業界研究

ウェディングプランナーの志望動機の書き方|例文6選と注意点

ウェディングプランナーになるには志望動機が重要

ウェディングプランナーは人気の仕事であり、就職するためには志望動機を念入りに考え、作成することが大切です。人気が高い仕事であるため、志望者の数は多く、倍率も高いのがウェディングプランナーの大きな特徴です。

志望動機は新卒の就活では特に重要視されるポイントであり、他の学生といかに差別化を図るかを考えなければなりません。ありきたりな志望動機では、高評価を得ることは難しく、場合によっては印象にも残らない可能性があるので注意が必要です。

志望動機は、単にその仕事を志したきっかけを語るだけではなく、志望する理由を通して自分を売り込んでいかなければなりません。志望動機作成のポイントを把握して、人気のウェディングプランナーを目指しましょう。

ウェディングプランナーの志望動機で見られるポイント

志望動機を上手に作成するためには、どんな点が見られているのか、評価されているのかを把握することが大切です。仕事によって評価されるポイントは違っており、ウェディングプランナーならではのポイントもあるため、それを把握しておく必要があります。

志望動機は単に自分の気持ちをぶつけるだけではなく、いかに高く評価してもらえるかが重要です。評価のポイントを正しく把握して、ウェディングプランナーでは何が求められているのかを考えていきましょう。

仕事への理解

ウェディングプランナーの志望動機では、仕事への理解度が見られており、理解度が高いほど高評価を獲得できます。ウェディングプランナーは人気の仕事ですが、憧れを持っているだけで、仕事内容をきちんと把握できていない人は多いです。仕事に対して夢や希望を持つことは大切ですが、実際に働くためには、仕事そのものについて、きちんと理解を深めておかなければなりません。

イメージだけで就職してしまうと、理想とのギャップを感じてすぐに辞めてしまう可能性もあるため、どれだけ理解が深められているかは非常に重要です。華やかな世界に憧れを持って志望するだけではなく、仕事内容をしっかり把握した上で志望しているとアピールすることが大切です。

ブライダル業界の大手企業については、こちらの記事で詳しく解説しています。

就職意欲の高さ

就職意欲の高さも志望動機で見られているポイントであり、仕事への熱意が重要視されています。仕事をする上で熱意は重要なポイントであり、やる気がなければ大きく成長することは難しいです。新卒では成長力を重視して採用が決定する傾向にあるため、企業はやる気を持って仕事に取り組める人材を求めています。

就職意欲が低い=仕事への意欲が低く成長できないと判断されるため、志望動機を通じてやる気をアピールすることが大切です。ウェディングプランナーは華やかなイメージとは裏腹に、ハードな仕事であり、生半可な気持ちでは続けることが難しい仕事です。ハードな仕事でも乗り越えられるかどうかが見られているため、就職意欲のアピールは重要と言えるでしょう。

企業との相性

ひとくちにウェディングプランナーといっても、企業ごとに仕事の方針や取り組み方は違っているため、企業との相性も志望動機からチェックされています。仕事をする上では相性は非常に重要であり、相性が悪いと活躍できる可能性が低くなり、成長も期待しづらくなってしまいます。

ウェディングプランナーとしての適性があったとしても、企業との相性が悪ければ成長することは難しく、採用も避けられる可能性が高いので注意しなければなりません。志望動機で高評価を獲得するためには、企業との相性の良さを示すことが大切です。単に志望度をアピールするだけではなく、相性の良さも意識しながら志望動機を考えましょう。

志望動機の上手な書き方

志望動機の上手な書き方

志望動機の書き方にはいくつかのポイントがあり、それを踏まえて作成することが大切です。志望動機はどんな内容を伝えるかだけではなく、どのようにアピールするかも重要です。同じ内容でも、書き方ひとつで印象は違ってくるため、細かいポイントまで工夫して作成しなければなりません。志望動機で高評価を獲得するためにも、上手な書き方をマスターしておきましょう。

