自己PR

【自己PRで留学経験をアピール】書き方のポイントと例文3選

自己PRで留学経験は使えるのか

新卒のCAを募集している航空会社一覧

自己PRではさまざまな題材が使えますが、留学経験もアピールできるのかと悩む人は多いです。結論から言えば、留学経験でもアピールは可能ですが、伝え方には注意しなければなりません。

留学は貴重な経験ですが、自己PRの題材にしたからといって、必ずしも評価されるわけではありません。上手にアピールできれば問題はありませんし、アピール次第では高評価を獲得できる場合もあります。どのように伝えるかが評価を分けますので、留学経験は何が評価されているのかを知って、魅力的にアピールしていきましょう。

質問に答えるだけで自己PRを完成させよう

就活において、自己PRは大きな意味を持ちます。インターンシップに参加する時点で、自己PRを考えておくのはおすすめです。自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

自己PRで上手に留学経験を伝えるには

自己PRで留学経験をアピールするのであれば、いくつか知っておきたいポイントがあります。留学経験は漠然とアピールしても高評価にはなりませんし、場合によってはマイナスの印象を与えてしまう可能性すらあります。上手に伝えるためのポイントを知って、自己PRで高評価の獲得を目指しましょう。

留学に踏み切った動機を説明する

留学は、基本的には希望者のみ参加するものです。そもそもなぜ留学を決意したのかを語り、積極的に留学に取り組んだことを伝えれば行動力などのアピールに繋がります。また留学の目的を明確にし、それに向かって挑戦したことをアピールすれば、向上心や成長意欲の高さを評価してもらえる可能性も高いです。

留学は現地での経験だけではなく、留学に踏み切った過程などもアピールできますし、どの部分を切り取って題材にするかによって伝えられる能力は違います。いずれも、目的意識を持っていることが大切です。何となく参加したのではなく、明確な目的、目標があり、それを達成するために参加したと述べましょう。

留学した目的を思い出す

自己PRで上手に留学経験を伝えるためには、留学した目的を思い出すようにしましょう。「周りの人がみんな行っているから」「親に行くよう言われたから」といった理由で留学した人もいるかもしれませんが、少なくとも、何かしら目的はあったはずです。

例えば、日本で外国のカルチャーに接することが多く、本場に見に行きたい、そして参加してみたいという目的を持っていた人もいるでしょう。あるいは、海外の友人が欲しいという理由で、留学した人もいるかもしれません。

それほど難しい理由は必要ありません。なにか目的や目標を持ち、なにを得られたのかはっきりとさせることが、留学経験を上手に伝えるコツです。具体的なエピソードがあるとよりよいでしょう。

語学力だけに絞らない

null

留学経験を自己PRで伝える場合、真っ先に思い浮かぶのは語学力です。留学の期間や内容にもよりますが、海外で生活することで語学力が身に付くのは確かですし、場合によってはネイティブ並みのレベルに達していることもあります。

しかし、実際に留学経験で得られるものは語学力だけではありませんし、アピール内容をそれだけに絞ってしまうのはもったいないです。他にも得られるものはあるため、視野を広げてアピールする題材を選ぶことが大切です。

また自己PRでは語学力はあまり評価されないことが多く、スキルだけのアピールになってしまうと、印象はよくありません。語学力はあくまで武器のひとつであり、自己PRの主軸に使うものではありませんので、使いどころを間違えないようにしましょう。

留学先での交流で得たものをアピール

留学先では新しい人間関係があるため、そこで得たものをアピールするのもおすすめです。ホームステイ先や現地の学校での人付き合いから学べることはたくさんありますし、日本との文化の違いなどから得られるものもたくさんあります。日本国内で人間関係を広げるのと、海外で人間関係を広げるのでは全く意味が違いますし、国内では得られない能力、スキル、経験なども多いです。

得られたもののアピールになるだけではなく、異国の地でもすぐに打ち解けられる順応性の高さなども評価されます。順応性の高さは社会人にとっては重要なスキルですし、いかに現地の人たちと仲良くなれかを伝えるだけでも、評価される可能性はあります。

留学経験を企業でどう活かしたいかが重要

自己PRで留学経験をアピールするのであれば、単にそこで経験したことを伝えるだけではもったいないです。志望企業にどう活かすことができるのかをアピールすると、他の就活生に負けない自己PRを作れるでしょう。

たとえば、語学力に自信をつけたのであれば、海外の人とコミュニケーションを取ることが多い部署で役立つスキルとしてアピールできます。語学力だけではなく、海外の大学で最先端のネットビジネスやプログラミングを学んだのであれば、IT系企業を志望している場合にも十分アピール可能です。志望する企業、あるいは職種に合わせて、留学経験がどう活かせるのか考えてみてください。もちろん、嘘をつくことは避けるようにしましょう。

