面接対策
【面接対策と就活でよくある質問】気を付けたいマナーも紹介
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目次
選考を突破するには面接対策が重要
就活で希望の企業から内定をもらうためには、面接対策が重要になります。選考試験では面接があり、企業によっては一次、二次、最終面接など、何回もおこなわれる場合もあります。面接で聞かれる質問を予測して自分なりの答えを用意しておくことで、本番でもスムーズに回答することが可能です。
全ての質問を予測するのは難しいですが、就活の面接で聞かれる質問は定番と呼ばれるものもあるため、あらかじめ準備をしておきましょう。また、面接のマナーや身だしなみも選考の大切な要素です。ここでは、面接対策を始めるべき時期や面接でよく聞かれる質問、面接の際に知っておきたいマナーなどを紹介していきます。就活の面接対策の参考にしてみてください。
面接対策はいつからすれば良い?
就活はするべきことがたくさんあります。いつ、何をするべきか、スケジュールを立てて計画的に進めていくことが成功のカギです。まずは企業研究、自己分析などから始めることになるでしょう。面接は選考試験が始まってからおこなわれますので、就活でも後半に予定されていることがほとんどです。
しかし、まだ先のことだからと先延ばしにしていると、準備の期間が短くなってしまい、十分な対策ができないまま本番を迎えてしまう可能性も考えられます。面接対策をいつから始めるべきなのか、適切な時期を見極めて、余裕を持って始めていきましょう。
多くの企業では6月から面接が始まる
2017年の卒業生から、就活のスケジュールがそれまでと変更になりました。採用面接などの選考開始時期が2ヶ月前倒しになり、多くの企業が以前より早く採用の選考をしています。したがって、面接のための準備や対策にかけられる時間が、これまでより大幅に少なくなりました。
採用情報の公開は、3月から一斉に解禁となります。その後、6月から面接を含めた採用試験をおこなうのが一般的です。早い企業では、それより前に筆記試験や面接がスタートすることもあります。6月のうちから内定を出す企業もありますが、半年以上かけて選考をおこなう場合もあり、選考にかける期間は様々です。
短い期間でより効率的に面接対策ができるように、早めにできることから始めていきましょう。
3年生の3月からの面接対策がベストタイミング
採用情報の解禁や選考試験がスタートするタイミングを考えると、面接対策は3年生の3月から始めるのがベストだといえます。3月からは本格的に就活が始まり、合同説明会やOB・OG訪問などもおこなわれ、企業と直接かかわる機会も多くなってきます。就活サイトでは、プレエントリーも開始されます。
興味のある企業や業界にアプローチしながら、面接対策も同時に準備していくのがポイントです。やることが多く忙しくなりますが、優先的にやるべきことは何か、どこに力を入れていくべきか、考えながら進めていきましょう。時間の余裕のある時期に前もって計画を立て、早めに企業研究などをおこなっておくと、面接対策もしっかりとできるようになります。
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就活面接の定番質問と対策
採用選考の面接では、定番ともいえる質問がいくつかあります。就活の際にはほとんどの企業で聞かれるものになるため、事前に答えを準備しておくとよいでしょう。企業によって聞かれる質問は様々で、質問の数も多いですが、過去の面接のデータからある程度は予測できます。
企業がどのような意図で質問をしているのか、理解することも大切です。ポイントをおさえ、面接官によい印象をあたえられるように心がけましょう。ここでは、よくある質問と回答のポイントを紹介していきます。
自己紹介
自己紹介は、面接の一番最初に聞かれることの多い質問です。第一印象を決める重要な質問になりますので、しっかりと答えを準備しておきましょう。企業や業界によって答えを大幅に変える必要はないため、回答を準備しやすい質問ともいえます。簡潔に分かりやすく、自分がどんな人柄であるのかアピールできるように工夫しましょう。
企業側は自己紹介を聞くことで、応募者がどのような人物かをチェックしています。話す内容はもちろん、相手に聞き取りやすい声で話せるか、目を見て話ができるか、などのコミュニケーションスキルも大切です。面接のスタートで緊張してしまいますが、しっかりと面接官の方を向き、ハキハキと答えるようにすると印象もよくなります。自分の名前、挨拶、大学と学部、簡単なアピールポイントを加え1~2分ほどで収めるようにしましょう。
