自己PR

【ゼミを自己PRの題材にするなら】効果的にアピールするコツと注意点を徹底解説(例文付き)

ゼミでのエピソードを自己PRに使う学生は多い

自己PRではさまざまなことをアピールすることができますが、ゼミでの経験を題材にアピールを考える人は多いです。学生の本分は学業にあるということから、自己PRを考える際にゼミでのエピソードを選ぶ学生は多く、アピールの題材としても使いやすいです。しかしアピールの題材として使いやすいからといって、必ずしも好印象が与えられるわけではありません。

題材自体は良くても、伝え方次第で印象は変わりますし、アピールしても評価されない可能性もあります。自己PRはただアピールするのではなく、それがしっかりと評価されることが大切です。どんな内容であれば評価されるのかを知り、ゼミでの経験を上手に自己PRに組み込んでいきましょう。

36の質問に答えて自分のタイプを把握しよう

自分がどのようなタイプなのかを知るためにおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプを診断できます。

技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

ゼミを自己PRに使うときに注意したいこと

ゼミでの経験は自己PRとして使用する人も多いですし、比較的アピールしやすい題材です。しかし、だからこそ自己PRの際には注意が必要であり、注意点が守れていなければ好印象を与えることができなくなります。

せっかくアピールしてもそれが評価されなければ意味はありませんし、評価される内容でアピールしてこそ就活の攻略に繋がります。自己PRできちんと高評価を獲得するためにも、ゼミの経験をアピールする際の注意点を知っておきましょう。

取り上げる学生が多いため埋没する恐れがある

自己PRでゼミの経験を使う場合には、取り上げる学生が多いため埋没する恐れがあることを理解しておかなければなりません。ゼミの経験はアピールしやすく、多くの学生が自己PRの内容として選ぶので、印象付けるための工夫が必要です。ありきたりな内容でアピールしても評価されませんし、採用担当者の印象にも残りません。

自己PRは評価されること、採用担当者の印象に残ることが大切であり、印象に残すためにはしっかりと工夫をしてアピールすることが大切です。漠然とゼミで学んだこと、経験したエピソードを伝えても評価の対象にはなりません。何が評価されているのかを知り、自分らしさが発揮されているエピソードを選んでアピールすることが大切です。

企業は研究内容そのものに興味を示さない

自己PRでゼミの経験をアピールする際には、ゼミでどのようなことを研究したのかを伝えていきますが、企業は研究内容そのものに興味を示すわけではありません。企業が自己PRでチェックしているのは問題解決の取り組み方法・結果に至るプロセスなどです。大学での学問や所属ゼミ・研究室といった内容には興味がないので、ゼミの内容や研究成果を延々と述べても評価にはつながらないので注意しましょう。

ゼミの経験で評価されているのは、何を学んだのかではなく、どのように学び、何を得たのかです。得たものを伝えるためには、研究内容の説明も必要ですが、ただ研究概要を述べているだけでは評価の対象にはなりませんので注意しましょう。

ゼミで自己PRをするときのポイント3つ

ゼミでの経験は自己PRの題材として使いやすくはありますが、アピールする際にはさまざまな工夫が必要です。何の工夫もなしにアピールしてしまうと、他の就活生に埋もれてしまいますし、高評価を獲得することもできません。

自己PRは自分の能力や人柄を伝えることが大切ですが、それだけではなく採用担当者の印象に残り、覚えてもらうことも大切です。上手にアピールするためには、ゼミはあくまでも材料として用い、以下のポイントに留意して自分の長所を語るようにしましょう。

①自分がどのような人物かを簡潔に述べる

自己PRで自分を印象付けるには、まずは自分がどのような人物かを簡潔に述べることが大切です。これはゼミでの経験を述べる場合に限らず、どの題材であっても同じことが言えますが、最初に結論を提示することで印象的にアピールを進めることができます。最初にPRしたいことを簡潔に述べることで、採用担当者の印象にも残りやすいですし、アピール内容が明確になるためブレずにアピールを進めることができます。

