履歴書

履歴書に適切なペンの特徴2つ|おすすめのボールペン5選もご紹介

履歴書を書く際のボールペン選びは重要

履歴書を書く際、ボールペンにも気を配っていますか?掠れやすいボールペンは何度も書き直すのがストレスになり、乾きにくいインクのボールペンは手や履歴書を汚してしまい、これもまたストレスになります。エントリーした企業と同じ数だけの履歴書を全て手書きするのですから、それだけでも大変です。その上書き直しとなると、本当に嫌になってしまうでしょう。

少しでも就活を円滑に、ストレスなく進めるために、書き心地の良い自分好みのボールペンを選ぶことが重要です。デキる社会人は大抵、マイボールペンや万年筆を持っています。自分好みのボールペンを見つけられれば、社会人になってからもきっと重宝します。ボールペンを選ぶ際のポイントや、どんなボールペンがオススメかなどを詳しく見ていきましょう。

履歴書に適切なボールペンの特徴2つ

履歴書を作成するときに綺麗な文字を書くことはもちろんですが、文字のフォントを意識することも大切です。綺麗な文字を書くためには練習をしなければいけませんが、文字のフォントを綺麗にすることはボールペンを変えるだけで事足ります。100円前後で印象を良くできると考えれば、非常にコスパの良い投資であるともいえます。履歴書の作成に労力を費やすのであれば、ボールペン選びにも意識を向け、いいものが作れるようにしましょう。

しかし、履歴書を書く時には良いボールペンをと言われても、どんなものを選んでいいのかいまいち分からないという方もいらっしゃると思います。そんな方のために、ボールペン選びの際にチェックするべきポイントをご紹介していますので、是非参考にしてみてください。

①黒色のゲルインク

履歴書は正式な書類であるため、色は黒を選びましょう。黒以外の色で書かれた履歴書には、強い印象を与える効果があるということは否定できませんが、不誠実な印象を抱かせてしまう可能性が高いため、避けておいた方が無難です。また、ゲルインクがおすすめのポイントとして、色が鮮やかなことが挙げられます。油性インクや水性インクには染料が使用されていますが、ゲルインクには顔料が使用されています。顔料には染料と違い、文字をはっきり見せてくれるという特徴があるので、綺麗な文字を書くことが可能です。

普及しているプリンタの多くは黒のインクに限り顔料を使用しているケースがある事からも、履歴書作成のためのボールペンには、ゲルインクの使用がおすすめです。他にも、ゲルインクには書き出しがかすれず、滲まないという特徴もあります。かすれたり滲んだりした文字は、どこか雑な印象を受けてしまうもの。ゲルインクを使用することでそんな印象を抱かれないようにしましょう。

②太さは0.5~0.7㎜

ボールペンの太さを0.5~0.7㎜にした方がいい理由としては、文字が潰れずに書けることと、線が細くなり過ぎないことが挙げられます。履歴書に設けられている書き込み欄にペン先の太いボールペンを使用した場合、文字内の余白が潰れてしまうということが起こってしまいます。せっかく綺麗に書いたと思っても、文字内の余白が潰れていては残念なものに見えてしまうため、そうならない太さのボールペンを選びましょう。

しかし、細い方が良いといっても、細すぎる文字はおすすめできません。細すぎる文字は弱々しく、自信のないような印象を抱かせてしまうため、避けておいた方が堅実です。これらのことから、太すぎることなく細すぎることなく書ける太さとして0.5~0.7㎜がちょうどいいのです。

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ボールペン選ぶときのポイント

おすすめのボールペンや書きやすいボールペンは何か調べるてみた人もいるはずです。情報集めをすることも、客観的な意見を参考にすることも大切なことですが、最終的には自分が気に入るかどうかで決めましょう。書き方も筆圧も書き心地の好みも人によって異なります。ネットや他人の意見を鵜呑みにするのではなく、あくまでも参考程度に留め、最終的には自分の意見をもとにボールペンを選ぶようにしましょう。

試し書きをしてみる

ボールペンを買う際、どこで購入していますか?最近ではスーパーやコンビニ、100円ショップなどでもボールペンが購入できます。もちろん、急にインクが切れた場合などは最寄りの店舗で購入しても構いませんが、「書きやすいボールペンを選んで買いたい」という場合には、やはり文具店での購入をおすすめします。多くの文具店ではボールペンのコーナーに試し書き用のメモ用紙などが置いてあり、試し書きを推奨しています。

自分に合った、しっくりくる書き心地のボールペンが一番です。さらさらと滑るような書き心地が好きな人もいるでしょうし、一文字一文字、くっきりはっきりと書きたい人もいます。左利きの人の場合は乾きの遅いインクだと文字が擦れて汚くなってしまうこともあります。実際に文字を書いてみて、自分に合った書き心地や太さのボールペンを見つけましょう。