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業界を志望する理由を明確にする

ウェディングプランナーの志望動機を考える上では、なぜブライダル業界を志望するのかという根本的な部分から考えることが大切です。業界を志望する理由は、志望動機ではベースの部分にあたり、もっとも重要なポイントだと言えます。そもそも業界を志望した理由が明らかになっていないと、なぜウェディングプランナーになりたいのかが分からないため、アピール力が弱くなってしまいます。アピールの信憑性を上げるためにも、業界を志望する理由を志望動機に含めておきましょう。

業界研究のやり方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

その企業でなければならない理由を提示

ウェディングプランナーの志望動機は企業との相性をアピールすることも大切ですので、他の企業を志望する理由との差別化を考えましょう。いかに志望企業と相性がいいか、その企業だからこそ志望しているということを伝えるのが、高評価を得るポイントです。

他の企業でもいいのではないかと思われてしまうと、アピール力が弱くなってしまうので注意しなければなりません。その企業だからこそ志望した理由を伝えるためには、志望先ならではの特徴を志望動機に含めることが大切です。企業独自の特徴や強みを志望動機に含めてアピールすることで、企業への志望度の高さをアピールできます。さらに、企業研究が念入りにできている印象も与えられて好印象となります。

仕事でどのように活躍できるかをアピール

志望動機では仕事への熱意をアピールするだけではなく、いかに仕事で活躍できるかもアピールしなければなりません。仕事への熱意があるのは大切ですが、やる気だけで活躍できるほど簡単な仕事ではありませんので、何らかの能力や適性などのアピールが必要です。

就職後どのように活躍したいか、自分の強みをどのように活かして仕事を進めていくのかなど、できるだけ具体性を持ったアピールを心がけましょう。上手にアピールできれば採用メリットを示すことができ、高評価が得られます。企業で働き、活躍できることをイメージさせることが大切ですので、どのように仕事を進めていくのかを細かく説明することが大切です。

志望動機を書く際の注意点

志望動機を書く際には注意点もあり、守れていなければマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。志望動機で上手にアピールするためには、いかにマイナスの印象を与えずに伝えられるかも重要です。上手にアピールできていても、少しでもミスがあれば印象は一気に悪くなってしまうので注意しなければなりません。注意点を正しく把握して、志望動機のアピール力をさらに高めていきましょう。

漠然とした内容はNG

志望動機を漠然な内容で伝えるのはNGであり、仕事について細かく言及しながら伝えることが大切です。ウェディングプランナーは華やかな世界に憧れを持って志望する人が多く、漠然としたイメージだけで選考を受ける人も少なくありません。

仕事への理解ができてきいないと判断すれば、不採用にする企業もあるため注意が必要です。志望動機が漠然としていると、仕事への理解も低いとみなされるため、評価もマイナスになってしまいます。志望動機ではいかに仕事への理解度が高いかをアピールすることが大切なため、明確な根拠を持つことを意識して、具体的な内容で伝えていきましょう。

明確な目標は必須

志望動機は単に就職したい理由を語るだけではなく、就職後についても言及することが大切です。そのため、企業でどのように活躍したいか、将来的にどのように成長したいのかなど、就職後のビジョンの提示を心がけましょう。就職後の目標について述べることで企業への就職意欲がアピールでき、さらに成長意欲の高さも伝えることができます。

明確な目標がなければ、目的意識なく志望しているイメージを与えてしまうため、注意しなければなりません。志望度の高さをアピールするには、明確な目的意識が必要です。目標を提示することで仕事への熱意や就職後の意欲をアピールして、成長力の高さを示すことを心がけましょう。

実現できない夢を語るのはNG

志望動機を明確に伝えるためには、将来の目標を設定することが大切です。しかし、目標を設定していれば、何でもいいわけではありません。目標はきちんと実現できるものであることが大切です。実現できない目標を持っていると、単に憧れだけで志望しているイメージを与えてしまい、企業や仕事への理解度が低いと思われてしまいます。

目標は実現できてこそ意味があり、実現できないままでは設定していないのと同じに思われるので注意しましょう。志望する企業でしか実現できないような目標であると、他社との差別化に繋がり好印象を与えられます。業界や企業、仕事についての理解をきちんと深めた上で、実現可能性のある目標を提示して、アピールすることが大切です。