自己PR
自己PRは、自己紹介にも似ていますが、自分の強みや企業で活かせるスキルを企業側に伝えるのが主な目的です。自分の長所や特技を紹介してもいいですが、企業の業務内容と関係ないアピールをしてもあまり意味がありません。仕事に活かせる点に絞り、アピールするようにしましょう。
また、「性格が明るく前向き」「人から優しいといわれる」といった性格的な強みよりも、資格や実績を伝える方が自己PRに向いています。答える時には、まず最初に結論をいうのもポイントです。結論から話し始めることで、相手に分かりやすく伝わります。
次になぜそう考えるのか、これまでの経験やエピソードなどの説明を加えるとよいでしょう。だらだらと長くなってしまうと、要点が分かりにくく、面接官も話を聞くのに飽きてきてしまうため、簡潔に述べることも大切です。
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志望動機
志望動機は、選考面接で必ず聞かれる質問のひとつです。なぜその企業を選んだのか、なぜ他ではなくその企業なのかという点がポイントです。業界に興味があるだけなら、他の企業でいいのではないかと思われてしまいます。志望動機を明確に分かりやすく伝えることで、志望の高さが伝わり、印象もよくなります。
そのためにも、企業の事業内容や社風、企業理念などを事前にしっかりと理解しておく必要があります。企業研究は念入りにおこないましょう。志望動機を述べる際に、企業のよいところを挙げていく人がいますが、それだけではNGです。調べれば分かることだけを並べても、説得力に欠けた自己PRになってしまいます。自分自身の体験や、入社後にどのように貢献していきたいかを伝えることが大切です。
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この業界を選んだ理由
企業が「この業界を選んだ理由」を聞くのは、仕事への熱意を確認したいためです。「業界」を志望した理由を聞かれているのに、「企業」へ対しての憧れを答える人が多くいますが、それはNGです。質問に対する回答がずれていると、この業界へ興味があるのか、本気でこの仕事をやりたいと思っているのかが分からない場合があります。
企業ではなく、業界全体への動機を聞くことで、応募者の仕事に対する思いを面接官は確認しています。業界自体についてしっかりと研究をおこなっているか、仕事内容をしているのかを理解しているか、なども判断するための質問です。
答える時には、ほかの業界ではなく、この業界でなくてはいけない理由を明確に伝えましょう。過去に実際に体験したことを元にエピソードを話すと、分かりやすく説得力がある回答になります。また、その業界でやりたいこと、挑戦してみたいことなども合わせて話すと、熱意が伝わります。
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長所・短所
面接で非常によく聞かれるのが、自身の長所と短所です。ありきたりな質問ですので答えも平凡になってしまいがちですが、他の応募者よりも印象に残るようにするためにも、自分の過去のエピソードを元にオリジナルの言葉で伝えましょう。同じ体験をしても、人それぞれ抱く感想や感じ方は異なります。自分なりに、独自の考えを述べることで、説得力を強くすることが可能です。
短所を聞かれると、マイナスイメージを持たれたくないという思いから、「特にありません」と答える人もいますが、それは逆効果になってしまいます。自分自身の短所を理解していない、自己分析ができていないと判断されることもあるため、注意が必要です。短所を伝える時には、なぜそれを短所だと思うのか、原因は何かも合わせて述べるとよいでしょう。長所と短所に一貫性を持たせると、分かりやすくなります。
学生時代に頑張ったこと
学生時代に自分が頑張ったこともよく聞かれる質問です。この質問に回答する際は、決して嘘はつかないようにしましょう。面接官は何人もの応募者をみてきているため、嘘をつくとすぐに分かってしまいます。突っ込んだ質問をされた時に、言葉に詰まってしまう可能性もあるでしょう。