封筒用には太めのボールペンがオススメ

就活をしていると、履歴書などをA4サイズの封筒で郵送する機会があるでしょう。ですが、ここで問題が浮上します。A4サイズの封筒というのは、案外大きいのです。そこに通常の郵便はがきに書くような大きさの文字を書いては、アンバランスに見えてしまいます。封筒とのバランスの取れた、大きめの文字で住所や宛先を記入するには、履歴書を書く際よりも気持ち太めのボールペンを使うのがコツです。

だいたい0.7mm前後のボールペンであれば、線も弱い印象にならず、大きい文字も書きやすいです。このとき、マッキーなどのマジックの使用は極力控えましょう。というのも、マジックは封筒のような紙の上では滲みやすいためです。せっかく綺麗な文字で書いても、滲んでしまうと止めやハネが丸く滲み、子供っぽい印象になります。また、文字がつぶれて読みにくくなってしまう場合もあるため、封筒に記入する際にはマジックはおすすめできません。

履歴書の記入におすすめのボールペン5選

ボールペンにも様々な種類があり、太さや濃さも違いがあります。そこで、ここではおすすめのボールペンを5つご紹介します。就職活動中は履歴書作成の他にも、企業面接中のメモや、企業から渡された書類の記入などボールペンを使用する機会は少なくありません。

履歴書をたくさん手書きで作成していく内に、手が疲れてしまうこともあります。そういった事態も考えて、ボールペン選びに迷っている方は、自分にあったボールペンを探してみましょう。

ボールペンの太さについて悩んでいる人は、こちらの記事もおすすめです。

ユニボール シグノ307

ユニボールシグノ307は、明治20年に創業された老舗の企業、日本で初めて鉛筆を工業生産した三菱鉛筆株式会社の商品です。日本初の新素材であるナノ繊維、セルロースナノファイバーを世界で初めて実用化した画期的なボールペンです。ペン先のエッジの角がないエッジレスチップとなっている為、ひっかかりがなく、速書きにもかすれない滑らかな書きやすさです。

筆記時に粘度が下がり、ペン先にインクが残りにくく、インク溜まりができにくくなっています。インクも濃くにじまない水性顔料インクを使用しており、耐水性、耐光性に優れています。デザインも凹凸のない形で、握りやすいラバーグリップです。カラーは黒、赤、青の3種類があり、太さは0.38mm、0.5mm、0.7mmとなっています。

スラリ

スラリは、ハイマッキーやシャーボで有名なゼブラ株式会社の商品です。ゼブラ独自開発のエマルジョンインクを世界で初めて搭載しております。エマルジョンとは分散系溶液を指し、油性と水性のようなお互い馴染まない物でも、特殊な製法で安定した状態を保つことをいいます。

このインクは別名油中水滴型インクと呼ばれており、油性ボールペンの手応えと、水性ボールペンの軽さ両方の特徴を兼ね備えていて、滑らかな書き心地と鮮やかな濃さを実現しています。少ない力で書けるにも関わらず、滲みやインク溜まりによる手の汚れの心配はありません。カラーは黒、赤、青の3種類で、太さは0.5mm、0.7mm、1.0mmがあります。

エナージェル・エックス

エネ―ジェル・エックスは、世界初のノック式シャープペンシル「ぺんてる鉛筆」を販売したぺんてる株式会社の商品です。世界130ヵ国以上で、累計3億本販売されているエナージェルボールペンシリーズの新ラインナップです。エナージェルインクは、ペン先からのインキが排出されてゲルから液体へ変化する際のスピードが特に速く、従来のゲルインクよりも滑らかに書けるようになっています。

また、優れた速乾性が持ち味であり。書いた直後に手で触れてもかすれず、紙に素早く染み込みます。スムーズなインキの排出とあわせて、高発色の着色剤により、鮮やかに筆跡を残します。カラーは同じく黒、赤、青の3種類ですが、太さは0.5mm、0.7mmの2種類です。

サラサドライ

サラサドライは、スラリと同様ゼブラ株式会社の商品です。上記3つのゲルインクボールペンと違い、水性ボールペンですが、紙に浸透しやすい新成分「ドライジェル」をインクに搭載し、低粘度のジェル状にしたことで、さらさらとした軽い書き心地を実現しています。水性の「書いてすぐにじんでしまうこと」また「書いている途中で引っかかってしまうこと」といった欠点を克服しており、速乾性にも優れています。

色の濃い染料の色材を使っているため、筆跡もよりくっきり見えるようになっています。大きく開きやすいバインダークリップがついていて、ポケットやノートにも挟みやすくなっています。カラーは他同様黒、赤、青の3種類、太さは0.4mm、0.5mm、0.7mmの3種類あります。

ジュース

ジュースは、万年筆を主とした筆記具の他、幼児玩具も製造販売をしているパイロットコーポレーションの商品です。ペン先の乾燥を防ぐための保湿成分を、同社従来のボールペンより多めに配合しており、スムーズに書き出すことができます。クリップは頑丈で壊れにくくなっており、持ち運びにも重宝します。

インクは水性の顔料ゲルインクを使用している為、耐水性や時間による劣化にも強く、長期保存に向いています。カラーは豊富で、黒、赤、青の他24色、またパステルカラー6色、メタリックカラー6色と36色あります。太さは超極細の0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mmと4種類あります。これの新シリーズで、0.3mmとさらに激細のジュースアップもあります。