自己PRは最初が肝心であり、最初にアピール内容を明確にしておかないと、最後まで何を言いたいのか分からずにアピールが終わってしまうことも多いです。このときに相手に印象付けるキャッチフレーズを考えておくと、さらに印象深いアピールにすることができます。

②ゼミにどんな風に取り組んだのかをわかりやすく述べる

ゼミにどんな風に取り組んだのかをわかりやすく述べることも、ゼミの経験を自己PRで使う際には大切なことです。ゼミで学んだことではなく、ゼミへの取り組みを材料として、自分が行なった努力や工夫を具体的に説明していきます。評価されているのは学んだ内容ではなく、取り組みの姿勢や結果を得るまでの過程ですので、これらを重点的にアピールすることが大切です。

またゼミの研究内容もある程度は説明する必要がありますが、これは詳細に説明する必要はありません。ゼミの内容は専門的になりがちですが、学問内容を事細かに書く必要はないので、わかりやすく簡潔にまとめることが大切です。研究内容は他分野の人でもわかるように説明し、どのように取り組んだのかをしっかりと伝えていきましょう。

③自分の特性を仕事へどう活かすかをイメージさせる

自己PRでは自分の能力をアピールするだけではなく、自分の特性を仕事へどう活かすかをイメージさせることが大切です。ただ能力があるだけでは評価の対象にはなりませんし、持っている能力や特性が企業の仕事で活かされなければなりません。「自分の特性を企業にどう活かすか」を伝えておくと、採用側は「その学生がどう会社の役に立つのか」をイメージしやすくなります。

企業で働き、活躍する姿をイメージさせれば評価は高くなりますし、好印象にも繋がりやすいです。どんな能力でも仕事で活かせてこそ意味がありますので、仕事での活かし方はしっかり考えておきましょう。仕事で活かせることを具体的に伝えれば、企業研究もできているとしてさらに高い評価を得ることができます。

自己PRで取り上げるゼミにおけるエピソードを掘り出そう

自己PRのポイントを理解すれば、実際に自己PRで取り上げるゼミにおけるエピソードを掘り出していきましょう。ゼミのエピソードは人によって違いますが、必ずしも失敗→成功というストーリーに限定する必要はありません。

これ以外のエピソードであってもアピール次第で好印象を与えることはできますので、視野を広く持ってエピソードを探していくことが大切です。自己PRではどのエピソードを選ぶかも重要ですし、上手にエピソードの掘り出し方を知っておきましょう。

教授やゼミ仲間から感謝された

自己PRで使うゼミのエピソードを掘り出すには、教授やゼミ仲間から感謝されたことを思い出していきましょう。他の人に感謝されたエピソードであれば、第三者の評価が加わるので、具体的かつ客観的なエピソードとなり、アピールの信憑性も高くなります。自己PRはどんな能力をアピールするかも大切ですが、それをどのように根拠づけていくかも重要です。

素晴らしい能力をアピールしても、それが本当のことだと信じてもらえなければ意味はありませんし、アピールに説得力を持たせるためにも具体的な根拠が必要になります。第三者の視点が入っていることで、アピールの説得力を高めることができますし、より自身の魅力を伝えやすくなるのでおすすめです。

自分の働きによって物事がスムーズに進んだ

ゼミのエピソードを掘り出すためには、自分の働きによって物事がスムーズに進んだことはなかったかも思い出していましょう。ゼミ全体のパフォーマンスを向上させたというエピソードはアピール要素が強いですし、評価される可能性も高いです。企業では協調性など周囲と協力しながら物事に取り組む能力が求められていますし、集団の中で発揮できる能力は評価されやすいです。

チームと協力できるだけではなく、パフォーマンスを向上できたのであれば、さらに印章は良いですし、高評価も獲得しやすくなります。ゼミの中で自分はどのような役割を担っていたのか、ゼミの中でどのようなことに貢献したかを探り、エピソードを探していきましょう。

見つからない場合はゼミ仲間と一緒に洗い出してみる

ゼミのエピソードは人によってさまざまですし、経験している内容も違いますが、どれだけ探してもアピールできるエピソードが見つからないこともあります。どうしても見つからない場合は、ゼミ仲間と一緒に洗い出してみるのもおすすめです。自分ひとりだけでエピソードを思い出すのには限界がありますし、忘れてしまったこともゼミ仲間であれば覚えている可能性もあります。