学生時代に頑張ったことは、真実に基づいたエピソードを伝えるのが大前提です。その時には、ただ起こったことをそのまま述べるだけでなく、評価されるように話すことが大切になります。企業の採用ページなどで、どのような人物像が求められているのかを知ることで、学生時代のエピソードを考える参考になります。具体的なエピソードに加え、どのように努力したのか、その結果どうなったのかを、分かりやすく伝えるようにしましょう。
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逆質問
「最後に質問はありますか」という問いは、「逆質問」とも呼ばれていますが、この時に何を聞けばいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。企業はこの質問をすることで、応募者の志望度の高さや、コミュニケーション能力があるかどうかをチェックしています。
何も質問しないと、企業にそれほど興味がないと思われてしまう可能性があるため、積極的に質問しましょう。特にルールや決まりはありませんが、調べればすぐに分かることや、面接ですでに話をしたことを聞くのはNGです。また、給与や休日、残業時間などについての質問も、避けた方がよいでしょう。
「入社後はどのような流れで業務をするのでしょうか」「御社ではどのような方が活躍していますか」など、業務の内容や社内の環境などについての質問でアピールするのがおすすめです。
挫折経験
企業が挫折や失敗の経験を聞くのは、応募者がどんな人物かを知るためです。失敗を経験しても反省して次回につなげることができるのか、目標に向かって意欲的に取り組んでいけるか、などがチェックされています。
誰でも失敗することはあります。しかし、失敗してそこで終わりにするのではなく、なぜうまくいかなかったのか分析し、今後に活かせるようにできるかどうかが大切です。挫折しても立ち直った経験がある人は、入社してからも活躍してくれる可能性が高いと考えられています。
まずは失敗・挫折した経験を伝え、詳しい説明となぜ失敗だと思ったのか、それからどんな行動をとったのか、その経験から何を学んだのかを伝えましょう。自己PRなどと同じように、まず最初に結論を述べるのもポイントです。そこから具体的なエピソードを話すことで、面接官の興味を引き付けることができます。
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他社の選考状況
面接で、他社の選考状況を聞かれることがあります。「当社以外に受けている業界・企業はありますか」などと質問されると、どのように答えるべきか迷ってしまう人もいるでしょう。企業が他社の選考状況について聞くのは、就活生の企業選びの軸を知ったり、内定を出すかどうかの参考にしたりするためだと考えられます。
本命の企業以外にも複数の選考を受けているのは一般的ですし、企業側も承知しています。回答で重要なのは、企業選びの一貫性を伝えることです。例えば、商社や金融、メーカーなどさまざまな業界を受けている場合でも、回答する際には面接を受けている企業と同じ業界だけを答えるようにしましょう。また、選考で落ちてしまった企業については、言及しなくてOKです。
「自分を動物に例えると何ですか」
「自分を動物に例える」のは、予想していないととっさに答えが出ずに戸惑ってしまう質問ですが、就活の面接でよく聞かれるものです。この質問は、応募者の性格や人柄を知りたいということと、突然変わった質問をされた時に臨機応変に対応できるかをチェックするという意図があります。
自由度が高く、人によって答えも大きく異なるため、個性が出やすい質問といえるでしょう。自分の性格をよく分析してみて、どんな動物に似ているのか、事前に考えておくと答えやすい質問です。
例えば、真面目で素直な性格なら犬、マイペースなら猫、穏やかで周囲をよく見ているなら象、などと答えることができます。正解・不正解はありませんので、自分自身の言葉でアピールしてみましょう。自分自身の性格や人柄を企業に伝えるつもりで、分かりやすく述べていくことが大切です。このような変わった質問があるということも理解して、面接対策をしっかりとおこなっていきましょう。
「10年後はどうなっていたいですか」
10年後の目標を聞くことで、どれだけ企業や業務内容を理解しているかを確認しています。入社後の仕事内容や、企業の事業についてよく分かっていないと、10年後のビジョンについて考えることはできません。また、将来はどのようになっていたいか、きちんとした考えがあるのかも、みられているポイントです。