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ボールペンの選び方について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

履歴書を記入する際のマナー

仕事において、マナーは非常に大切なものです。マナーがなっていない場合、上司を怒らせてしまったり顧客に見放されてしまったりとなりかねません。マナーは決しておろそかにして良いものではなく、重要視すべきものであるといえます。そしてそれは履歴書も同様です。履歴書には履歴書のマナーがあり、履歴書に目を通す採用担当者はしっかりとそれを見ています。

履歴書のマナーなんて初めて聞いたという方もいるかとは思いますが、そのままでは他の応募者よりも一歩後退している状態となっているかもしれません。履歴書での自己アピールはマナーあっての話。一目見ただけで振り落とされてしまい、履歴書の作成にかけた労力が水の泡となってしまった、なんてことにならないよう、ここで履歴書のマナーをチェックしておきましょう。

消せるボールペンは使用しない

消せるボールペンの使用はNGという決まりはありませんが、使用するかどうか迷っているのならやめておいた方が賢明です。企業によっては社員とのトラブルが起きた際に、契約資料の1つとして証拠利用するというところもあります。そんな大切な書類である履歴書が、消せるボールペンで書かれていては企業にとって扱いづらく、応募者の印象を悪いものにしてしまうといえます。

結婚式のご祝儀袋に消せるボールペンの使用が忌避されるのと同じように、履歴書の作成に消えるボールペンを使うことは、避けておくに越したことはないのです。また、消せるボールペンで書かれた文字は熱で消えてしまうため、持ち込むまでのリスクも増えます。何度でも書き直せるという特徴は確かに魅力的ですが、履歴書での使用はやめておきましょう。

書く前にボールペンの先端を拭く

履歴書を書く際、ちょっとしたことで他の就活生と差がつきます。書く前のひと手間で、キレイな履歴書に仕上げましょう。履歴書を書く前に、ボールペンの先端を見てみてください。インクが固まってダマになっていませんか?そのまま書くと最初の一画の端にインクの塊ができてしまい、そこに触れてしまうと手も紙も汚れてしまいます。

逆に、ボールペンを放置している間にペン先が乾いてしまい、一画目が掠れてしまうこともあります。掠れた文字は読みにくく、かといって後からなぞるとなおさら読みにくくなってしまいます。これらを防ぐために、書く前にティッシュなどでボールペンの先端を軽く拭い、そのままティッシュの上でくるくると丸を描き、試し書きをしておきましょう。そうすればダマもなく、掠れもせず、キレイに書き始めることが出来ます。

途中でペンを変えない

履歴書を書いている途中でボールペンを変えることは、おすすめできません。ボールペンが変わることで、それまで書いていた文字との統一性がなくなり、見た目の印象は悪いものとなってしまいます。文字に統一性のない文章は文字の雰囲気に気を取られ、統一性のあるものに比べて読みづらくなってしまいます。

もしも履歴書を書いている途中でインクがなくなってしまった場合は、すぐに諦め、新たに書き直すようにしましょう。インクが切れてしまった場合には、誤魔化し方を考えるのではなく、すっぱりと諦めることが肝心です。そして、骨を折った履歴書がダメになってしまわないよう、文字を書き入れる前には、インクの残量確認を忘れずにしましょう。

修正液は使用しない

修正液を使用しなければいけなくなったら迷わず履歴書を書き直しましょう。上でも述べましたが、失敗してしまった履歴書は諦めることが大切です。慎重に書き進めた履歴書は、書き始めで失敗してしまったのならまだしも、完成後に誤字脱字を見つけてしまった場合、なんとか誤魔化せないかと考えてしまうものです。しかし、数多くの履歴書を見てきた採用担当者の目を誤魔化すのは、そう簡単にできることではありません。ましてや修正液を使った跡であれば、一発でバレてしまうでしょう。

修正跡のある履歴書というのは、それを提出する方も見る方も気持ちの良いものではないため、誤字脱字があったならば、完成後であっても潔く書き直すようにしてください。書き直しに気が滅入ってしまうかもしれませんが、失敗した分は練習と捉え、次を書き進めるようにしましょう。

コロナ自粛中に、自己分析をやり直そう

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履歴書が綺麗に書けるボールペンを選ぼう

ここまで履歴書に使用するボールペンについて見てきましたが、いかがでしたか?履歴書の作成において、バランスの良いボールペンとはどういったものなのか、分かって頂けたことと思います。しかしながら、ボールペンを使う方や履歴書を見る採用担当者によって、使いやすいボールペンであるか、良い印象を抱く文字であるかどうかはさまざまです。ボールペン選びには正解があるわけではありません。

本記事で紹介したボールペン選びのポイントは、あくまでも参考にとどめ、自分自身が納得できるものを選ぶようにしてください。また、フリクションを使用しても良いのか?など、履歴書を書く形に迷った場合は、避けておいた方が無難です。履歴書の勝負所はその内容ですので、余計な冒険はやめておきましょう。

青ペンについて、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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