職種研究

パーソナルトレーナーの平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう

パーソナルトレーナーとは

パーソナルトレーナーは、クライアントとマンツーマンでトレーニングを指導することが主な職業となります。クライアントの目標に応じてトレーニングだけでなく食事の指導などもおこない、目標に最適な指導もおこないます。スポーツ選手やダイエット目的以外にも、リハビリテーションを目的とした方への指導など、医療的な面でも活躍する職業といえるでしょう。

パーソナルトレーナーの業務内容

パーソナルトレーナーはクライアントとの契約により、マンツーマンでトレーニング指導、エクササイズ指導、食事指導などをおこないます。クライアントの目的に応じて、最適な指導をし、最短での目標達成を目指してサポートをします。

パーソナルトレーナーに求められる能力について

  • トレーナーとしての専門知識
  • コミュニケーション能力

パーソナルトレーナーに求められる能力・スキルは、トレーナーとしての専門知識とコミュニケーション能力です。

トレーナーとしての専門知識は、パーソナルトレーナーとして必須のスキルです。体の仕組みや適切なトレーニング方法等を把握しておかなければ、効果的な指導をすることは難しいでしょう。また、適切なトレーニング方法でないとケガをさせてしまう危険性もあるので、専門知識はしっかりと学ぶ必要があります。

コミュニケーション能力は、パーソナルトレーナーにおいて必須とも言える能力です。クライアントの目標に向けての指導はもちろんですが、モチベーションを維持するためにもメンタルケアが必要となってきます。

パーソナルトレーナーの平均年収と他職種との比較

パーソナルトレーナーの平均年収について

パーソナルトレーナーの平均年収は、およそ550万円ほどという情報がありました。平均年齢は31.2歳です。経験により年収幅が大きく変動するといわれていますが、独立やフリーランスの成功が高年収の秘訣のようです。

他の職種・平均との比較

  • 日本の平均年収:422万円
  • 教育・スクールの平均年収:294.4万円
  • 美容関連職:261.8万円

日本の平均年収が422万円なのでパーソナルトレーナーの平均年収は約128万円上回る数値となります。類似職としてスクール等の指導者の平均年収は294.4万円でパーソナルトレーナーの平均年収が250万円以上上回る数値となりました。

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パーソナルトレーナーのボーナス・昇給事情

ボーナスについて

パーソナルトレーナーのボーナスは、企業に勤めるのか、フリーランスとして個人で仕事をするのかによって変わってきます。企業に勤務する雇用形態だと、ボーナスが発生する場合もあります。フリーランスの場合は、ボーナスは当然ありません。

昇給について

昇給も、企業での勤務かフリーランスかで変わってくるでしょう。企業勤務の場合、勤続年数に応じて昇給が期待できます。フリーランスでは、自分の営業により仕事の単価が変わってくるので、営業力や経験によって変わってくるでしょう。

パーソナルトレーナーの年齢別平均年収推移シミュレーション

事務職の年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 343.5万円 23.6万円 60.7万円
25~29歳 447.4万円 30.7万円 79.0万円
30~34歳 515.4万円 35.4万円 91.1万円
35~39歳 564.8万円 38.8万円 99.8万円
40~44歳 608.8万円 41.8万円 107.6万円
45~49歳 643.6万円 44.2万円 113.7万円
50~54歳 670.5万円 46.0万円 118.5万円
55~59歳 660.7万円 45.3万円 116.7万円
60~64歳 495.3万円 34.0万円 87.5万円

30代前半の年収を見ていくと500万円を超え、40代前半の時点では600万円を超えるシミュレーション値となりました。ただし、企業勤めやフリーランスといった働き方によっても差はあるでしょう。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

パーソナルトレーナーと日本の平均年収との年齢別比較シミュレーション

年齢 パーソナルトレーナーの平均年収 日本の平均年収
20~24歳 343.5万円 263.5万円
25~29歳 447.4万円 343.3万円
30~34歳 515.4万円 395.5万円
35~39歳 564.8万円 433.4万円
40~44歳 608.8万円 467.1万円
45~49歳 643.6万円 493.8万円
50~54歳 670.5万円 514.4万円
55~59歳 660.7万円 507.0万円
60~64歳 495.3万円 380.1万円

パーソナルトレーナーと日本の平均年収と比べると、30代前半では約120万円、40代前半では約140万円以上、上回る予測がされています。パーソナルトレーナーの平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると高いといえるでしょう。営業力や個人の活動によっても、年収に幅はあるようです。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

パーソナルトレーナーの生涯賃金シミュレーション

パーソナルトレーナーの平均年収 日本の平均年収
生涯賃金 2.48億円 1.90億円

日本の平均的な生涯賃金と事務職の生涯賃金を比較してみましょう。パーソナルトレーナーの平均年収は550万円であることがわかりました。一方、日本の平均年収は422万円です。20~65歳まで勤めたと仮定した場合、生涯で得られる賃金はどれくらいになるのでしょうか。その結果が、上記の表です。

日本の生涯年収と比べると、パーソナルトレーナーの平均年収のほうが約5,800万円ほど上回るようです。あくまで平均的な生涯年収のため、人気のパーソナルトレーナーとなり高い年収を得るためには、営業力やコミュニケーション能力もかかせないでしょう。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

まとめ

パーソナルトレーナーでは企業での勤務やフリーランスとしての働き方があり、年収にも大きく差がありそうです。年収の面でも企業で勤めるよりもフリーランスとして活動するほうが大きく、増収する可能性があるようです。しかし営業力や実績が大事になってくるため、個人の努力がかなり必要となってきます。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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