望する意欲が感じられなくなってしまいます。熱意を表現したいからと指定の文字数を大幅に越えてしまっても、指示内容をきちんと確認していないと思われてしまう可能性があるでしょう。文字数は、少なすぎず、多すぎずの8割程度が丁度良いと考えられます。もし、文字数の指定が特にない場合には、極端ではない範囲でなるべく多く書く方が志望しているという気持ちが伝わります。

⑦OB・OG訪問に行く

インターンシップを希望している企業に、すでにOB・OGが働いているのなら、連絡をして話を聞いてみましょう。実際に働いている人にしか分からないことはたくさんあります。インターンシップに応募する際にも、具体的な仕事内容や社風を聞くことで活かせる場面があるはずです。

インターンシップの参加者を選ぶ際に重視することや、求められている人材などについてアドバイスをもらえるかもしれません。連絡をする際には、インターンシップに応募したいので話を聞きたいという目的を伝え、相手の都合の良い時に会ってもらえるように調整しましょう。相手の負担とならないような配慮を忘れずにしてください。また、直接会うことが難しければ、電話などで話を聞くだけでもよいでしょう。

選ばれるインターンシップ志望動機の書き方

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自己分析、企業研究をすることで、インターンシップの志望動機をより深く書く準備ができました。しかし、特に大手のインターンシップの選考は非常に競争率が高く、選考を通るのはハードルが高いです。

そこで、ここからはどういった志望動機の書き方をすれば選考で選んでもらえるのかについて紹介していきます。実践的なポイントになってくるので、ぜひ自分が書く際に参考にしてください。

結論から書き始める

志望動機の書くき始めについての重要なポイントは、結論から書き始めるということです。これは自己PRや志望動機など、文章をわかりやすくするために非常に有効です。結論から書き始めることにより、何を伝えたいのかが明確になります。

さらに、冒頭に書く結論は短く簡潔に書くように気をつけましょう。その企業のインターンシップに参加したい理由について簡潔に書くことにより、その後もさらに詳しく知りたいという興味付けの効果もあります。志望動機で選ばれるように書くためには、相手に熱意が伝わる必要があります。

さらに、先に結論を明示することで、自分自身もその後の文章の構成がしやすくなります。冒頭で結論を熱意を持って伝えていきましょう。

中盤は冒頭の結論を詳しく書く

冒頭から結論を述べることで、読む人に対して興味を持たせることができました。続いて中盤の文章に移ります。ここは、冒頭の結論について詳しく書くセクションになります。

なぜ、その企業のその仕事に興味を持ったかの経緯について書いていきましょう。このセクションで学生時代の経験など、自分のことについても書いていきます。具体的なことを伝えるので、自己分析と企業研究をどれだけやっているかで、この中盤の文章の濃密さが変わってきます。

中盤は志望動機の中でも、深さが問われる部分ですので、自己分析・企業研究を行った成果を盛り込み、効果的に伝えることを意識しましょう。

最後に学びたいことや得たいスキルなどを伝える

冒頭の結論で熱意を伝え、中盤の文章で志望動機の深みを出してきました。最後はどのようなことを学びたいのか、そしてどのようなスキルを得たいのかを伝えます。また、決意表明をしていく場面でもあるので、非常に重要になってきます。

ここでは仕事に対する熱意や積極性を伝えていきましょう。その気持ちが採用担当者の高い評価に繋がっていきます。また、「この学生と一緒に仕事がしてみたい」、「面接で会ってみたい」とまで思わせることができたら、非常に良いです。

ここまで気をつけてきたことを踏まえ、自分の「この会社で働きたい」という意欲が伝われば、インターンシップを志望している企業の採用担当にもその思いは伝わるでしょう。

インターンシップの志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用しよう

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ぜひ活用してインターンシップに採用される志望動機を完成させましょう。

志望動機例文6つ

ここまで、インターンシップの選考における志望動機について紹介してきました。実際に志望動機を書いていくイメージができあがってきたのではないでしょうか。ここからは志望動機の例文を紹介していきます。インターンシップの選考においても人気の職種に絞って説明していきます。

