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【自己PRで積極性を伝える例文】ポイントや注意点もご紹介
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目次
積極性は自己PRのおすすめ題材
就活では自己PRを求められることが多く、いかに上手に自分を売り込めるかが大切です。アピールにおすすめの題材は数多くありますが、志望度の高さや仕事への意欲を売り込みたいなら、積極性を題材にするといいでしょう。
積極性をアピールすることで、仕事にも前向きに取り組めることが伝わり、仕事への意欲の高さが志望度の高さに繋がることも少なくありません。
ただし積極性は自己PRの題材として適しているものの、内容によっては説得力に欠け、減点されることもあるため要注意です。高評価を得るには、アピールの方法を工夫しなければなりません。
上手に自分を売り込む方法を知り、高評価を目指しましょう。
自己PRで積極性を使用する際のポイント3つ
自己PRする題材そのものも大切ですが、それ以上にどのように伝えるかが重要です。
せっかくいい題材を用いても、アピールの方法を間違えてしまうと、伝わる魅力が半減してしまいます。場合によっては魅力を伝えきれないどころか、マイナスの印象を与えてしまうこともあるでしょう。
積極性でもこれは同じで、題材のよさを活かすためにはアピール方法を押さえておくことが大切です。
効果的なアピール方法を更に詳しく知りたい人には、以下の記事も参考になるでしょう。
積極性を活かして何をしたか
自己PRで積極性を伝えるには、それを活かして何をしたのか具体的に提示しましょう。単に「積極性がある」と言うだけなら誰でもできるため、アピールの信ぴょう性がありません。
まずは積極性があるということを採用担当者に信じてもらうため、根拠を提示してアピールすることが大切です。
そのためにも積極性を活かして何をしたのか、できるだけ明確に伝えなければなりません。積極性を活かして達成したこと、身につけたことを提示できて、ようやくアピールのスタートラインに立てます。
自己PRは信ぴょう性が非常に重要であるため、根拠は必ず提示しなければなりません。
具体的なエピソードを伝える
自己PRで積極性をアピールする際は、具体的なエピソードを提示しましょう。
単に積極性がある、発揮したことがあると述べるだけでは、アピールに信ぴょう性がありません。積極性を活かしてどのようなことに取り組み、そこで何を成し遂げたのか、その時どのような苦労があったのかを細かく伝えることが大切です。
例えば「アルバイト先の飲食店で積極的に店舗経営に携わり、売り上げを1.5倍にしました」といったことです。
またエピソードは積極性を活かして活躍したものだけではなく、いかにして積極性を身につけたかというものでも構いません。
具体的なエピソードをつけることでその人にしかない個性が分かり、かつ本当に身についているのだと伝わるため、根拠をひとつは用意するようにしましょう。
エピソードを用意する上では、以下の記事も参考になります。
行動を起こした動機も述べる
より信頼性を高めるためには、なぜそれをやろうと思ったのか、行動の動機を述べることも大切です。いかに積極性があるといっても、行動するからには必ず何らかの動機があります。
前述の「アルバイト先の飲食店の店舗経営に積極的」だった動機としては「両親がフランチャイズチェーン店を経営しており、幼少期から飲食店の経営に興味があったため」といったことが考えられます。
意味もなく行動に移しただけでは、考えなしやがむしゃらといったイメージが強くなり、場合によってはマイナス評価にもなりかねないため注意しなければなりません。
きちんと動機があったことを伝えられると、アピールの信頼度は高まり、かつ軽率に行動しているわけではないということも伝わるでしょう。
行動を起こした動機は自発的に行ったことに限定し、他人から強制されたことや指示されたことは理由から外す必要があります。他人に言われて動くことは、積極性の対極にあるからです。
周囲にどのような影響を与えたか
積極性が他人にどのような影響を及ぼしたのかも提示しましょう。同じ物事に積極的に取り組んでいる場合でも、自分ひとりで完結させたのか、周囲を巻き込んで目標を達成したのかでは、意味合いが大きく違ってきます。
積極性は就活でも評価されやすいポイントですが、実際に仕事をする上では当たり前に求められることでもあります。
積極性は、言い換えると仕事へのやる気であり、そもそもこれがないとどのような人材でも企業は採用しようと思いません。
そのため積極性がある=やる気がある、というだけでは高評価を得ることが難しいです。
企業で求められ、かつ評価されるのは後者のため、可能な限り第三者を巻き込んで発揮した積極性を提示しましょう。
周りと協力する姿勢をアピールできると好印象
積極性は就活で評価されるポイントですが、内容次第では自分勝手に思われる可能性もあります。これを避けるためにも、周囲と協力できる姿勢を示すことが大切です。