留学経験を自己PRに盛り込む方法

留学経験を自己PRに盛り込むためには、文章の作成にいくつかのポイントがあります。留学経験はそのものが評価されるわけではなく、基本的には経験を通して得たもの、身に付けたものが評価の対象です。

ただ留学に行った経験を述べるだけでは、アピールにはなりません。企業側も思い出話を聞きたいわけではありませんので、評価されるポイントを意識して上手に自己PRに盛り込みましょう。

アピールポイントを明確にする

留学経験を自己PRの題材にする場合、何をアピールするのかを明確にすることが大切です。留学では語学力をはじめとして、さまざまな能力が身に付けられます。どれを主軸に据えてアピールするかを考え、分かりやすく伝えることを意識しましょう。

自己PRは分かりやすいことが大切ですので、アピールポイントはひとつに絞って簡潔に伝えましょう。留学経験ではさまざまなことを身に付けられますが、全部をアピールしようとすると、かえって逆効果になるので注意が必要です。

アピールポイントを増やしてしまうと、ひとつひとつの印象が薄くなり、評価もされづらくなります。伝える内容は1つに絞り、しっかり深堀りしてアピールすることが大切です。

留学を通して身に付けたことを明記する

留学経験だけが評価されるわけではなく、そこで何らかの学びがあって初めて評価されます。留学でどのようなことを経験し、どんな能力を身に付けたのか、そしてそれがいかに企業で役に立つのかをアピールすることが大切です。

企業が最終的に求めているのは企業で活躍できる人材であって、どんな能力があり、それが仕事で役立てられるかどうかをチェックしています。どんな能力を身に付けたとしても、仕事で活かせなければ意味がありませんので、最後は企業の仕事で再現することを意識してアピールしましょう。

体験したエピソードを具体的に書く

体験したエピソードを明確にすることは、留学経験を自己PRに盛り込む方法のひとつです。たとえば、留学先では言語が通じず、文化も思想もまったく違う人に出会うことはよくあります。そうした人との生活は、さまざまな面で衝突することもあるでしょう。この問題を解決するために、粘り強くコミュニケーションし、相手の話に真剣に耳を傾けたという経験があるとします。

結果、良い関係性を築けるようになったというエピソードがあれば、会社からコミュニケーション能力などを高く評価されるでしょう。体験したエピソードを伝えるだけではなく、そこで学んだことや解決したことを伝えることが大切です。体験エピソードを箇条書きでまとめ、文章を構築すると自己PRを作りやすいでしょう。

大変だったエピソードもおすすめ

留学経験を上手に伝えるためには、留学中に起こったエピソードを用いるのもポイントです。特に大変だったエピソードを含めて伝えれば、問題解決力の高さも伝わりやすく、より好印象になります。留学の場合は、問題が起きた場合でも外国語で対応しなければならず、国や地域ごとの文化の違いもあるため、解決するのが難しいです。

厳しい環境でどのように対処したのか、切り抜けたのかを伝えれば、高評価を得られる可能性も高いです。海外だからこその苦労を話せば面接官の印象にも残りやすいですし、上手にアピールすればインパクトを持たせ、かつ好印象となります。

留学経験が評価されないケース

留学は貴重な経験ですが、経験の内容やアピールの方法次第では評価されない、あるいはマイナスの印象を与える可能性もあるので注意が必要です。留学をしたからといって手放しで評価されるわけではありません。

貴重な経験ではあるものの、一昔前に比べれば留学に行っている人は多いですし、評価されるためには他の学生と差別化したアピールが必要です。

ただ遊びに行っただけ

留学といっても、遊んでいただけでは当然評価はされません。観光したことを伝えても留学経験のアピールにはならないので注意しましょう。留学経験に焦点を絞りたいなら、留学によってどんなことを学んだのかと伝えることが大切です。

学校ではどのようなことを学んだのか、ホームステイ先でどのような経験をしたのかを述べ、そこから身に付けた能力などをアピールしましょう。もちろん観光中にあった出来事によって、自分が成長できたのであれば、それもアピールすることは可能です。

留学のアピールで大切なのは、何かを学んだということです。学びがなければ評価の対象にはなりませんので、留学を通してどのようなことを経験したのかを洗い出し、アピールポイントを考えましょう。

短期過ぎる場合は要注意

短期留学でも評価されないわけではありませんが、期間が短い分、留学として伝えるには難しい場合も多いです。よっぽど内容が濃いものでなければ、留学経験として伝えるのは避けた方がいい場合もあります。

短期で海外に行った経験をアピールしたいなら、留学という言葉を使わず、ショートステイなどに表現を変えた方が無難でしょう。留学と伝えるとどうしても長期間をイメージしますし、履歴書においても学歴で留学経験をアピールできるのは、1年以上海外に滞在している場合のみです。