職種によってそれぞれ特徴があるので、その特徴に合わせてどういう書き方をすると選考で選ばれるのか、どう差別化していくことが効果的なのかなどにフォーカスをあてて紹介していきます。

例文①公務員

○○市での「子供が安心して育つことができる街づくりをしよう」という目標を知り、地域の子育て支援事業に関わりたいと考え、インターンシップに参加させていただきたいと思いました。大学2年時に子どもの教育をするボランティアに携わったことがあり、その経験から児童教育に興味を持ちました。
現在、核家族が増え、地域社会との関係は希薄化していき、子供がのびのび育つことに対する不安感が増大しています。インターンシップに参加することになりましたら、ボランティアで得たスキルを活かすながら、業務をこなしていきます。目的意識と意欲を持ち、自分から積極的に学んでいこうと思うので、よろしくお願いします。

この例文では冒頭から志望理由を伝えているため、全体として熱意などが伝わりやすい文章になっています。また子育て支援事業に興味を持った理由も、ボランティアの経験や社会の変化などから具体的に説明できています。どのようにインターンシップに参加していこうとしているのかもわかりやすいため、非常に好印象な例と言えるでしょう。

例文②金融機関

私が貴行のインターンシップを志望する理由は、企業の経営をサポートする立場になることにより、貴行と業界について学ぶと同時に肌で経営のサポートを学びたいと思ったからです。私は学生時代に塾の講師をしていました。塾講師をする中で、共通の課題について自分以外の人と一緒に考え、解決していくことに喜びを感じました。
その経験から銀行業に興味を持ち、貴行のインターンシップに参加させて頂きたいと思いました。貴行のインターンシップでは、資産運用コンサルティングをグループワークで体験し、企業の力の引き出し方など具体的な課題解決方法を学びたいと思っております。

この志望動機でも、銀行に興味を持った経緯とインターンに参加した際に学びたいことが明確です。また、「誰かの課題を一緒に解決したい」という献身性や顧客志向の人柄もアピールすることができています。例文①にも共通している点ですが、自分が興味関心を持つようになったきっかけは、具体的な原体験と関連付けると説得力が増します。

例文③IT企業

私は貴社のスマートフォン部門に惹かれてインターンを志望しました。特に貴社が開発したアプリ「○○」は多くの幅広い世代に利用され、私自身も感動をしました。私は将来、高齢者から小さなお子様まで便利に利用し、使いやすいと感じるアプリケーションを開発したいと考えています。大学では○○の研究を行っていますが、ビジネスにおいての現場を学びたいです。貴社のインターンシップでは、現場での知識を学びながらも、新たなアプリの開発に貢献していきたいです。

この例文も、インターンシップに参加し、その企業に貢献したいという気持ちが伝わる文章になっています。特にその企業の開発したアプリに触れ、具体的な特徴にも触れているので熱意が伝わります。そしてそのアプリの特徴と自分自身が将来したいこともリンクされており、説得力があると言えるでしょう。インターンシップでどのように働きたいかという点も、アプリ開発に対する意欲を感じる内容となっています。

例文④食品メーカー

私は、人々に安心して食事をして欲しいと考えています。食べることは、毎日の生活で欠かすことのできないものです。そこに不安があれば、充実した毎日は送れません。貴社のカスタマーセンターでのインターンシップを通して、お客様の不安を少しでも解消し、安心して毎日を過ごせるような手助けができればと考えております。

食事は、人々の生活に直接関わる重要なもので、全ての人が毎日、食べ物を食べて過ごしています。食品メーカーでのインターンシップを希望する場合には、食を通して人々の生活にどのように役立っていきたいかを明確に伝えることが重要となります。自分の食に関する考え方や、食べ物にまつわるエピソードを伝えるのも効果的です。

例文⑤不動産

私は、貴社のインターンシップを通して、営業力や法律の知識など、不動産業界で活躍するために必要な基礎を学びたいと思っております。以前、不動産業界の人に親身になってもらいとても心強かった経験から、不動産業界に憧れがあり、いつか自分も働いてみたいと思うようになりました。貴社のお客様を大切にするという企業理念に強く共感し、私も将来不動産の仕事をしながら人の役に立ちたいと考えております。