自分では当たり前に思っていることはなかなか思い出しづらいですし、その当たり前が、周囲の人から見ればすごいことである可能性もあります。第三者の意見を参考にすることで、アピール内容にも客観性を入れやすくなりますので、困った時は周囲の人に相談しながらエピソードを掘り出していきましょう。

ゼミの活動を用いた自己PRの例文

エピソードを掘り出せば、実際に就活で使う自己PRを作成していきましょう。自己PRは材料が揃っていても作成するのは簡単ではありませんし、上手に作成できずに困っている人も多いです。

自己PRが上手く作成できない場合は例文を参考にしてみるのがおすすめです。どんな能力をアピールしているのか、どのようにエピソードを盛り込んでいるのかを知ることで、自己PRもぐっと作成しやすくなります。例文を参考にしながら、自身の自己PRも作成していきましょう。

例文①+ポイント

私はスポンジのような吸収力があり、些細なことでも吸収して成長することが出来ます。ゼミでは地域社会の活性化について学びましたが、最初は何の知識もなく分からないことだらけで、チームの足を引っ張ってばかりでした。私はそのことに悔しさを感じ、チームに迷惑をかけないためにも猛勉強をしました。独学で学ぶだけではなく、少しでも気になったところは教授に質問し、貪欲に学ぶことでチームでも活躍し、大学最後の発表会を成功に導くことが出来ました。私は御社でも素直に学ぶ姿勢を持ち、何でも貪欲に吸収し、企業に貢献出来るように成長していきたいと考えています。

例文の①ではスポンジのような吸収力があると自身の特性をアピールしています。単に吸収力とするのではなく、スポンジのようなとキャッチフレーズにすることで、より印象的なアピールになっているでしょう。

ゼミのエピソードもどのように研究に取り組んだのかが記されており、貪欲に成長を目指す姿勢が伝わっています。成長力の高さが伝わりますし、企業でもどのように活躍したいのかが語られており、仕事への熱意も伝わりますので好印象です。

例文②+ポイント

私は周囲の人と力を合わせながらチームを盛り上げることが出来ます。大学時代のゼミでは年末に発表会があり、それに向けて日々研究を続けていました。発表はチームごとに行われますが、私のチームはやる気もなく研究がなかなか進みませんでした。これではいけないと思い、誰が何をすべきかを明確にして指示を出し、私自身も一生懸命に研究に取り組むことでチームを鼓舞しました。熱意が伝わり、そこからしっかりと研究を進めることができ、発表会でも高い評価を得ることが出来ました。私は御社でもチームをサポートし、盛り上げていくことでパフォーマンスを高め、チーム全体での成功を目指すことで利益に貢献したいと考えています。

例文の②では周囲の人と力を合わせながらチームを盛り上げることができると、アピールされています。やる気のなかったチームのメンバーに喝を入れ、明確な指示を出すことで盛り上げることができたと具体的を挙げることで、説得力を高めることができています。

また周囲に指示を出すだけではなく、自ら一生懸命に取り組んで熱意を見せていることも、高評価のポイントです。自身の特性を活かして企業でどのように活躍したいかも語られていますし、アピール力の高い自己PRだと言えます。

ゼミを自己PRに使うときは企業が知りたいことを意識する

ゼミの経験を自己PRの題材として使用する人は多いですが、上手に伝えるためには企業が知りたいことを意識することが大切です。企業が「この学生を採用したらチームでどのような働きをしてくれるか」をイメージできるようなゼミでのエピソードを選ぶのがポイントです。

イメージしづらいものをアピールしても高評価は得られませんし、場合によっては全く評価されない可能性もあります。ゼミのエピソードは自己PRの題材として使いやすいだけに、多くの学生がアピールしていますし、生半可なアピールでは高評価を獲得することはできません。自己PRで何を伝えたいのか、企業では何が求められるのかを明確にした上で、ゼミのエピソードを使って企業で活躍できる人材であることをアピールしていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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