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真面目を短所として伝える方法|アピールするポイントや例文をご紹介

真面目なことは短所になるのか

就活でのアピールポイントとして真面目さを伝える人は多いですが、長所となるのか、あるいは短所となるのか分からず悩む人は多いです。真面目であってもアピール次第ではマイナスの印象を与えますし、高評価を得るためには、しっかり工夫して伝えることが大切です。

また真面目さにはプラスの要素も多く、短所として伝えた場合には好印象が与えやすいことも大きな特徴です。長所と短所のアピールは就活では求められることが多いですし、どちらのアピールにも使えるように、真面目さの上手な伝え方を知っておきましょう。

真面目さが短所になる理由3つ

真面目であることは基本的に長所として考えられますし、なぜ短所になってしまうのか、その理由を把握できていない人は多いです。確かに真面目という言葉からは、プラスのイメージが思い浮かびますが、それも捉え方を変えればマイナスに転じます。

真面目さを短所としてアピールするためには、まずはどのような点がマイナスと認識されているかを知っておくことが大切です。真面目さが短所になる理由は大きく3つありますので、それぞれ把握しておきましょう。

①融通が利かないと思われる

真面目さが短所になる理由としては、融通が利かないと思われることが挙げられます。真面目であれば物事に一生懸命になれますし、どのようなことも責任感を持ってやり遂げることができます。

しかし、強い責任感は時に視野を狭めますし、自分のやり方でやり遂げることばかりに固執し、融通が利かなくなってしまうことも多いです。視野が狭くなると、どうしても行動の選択肢が減ってしまい、柔軟性が失われます。

仕事をする上ではさまざまなトラブルがありますし、当初の目的や方向性を修正し、柔軟に対応しなければならないことも多いです。真面目であるがゆえに融通が利かず、柔軟性がないと判断されれば、不測の事態に弱いと思われ、マイナスの印象を与えてしまいます。

②頑固だと思われる

真面目であることは、責任感が強いとも言い換えられます。責任感が強いのは大切なことですが、あまりに過度になってしまうと、頑固という短所に変わり、マイナスのイメージがついてしまいます。

責任感を持って仕事をやり遂げるのは大切なことですが、円滑に進めるためには、時に妥協しなければならないことも多いです。企業ではチームで仕事をおこないますし、自分のこだわりだけをどこまでも貫き通すことはできません。

自分なりのこだわりを持つことも大切ではあるものの、そればかりに固執してしまうと頑固さが目立ってしまい、マイナスの印象を与えます。真面目すぎるとひとつのことに集中してしまいやすいです。頑固さもより顕著にあらわれるため、短所として捉えられることが多いです。

③自分勝手な印象を与える場合もある

真面目さは融通が利かない、頑固などと思われることが多く、場合によっては自分勝手な印象を与えてしまう可能性もあります。本来真面目さと自分勝手は対極に位置する特徴ですが、周囲に関係なく自分なりのこだわりを追及する姿勢は自分勝手とも言えますし、共通部分は存在しています。

基本的には短所であっても上手にアピールすれば好印象になりますが、自分勝手さのアピールで評価されるのは難しいです。短所はどんなものでも評価されるわけではなく、中には単にマイナスの印象を与えてしまうだけのものもあるので注意しなければなりません。

自分勝手さはまさにその代表ですし、真面目さを短所として伝える際には、自分勝手だと思われないように注意しましょう。

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真面目さを短所としてアピールする方法

真面目さはマイナスの要素を含んでいますし、短所としてアピールすることは可能です。しかし、短所が真面目であると伝えても、信憑性はありませんし、質問の意図を理解できていないと思われる可能性もあるので注意が必要です。

短所としてアピールするには、さまざまなポイントがあり、それらを踏まえて伝えなければなりません。真面目さを短所としてスムーズにアピールするにはどうすればよいのか、好印象を与えるポイントも含めて知っていきましょう。

どのようにマイナスになるかを明示する

真面目さを短所としてアピールするには、まずは真面目であることがどのようにマイナスになるのかを明示しなければなりません。一般的に真面目と言えば長所になりますし、短所で真面目と伝えてしまうと矛盾していると思われます。

矛盾していると思われているままでは、面接官にも上手く伝わりませんし、大前提として真面目さが短所になり得ている理由を示さなければなりません。短所は真面目と言っても伝わりづらいので、どのように短所となっているのか理由付けをする、あるいはほかの言葉に言い換えて伝えることが大切です。

まずは短所をアピールしていることが相手に伝わらなければなりませんので、冒頭での何をアピールしたいのかを明確にしておきましょう。

短所を克服するための方法を提示する

短所はただ伝えるだけでは好印象にはなりませんので、克服するための改善策を合わせて提示することが大切です。短所は誰にでもありますし、ひとつやふたつ持っていても問題はありませんが、大切なのはそれとどう向き合っているかです。

短所を認識しているだけで、改善に向けて何も行動を起こしてしないのでは評価の対象にはなりません。自分の欠点にも逃げずに向き合うことが大切ですので、短所を捉えた上で、どのように改善を目指しているかを伝えることが大切です。

改善策については現在実行中のものでもいいですし、すでに改善したものでも構いません。どちらの場合でも、短所を克服するためにきちんと努力をしていることのアピールが大切です。