どのようにして、不動産業界に興味を持ったのかを分かりやすく伝えています。また、不動産業界にはたくさんの企業がありますが、なぜその企業のインターンシップを希望しているのか、その動機も具体的に示すことでアピールできています。

例文⑥建築

中学時代から建築の設計やデザインに携わりたいと思っていたので、インターンに参加することで仕事内容について詳しく知りたいと思いました。また、福祉の分野にも興味があり、実習内容である病院の設計図製作がとても魅力的だったからです。福祉関連の設計を手がけている貴社でぜひインターンを経験したいと思いました。

インターンを希望している企業が、具体的にどのような建築に関係しているのかを理解しているのがよく分かります。建築という広い分野のなかでも、自分が特にやりたいことを明確にしています。事前に企業について研究していることが伝わり、ほかの企業ではなく、その企業でインターンをおこないたいという強い気持ちがアピールできます。

志望動機のNG例文6つ

ここまで、インターンシップに参加する意義と、そのための志望動機の作成のポイントを解説してきました。ここでは、インターンシップで人気の業界の志望動機NG例文を解説していきます。人気の業界である分、以下の業界ではインターンシップに参加するまでのハードルが高くなる傾向があります。

志望動機が練り上げられていなければ、選考を通過することは難しく、インターンに参加すること自体がかなわなくなる可能性が高いのです。以下の例文におけるNGポイントをしっかりと理解し、インターンに無事参加することが出来るよう、対策を進めましょう。

NG例文①公務員

私が公務員を志望する理由は、民間の企業とは異なり利益の追求をしない点です。民間の企業に勤務すると、利益の追求が第一の目的となります。そのため「お客様のためには〇〇をすべき」と思っていても、利益の追求のために他の方法を取らざるを得ない場合も有り得ます。
一方、公務員であれば、利益の追求ではなく、国民への貢献が第一の目的になるため、自身の思う最善策をいつでも実施していくことが出来、その点に魅力を感じております。私は公務員として、本当に必要とされるサポートを実施し、社会に貢献していきたいと考えております。

この例文のNGポイントは、公務員について誤った認識をしている点です。たしかに公務員の目的は営利の追求ではありません。しかし、国の税収が厳しくなっている今日においては、公務員も民間とは異なる形で利益を如何にして上げていくか考え、行動することが求められています。

このようなことを志望動機として述べてしまうと、「単純に民間で数字に追われて営業したくないだけなのではないか」と疑われてしまう恐れがあります。公務員と民間の違いをしっかりと研究し、志望動機を作成するようにしましょう。

NG例文②金融機関

私が金融機関を志望する理由は、お金を切り口として人々の生活に貢献したいと考えているからです。お金は暮らしにおいて重要なものです。衣食住を充実させていくのにお金は書くことの出来ないものなのです。
「急に働けなくなったらどうしよう」「将来年金はもらえるのか」「万が一の時のお金はどうすればよいのだろう」など、お金についての悩みは年代ごとに常に存在しています。私はそれらの悩みを解決のための提案活動に従事したいと考えております。さまざまな切り口から悩みの解決に向けた提案活動を行い、人々の人生をより豊かなものにする手伝いをしていきたいと思い、金融機関を志望しております。

この例文のNGポイントは金融機関に関心を持つようになった理由が具体的に述べられていない点です。「お金は暮らしにおいて重要なもの」というのは、誰もが認識している事実です。しかし同じことは「衣食住」などさまざまな分野においても同じことが言えるのです。

いくらお金があっても社会に十分な食料が流通していなければ、豊かな暮らしを行うことは出来ません。お金があれば豊かな人生が送れるとは限らないのです。「お金は暮らしに欠かせないものだから」というのは、金融機関を志望するに至った理由としては弱いです。金融機関の仕事内容などをしっかりと理解し、どのような点に魅かれたのかを整理しておくようにしましょう。

