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【世界遺産検定を就職でアピールするコツ】資格が有利になる仕事

世界遺産検定は就職に活かせるのか

就職で有利になる資格はさまざまありますが、実は世界遺産検定などの珍しい資格でも就活でアピールすることは可能です。珍しい資格を持っていれば、採用担当者からの興味を引きやすく、印象にも残りやすいため、好印象を与えられる可能性も少なくありません。

しかし、世界遺産検定を直接仕事に活かすのは難しく、資格取得によって得た知識などを活かせる仕事はごく少数に限られます。資格そのものは狭い範囲でしかアピールができませんが、どのように伝えるかによっては、アピールの幅を広げることは可能です。

資格のアピールで就職を有利にするためには、どのような方法で資格を活かすかが重要です。活かし方次第で印象は大きく違ってくるため、上手なアピールの方法を知って世界遺産検定を就職に活かしましょう。

世界遺産検定とは

世界遺産検定の資格を就職で活かすためには、そもそもどんな資格であるのかを理解しておかなければなりません。世界遺産検定とは、世界遺産についての知識や理解度を表したものであり、得た知識を使って社会に還元することを目的とした資格です。

そのため、単に知識量を示す資格というわけではなく、社会に対してどのように役立てるかまで考えた、より実践的な資格と言えるでしょう。世界遺産検定はマイスターと1級から4級までの5つの段階に分けられています。マイスターがもっとも上級の資格であり、アピール力も一番高いと考えましょう。

面接でアピールしやすい資格

意外に思う方もいるかもしれませんが、実は世界遺産検定は面接でアピールしやすい資格の1つです。なぜなら、世界遺産検定はほかのさまざまなテーマと結びつきやすく、それらの話題を通して自分を伝えていくことができるからです。

世界遺産検定は、世界遺産という人類の財産への理解を深めることで国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材を増やすことを目的に実施されています。そのため、面接で世界遺産検定が話題になれば、そこから話しを広げ、国際理解やボランティアの経験、社会に貢献したいという熱意、旅行好きでフットワークが軽いことなどをアピールするチャンスが生まれるのです。

ただし、世界遺産検定の話しが出たからといって、唐突にこれらのアピールをしてしまうと、不自然な印象を与えてしまいます。世界遺産検定の話しからスムーズに自分のアピールができるよう、事前に内容を準備し、練習しておくとよいでしょう。

就職してからも活かせる世界遺産検定

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世界遺産検定は面接で役に立ちますが、実はそれで終わりではありません。世界遺産検定の資格を持っていることは、実際に就職してからも役に立つ可能性があるのです。特に航空業界・旅行業界では役立つ資格とされています。実際、旅行業界などでは世界遺産検定に注目しており、エントリーシートの資格欄に「世界遺産検定」という欄を設けている企業もあります。

では、就職後は実際どのような点で役立つのでしょうか?旅行業界であれば、ツアーなどの旅行商品を企画する際や、窓口での営業、添乗業務などで幅広く活かせるでしょう。世界遺産についての知識を持っているからこそ、より魅力的な商品やサービスで高い顧客満足を得られる可能性があるのです。

世界遺産スペシャリストの前提資格でもある

世界遺産検定は、世界遺産スペシャリストというより専門的な資格にも繋がります。世界遺産検定1級に合格していることが、世界遺産スペシャリストの認定条件の1つとなっているのです。

一般財団法人日本旅行業界(JATA)は、トラベル・カウンセラー制度という人材育成制度を作りましたが、世界遺産スペシャリストもその中で作られた資格の1つです。世界遺産検定よりもより高度で専門的な資格となっています。

世界遺産スペシャリストの認定は2015年度で終了しており、現在は新たに認定を申請することができません。2015年度までに計126名の方が認定されています。

世界遺産検定を就職に活かすには

世界遺産検定は就職に活かすことができる資格ですが、問題はどのようにアピールするかです。世界遺産に関する知識や理解は、社会人としての常識部分とも重なるところはありますが、絶対に必要なものではありません。