ウェディングプランナーの志望動機の例文6選

志望動機の上手な書き方を把握した後は、実際に選考で使う志望動機を作成してみましょう。志望動機がなかなか思い浮かばない場合は、例文を参考にするのがおすすめです。例文を作成すれば、どんな内容でアピールができるのか、またどのようにアピールすればいいのかなど、全体像を把握することができます。

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作った志望動機は選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。

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例文①

私は人生の幸せな一瞬を作るお手伝いがしたいと思い、貴社を志望しました。貴社ではお客様のニーズに合わせた自由な提案ができることが売りであり、どんな希望も柔軟に対応して叶えようとする姿勢があります。
お客様の幸せな瞬間を、さらに幸せにしたい、より多くの願いを叶えたいと思い、自由度の高い提案ができる貴社を志望しました。大学時代はホテルでアルバイトをしており、ブライダルの宴会サービスの仕事を経験しました。
現場でのサービスの経験を活かして、スタッフがスムーズに動ける配置などを考え、万全の態勢を整えることで、お客様のどんな希望にも対応したいと考えています。

例文①では、人生の幸せな一瞬を作る手伝いがしたいという志望理由が語られています。最初に業界を志望する理由を述べることで、志望動機の根本的な部分を提示できており、アピール内容を明確にできています。

また、企業の特徴を捉えて志望理由を語ることで、その企業を志望する理由を明確にできており好印象です。大学時代の経験から何を学び、それを仕事でどのように活かすかも明確にされており、企業で活躍する姿をイメージしやすいアピールになっているでしょう。

例文②

私は最高の式を提案することで、お客様の一生の思い出に残る時間を提供したいと考え、貴社を志望しました。貴社はラグジュアリー感のある式が売りで、非日常の空間を演出できるのが強みです。
結婚式という非日常の空間をさらに特別なものにし、式の後何年経っても色あせない思い出を提供したいと考えています。大学時代は居酒屋でアルバイトをし、コミュニケーション能力を身に付けました。
コミュニケーション能力を活かしてお客様が求める理想の結婚式像を引き出すことで、どんなサービスが求められるかを把握して、最高の式を提案したいと考えています。

例文②では、最高の式を提案することで、一生の思い出に残る時間を提供したいと志望動機が語られています。最初に業界を志望する理由が語られており、その後企業を志望する理由へと繋げられていますので、文章構成には問題はありません。

また、企業の特徴をしっかり捉えていることで、他の企業との志望理由と差別化が図れており、好印象を与えることができるでしょう。仕事でどのように活躍するかも明確に述べられており、採用メリットも上手く提示できていますので、これも好印象です。

例文③

私はウェディングプランナーとして最高の式を提案し、お客様に驚きや喜びを感じていただきたいと考え、貴社を志望しました。貴社はサプライズでの演出に強みがあり、プランナーが裁量を持って、自身でプランを組めるのが特徴です。
お客様が求める式を実現し、さらにサプライズで喜びを倍増させることで、一生の思い出に残る式を提供したいと考えています。大学時代はイベントサークルに所属しており、さまざまな企画で文化祭などを盛り上げました。
大学時代に培ったアイデア力を活かしてサプライズ企画を数多く打ち出し、多くのお客様を驚きと笑顔でいっぱいにして活躍したいと考えています。

例文③ではウェディングプランナーとして、最高の式を提案したいと志望動機が語られています。業界を志望する理由がしっかりと述べられており、さらに企業の特徴を踏まえて、詳細な志望動機を伝えられています。

その企業ならではの強みを正しく把握していることで、企業研究ができている印象も与えることができ、好印象でしょう。さらに大学時代の経験を活かして企業でどのように活躍するかも明確にされており、働く姿をイメージしやすくこれも好印象です。