10年後の将来がどんな風になっているか分からない、という人に仕事を任せることはできません。目標に向かって、積極的に仕事に取り組んでいく姿勢をアピールしていきましょう。10年後の自分を想像するのは難しいかもしれませんが、企業研究やOB・OG訪問などで情報を得て、イメージを膨らませていくと、具体的な目標が見えてきます。
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「最近気になるニュースは何ですか」
時事ネタも面接では定番です。面接対策として、普段からニュースをチェックする習慣を身に付けておきましょう。仕事をしてく上では、経済や社会について幅広い知識が必要となります。企業に関することはもちろんですが、限られた情報だけでなく、色々な業界について知っていることも大切です。
世の中に対して、常にアンテナを持って積極的に知識を広げていける人は、入社後も成長してくれると期待されます。特に銀行や新聞社など、社会的なニュースと深く関わりのある企業は、この傾向も強くなります。また、必要な情報を取り入れて活かしていくことは、仕事を覚えていく時にも重要な能力です。
教えられるだけでなく、自ら分からないことを調べて覚えていく積極性は、企業にとっても魅力的でしょう。ニュースについて答える際には、事実を伝えるだけでなく、どう思ったのか自分の意見も合わせて述べると効果的です。
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面接力診断を試してください。
面接力診断はもう試しましたでしょうか?就活では、面接での印象が大きなポイントとなります。自信がないまま本番を迎えてしまうと、理由がわからないまま選考に落とされてしまいます。。
少しでも不安な人は、「面接力診断」を活用してみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、今すべき面接対策を把握することができます。
今すぐ面接力を測定して、面接本番で失敗する確率をグッと下げましょう。
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ケース面接対策
コンサルティングなどの選考では、ケース面接がおこなわれることがあります。ケース面接は、与えられた課題に対して制限時間内に解決策を提案する面接形式です。内容は、実際にコンサルで取り組むような経営課題などが多く、問題解決のための思考力や問題に取り組む姿勢から、現場で活躍できそうかをチェックしています。
「飲料業界2位の企業からコンサルティングの依頼を受けました。競合企業に対する戦略提案をおこなってください」などの課題が出され、制限時間で解決策を考えて発表します。ケース面接では、知識量を問うのではなく、実践的な提案を道筋を立てて示せるかがポイントです。ケース面接対策には、練習問題に取り組み、課題を多くこなしていくとよいでしょう。
圧迫面接対策
面接官が威圧的な態度で、嫌味や答えにくい質問を繰り返す圧迫面接は、就活生にとって大きな負担となります。圧迫面接は応募者の「ストレス耐性」と「臨機応変な対応力」をチェックするためにおこなわれるといわれています。
圧迫面接をすることで、顧客からのクレームや理不尽な要望、職場内の人間関係など、精神的ストレスを感じる場面でも状況に応じて臨機応変に対応できるか見極めているのです。
面接中に否定的なことばかりいわれたり、答えに対して反応がなかったり、必要以上にしつこく質問を繰り返されたりすると、嫌な気分になるのも当然です。しかし、圧迫面接では平常心を保ち、なるべく落ち着いて対応するように心掛けてください。イライラしたり、反論したりせずに対応できるように心の準備をしておきましょう。
集団面接対策
集団面接は、個人面接と違い他の就活生もいるため、苦手だと感じている人も多いでしょう。集団面接は、一人ひとりのアピール時間が短いため、その点を意識して対策する必要があります。とくに、第一印象をよくすることが重要だといえるでしょう。
身だしなみが整っているか、大きな声でハキハキと話すことができているかなど、基本的な部分に気を配るようにしましょう。集団の中で悪目立ちしてしまうと、評価を落とされてしまう可能性が高いため注意する必要があります。
また、集団面接では他の就活生の話をきちんと聞くようにしましょう。他の就活生の回答について「あなたはどう思いますか」と面接官から質問されることがあります。自分以外の人が話しているときにも、集中して話を聞くことが大切です。ただし、周りの意見に流されずに、自分の考えを話すように心がけましょう。
