インターン

【JAXAインターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

JAXAを研究!

JAXAは、宇宙航空研究開発機構の正式名称が示すように、日本の宇宙開発や利用を支える中核機関です。ロケットや宇宙への憧れを仕事にしようと、JAXAへの就職を考えている学生もいるでしょう。

JAXAは国立の研究開発法人という性格上、新卒だけでなく経験者や任期付研究員、宇宙飛行士など多彩な採用形態があります。ここでは新卒を想定したインターンについて説明します。

日本の宇宙開発を担う研究機関で、新卒がどんな仕事をできるのか具体的にイメージするのは難しいでしょう。インターンにより、宇宙への夢を現実的な目標にすることができるかもしれません。関心のある人はぜひ検討してみてください。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

JAXAの基本情報

JAXAは、宇宙航空分野の基礎研究から開発利用までを一貫して手掛けています。具体的な事業内容は、ロケットなど地上と宇宙を結ぶ輸送システムの開発や運用、人工衛星による宇宙利用、宇宙科学と惑星探査の研究、航空技術の研究などです。

正式名称:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
所在地:東京都調布市深大寺東町7-44-1
設立年:2003年
従業員数:1,529人(2017年4月時点)
平均年齢:不明
平均勤続年数:不明

JAXAを企業研究

JAXAは、2013年に経営理念を「宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現する」と定めました。宇宙産業は発展途上です。未知の可能性を秘める一方で課題も極めて多い分野ですが、JAXAには日本の宇宙産業のけん引役として、具体的な成果を生む段階への前進が求められています。

現場の仕事は、学術研究から宇宙ビジネスの創出、国際協力、人材育成まで幅広く、毎日が新しい挑戦の連続です。日本や人類のために新しい時代を切り開く気概を持ち、未知の世界に挑戦しつづけられる人材が求められています。

業界研究のやり方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

JAXAインターンの選考フロー

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JAXAのインターンの選考フローは、【指定の履歴書を学校ごとにまとめて郵送→審査→参加者決定→覚書の締結】です。個人で参加申し込みをするのではなく、学校の就職課またはキャリアセンターで取り扱い、送付という流れなることを間違わないように注意してください。

適職診断でJAXAとの適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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JAXAのインターン選考対策

JAXAのインターンに参加するためには、まずは学校に参加意思を伝えてください。そのあと、希望プログラムごとに志望理由の提出が求められます。参加枠が少ないため、選考対策は必須です。

参加目的を明確にする

JAXAのインターンはプログラムごとの参加人数が1~4名と少なく、参加自体が狭き門になっています。そのため、「ただなんとなく参加してみたかったから」という気持ちでは、選考は通過しません。そもそも宇宙工学などが学校にあり、インターン参加希望者が多い場合は、学校から出してもらえない可能性もありますので、明確な志望動機を表しましょう。

JAXAインターンの内容と日程

JAXAのインターンは、就業イメージが付けられるようなプログラムになっています。採用との直結はありませんが、参加して働くイメージを付けられることにより、志望動機に深みが増すでしょう。

①2018年度インターンシップ

このインターンシップのテーマは、「有人宇宙探査に向けた生命維持技術に関する調査検討」「天文データアーカイブへ効率的にアクセスするための情報システムの研究開発」「ロケットエンジン用トライボロジー技術に関する研修」など15種類です。

内容は、文系向けから極めて専門的な分野まで多岐にわたります。受け入れ人数はそれぞれ1~4人です。

JAXAのインターンは、普段なかなか知り得ない宇宙について丁寧に紹介してくれますので、宇宙業界をより深く知りたい方におすすめの内容となっています。

実施時期:
2018年7月~2018年11月
※期間はテーマにより5日間~10日間など異なる

参加条件:
高専生、大学生から修士2年以上
※参加条件はテーマにより異なる

開催地:
東京本社・事務所
東京都三鷹市
神奈川県相模原市
茨城県つくば市
宮城県角田市
鹿児島県南種子町の各施設
※開催地はテーマにより異なる

待遇:
交通費の支給や賃金はなし

その他:
文・理系の専門知識が求められるテーマもある
学校とJAXAで覚書の締結が必要
学校の理解を事前に取り付けておくこと

選考の日程は以下の通りです。

・エントリー〆切:2019年 4月27日(金)
・適性検査・ES:なし
・面接:なし
・合否連絡:2018年6月8日迄

適職診断でJAXAとの適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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JAXAのインターンに参加することで就業イメージがつく

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宇宙航空分野は、ロケット打ち上げのニュースや気象衛星、GPS衛星の恩恵などを通じて身近に感じられることも多いです。しかし、ふだん目にすることが少ない裏方の仕事内容については、具体的なイメージを描きにくい人も多いでしょう。

JAXAはインターンに近い形で、東京でキャリアセミナーも開きます。技術系の理系女子、事務系志望の文系学生、JAXAで働きたい関東圏外在住の学生(文理不問)を対象にそれぞれ3時間、講義やグループワーク、職員との座談会があります。

未知の部分が多い宇宙開発は、これからの成長分野で大きな可能性が広がっています。インターンなどを体験することで、その分野に自分の興味や適性を生かせる仕事が見つかるかもしれません。ぜひ有意義に活用してください。

インターンシップの必要性については、こちらの記事で詳しく解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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