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自己PRでコミュニケーション力を伝える方法と例文3選|スキルが高い人の特徴もご紹介

コミュニケーション力は仕事に必要なスキル

企業で仕事をする上で欠かせないスキルがコミュニケーション力です。企業に入る以上、たった1人で完結する仕事は皆無と言っていいでしょう。どのような仕事でも、必ずコミュニケーションが発生します。周囲と協力しなければいけない場面もあるでしょうし、仕事の意図を汲み取らなければならない場面もあります。コミュニケーションを取らずに1人で判断すれば、「独りよがりに突っ走る人」と思われかねません。コミュニケーション力は、社会人にとって必要不可欠です。

質問に答えるだけで自己PRを完成させよう

就活において、自己PRは大きな意味を持ちます。インターンシップに参加する時点で、自己PRを考えておくのはおすすめです。自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

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コミュニケーション力がある人の特徴

コミュニケーション力がある人の特徴は、「人の話をよく聞く」ということです。コミュニケーションとは、相手のことをわかった上で話し合いができることです。「この人は自分の話に共感してくれている」と思う相手とは、誰でも話しやすいものです。

コミュニケーション力がある人は、話を聞くときに相手の目をしっかり見て適度に相づちを打っています。相手の話を自分の言葉に言い換えて、「こういうことですね」と理解できていることを相手に伝えられる人は、コミュニケーション力が高いと言えるでしょう。

初対面の人とも早い段階で打ち解けられる

コミュニケーション力がある人は、初対面の人ともすぐに打ち解けています。まず初対面の相手だからといって身構えてしまうのではなく、警戒心を顔や態度に出さずに笑顔で接しています。笑顔は安心感を与え、相手も自然と笑顔になってくれます。そのうえで相手の話をどんどん聞くように意識し、相手と自分の共通点をすぐに見つけようと注力します。

共通点が分かると話がどんどん膨らみ相手も話に乗ってきてくれるため、一気に打ち解けることができるのです。相手との共通点が見つからない場合でも、コミュニケーション力がある人は日頃から自分が興味を持っている分野以外の情報も仕入れているので、相手が興味を持ってくれる話題で打ち解けることができるのです。

言いたいことを分かりやすく伝えられる

コミュニケーション力がある人は、言いたいことを分かりやすく伝えています。思いつきでつらつらと話すのではなく、相手にどのようになってもらいたいのか、一番伝えたいことは何なのかなど、目的と結論をはっきりと示すことができます。特にビジネスの場では忙しい相手のために、結論を先に述べて後から目的や理由を伝える傾向にあります。

分かりやすく伝えるために、例え話や比喩表現を上手に使って話に説得力を持たせるのもコミュニケーション力がある人の特徴です。例えば就職で迷う後輩に、ただ「○○業界がいいよ」と言うのではなく、具体的に「○○業界なら、あなたが好きな□□に関わる仕事ができるし、今勉強していることを存分に活かせるよ。」と表現することで、目的と結論を明確にすると同時に説得力を持って伝えることができるのです。

相手の話に興味・関心を持って聞くことができる

そして何と言ってもコミュニケーション力がある人は、相手の話を興味や関心を持って聞いています。人と話すときに、相手と自分の共通点、または正反対の点を探したり、相手が持っている知識や情報から自分が学べることがあるか、あるいは相手のために自分の知識や情報が役に立つかを意識したりしています。

そうして得た気付きから相手への関心が生まれ、興味を持って話を聞けます。そしてそこで得た情報から、さらに会話を展開させることができます。人は、自分の話を興味を持って聞いて理解してくれる相手に対して好感を持ったり信頼を寄せたりするので、相手も自分のことを質問したり、相手自身のもっと深い話になったりと、会話はどんどん弾むのです。

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アピール方法①キャッチーなフレーズを心掛ける

まずは、コミュニケーション力を駆使して何をしたのかという結論部分を、自己PRの冒頭で述べます。これ以降の文章にも興味を持ってもらえるような、キャッチーなフレーズを心がけましょう。

課題を対処するまでのプロセスを具体的に書く

例えば「クレーム対応」のように、どういった課題に直面したのかということを具体的なエピソードとして織り交ぜましょう。具体的なエピソードは、自己PRにリアリティを与えてコミュニケーション力をより一層際立たせます。