積極的に物事に取り組み、かつ周囲と協調し、力を合わせることができると伝えることで、単に自分勝手で独善的ではないと伝わります。
前述のアルバイトの例では、自分ひとりの力によって成し遂げたのではなく、他のアルバイトスタッフのモチベーションを高め業務効率を大きく改善した結果などと言えれば好印象です。
ただ自分が思うままに積極的に行動してきたと伝えてしまうと、自分に悪気がなかったとしてもマイナス評価になる可能性が高いです。
周囲と協力できるかどうかは重要なポイントのため、可能な限り協調性があることも、何らかの形でアピールに盛り込んでおきましょう。
自己PRで評価されるポイントについて、さらに知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
仕事でどのように役立てられるか
積極性に限らず、自己PRで評価されるには、仕事でどのように役立つかを言及しなければなりません。
どれだけ素晴らしい能力、人柄でも、仕事に活かせない、あるいは役立て方が提示されていないと、自己PRに繋げることは難しいことを理解しておきましょう。
前述の飲食店の例で言えば、積極性によって売り上げを1.5倍にしたことから、社会人になった後も積極性によって会社の売り上げに貢献できることはアピールできるでしょう。
積極性があることも、仕事で役に立つことをアピールできなければ、高評価に繋がりません。
仕事での再現性は自己PRでもっとも重要な部分のため、どのように発揮できるかを具体的に提示して、活躍できることを明確にアピールしましょう。
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積極性を使った自己PRの例文
積極性で上手に自己PRするには、実際の例文を参考にすると良いでしょう。例文を読むことで、自分のアピール内容も考えやすくなります。
また、自分が考えたアピールと例文を比較することで、どこがよくてどこを改善すべきかも見えてきます。ブラッシュアップにも使えるため、目を通して自己PRを磨く際に役立てましょう。
以下の記事では、自己PRの例文をさらに紹介しています。一度目を通しておくと、自分のアピール内容を考える上で役に立つでしょう。
例文①
私は積極性があり、困難なことでも諦めずにやり通すことが出来ます。私は小学1年生でサッカーを始め、大学でもサッカー部に所属していました。大学のサッカー部は顧問の先生が非常に厳しく、入部当初は100人いた部員も1年で30人までに減りました。
私は絶対にレギュラーを勝ち取ろうと決め、毎日誰よりも早く練習に行き、誰よりも遅くまで残って練習していました。
コーチの厳しい指導にも耐えることでレギュラー入りし、日々の練習への姿勢が認められ、キャプテンにも任命されました。
御社でも積極性を活かし、目標に強くコミットする営業マンとなって、御社に貢献します。
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積極性をアピールする際には、例文のように、どのような積極性であるかを明示することが大切です。
単に「積極性がある」とせず、「困難なことでも諦めず~」とすることで、より明確に人柄を伝えられています。
例文②
私は積極性があり、自分から行動し、周囲を巻き込んで目標の達成を目指すことが出来ます。大学時代は吹奏楽部に所属しており、管楽器のパートリーダーをしていました。
その時のコンクールの曲が非常に難しく、私は部活が始まる前と後に、自主練を行いました。同期や後輩から部活中に難しい部分があると相談された時は練習に付き合い、一緒に自主練をしました。
その結果少しずつ自主練に参加する人数は増え、いつの間にかパート全員が参加するようになり、コンクールでも目標にしていた金賞を獲得出来ました。
御社でも積極性を活かし、困難な状況に直面してもチーム全体のパフォーマンスを底上げし、成果に繋げる人材として活躍したいと考えております。
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例文の②では、自らの行動によって周囲を巻き込み、目標を達成できることを強みとしています。
エピソードから強制ではなく、自主的に周囲のメンバーを練習に引き込めたことが分かり、アピールの信ぴょう性が高く、強い根拠を示すことができているでしょう。
例文③
私は積極性を活かし、他の人が嫌がることでも挑戦して、結果を出すことが出来ます。大学時代は野球サークルに所属していました。サークルを運営する中で会計が必要となり、皆嫌がっていましたが、私が自ら担当しました。
サークル内では毎月の会費が高いといった不満がありましたが、私は経費を見直すことによって解消できると考えていました。
まず支出項目を一覧表にし、特に練習会場の使用料が高いことに気づきました。そこでよりコストパフォーマンスの高い練習場を探し、そちらに移動することで、費用を削減することができました。
