企業研究

【サントリーインターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

サントリーを研究

サントリーは酒やビール、清涼飲料水の製造・販売等を行う日本の企業グループです。私たちの生活にもなじみの深い製品を製造・販売しているので、学生からの知名度も高く、就活生のなかでもサントリーを志望している学生は極めて多いでしょう。学生からの人気も高いことから選考の倍率は高水準となっています。

本選考の通過を目指すためにも、インターンで企業をよく知ることは重要です。入社したい方、興味のある方は、サントリーのインターンシップ情報を確認しましょう。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

サントリーの基本情報

2005年から「水と生きる SUNTORY」をコーポレートメッセージとして掲げているサントリー。サントリーグループは、主に酒類や清涼飲料など、グローバルに展開し成長を遂げています。創業以来、受け継がれている「やってみなはれ」の精神が原動力となっています。誰もやらないことに積極的に挑戦し取り組み、新しい価値を創造することで社会に貢献を目指しています。

サントリーの基本情報は下記の通りです。

正式名称:サントリーホールディングス株式会社
所在地:〒530-8203 大阪市北区堂島浜2-1-40
設立年:2009年
従業員数:37,745人
平均年齢:43.4歳
平均勤続年数:18.2年

サントリーを企業研究

サントリーの社風は創業者・鳥井信治郎の口癖である「やってみなはれ」の精神を大切にしています。この「やってみなはれ」精神が社員を後押しし、やりきってみせるという「みとくんなはれ」の精神で、会社を変動させていく社風です。

事業内容は酒類、飲料、健康食品などの研究開発および製造販売です。海外でもアジア・中国での事業展開やアメリカ・オセアニアにおける飲料ビジネスなど、日本国内だけではなく世界各国でも幅広く事業を展開しています。

求められる人物像は、最前線から物事を変えていける意欲のある人です。

適職診断でサントリーとの適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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サントリーの選考フロー

サントリーのインターンの選考フローは、「エントリーシート1枚・30秒~45秒の動画・研究概要1枚(A4 )をアップロード →書類・動画選考→面接選考(1回)」という流れです。受入人数はエンジニアインターンが15名程度、基盤研究インターンシップが12名程度です。

サントリーのインターンの選考対策

サントリーのインターンは、ESと研究概要、動画を提出した後、合格すれば面接がおこなわれます。面接では、サントリーの方針を理解したうえで受け答えすることが大切です。それほど難易度の高い質問はされない傾向にあるため、落ち着いて回答するようにしましょう。ここでは、サントリーのインターン選考対策についてみていきます。

ESの書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

サントリーの方針を理解したうえで回答する

【インターン選考通過者の回答例】

「インターンシップを体験してみたい理由はなんですか?」

インターンシップに参加しようと決めた理由は3つあります。1つ目に、私は将来、飲料・食品メーカーに就職し、人々の生活を支えたいと考えているからです。その中でも貴社は幅広い事業を展開しており、消費者にの生活に広く関わることができる面でとても魅力的に感じています。2つ目に、私が現在学んでいる化学工学の知識を生かした体験をできるからです。貴社の生産研究部門でのインターンシップは私が学んできた知識で社会にどのように貢献することができるのかを学ぶ上で最適な機会であると考えています。
3つ目に、貴社は「やってみなはれ」を掲げているように、自ら考え挑戦し成長できる環境があるからです。社員の方々との議論を通して、求めている価値や機能に向けて貴社がどのようにアプローチし、課題を解決していくのかを学びたいと考えています。また、優秀なインターンシップ生と活動する中でお互いに成長したいです。

サントリーは、企業の方針として「やってみなはれ」という言葉を掲げています。これは、創業者である鳥井信治郎の言葉です。この「やってみなはれ」は、サントリーのチャレンジ精神を表しているといえるでしょう。

サントリーでは、「やってみなはれ」の精神のもと、チャレンジ精神や積極性を持った人材を求めています。それを踏まえて、面接やESでは自分の過去の経験などについて述べることが大切です。