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最終面接対策
最終面接は、一次面接や二次面接とみられているポイントが異なります。役員や社長が面接官となることも多いため、慎重な対応が求められるといえるでしょう。最終面接では、その企業に入社したいという熱意をみせることが大切です。熱意をアピールできず、面接官に「この就活生は内定を出しても辞退しそうだ」と思われてしまうと、内定を獲得することができません。
なぜ他社ではなくその企業に就職したいと思っているのか、より印象に残るエピソードを伝えるようにしましょう。ただし、今まで受けた面接と全く異なる発言をすると、矛盾を感じて落とされてしまうことがあります。いままで話した内容からズレない範囲で、自分の魅力を伝えましょう。
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面接で気を付けたい就活マナー
ここでは、就活で知っておきたい、面接のマナーを紹介していきます。面接では、質問に対する答えや伝え方も大切ですが、マナーも重要です。回答がいくら優れていても、面接の態度が悪ければ、よい印象は残せません。また、就活生らしい身だしなみでないと悪目立ちしてしまい、社会人としての自覚が足りないと評価されてしまうことがあります。面接対策として、答えを準備しておくだけでなく、身だしなみやマナーも必ず確認しておきましょう。
身だしなみ
身だしなみは、まず清潔感があるかどうかが重要です。髪の毛に寝癖がついていたり、スーツに汚れやシワがあったりすると、清潔感があるとはいえません。だらしない印象を与えてしまい、選考試験の評価に影響する可能性もあります。
服装はリクルートスーツが無難でしょう。サイズも自分の体型にあったものを選んでください。面接の前にはクリーニングをして、綺麗な状態にしておきます。家から出る前に、全身を鏡でよくチェックしてみましょう。後ろ姿は自分では見えない部分のため、特に注意が必要です。
髪形やメイクも派手すぎずナチュラルな印象にします。面接のために時間を割いてくれている担当者に、失礼にならないように身だしなみも忘れずに確認しましょう。
入室
面接では立ち振る舞いもチェックされています。細かなポイントですが、ビジネスマナーのひとつとして覚えておきましょう。まずは部屋に入る前に、ドアを3回軽くノックします。どうぞといわれたら「失礼いたします」といい、ドアを開けます。
集団面接ですでに中に入っている人がいる場合は、ノックは必要ありません。部屋に入ったら、ドアの方向に体を向けてから締めます。体が前を向いたまま、後ろ手で締めるのは失礼になるので、注意してください。
面接官の方へ向き、お辞儀をしてよろしくお願い致しますといいましょう。そして、椅子の横まで歩いていき姿勢を正して立ちます。面接官から「名前と大学名をお願いします」と言われたら、その通りに答えます。背筋を伸ばし、良い姿勢を心がけましょう。
退室
面接が終わったら、面接がおこなわれた部屋から退室となります。この際にも、ポイントをおさえてマナーを守るようにしましょう。「本日はお忙しい中、お時間を頂きありがとうございました」と面接官にお礼を言い、深くお辞儀をします。お礼とお辞儀が一緒のタイミングにならないように、言い終えてからお辞儀をしましょう。
ドアに向かって歩き、ドアの前まで来たら面接官の方に体を向けます。失礼しますと言ってから、再びお辞儀をして、ドアを開けて退室します。最後のお辞儀はゆっくりと丁寧にするように心掛けてください。顔を上げた時に、面接官と目を合わせられると好印象です。入退室は、何度も練習して自然におこなえるようにしておきましょう。
就活の面接は早めの対策がカギ
就職活動で面接対策は必須です。対策は早めに始め、しっかりと準備しておくことがポイントです。就活中はやることが多く、忙しいスケジュールとなりますが、対策が不十分だと面接で本来の力を発揮できない可能性もあります。
企業の採用情報が解禁になる前の、時間に比較的余裕のある時期から計画を立て、スケジューリングしておくと、効率よく就活を進めることができます。希望の企業に入社するためにも、できるだけ早く対策をおこなっていきましょう。面接は緊張してしまうものですが、何度も練習を重ねて、シミュレーションしておくことも大切です。
自分を企業にアピールし良い印象を与えられるように、しっかりと準備をして万全の態勢で面接に臨みましょう。