結果的に赤字を出さずに、毎月の会費が高いといったサークルメンバーの不満を解消することに成功したのです。
御社でも同様に積極性を活かし、経理として組織の資産管理に貢献できる人材として活躍したいと考えております。
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例文③では人が嫌がることでも積極的に挑戦できるとあります。他の人が立候補しなかったことに進んで挑戦し、会費を上手に使うというやり方で結果を出しています。
単に自分勝手にお金を使ったわけではなく、節約しながらやりくりし赤字や会費に関する不平不満が出ていない点は、評価できるポイントでしょう。
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積極性を自己PRする際の3つの注意点
積極性は自己PRでもおすすめの題材のひとつで、工夫次第で高評価を得られます。
しかし、積極性を題材にしても、アピールの方法を間違えると高評価を得るどころか、マイナスの印象を与えてしまうことも少なくありません。
自己PRで積極性を用いる際は、どのような点に注意すべきか知っておきましょう。以下の記事でも就活における自己PRの注意点について触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
必要性に迫られてやるのは積極性ではない
物事に必死に取り組むこと、精一杯頑張ることが、すべて積極性があると判断されるわけではなく、取り組みの姿勢が重要です。
どれだけ力を尽くしたことでも、必要性に迫られて仕方なくやったことでは、積極性はアピールできないため注意しなければなりません。
やむを得ないことに取り組む場合は、どれだけ頑張っても課題を「こなした」という印象になってしまいます。積極性は自分から行動し、働きかけることが大切で、自分から取り掛かることが求められます。
例えば「サークルの飲み会では、いつも幹事に任命されていました」といった内容では、やらされている印象が強く、積極性があるとは言えません。
しかし「サークルで飲み会を開催する際には、常に自ら幹事に立候補し、スムーズに開催できるよう尽力していました」といった内容であれば、自ら立候補しているため、積極性があると言えるでしょう。
やらされた、こなしたという表現は、積極性のアピールには不向きなため注意しましょう。
アピールする題材を選ぶ際には、物事への取り組みの姿勢という、根本的な部分から見直さなければなりません。
企業が求める人物像を意識することが大切
自己PRとは、企業が求める人材像に合わせて変えることが大切です。
自分の魅力、アピールポイントを好き勝手に提示していいわけではなく、志望企業が求めるものに合わせて、内容を変えなければなりません。
積極性はポジティブな印象を与えやすく、自己PRの題材の中でも使いやすいことは確かでしょう。
しかし、仮に上手に売り込めていたとしても、アピールの内容と企業が求める人物像があまりにかけ離れていると評価されない場合もあります。
志望先が積極性や意欲の高さ、向上心の高さを求めているなら、積極性をアピールして問題はないでしょう。
面接では積極的な発言が必要
積極性を自己PRするのであれば、面接では積極的に発言しましょう。
就活の評価は応募書類だけで決まるわけではなく、面接を通して細部までチェックされ、最終的な合否が決定します。
積極性を題材に上手に自己PRができていても、実際に面接での振る舞いから積極性が感じ取れないと、アピール内容の信ぴょう性が薄れてしまいます。
特に集団面接において、質疑応答が挙手制の場合は注意が必要です。他の学生に順番を譲り続けていると、積極性がないと判断されることも多いでしょう。
自己PRの内容と本来の人柄、能力が違うと判断されると説得力が欠けてしまいます。
集団面接において気を付けたいことは、他にも多くあります。以下の記事を参考にして、注意点を押さえておきましょう。
集団面接を突破するためのコツ4つ|就活生がよく聞かれる質問とマナーを徹底対策
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あなたが自己PRでアピールするポイントを特定します
積極性を上手に使って自己PRをしよう
就活では自己PRは必須であり、書類選考から面接まで幅広いシーンで求められます。
自己PRは何を題材にするかだけではなく、どのように伝えるかも大切で、細部までこだわってアピールの内容や方法を考えなければなりません。
積極性はポジティブな印象も強く、好印象にもなりやすいため自己PRの題材には適しています。
しかし、アピールの方法次第では題材のよさを存分に活かすことができず、場合によってはマイナス評価になることもあります。
大切なのはただ伝えるだけではなく、上手に伝えて採用メリットをアピールすることです。
企業に自分を売り込むことを意識し、積極性をどのように伝えるべきかを考え、こだわったアピールで高評価の獲得を目指しましょう。