職種研究

【看護師の志望動機の書き方】気を付けるポイントと例文4選

看護師の志望動機ではやる気や熱意をアピールすることが大切

最近、病院で男性看護師の姿をよく目にするようになってきました。以前は看護師=女性のイメージがありましたが、力仕事もある看護師にとって男性看護師の増加はとても心強いといえます。

男女ともに活躍の場が増えてきた看護師ですが、志望動機の書き方に悩む就活生も多いでしょう。「看護師にお世話になったことが目指すきっかけになった」という定番のエピソードを志望動機として伝える際にも、ありきたりな内容にならないように注意が必要です。この記事では、志望動機を通して看護師の仕事へのやる気や熱意をアピールする書き方について紹介します。

看護師の主な業務内容

看護師の主な業務内容は、医師の指示に基づいて外来患者の診療をサポートしたり、入院患者の看護や援助をおこなったりすることです。具体的には、問診や検査、食事・排泄の補助、体位変換、ベッドメイク、点滴・注射など業務の幅は広いです。

他にも患者の病状を医者に報告したり、患者の健康管理や療養の相談、心のケアをおこなったりと、医療現場でとても重要な役割を担います。また、患者だけでなく患者家族へ連絡をしたりケアをおこなったりと、患者家族のサポート役も担います。

さらに、看護師は患者と近くで接するため患者の異変にいち早く気付くことになります。夜勤では、その場で適切な対処を求められることもあり、患者の命を預かる責任の重い仕事といえます。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的にトレーラー運転手に採用される志望動機を完成させましょう。

看護師の志望動機を書くときのコツ

看護師の志望動機を作成する際には、いくつかのコツがあります。ただ闇雲に書き進めるだけでは上手く作成できないことも多いため、志望動機を作るにあたっては、どのような点を意識すべきかは知っておくとよいでしょう。

コツを把握しておくことで、スムーズに志望動機が作成できることはもちろん、選考で何がみられているのかもわかります。作成時のポイントは、いわば採用担当者がチェックしているポイントといえるため、コツから評価されるポイントを逆算して、志望動機への理解を深めていきましょう。

応募先の病院について調べておく

就活を成功させるには、志望先の企業研究は必須であり、これは看護師の場合も同じです。志望先の病院について研究し、細部まで理解を深めておきましょう。病院は業務自体はどこもそれほど変わりませんが、それぞれで導入している制度や設備、医療に対する考え方などは異なります。志望先の病院が他の病院とはどのように違うか、志望先にしかない強みや魅力は何なのかといった点は、必ず明らかにしておきましょう。

他の病院を志望する理由と差別化を図ることが、高評価を獲得するための重要なポイントです。志望先については細部まで理解を深めておき、その病院だからこそ志望した理由を明確にアピールできるようにしておきましょう。

求める人物像に合った志望動機を作成する

志望動機ではただ自分の思うままに書くだけではなく、応募先の病院で求められているのはどのような人物像なのかをイメージして作成することも大切です。仮に志望度の高さや仕事への熱意が存分に伝わる志望動機が作成できていても、人物像が求められるものとまったく違うと、評価が下がる可能性が高いです。

採用側は志望度が高く、やる気のある人材を採用したいと考えていますが、同時に自社に合った人材で、仕事で活躍できる人を採用したいと考えています。つまり、求める人物像とは自社で活躍できる人物像ともいえ、これに少しでも近い人のほうが、評価はされやすいでしょう。求める人物像に完全に寄せる必要はありませんが、真逆の人物像を提示しないように注意して、アピール内容を工夫しましょう。

看護師の志望動機を書く際の注意点

志望動機で高評価を獲得するには、注意点についても知っておくことが大切です。評価されるポイントを知ることはもちろん、マイナス評価になりやすい点も把握しておくと、志望動機の作成はさらにスムーズでしょう。