そもそも留学の定義を理解していないと思われると印象が悪くなりますので、滞在期間に合わせてアピールする際の言葉も変化させましょう。

長期でも内容が薄ければ意味がない

null

留学経験としてアピールするなら、ある程度の滞在期間は必要ですが、長期で海外に行っているからといって、必ずしも評価されるわけではありません。滞在期間が長いとしても、そこから何も得るものがなければ意味はありませんし、アピールしたいなら内容を持たせることが大切です。

海外にいても何もしていないのなら、日本にいるのと変わりません。留学経験としてアピールしたいのなら、何らかのアクションを起こしている必要があります。学校を通して長期滞在をしていれば、学歴として留学経験はつきますが、中身が伴っていなければアピールポイントにはならないので注意しましょう。

自己PRで使う留学経験の例文3選

留学経験を自己PRで使う際のポイントを知れば、実際の例文を参考にしてさらにイメージを膨らませていきましょう。自己PRではまずは結論を提示し、次に根拠、そして最後に結論を進めていくことが大切です。

最初の結論では自身の能力や人柄、最後の結論ではそれらがいかに仕事で役に立つか伝えます。全体の文章構成を意識しながら例文を確認し、自身の自己PRについても考えていきましょう。

例文①

私は新しい環境にも恐れずに飛び込んでいく行動力があります。大学時代は1年間カナダに留学しており、現地の大学で勉強をしていました。最初は勉強についていくだけで精一杯でしたが、次第に慣れ、英語力にも自信がついことで周囲の学生と会話できるようになりました。それにより友達の輪が一気に広がり、改めて人と関わることの素晴らしさ、人間関係の大切さを学びました。御社でも新しいことにどんどん挑戦し、常に前向きに仕事に取り組むことで、実績に貢献したいと考えています。

例文①では行動力についてアピールされています。行動力のアピールも、新しい環境に恐れずに飛び込んでいくと補足説明をつけることで、より伝わりやすくなっています。現地で周囲の人に声をかけたことで行動力は裏付けられていますし、英語を使って仲良くなったことで、英語力のアピールもできており、好印象です。

例文②

私は壁にぶつかっても挫けずに挑戦し、問題を解決する力があります。大学時代はアメリカに留学していました。留学中、学校内で私の教科書がなくなるというトラブルがありました。落とし物として届いていないか事務局に掛け合ったり、同じクラスの人に聞いて回っても一向に見つかりませんでした。しかし教科書の裏に漢字で名前を書いていたことを思い出し、全員に教科書に漢字が書いていないか確認したところ、クラスメートが間違えて持ち去ってしまったことが分かりました。私は御社でも粘り強く業務を進め、壁にぶつかっても諦めずに解決策を考えて行動することで、マイナスをプラスに変えて活躍したいと考えています。

例文②では問題解決力がアピールされています。エピソードから能力の裏付けができていますし、英語で問題の解決を図っていることから、語学力もアピールできています。また事務局に確認するだけではなく、クラスの人に聞いて回るなど、行動力もアピールできており好印象です。

例文③

私は積極的に行動し、成長する向上心があります。もともと海外旅行が好きで、大学で留学のプログラムを見つけた時、絶対に参加しようと決めていました。しかし、応募したものの選考には落ち、このまま諦めるのはもったいないと感じて自主的に留学に踏み切りました。お金がほとんどなかったため、現地で働きながら生活しましたが、海外で生活する中で日本では出来ない様々な経験ができ、人間として大きく成長出来ました。御社でも自分から仕事を取りに行き、仕事をこなすことで成長して、ゆくゆくは企業を引っ張る存在として活躍したいと考えています。

例文③では、積極的に行動し、成長する向上心があるとアピールされています。大学のプログラムでは参加できなかったものの、自主的に留学をしたことで、行動力や成長意欲の高さがアピールできています。

また現地で働きながら生活をしていることで、順応性の高さや語学力、コミュニケーション能力などさまざまな能力をアピールでき、評価は高いでしょう。企業での成長意欲も十分に示されていますし、仕事への熱意を上手にアピールできています。

留学経験の自己PRは仕事に活かせるスキルをアピールしよう

自己PRで留学経験をアピールするためには、留学に踏み切った動機をしっかりと説明し、留学先での交流で得たものを伝えるようにしましょう。留学だからといって、語学力だけに絞らないことをおすすめします。

志望する企業でどう活かせるのか、伝えることもひとつの方法です。留学経験を上手に自己PRに盛り込むには、留学を通して身に付けたことを明記し、体験エピソードを具体的に書くようにしましょう。大変だったエピソードもあるとなおよいです。

留学経験が評価されないケースは、ただ遊びに行っただけの話や短期過ぎる場合です。長期であっても、留学経験の内容が薄ければほとんど意味がありません。いずれにせよ、留学経験の自己PRは仕事に活かせるスキルを伝えましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