就活その他
足を引っ張り合う就活生。日本人の95%は現状維持がしたい。
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少し過激なタイトルをつけてみましたが、そんな過激なことは書けません。
先日セミナーに参加してきた学生さんから、相談したいとFacebookでメッセージが来たので、
本日、一緒にランチをしながらいろいろ話していました。
今回の記事はそんな相談してきた彼のような方に記事を書きたいと思います。
彼は都内私立大学の理系学生、周りの友達は当然のように大学院進学を考え、
就活は何一つやっていません。
自分が変われば、周りも変わる。
まず彼が私に相談してきたことはこちらでした。
「就活を開始して、真面目になった自分を周りはあまり受け入れてくれません」
経験したことある方はたくさんいるのではないでしょうか?
自分が頑張って行動し始めた途端に、周りから冷やかしや、罵声を浴びることがあります。
一部の大学生の間では、まだまだ
"真面目なことはださいこと"
という子供みたいな価値観が残っています。
授業は友達に出席カードを出してもらう人がかっこよく、真面目に参加している人はださい。
テストは模解をスマートに集める奴がかっこよく、真面目に受けている人はださい。
サークルもアルバイトもほどほどに、本気になっている人はださい。
一緒に働いているインターン生もまだ大学生ですが、出社前にスーツで大学に行くと、
「お前、何はりきってるの?うけるw」と言われるそうです。
もちろん上記のような人は一部ではありますが、根強い人気を誇っています。
就活も全く同じで、OB訪問に行くのはださい。人生を真剣に考えてるのださい。
大企業で規模の大きい順で上から受ければいいじゃん。
金融とかどこか受かるでしょう―――。
そう考えている人も少なくないと考えています。
基本的に人は楽な方に逃げますよね。
そして、安心して暮らせる場所を見つけ、穏やかに過ごすことを望みます。
20年間そのように生きてきた以上、できるだけ自分にストレスがかからないように、
自分とは異なる人を可能な限り排除し、自分を理解してくれる人と一緒に過ごします。
大学生の生活の中心に位置づけられているサークルもまさにそれです。
自分と同じような仲間を集め、自分を認めてもらい、自分が安心して過ごせる集団です。
日本人の95%は"現状維持"がしたいのではないかと考えています。
就活を適当に済ませようとする人も多くいます。以下の記事では就活が成功する人と失敗する人の特徴についてそれぞれ紹介しています。
なくなってから、新しい出会いが手に入る
6月から始まった就活セミナー、イベントは圧倒的に早慶以上の学生が多く、
先日開催した関西でのセミナーも45名中42名が関関同立以上の学歴でした。
それ以外の大学から参加してきた学生はこのように話していました。
「自分の大学に戻ると、何も変化も成長も学びもない毎日が待っている。
自分次第で変わることももちろんあるけど、いっそ全てを捨てて、学外に飛び出してみたら一気に世界が広がった。」
この考え方に私は強く賛同します。周りの環境が嫌ならば、今すぐ外に飛び出せばいい。
社会にはたくさんのコミュニティや考え方があって、今やソーシャルメディアで一瞬で探せます。
大学内に友だちを作る必要は全くないとさえ考えています。
少し考え方を変えてみましょう。そもそも、
成長したい。
新しい自分になりたい。
こう考える人はたくさんいるはずでしょう。
しかし、そう思って行動する人は10%もいないし、
行動しても"古い自分を捨てられる人"は1%もいないでしょう。
僕らは24時間という容量が与えられていて、いくら効率的にやろうとも、その限界を超えることはできません。
その前提を持つならば、何か失うことを積極的に考える必要があります。
就活への向き合い方次第で結果は大きく変わります。就活に対して辛いと感じた時は、こちらの記事を読んでみてください。
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僕らは他人の人生を生きているほど暇ではない
他人の目を気にしないことは不可能です。
きっと100人にあったら、100人に好かれるように振る舞ってしまうでしょう。
しかし、他人の目を気にしていてもいいことはあまりないと思います。
特に学生時代の何も守るものがないにも関わらず、他人の目によって、
自分の行動が制限されていては、社会人になったら本格的に何もできなくなってしまいますよね。
大企業に行く事が正解ではない。
就職活動にリクナビを使うことも正解ではない。
リクルートスーツを着ることもきっと正解ではない。
大学を4年間で卒業して就職することが正解でもない。
学生の皆さんが思っている以上に、
企業は気にしてないし、
社会は正解で満ち溢れているものではない。
みんなと違うことをおかしいことじゃない。
みんな同じことがおかしいのではないか。
人生も環境も価値観も違うのに...
最近ではそのように考えています。
きっと僕らは"みんなの意見"とか"一般的な常識"に気を使っている暇はないのかと思います。
私は10社以上の内定を辞退して起業の道を選んだし、
一番仲の良い友人は、就職せずに世界一周の旅に出ました。
さぁ、違いを楽しもう。