志望動機は高評価の獲得を狙うだけではなく、いかに評価を落とさず自分をアピールできるかも重要です。低評価になりやすいポイント、失敗しやすいポイントを知り、どのような点に気をつけて志望動機を作成すべきかを知っていきましょう。

理念に共感したなどの曖昧な理由はNG

志望動機がうまく出てこないときの常套句として、「貴院の理念に共感しました」というものがあげられます。一見きちんとした志望動機らしく見えるものの、実際には使い古された表現であり、アピール内容自体も曖昧であるため、使用するのは避けましょう。

単に理念に共感したというだけでは、どの部分にいかなる共感を覚えたのかがわかりません。内容が漠然としすぎていて、採用側で評価に困ることも多いです。結果的にアピールしたい内容が伝わらず、評価すらしてもらえないということもあるでしょう。

もちろん、理念や共感したポイントを明確に示すなら、同様の表現を使用して志望動機を作成することは可能です。曖昧で漠然とした内容の志望動機を作成しないように気を付けましょう。

例文などをそのまま使うのは避ける

看護師の志望動機の作成は難しく、ネットや就活対策本などで公開されている志望動機の例文を参考にしたいと考える人もいるでしょう。志望動機の例を参考にする分には問題ありませんが、完全にコピーしてそのまま使用するのはよくありません。

志望動機は人によって違い、例文を使用すると実際の自分の志望理由やキャラクターに合わない可能性が高いです。また、例文は使いまわしがしやすいようにひな形として作られているものが多く、これをそのままコピーしても個性がアピールできません。

例文を丸々コピーして使うことで、個性がなく面白みに欠けると判断されることもあります。例文はあくまで参考程度にとどめ、実際の志望動機は必ず自分の手で作成しましょう。

看護師の志望動機例文4選

看護師の志望動機の書き方についてみてきましたが、具体的にどういった文章がOKなのかイメージがわかない人も多いでしょう。これからOKな志望動機の例文を4つみていきます。

志望動機では、具体的なエピソードを交えて熱意を伝えることが大切です。前述したように、例文はコピペせずに自身で志望動機を作成するようにしましょう。例文の後の解説もぜひ参考にしてみてください。

例文①

私が看護師を志望した動機は、小さい頃にけがで入院していた経験にあります。そのときの私を担当していただいた看護師さんは、忙しい業務の中、私を元気付けようと笑顔でたくさんおもしろい話をしてくれたり、散歩に連れ出してくださいました。
その看護師さんのおかげで、学校に行けず、友達にも会えずに落ち込んでいた私の気持ちは晴れていき、同時に、私も病気で苦しんで辛い思いをしている患者さんの気持ちをケアして、笑顔にできる仕事をしたいと思い看護師を志望しました。

志望動機となるとどうしても文章が長くなってしまったり、自分の気持ちが採用者に伝わらなかったりと書くのが難しいことも多いです。この例文だと「なぜ看護師を目指すのか」といった理由が明確に伝わってきます。

どんな経験をして、その時にどう感じたのか、どう思ったのか、その経験からどうするようになったのかといった流れがはっきりすると、読み手側も文章の内容に入り込めます。自分の気持ちをストレートに伝えると採用者側にも伝わりやすいので、シンプルに文章を書くことをおすすめします。

例文②

私は子供の頃に入院経験があり、その時に看護師さんと深く触れ合う機会がありました。当時ケアしていただいた看護師さんの「親元を離れて入院している子供を励まし、勇気付け、寂しさを失くす」優しさに触れ、やがて看護師になりたいという気持ちが強くなりました。
また、高校時代に一日だけですが「看護師仕事体験」に参加し、看護師さんの仕事の厳しさ、辛さ、その反面、活き活きと働く姿に「やりがい」を感じました。そして、憧れの看護学生となり母性看護学の実習を受けた時に「命の誕生」に触れ、感動し、「産前・出産・産後」といった「命の誕生」をサポート出来る看護師になりたいと思いました。
貴院では、「生命の誕生」前後も含めて一貫した医療体制・サポート体制を提供されており、ぜひとも看護師として自らも切磋琢磨し、貢献できる看護師になりたいと思い志望させていただきました。