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アピール方法②シンプルにまとめる

コミュニケーション力が役に立った場面を、具体的に自己PRとして織り交ぜましょう。またそのコミュニケーション力を、実際にどういった行動で表現したのか、という点も自己PRを作成するうえで重要になります。そういった行動をとることで、どのように問題が解決されたのか、読み手がすっと理解できるようなシンプルな文章を作成することが重要になるのです。

アピール方法③具体的なエピソードを添える

コミュニケーション力という言葉自体が、一般社会にも浸透した曖昧な言葉であるため、そのままでは伝わる印象もぼんやりとしたものになりかねません。できるだけ具体的なエピソードを添えることで、自己PRの強みとして生きてくるのです。

コミュニケーション力が企業にどう貢献できるのかを記載する

コミュニケーション力がどのように企業に貢献できるのか、というものも自己PRに加えると良いでしょう。この部分は提案であり、自分を売り込むポイントにもなります。面接官に興味を持ってもらえるように、できれば付け加えておきたいところです。

信憑性を持たせるためにも面接時の応対も重要!

意外と見落とされがちなポイントですが、コミュニケーション力を語る上で実際の所作も大きな見どころになります。ぎこちない応答しかできないようでは、言葉に信憑性も生まれないということです。

アピール方法④伝える能力を言い換えてみる

最近ではコミュニケーション力という言葉を使う就活生が多いため、この言葉を使うことで印象が薄くなってしまう場合もあります。ただ「コミュニケーション力がある」と言ってもインパクトに欠けるため、他の言葉に言い換えてみましょう。

コミュニケーション力を言い換える言葉として最もふさわしいのは、「人の話をよく聞く」ということですが、これに固執せずともエピソードに合わせて「人に興味がある」「人の話を聞くのが好き」など臨機応変に言い換えてみましょう。

ほかの就活生と被っては印象に残らない

コミュニケーション力は社会人に必要不可欠な要素であるため、これを自己PRに選ぶ就活生は非常に多いのですが、その分印象を残すのが難しくなります。いかに具体的なエピソードでわかりやすく説明できるかが鍵となるのです。具体性がなくなると、他の就活生と似通った印象の薄い自己PRになってしまいます。

オリジナリティの高い自己PRは、しっかりと自己分析・企業研究を、すればするほど書けるようになります。自己PRとして選ぶ人が多い「コミュニケーション力」ですが、説得力のあるエピソードが見つかればアピールも印象深いものにすることができるのです。

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アピール方法⑤能力をどう活かすのか

具体的なエピソードを盛り込むことで、十分にコミュニケーション力が伝わる文章ができたと満足してはいけません。自己PRの結びの部分では、「どう仕事に活かしていくのか」を書かなければなりません。就活での自己PRは単に自分のアピールだけでなく、就職活動である以上、入社後にそれを活かしていくという宣言をする意味合いがあるからです。さらに、企業の業績にどのように貢献していくのかまで伝えられるといいでしょう。

企業理念を絡めることで好印象になる

入社後に貢献できることを考える場合、企業についてよく知らないままでは具体性も生まれませんし、印象深い文章にもなりません。しかし、実際にどのような仕事をすることになるのか、就活を始めた時点でわかる人はいないのです。

そこで、企業理念について調べて自己PRに絡めることでぐっと好印象を与えられるようになります。企業理念は、多くの場合ホームページなどで簡単に知ることが可能です。自己PRに使いたいエピソードを、企業理念に絡めてみましょう。

コミュニケーション力をアピールする際の注意点

コミュニケーション力をアピールする方法を3つご紹介しましたが、これだけ守っても完璧な自己PRとはいえません。なぜなら、もっとも注意しないといけないポイントがあるからです。その注意点とは、「私はコミュニケーション力があります」と書かないことです。

「アピールするのに何で書いたらだめなの」と思う就活生もいるでしょう。それは「コミュニケーション力」という能力が、あまりにも漠然としているのが理由です。コミュニケーション力は、伝える・聞く・理解するの3つに分けられます。この3つのポイントに焦点を当て、自己PRを書くようにしましょう。