NG例文③IT企業

私は社会インフラの構築に貢献したいと思い、IT業界を志望しております。私は学生時代、コールセンターでアルバイトをしていたのですが、その職場に新たなシステムが導入される機会を目の当たりにし、ITに興味を持つようになりました。
自宅に無料で作ることが出来るサーバを構築した際、その作業に非常に面白みを感じ、サーバに関する知識、スキルを身につけ、お客様の課題に広く対応できるエンジニアになりたいと思い、IT業界を志望いたしました。その中で私が貴社を志望している理由は、貴社の雰囲気に魅力を感じたからです。説明会で話す社員の方は皆、情熱を持って仕事について語っており、そのような方々と共に働きたいと思い、貴社を志望しております。

この例文のNGポイントは、企業を志望する理由が弱いことです。「社員の方に魅かれた」ということを志望動機にする就活生は意外と多いです。しかし、企業にはさまざまな社員がいます。特定の社員に魅かれたことを志望動機にすると、「思っていたのと雰囲気が違う」などミスマッチングに繋がる恐れがあるのです。

IT業界の場合、企業によって力を入れている分野が明確に分かれていることが多いです。企業を雰囲気で選んだ結果、SNSに携わりたいと考えていたのに、アプリ課金を収益源としている企業に入社してしまう可能性もあるのです。志望動機を作成する際には企業研究を入念に行い、作り上げるようにしましょう。

NG例文④食品メーカー

私は食品業界で活躍して、多くの人が食事で笑顔になるような商品を開発したいと考えています。食事は、毎日の生活のなかで欠かすことのできない重要なものです。インターンをすることで、社会人として仕事をしていく上で大切なことを学んで今後に役立てていきたいと思っております。

この例文では、食品業界全体に対する志望動機が述べられていますが、なぜ他の企業ではなくその企業でインターンシップをしたいのか、具体的なエピソードが書かれていません。食品メーカーは他にもたくさんの企業がありますが、他の企業でも良いのではと思われるような志望動機となっています。特定の企業を志望する明確な動機が書かれているほうが、よりアピールすることができます。

NG例文⑤不動産

叔父が不動産業を営んでおりまして、不動産業というものが身近な存在であったというのが不動産業界を志望する理由です。叔父のように、不動産を通して人々の役に立つような仕事がしたいと考えております。インターンシップでは、不動産業界のことを学んで将来の仕事に役立てたいと思います。

不動産業界を志望している動機がはっきりしていません。また、インターンシップをしたいという明確な理由も伝わりにくい文章となっています。親戚が不動産業を営んでいたからという理由だけでは、なぜ不動産の仕事をしたいかという説明になっていません。また、インターンシップで学びたい具体的な内容もあいまいで分かりにくいです。どうしてその企業を選んだか、インターンシップをする上で何を学びたいかを詳しく書くようにしましょう。

NG例文⑥建築

私は建設現場でのアルバイト経験から、ゼロから建物を作り上げることの素晴らしさを感じました。御社のインターンシップでは、アルバイトで学んだ建築に関する技術を活かし、貢献していきたいと考えております。インターンシップの内容でもある、現場での研修にも役立てると思います。

アルバイトの経験を具体的に述べて、なぜ建築業界に興味を持ったのかが分かりやすく書かれています。しかし、インターンシップでアルバイトの経験を活かすということばかりをアピールして、何を学びたいか、どのようにインターンシップのなかで成長していきたいかは不明です。インターンシップでは、働きながら、企業や職種について学んでいくという役割も多いので、参加して自分はどう行動したいかも明記しましょう。

魅力的な志望動機でインターンシップに参加しよう

インターンシップの選考は、本番の就職活動の前に行われる選考になります。ですので、就職活動の選考に比べるとハードルは低いです。しかし、インターンシップの選考がそのまま就職活動に活きます。

その選考においてとても重要になるのが志望動機です。この志望動機が明確であることにより、企業としても魅力的な学生として捉え、一緒に仕事をしたいと感じます。また、志望動機を書くまでに行う自己分析や企業研究の経験もその先の就職活動には必ず役立ちます。

魅力的な志望動機を書くために行う作業は、そのまま自分の魅力を見つけ出し、アピールしていく糸口になります。ぜひ魅力的な志望動機を書き、内定という最終的なゴールを目指していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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