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【JIS規格の履歴書とは】記入項目や入手方法をご紹介
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目次
企業側が履歴書のJIS規格を条件としている可能性あり!
就職活動ではおなじみの履歴書。「履歴書」と言っても、100円ショップで買えるものから大学・企業が発行しているものまで、その種類は多岐にわたります。そのため、どれが適したものか迷ってしまう就活生も多いことでしょう。
その履歴書に関して、「JIS規格」という規格があります。その特徴については後ほど詳しくご紹介しますが、企業によってはこれに当てはまる履歴書しか使ってはいけないという条件を設けているところもあります。
この記事では「JIS規格の履歴書」をキーワードとして、それがどういうような特徴を持ったものなのか、そしてどこに行けば手に入るのかということをまとめてご紹介していきます。併せて、就職活動に使う履歴書の選び方も解説していきますので、履歴書を購入する前に参考にしていただければ幸いです。
JIS規格の履歴書とは?
冒頭で、JIS規格の履歴書のみという条件を設けている企業もあるという話をしましたが、そもそも「JIS規格」とはどういうものなのでしょうか。また、そのルールに当てはめられて作られた履歴書はいったいどのような特徴を持っているのでしょうか。
ここでは、「JIS規格の履歴書」の特徴を解説していきます。加えて、この規格に当てはまるものでないと使用できないのかどうかということについても触れますので参考にしてください。
JIS規格とは日本工業規格に沿って作られたもの
JIS規格とは、「日本工業規格(Japan Industrial Standards)」という工業標準のことを言います。工業標準化法に基づき経済産業省に設けられた「日本工業標準調査会」の答申を受けて、関係各省の大臣がその評価を下します。
このJIS規格の履歴書ですが、日本では履歴書の様式の参考例となっています。このフォーマットを一部踏襲したうえで、さまざまな履歴書が作られるのです。より知りたいことが聞き出せる構成の履歴書を作る企業や、就活生がより自分のことをアピールできる内容になるような履歴書を作る大学もあるでしょう。なお、典型的なJIS規格の履歴書にはどのような項目を書き入れる欄があるのかについては、次の見出しの中で詳しく解説していきます。
履歴書マニュアルを確認してください
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。
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JIS規格の履歴書にある主な項目
個人情報欄は、氏名・性別・満年齢・生年月日・現住所・電話番号・メールアドレスなどのプライベートな情報を書き入れる欄です。連絡先欄は、現住所以外への連絡を希望する場合に記入しましょう。証明写真は、JIS規格の場合「4×3cm」のサイズと指定されています。
学歴・職歴欄はそれぞれの項目として独立していないので、それぞれの項目を書き分ける必要があります。資格・免許欄は書き入れられるスペースが限られているので、資格をたくさん持っている場合には選別する必要があります。
志望動機や特技、好きなことなどを書き入れていくスペースは、シンプルな構成のものの場合これらがひとまとめにされているため、就活生には向かないかもしれません。このほか通勤時間・配偶者・扶養家族について書く欄や、特筆事項を書く備考欄があります。
履歴書はJIS規格でなければいけないのか
JIS規格の履歴書を説明してきましたが、必ずしもこれに当てはまるものしか使用なければならないというわけではありません。現に、この規格に当てはまらない履歴書も中には存在しています。
しかしながら冒頭でも触れたように、企業によってはJIS規格の履歴書で作成することを条件としているところもあります。その場合は、必ずその指示に沿うものを用意するようにしてください。
また先述のように、JIS規格の履歴書は国内の履歴書のフォーマットの参考例となっているものです。そのため、JIS規格の履歴書を認めないというところはおそらくないでしょう(企業独自のシートを使わなければならない場合を除く)から、予備として数枚持っておくと無難です。
コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます
自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?コピペで使える効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。
ChatGPT自己PR作成ツールを使えば、簡単な20個の質問に答えていくだけで、あなただけの自己PRが完成します。
作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
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JIS規格の履歴書を手にいれる方法
「JIS規格の履歴書」は国内ではスタンダードタイプのシートであるため、数枚は手元に置いておくのが無難でしょう。
とは言っても、JIS規格の履歴書はどこで手に入れることができるのでしょうか。そこでここでは、JIS規格の履歴書を手に入れることができる場所をまとめてご紹介していきます。価格はピンキリで、無料のものもあります。よく吟味したうえで、自分の好みのものを選ぶようにしましょう。
文房具店などで購入する