採用者側は「この人物は将来看護師としてどうやっていくのか」を知りたいとも思っています。明確に決まっている人はそのまま文章を考えればいいですが、決まっていない人もいると思います。

そんな人はひとつでもいいので「自分がやってみたいこと」について書くといいでしょう。それについてインターネットで調べたり、知り合いに看護師の先輩がいれば話を聞いたりして、イメージを膨らませてください。

例文③

看護学生の実習で精神科の看護にとても興味を持ちました。お会いした当初暗い表情であった患者さんが、日々の看護をしていく中で感情や表情が豊かになりいきいきとしていく姿にとても感動しました。
精神科は長期的な入院をされる方が多いので、患者さんとしっかりと向き合い寄り添える看護をしたいと思っております。貴院では教育制度も充実しているとうかがっておりますので、精神看護をしっかりと学び、看護師として成長していきたいと思っておりますので、宜しくお願いします。

例文2のOKである理由でも述べたとおり、明確な将来像・進路が採用者側に十分伝わってきます。「自分はこうやっていくんだ」という意気込み、やる気が文章から滲みでています。進むべき道を伝え、意気込みを書くだけでもその人が本当に「看護師」としてやっていきたいんだという気持ちが伝わります。

例文④

私はオペ看護師として現場の一線に立ち、一人でも多くの患者様を治療する手助けをしたいと考えています。貴院は救急での受け入れが多く、手術件数も他院より群を抜いて多いです。より実践的な場で働き、スキルアップすることはもちろん、多くの人の手術に立ち会うことで、より多くの命を救う手助けをしたいと考えています。
オペ看護師として、積極的に手術に参加し、実戦経験を誰よりも多く積むことで、素早くスキルアップして活躍を目指したいと考えています。

ひとくちに看護師といってもさまざまな職種があるため、特定の職種を指定して志望動機にするのもおすすめです。オペ看護師のように手術に立ち会うもののほか、各課ごとにも専属の看護師はいるため、これらを指定してもより明確な志望動機となるでしょう。

看護師の志望動機NG例文 

私が看護師を志望した動機は、人の役に立つ仕事だからです。小さい時から人が困っていたらすぐに手を貸して助けたりしてきました。その困っていた人が笑顔になった時の姿を見ると、私まで嬉しくなってしまいます。看護師であれば困っている患者さんを毎日助けることができます。
入院生活で苦しんでいる患者さんを助けて笑顔に出来たら、患者さんにとっても私にとっても嬉しいことです。そんな患者さんを助けるためにも、私は看護師を志望しました。

最初の文章に「人の役に立つ仕事」と書いていますが、人の役に立つ仕事は看護師以外にもたくさんあります。看護師でなければいけない理由が明確でないと採用者側も「この人は本当に看護師になりたいのだろうか」と疑問に思ってしまいます。

どうしても看護師になりたいんだという気持ちを伝えるためにも、看護師を目指そうと思ったきっかけ、なぜ看護師でないといけないのか、自分の看護師像を明確にする必要があります。

例文を参考に志望動機を作成しよう

文章で自分の感情を伝えることは難しいことです。文章を書くことが得意な人はすんなり書けますが、苦手な人はどう書いていいのか悩んでしまいます。最初は、あまり堅くならずに自分が感じていること、思っていることを箇条書きで書き出してみるのもいいでしょう。「こう感じた、だから看護師になりたい」「こう思った、だから小児科に進みたい」など少しずつでいいので書き出してみるのです。頭で考えているよりも書き出すことではっきりすることがあります。

まずは自分の気持ちを自分が知るところから始めてみてください。そこから徐々に文章に肉付けをしていき、明確な看護師像、看護師としてやっていくことを書いていけばいいのです。出来上がったら文章を書くことが得意な人に必ず見せて添削をしてもらってください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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