そのため、就活でアピールするのなら、プラスアルファの知識、資格としてアピールすることを心がけましょう。アピールの方法次第で印象は大きく違ってくるため、上手に活かすにはどうすればいいのかを知っておきましょう。

3級からアピールは可能

世界遺産検定はマイスターと1級から4級の5つの段階に分けられていますが、基本的にアピールが可能なのは3級からです。4級の取得は比較的簡単でハードルが低いため、アピールしてもそれほど評価されない可能性が高いです。もちろん、資格を取得している以上、履歴書などに書くことはでき、実際に面接で資格を有しているとアピールする分には問題ありません。

ただし、アピール自体はできても、簡単に取得できる資格では印象に残りづらいことを理解しておきましょう。アピールが可能で、かつ好印象を与えられるのは、少し勉強が必要な3級からです。3級以上であれば問題なくアピールは可能であるため、まずは3級の取得を目指し、余力があればさらに上の級数を目指すといいでしょう。

資格取得までの過程をアピール

世界遺産検定の資格を取得するには勉強が必要であるため、資格取得までの努力過程をアピールするのがおすすめです。資格そのものが評価される場合もありますが、業界によっては全く不要な知識と判断され、資格自体がアピール力を持たない場合もあります。

しかし、資格取得のための努力であれば、物事への取り組み姿勢がアピールできるため、どんな業界であってもアピールは可能です。場合によっては、好印象が与えられる可能性もあるため、どのように努力したか、資格取得に際してどのような苦労があったのかなどを伝えましょう。もちろん、資格そのものが評価される業界であれば、資格と取得までの過程の両方が評価され、より高評価の獲得に繋がります。

豊富な知識で会話を広げる

面接では、面接官とコミュニケーションを取ることも大切です。会話を広げるためには、起爆剤となる題材が必要であり、そこで世界遺産検定で得た情報が役立つことも多いです。世界遺産検定で得られる知識は、いわば雑学的なものでもあり、多くの人の興味を引きやすいでしょう。

面接官であってもこれは同じで、興味深い話ができれば印象にも残りやすく、選考を有利に進められる可能性もあります。面接ではいかに自分に興味を持ってもらえるか、印象に残れるかが大切であり、おもしろい話ができるのは大きな強みです。世界遺産であれば、話題としても就活にふさわしいため話も広げやすく、コミュニケーションを積極的に取れば、積極性や明るい人柄などを伝えることができます。

課外活動での取り組みをアピール

世界遺産検定は世界遺産への知識や理解を深めるだけではなく、社会還元までを目的とした資格です。そのため、資格を持っている人は、世界遺産の認定や保護のための活動をおこなっていることも多く、その経験があれば課外活動のエピソードを使ってアピールができます。

課外活動をおこなっていることを伝えれば、積極性や行動力などがアピールでき、好印象を与えやすいです。資格を取得するだけで終わるのではなく、資格取得によって得た知識を行動に移せていることも、好印象が与えられるポイントでしょう。

学び、身に付けたものを行動に反映させるのは大切なことであり、これは仕事をする上でも求められる能力です。身に付けたものをアウトプットできることのアピールにもなり、高評価にも繋がりやすいでしょう。

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世界遺産検定が有利に働く仕事

世界遺産検定の資格は、アピール次第でどんな業界、企業でも使うことはできますが、さらに有利になるのは、資格そのものが活かせる仕事です。世界遺産検定が活かせる仕事は多くはありませんが、それでも一部特に評価されやすい仕事もあるため、志望先が合致している場合は、積極的にアピールしましょう。資格を使ってアピールすれば、一段階上の評価を獲得できます。どんな仕事で評価されやすいのかを知り、世界遺産検定で就活を有利に進めましょう。

航空・旅行

航空・旅行関係の仕事では、海外を飛び回ることも多いため、世界遺産の知識を直接活かせることが多いです。世界遺産は観光地になっていることも多いため、知識を持っていればお客様に対して上手に説明、プレゼンができ、それが顧客満足度を高める可能性もあります。