市販の履歴書であれば、文具店やコンビニ、100円均一ショップで手軽に購入することができます。しかし、一般的なデザインのものは志望動機と自己PR欄が一体化しているものが非常に多いため、書き入れられる分量としては少々物足りないと思う方もいるかもしれません。
どれが良いのかが分からない場合には、大学の売店で販売されている履歴書を購入するようにしてください。これは新卒の就職活動で使用することを想定して作られているので、職務経歴などの部分が削られているぶん、自己PRや志望動機といった項目に多くのスペースが割かれています。そのため、自分のことをより魅力的に採用担当者に伝えることができるでしょう。
ネットで購入する
インターネットの通販サイトでも履歴書を購入することができます。ネット購入のメリットは、家に居ながらボタンひとつで買い物ができる点です。また、コンビニなどの最寄り店舗よりも品揃えが豊富な場合が多いため、品切れはほとんどないでしょう。注意する必要があるのは、注文してから商品が手元に届くまでに日数を要する点です。
履歴書を提出する直前になって注文しても間に合わないかもしれません。手元にある履歴書の残数をきちんと把握して、余裕をもって注文しましょう。また、ネット購入だと送料がかかる場合もあります。場合によっては履歴書自体よりも送料の方が高くつく可能性もあるため、まとめ買いや共同購入をするなどの工夫をすると節約になります。
コクヨ 履歴書用紙 手引書付
コクヨ 履歴書用紙 手引書付はJIS規格でA4(A3二つ折り)サイズの履歴書です。B5サイズと比べて欄が広いため、より多くの情報を書き込めます。履歴書4枚と大型封筒2枚、写真貼り付け用の接着シール、手引書1冊で1セットになっています。履歴書と封筒がセットになっているため、別々に購入しなくて済みます。
また、履歴書の書き方を記した手引書もセットになっているため、履歴書を書く際のルールを確認しながら書き進められます。写真貼り付け用のシールも便利です。写真を貼るときにのりを使うと端まで塗れなかったりはみ出したり、貼るときにヨレたりしてしまいます。しかし、シールだとそういった心配がなく、簡単に貼り付けられるのが魅力です。
コクヨ 履歴書 A4(A3二つ折り) 大型封筒3枚付 3セット
コクヨ 履歴書 A4(A3二つ折り) 大型封筒3枚付 3セットもJIS規格でA4(A3二つ折り)サイズの履歴書です。履歴書4枚と封筒3枚、表台紙がセットになっています。先ほどの履歴書と比べると封筒の枚数が多いため、郵送の機会が多い人や書き損じが心配な人にはこちらがおすすめです。セットに入っている表台紙には、履歴書を記入する際に気を付けるべき諸注意や郵送の際の注意点だけでなく、西暦早見表なども記載されています。
書類や郵送のルールを知らないと、就活中だけでなく就職してからも困るため、持っておくと後々重宝するでしょう。一定金額以上の注文だと送料が無料になることもあるため、数セットまとめ買いをするか、友人と共同で購入してみるのも良いかも知れません。
インターネット上からダウンロードする
就職活動は何かとお金がかかるものです。履歴書にかかる経費を少しでも節約したいのであれば、インターネット上でダウンロードしたものを印刷して使うようにするとよいでしょう。「履歴書 テンプレート」などと検索すると、無料で履歴書がダウンロードできるページがたくさんあります。
ただし、ここでの注意点なのですが、フォーマットにいろいろと手が加えられている可能性があるということを注意しておきましょう。サイトのなかには、様々な用途で使うことを想定し、目的別の履歴書をダウンロードできるところがあります。もちろん新卒の就職活動用のものを出しているところもありますので、使用するのであればそれを選択するほうがよいかもしれません。
ハローワークのホームページからダウンロードする
履歴書のフォーマットは、ハローワークのホームページからもダウンロードすることができます。使用することができるのはJIS規格の非常にシンプルな履歴書なのですが、PDF形式・Excel形式を選択することが可能です。ネットエントリー可能な企業に応募する際にも使うことができるので、このページを覚えておいて損はないでしょう。
また、同じページには「応募書類の作り方」という履歴書などの作成方法からを記したパンフレットを閲覧することができます。就活生向けのものではないため少々勝手が違う部分はあるでしょうが、一読しておく価値はあるといえるでしょう。これには「暦の変換」も付いているので、そこだけダウンロードしておいてもよいかもしれません。
Microsoft Officeのテンプレート
Microsoft OfficeのWordにもJIS規格の履歴書のテンプレートがあります。そのまま印刷して手書きで書くこともできますし、パソコンのWordで編集して印刷することもできます。履歴書は手書きでなければならないという決まりはありません。自分の好きな方法で履歴書を作成しましょう。
ただ、Wordで履歴書を作成する場合は印刷のズレや文字の見切れに注意しましょう。パソコンの画面上ではきれいに収まっていても、実際に印刷してみると端の文字が枠内に収まらずに切れてしまうことがあります。それを防ぐためには、試し刷りをして確認と調節をするか、印刷する前にPDF化(画像化)してから印刷してみましょう。どちらも少々手間はかかりますが、手書きで書くよりは少しの手間ですみます。
マイナビジョブ20's
マイナビジョブ20'sでも、履歴書のテンプレートを無料でダウンロードすることができます。空欄のまま印刷して手書きする場合はPDF形式を、パソコンで作成して印刷する場合はWord形式をそれぞれダウンロードして使用しましょう。手書きにする場合、Word形式でダウンロードしたものを印刷しても問題はないのですが、文字や線がずれる心配がないPDF形式の方がよりおすすめです。