面接ではよくある質問が出される

サントリーのインターン選考において、面接では一般的な内容の質問をされるようです。志望動機や学生時代に頑張ったことなど、質問自体はそこまで難しい内容ではありません。また、エントリー時に提出した研究概要についても質問されます。

質問内容は難しくないため、自分の考えを落ち着いてしっかりと伝えるようにしましょう。質問に答える際にはまず結論から述べ、そのあとに具体的なエピソードや仕事での活かし方を述べるようにすると、分かりやすいでしょう。

面接対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。

サントリーのインターン内容と日程

サントリーでは、理系学生向けのインターンを3つ実施しています。そのうちの一つは高専生向けです。エンジニアインターンシップは、2つのコースに分かれています。インターンシップでは、サントリーの研究現場の見学や先輩社員との交流をおこない、実際の現場を知ることが出来ます。

①エンジニアインターンシップ2018

エンジニアインターンシップは、2つのコースに分かれています。2週間の課題解決コースでは、技術開発実験、工程改善案検討、データ解析等の一端を経験します。1週間の体感コースでは、酒類・清涼飲料等の生産現場で社員に同行し、どのように働いているかを知ることができます。ものづくりに関する技術やプロセスを学ぶことができるでしょう。

実施時期:
8月中旬~9月上旬
・課題解決コース:実働10日間(週休2日制)
・体感コース:実働5日間

参加条件:
国内または海外の4年制大学以上に在学中の理系学生
対象領域:電気・電子系、機械系、化学工学系、材料系、航空宇宙系、物理系、土木・建築系

開催地:
全国の生産拠点、サントリーワールドリサーチセンター(京都府)

待遇:
交通費と昼食の支給あり
遠方者は宿泊施設の提供あり

エントリー〆切:2018年度の募集は終了

②基盤研究インターンシップ2018

基盤研究インターンシップは、研究現場の見学や先輩社員への密着をとおして、基礎研究の仕事内容を知ることができます。研究の幅の広さ、深さを体感することができるインターンシップです。

実施時期:
2018年12月10日(月)~ 2018年12月12日(水)

参加条件:
国内または海外の4年制大学以上に在学中の理系学生
対象領域:薬・医・生物・農学・化学系

開催地:
サントリーワールドリサーチセンター(京都府)

待遇:
交通費と昼食の支給あり
遠方者は宿泊施設の提供あり

エントリー〆切:2018年の募集は終了

③高専インターンシップ2018

こちらは、2020年春に就職することを意識している本科4年生・専攻科1年生を対象としたインターンシップです。来春、就職活動する学生に、就業意識を高める機会を提供するという目的のもと開催されます。募集学科は、主に機械、電気・電子、制御系、化学・物質系です。

実施時期:
①2018年8月20日(月)~8月24日(金)
②2018年8月21日(火)~8月25日(土)
③2018年8月28日(火)~9月1日(土)
④2018年9月3日(月)~9月7日(金)
⑤2018年9月4日(火)~9月8日(土)

参加条件:
2020年春に就職することを意識している本科4年生・専攻科1年生
募集学科:機械、電気・電子、制御系、化学・物質系

開催地:
サントリーグループの工場および研修施設(もしくは工場近隣の施設)
※開催場所は、関東、中部、関西エリアのいずれかで、別途連絡

待遇:
交通費と昼食の支給あり
サントリー提供の施設へ宿泊

エントリー〆切:2018年の募集は終了

狭き門であるサントリーのインターン選考を突破しよう

サントリーのインターンシップ募集人数は狭き門です。最初の段階であるエントリーシートは、多数の応募者を厳選する非常に重要なプロセスです。面接へ進むためにも、まずはエントリーシートの対策をしっかりとおこなうことが大切です。

入社を目指している方は、本選考への第一歩として難関のインターンシップにチャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか。

インターンに必要な持ち物について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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