航空や旅行の仕事では、実際に世界遺産をめぐる旅行のプランなどをパッケージにして販売していることもあるため、知識を持っていれば仕事もスムーズに進めやすいです。また企業によっては、資格手当として昇給が望める場合もあり、好条件でも働きやすくなるでしょう。業界で活かせる知識、資格を持っていることで、志望度の高さのアピールにも繋がるため、選考でも評価されやすいです。

営業職など人と関わる仕事

営業職など、世界遺産の知識が必要でない仕事でも、人と関わる仕事であれば、資格が活かせることは多いです。人と関わる仕事では業務に関係する会話だけではなく、その他さまざまな面からコミュニケーションを取らなければならないことがほとんどです。特に営業の場合は、いきなり契約の話をするのではなく、世間話から徐々に営業の話へとスライドさせることも多いため、話のネタは常に持っておかなければなりません。

いかにコミュニケーションが取れるかが重要であり、世間話で世界遺産の話題など、相手の興味を引けるテーマで話せれば、距離も縮めやすいです。人と関わる仕事では誰かと会話をして仕事を進めることも多いため、豊富な知識があれば直接仕事に関係しなくても役立てることはできます。

世界遺産検定をアピールする際の注意点

世界遺産検定は上手に使えば高評価を獲得できますが、アピールすれば必ずしも評価されるわけではありません。どんな資格もアピール次第で評価は変わるため、伝え方は工夫しなければならず、特に世界遺産検定の場合は、アピール方法には注意が必要です。

アピール時にはいくつか注意点があり、それが守れていないと高評価にならなかったり、場合によってはマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。上手にアピールするためにも、注意点も正しく把握しておきましょう。

知識があるだけでは評価されない

世界遺産検定は世界遺産についての知識を問う資格であり、級数が高いほど知識も豊富であることを示します。特定の事柄に対して深い知識を持っているのは大切なことであり、実際にアピールポイントのひとつにはなりますが、単に知識を持っているだけではいけません。

知識は活かせてこそアピールになり、評価もされますので、資格取得で得た知識を、どのように就活に活かすかを考えることが大切です。単に資格を提示して深い知識があるとアピールしても、それだけでは評価されないことがほとんどですので注意しましょう。

高評価を獲得するためには、世界遺産についての知識をどのように活かすかが大切であるため、必ず知識プラスアルファでのアピールを考えなければなりません。

資格取得のきっかけを明らかにする

世界遺産検定は珍しい資格であり、持っているだけでも採用担当者の興味を引きやすいことは事実です。しかし、何の目的もなく取得しているだけでは、それ以上の評価にはならないため、なぜ取得したのか、きっかけ部分からアピールすることが大切です。

資格は資格そのものではなく、取得までの過程が評価されることが多いため、、評価されるには過程部分を念入りにアピールしなければなりません。どのような取り組み、勉強をしたのかを伝えるためには、そもそもなぜ資格を取得しようと思ったのかから、明らかにすることが大切です。根本的な取得理由を述べることで、目的意識を持って資格を取得したことがアピールでき、さらに好印象を与えることができます。

世界遺産検定は仕事での活かし方のアピールが大切

資格を持っていれば就職で有利になることは多く、特に珍しい資格であれば、採用担当者の目にも止まりやすいです。しかし、目に留まれば必ずしも評価されるわけではなく、高評価を獲得するためには、アピールの方法を工夫しなければなりません。

世界遺産検定は珍しい資格であり、興味を持ってもらいやすいですが、アピールに失敗すれば高評価には繋がらないので注意しましょう。資格はただ持っているだけではなく、それをどのように活かせるか、実際に仕事をする上で役立つかを伝えることが大切です。

珍しい資格でも、仕事に活かせなければ高評価を得るのは難しいこちは理解しておかなければなりません。資格はアピールポイントのひとつになりますので、上手に活かして就職に役立てましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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