最終的にはプラスになるようアピール

真面目さに限らず、短所をアピールする場合には、最終的にプラスになるように伝えなければなりません。短所をそのまま伝えるだけではマイナスの印象が強いですし、それをいかに前向きに伝えられるかが、評価を分けるカギとなります。

プラスに転じさせる方法は、改善策を提示する、あるいは短所をポジティブに捉えて、長所として伸ばそうとしているのどちらかです。欠点をなくすことも大切ですが、見方を変えて長所を伸ばすのも大切なことです。

真面目さはもともとも長所と言えますし、捉え方を変えて良い面を伸ばすための努力を伝えても問題はありません。どのようなアピールでも暗い印象を与えないことが大切ですので、最終的な決着点はプラスになるよう伝えましょう。

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真面目さを短所としてアピールする例文

私の短所は頑固なことです。何事も真面目に考えすぎることで、周囲が見えなくなり、自分のこだわりを押し通そうとしてしまいます。大学時代は野球部に所属しており、ポジションはピッチャーでした。私は速球が得意で、空振り三振を取ることを誇りに思っていましたが、キャッチャーは変化球のサインを多く出し、相手を揺さぶって打ち取ることを考えていました。最初は自分のこだわりでサインにも首を振り続けていましたが、続けるうちにリズムが単調になり、打たれることに気づきました。視野が狭くなっていることを悟り、熱くなりすぎないよう冷静になることを心がけた結果、視野を広げて周囲の意見にも耳を傾けられるようになりました。

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例文では真面目すぎるあまり、頑固になってしまうことを短所としてアピールしています。短所を頑固と言い換えることで、真面目さをアピールしつつ、伝えたい内容を明確にできています。

エピソードを通して具体的に伝えられていますし、説得力も高く好印象です。また自身の欠点を自分で分析し、改善するための方法も述べられています。改善策を試した結果、短所を克服できていますし、短所をしっかり見つめ直す姿勢も伝わり、これも好印象でしょう。

長所・短所の例文について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

真面目さを長所としてアピールする方法

真面目さは短所としてもアピールできますが、当然本来のイメージ通りに長所としてのアピールも可能です。真面目なことに悪印象を持つ人はいませんし、長所としてもアピールはしやすいですが、それも伝え方次第で印象は変わります。

真面目なのは大切なことですが、仕事をする上では当たり前でもありますし、漠然としすぎて高評価にならないことも多いです。真面目さは実は高評価を狙うのが難しい題材ですので、上手にアピールするためのポイントを理解しておきましょう。

誠実さをアピールする

真面目というのは、何事に対しても誠実ということです。ビジネスの世界では信用がもっとも重要視されていますし、誠実であることは相手に信用されるための大切な条件です。面接においても学生の信用度がチェックされており、不誠実と判断すればその時点で不採用にする企業もたくさんあります。

誠実さをアピールするためには、物事への取り組みの姿勢を伝えることがポイントです。これまでどのようなことに取り組んだのか、どんな意識を持って行動したのかを細かく伝えていきます。誠実であれば、どんなことにも目的意識を持って真剣に打ち込むはずと企業は考えていますので、頑張った経験を述べて、誠実さをアピールしましょう。

物事への責任感をアピール

真面目な人は物事を最後までやり遂げるとイメージする人は多いので、責任感についてもアピールはしやすいです。仕事をする上では、どんなに些細なことでも最後まできっちりやり遂げることが大切ですし、最後まで手を抜かずに完遂することで、人間として成長できます。

新卒では就職後の成長力が期待されていますし、責任感の強さをアピールすることで、ポテンシャルの高さも感じ取ってもらいやすいです。責任感をアピールするためには、自分が主導して行動し、最後までしっかりやり遂げたエピソードを伝えましょう。

自分が主導したことがポイントであり、他人に言われて始めたことはNGです。自発的に行動した経験を伝えることで、主体性もアピールできますし、より好印象を与えられます。

責任感を自己PRするポイントについて、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

短所を避けながらアピールする

真面目さは長所としてアピールできるものの、マイナスの要素が含まれていることも忘れてはいけません。長所としてアピールしているつもりでも、内容次第では短所が見えてしまうこともありますし、いかにマイナスポイントを避けながら伝えられるかが重要です。

どれだけ長所として優れた点を伝えても、少しでも短所の部分が見えてしまうと、印象は一気に悪くなります。真面目さのマイナス要素は、基本的には自分の世界に入って視野が狭くなることです。

周囲の人と連動しながら物事を達成したエピソードを伝えれば、マイナスの要素はなくなりますので、使用するエピソードはよく選んで、長所として伝えましょう。

真面目さは長所にも短所にもなる

自信のアピールポイントとして真面目さを選ぶ人は多いですが、これは長所にも短所にもなり得ます。長所と短所は表裏一体ですし、真面目であることにも良い面と悪い面の両方が存在します。

どんな長所も過ぎれば短所になりますし、短所は見方を変えれば長所に転じることが可能です。大切なのは両方の側面を理解した上で、その場にあったアピールができることです。

どちらにも使える題材なだけに、どのように伝えていくかはしっかりと考え、工夫しなければなりません。長所や短所は就活では頻出の質問ですし、回答内容の準備は必須です。どう伝える場合でも、最終的にはプラスになることが大切ですので、前向きな回答を心がけ、真面目さをアピールして高評価を獲得しましょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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