コミュニケーション力をアピールする例文3選

ここでは、コミュニケーション力をアピールした例文を3つご紹介します。全く同じようなエピソードを書くことはできませんが、書き方のポイントは参考にできます。何に注意して自己PRを書くべきなのか、意識して例文を見ていきましょう。

例文①

私は、話を理解しそれに応じて適切な対応ができる人間です。それが活きた経験が、アルバイトをしていた飲食店でのクレーム対応です。クレームの内容は、料理の待ち時間が長いといったものでした。私がアルバイトしていた飲食店は非常に混雑しており、注文の品物によってはいつもより少し長めに待って貰う必要があります。私はお客様の話に誠意を持って耳を傾け、できるだけ早くかつ手を抜かずにお料理を用意しているという旨を丁寧にお伝えしました。そうすることでお客様からのご理解を得ることができ、そのときの対応が気持ちがよいものだったというお褒めの言葉も頂きました。そのお客様は、今では毎日お店に足を運んでくれるような一番の常連さんです。

1つ目は「クレーム対応」という経験を盛り込み、コミュニケーション力があることをアピールした例文です。具体的に過去の経験を述べているので、魅力的な自己PRといえます。「そのお客さんがどう感じて、どう思ったのか」を盛り込んでいるのがポイントです。たとえ良い結果でないエピソードも、具体的に自分が起こしたアクションを述べることで十分魅力的なものになるでしょう。

例文②

私は他者の意見を聞き、双方が納得するようにまとめることができます。それは、私が参加したイベントで活かすことができました。そのイベントとは、東京で開催されたリアル脱出ゲームです。5名前後のグループに振り分けられ、協力して謎を解いていきます。意見をまとめるリーダー的な人が必要なので、私が立候補して決まりました。私は、飛び交う様々な意見を1つにまとめ、グループを引っ張っていきました。その結果私たちのグループは、1番で脱出することができました。グループのメンバーからも、「ありがとう」とお礼を言われました。御社でもこの強さを活かし、成長するために必要な意見を導きたいと思います。

2つ目は、「イベントを通してコミュニケーション力を発揮した」という例文です。この例文も「どんな経験でコミュニケーション力が活かせたのか」を具体的に述べられているので、最初に話す強みに説得力があります。やはり、過去のエピソードは具体的に書くことがポイントだといえるでしょう。1つ目の例文にも当てはまりますが、その経験で携わった第3者からの意見はより魅力的な自己PRにしてくれます。そのような意見がある場合は、忘れず盛り込んでください。

例文③

私は、人の本音を聞き出すのが得意だと自負しています。そう思うようになったのは、高校で所属していたサッカー部でたくさんの意見を聞きだし、課題を改善してきたからです。私はサッカー部の副キャプテンとして、チームやキャプテンのサポートをしていました。サッカー部のキャプテンは他人を思いやれる人ですが、自分の意見を無理やり押し通すことがあります。そんなとき私は、メンバー1人1人の本音を聞き今の現状をどう考えているのか調べることにしました。もちろん反発的な意見もありましたが、それをそのまま伝えるとただの言い合いになってしまいます。それは時間の無駄になってしまうので、私はメンバーの意見を咀嚼し、全員が納得できるアイディアを考えました。もし御社に入社致しましたら、1つの意見に固執することなく様々なアイディアを取り入れ、高いレベルで仕事をしたいと思っています。

3つ目は、「人の意見を聞き出せる」とアピールした例文です。「コミュニケーション力をどう活かすことができたのか」が盛り込んであるので、担当者にも伝わりやすい自己PRになっています。3つの例文に共通していることは、注意点でもご紹介したように「コミュニケーション力がある」と直接書いていないことです。魅力的にアピールする3つの方法と注意点を参考に自己PRを作り上げましょう。

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自己PRでコミュニケーション力を伝える際は例文を参考に具体的なエピソードを添えること!

自己PRでコミュニケーション力を伝えるためには、例文のようにできるだけ具体的にイメージが広がるようなエピソードを作成することが必要です。その言葉を裏付けるような面接でのやり取りも含め、しっかりと準備をして面接に臨めるとよいでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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