また、履歴書は必ずしもJIS規格である必要はありません。企業側から指定がなければJIS規格でなくても構わないので、自己PRなどの欄が広めにとってあるマイナビ版の方が使いやすいと感じた人は、そちらを使っても大丈夫です。念のため、応募の際にはきちんと確認をしておきましょう。
PDFで履歴書を作る際のやり方について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
就活における履歴書の選び方
JIS規格の履歴書がどこで手に入るのかという情報をまとめてご紹介しました。とはいっても、上記の方法で探しても見つかる履歴書の数は非常に多いです。「自分にどの履歴書が合うのかがいまいちよくわからない」という就活生も多いことでしょう。
そこでここでは、就職活動に適した履歴書の選び方を解説していきます。同時に使用するべきではない履歴書の特徴も紹介します。これを参考にして自分をより魅力的にアピールできるシートをよく吟味して見つけるようにしてください。
自分が書きやすい履歴書を見つけよう
「新卒の就職活動用の履歴書」とひとくちに言っても、記入する項目や配置、書き入れられるスペースの大きさはそれぞれ異なっています。そのため、自分が書きやすいと思う履歴書を選ぶのが、自分へのストレスを軽減させられるもっとも効果的な方法だと言えます。
さらにもうワンポイントなのですが、自分のアピールしたいことに文を割ける、もしくはそうでなくても効率的にその点を伝えられるものを選べるとなおのこと良いです。
なお、自分に合うものがどうしても見つからないと思った場合には、先述のように大学の売店で購入できるものを選ぶのが無難です。確実に就職活動に適したものを手に入れることができます。
履歴書に適切なペンの特徴について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。
保護者記入欄があるものや転職用の履歴書は使用しない
- 保護者記入欄
- 転職用の履歴書
自分の書きやすいと思う履歴書を使うのがもっともよい方法なのですが、上記のような特徴が備わっていた場合には好ましくありません。
大学生の就職活動であれば、多くの方が成人を迎えているはずであるため、保護者記入欄は必要ありません。さらに、この欄があることによって書き入れられるスペースも減っていることになるでしょう。それは非常にもったいないことです。
転職用の履歴書は、これまでの職務経歴にスペースを割いているものが多いです。そのため、職歴のない就活生(大学生のアルバイト経験は「職歴」には含まれない)にとっては無駄の多い履歴書だといえるでしょう。
大学指定の履歴書もおすすめ
就活で使用する履歴書は、JIS規格のものだけではなく、大学指定の履歴書もおすすめです。大学ごとにロゴの入った指定の履歴書というものがあり、これを使用することでもスムーズに就活を進めることができます。大学指定の履歴書を使用するメリットはさまざまありますし、何よりその大学の学生しか使用できない履歴書です。大学指定の履歴書が使えるのは、学生の特権でもありますので、上手に利用して選考を有利に進めていきましょう。
JIS規格の履歴書よりアピールしやすくなっている
大学指定の履歴書を使うべき理由としては、JIS規格の履歴書よりアピールしやすくなっていることが挙げられます。JIS規格の履歴書は、就活全体に合わせた作りになっていまるため、新卒だけではなく既卒の就活でも使える使用になっています。そのため、新卒の就活ではアピールがしづらいことも多いです。
対して大学指定の履歴書の場合は、新卒の就活に向けた内容になっていますので、選考でもアピールがしやすくなっています。大学ごとに項目は違いますが、志望動機や自己PR欄が大きく取られていたり、研究課題や学生時代に頑張ったことをアピールする欄が記載されている場合もあります。大学指定の履歴書を使うことで、学歴のアピールもしやすいですし、新卒にはおすすめの仕様です。
大学指定履歴書の入手方法
大学指定の履歴書は学校によって入手方法が違っています。基本的には大学の生協に通常の履歴書と一緒に販売されていますので、それを利用しましょう。生協にない場合は大学のホームページをチェックします。ホームページでは履歴書のデータがダウンロードできることも多いので、データで履歴書が必要な場合はホームページを確認しておくことが大切です。
大学生協でもホームページでも見つからない場合は、キャリアセンターに確認してみましょう。キャリアセンターでは就活の支援をおこなっていますので、履歴書なども取り扱っていることが多いです。大学生協、ホームページ、キャリアセンターを探せば履歴書は見つかりますので、それらをチェックして大学指定の履歴書を手に入れましょう。
JIS規格の履歴書の特徴を理解しておこう!
この記事では「JIS規格の履歴書」に焦点を当て、その特徴から購入方法、そして自分に合った履歴書を選ぶ時のポイントとまとめてご紹介してきました。
JIS規格の履歴書は国内の標準的なモデルであるため、これに当てはまるものを持っておくのが無難です。しかし、「これが正解」と絶対的に言えるものはないため、自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。履歴書は何かと書くことが多いですから、書くことへのストレスも最小に抑えることができるでしょう。
ここでご紹介した情報を参考にして、当てはまる数多くの履歴書の中から自分をより魅力的にかつ効率的にアピールすることのできる運命の1枚を見つけてください。
履歴書を入れる封筒のサイズについては、こちらの記事で詳しく解説しています。