例文④

私は、お客様にとっての「人生最高の一日」を演出するお手伝いがしたいと考ええております。学生時代にホテルのウェディングサービスのアルバイトをしていて、スタッフとして働いている中で、幸せそうな新郎新婦や、親族様やご友人様のような周囲の人々の笑顔がとても印象的でした。
働いている私たちも幸せな気分になり、この幸せを作り出す仕事に、より本格的に携わりたいと感じました。数あるブライダル業界の中でも、御社が海外挙式に力を入れている点に惹かれています。様々なお客様の「人生最高の一日」のサポートができるよう全力を尽くしたいと思います。

ウェディングプランナーになりたいと思ったきっかけとして、学生時代にホテルのウェディングサービスの仕事をしていた経験を述べています。お客様の人生最高の一日をサポートしたいという思いが伝わります。また、ほかの会社ではなくなぜここを選んだのかという理由があることで志望度の高さが表れています。

例文⑤

私は、お客様の大切な時間と思い出をプロデュースし、作り上げていくブライダルの仕事に以前から興味を持っており御社を志望いたしました。高校時代の文化祭の時にクラスで発表をしたのですが、その際仲間と協力して目標を達成する充実感や、やりがいを学びました。
この経験から、一生に一度というウエディングの喜びをお手伝いする貴社の業務に携わりたいと思っています。お客様の要望に寄り添い、満足して頂けるような提案をしていきたいです。

高校時代の文化祭の経験から、思い出をプロデュースして作り上げていくウエディングプランナーを目指してきたことを述べています。お客様の要望に答え、一生に一度の喜びを手伝っていくという具体的な目標があることで、入社後にも積極的に仕事に取り組んでいく前向きな姿勢が感じられます。

例文⑥

私が貴社を志望する理由は、お客様にとって人生最高の晴れ舞台となる1日のサポートをしたいと思ったからです。学生時代に飲食店で接客のアルバイトをしていました。その時、店で結婚パーティーを開くこともあり、その度に幸せそうなお客様の笑顔を見て、とても感動していました。
この経験から、私も人を笑顔にできる仕事がしたいと思うようになり、ブライダル業界を目指すようになりました。貴社は、ウエディングサービスだけではなく、レストラン経営や旅行業にも注力されていることから、幅広い目線で、お客様により最適なプランでサポートができると思い志望致しました。入社後は日々勉強し、誰もが笑顔になれる挙式づくりができるウエディングプランナーを目指していきたいです。

人を笑顔にしたいという思いから、ウェディングプランナーを目指したというエピソードです。人に喜んでもらいたい、という思いはウェディング業界で働くうえでとても重要です。入社後も勉強して、お客様に笑顔になってほしいという思いが伝わる文章となっています。

志望動機の例文について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

ウェディングプランナーの志望動機のNG例文

私がウェディングプランナーを目指したきっかけは、いつも仕事が忙しく髪や服装には気を使わない友人の結婚式に出席した事でした。今までに見たことのないほど素敵な友人の姿を見て、結婚式は女性が一番輝くと日なんだと感動しました。今後はお仕事を通じて、女性の輝くお手伝いをしたいと思い、ブライダル業界を志望しました。

この志望動機では、自分の過去の経験を述べていますがそこから何を学んだのか、今後どのようにして女性の輝く手伝いをしていきたいのか、具体的な考えが伝わりません。感動したあとに、何を感じたのか、なぜブライダル業界でもこの企業を選んだのかなど、踏み込んだ内容があると分かりやすくなります。

ウェディングプランナーの志望動機は現実性が大切

ウェディングプランナーは志望動機が重要であり、どれだけ上手にアピールできるかが合否を分けます。人気の仕事のため倍率は高いですが、しっかり対策していれば内定を獲得できないわけではありません。

未経験であっても志望動機で念入りにアピールできていれば、高評価の獲得は可能です。ウェディングプランナーの志望者の中には、ブライダル業界でのアルバイト経験がある人や、専門学校などでブライダルの勉強をしている人もいます。

経験があれば当然有利に働きますが、未経験であることが不利な要素になるわけではありません。志望動機次第では未経験でも経験者に勝つことはできますので、上手にアピールするポイントを正しく理解して、憧れの仕事への就職を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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