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【入社前挨拶の必要性】実施する際のポイントや注意点をご紹介

入社前に挨拶をするべきか悩む人は多い

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内定を承諾すると、後は入社日を待つだけです。しかし、就活が終了してから入社までの期間は長く、その間何もしなくていいのかと不安になる人は多いでしょう。また、入社日を迎えるにあたって、事前に挨拶をしたほうがいいのではないかと思う人もいます。入社前の挨拶をどのようにするべきかは悩むポイントであり、そもそも必要なのかと疑問に思う人もいるでしょう。

また、もしするなら何に気をつけるべきかや、どのようなことを話すべきかなどの、ポイントを知っておかなければなりません。入社前の挨拶は、社会人生活をスムーズに進めるための重要なイベントです。必要性の有無や、どのようにするのが正しいのかなどを考えていきましょう。

内定後に入社前挨拶をするべき?

入社前挨拶を考える際は、そもそも必要なのかどうかを知ることが大切です。内定から入社までに期間が開くとはいえ、完全にほったらかしになることは少なく、内定式や入社前研修などで顔合わせをすることは多いです。企業によっては入社以前から社員との距離も縮まっており、改めて挨拶をすることが必要なのかと思ってしまう場合もあるでしょう。入社前挨拶は本当にするべきか、必要性をきちんと知り、おこなう意味も把握しておくことが大切です。

必須ではない

結論からいえば、入社前の挨拶は必須ではありません。入社前から社員と顔合わせ、距離を縮めているケースも多く、この場合は改まって挨拶の場を設ける必要はないでしょう。また、内定後ほとんど企業と接点がなかった場合でも、絶対に必要なわけではありません。入社前挨拶がなかったからといって評価を下げられたり、内定取り消しになったりすることはなく、就職には影響しないと考えましょう。

入社前は忙しくしている学生も多く、なかなか時間を捻出できないこともあります。後悔なく社会人生活をスタートさせるためにも、残りの学生生活を目一杯利用し、入社日から気持ちを切り替えることにしても問題はありません。必須ではないため、やっていないからといって負い目に感じる必要もないでしょう。

意欲をアピールしたいならするべき

入社前の挨拶は必須ではないものの、就職や仕事への意欲をアピールしたいならするべきです。挨拶といっても顔合わせや就職に向けての意気込みを伝えるだけで、特別に何かをおこなうわけではありません。いわば就職に向けた意思表示の場のようなもののため、スケジュールが組めるならやっておいて損にはならないでしょう。

入社前に挨拶をすることで、意欲をアピールできることはもちろん、先輩社員とも距離を縮めやすくなる可能性があります。入社前の時点で顔と名前を覚えてもらえると、入社後もスムーズに馴染みやすく、仕事も進めやすいでしょう。事前にやっておくことで社会人生活を円滑に進めやすくなるため、新生活に向けて不安がある人にはおすすめです。

部署が確定しているならおすすめ

入社前に挨拶をおこなう場合、特におすすめなのはすでに部署が確定している時です。入社後の部署が決まっているなら、そこに顔を出し挨拶をしておくことで顔と名前を覚えてもらいやすく、仕事もスムーズに始められるでしょう。企業によって規模は違いますが、部署単位なら数人から数十人程度の規模が多いため、挨拶をしておくとより自分を印象づけやすいです。

部署が決まっておらず全体での挨拶になる場合は印象に残りづらいため、効果はやや薄くなってしまいます。もちろん、部署が決まっていない場合でも、入社前に挨拶をしたからといって、マイナスに働くわけではありません。あくまで部署が決まっているほうがプラスに働きやすいというだけのため、配属先が未定でも可能ならやっておく意味はあります。

入社前に挨拶をする際のポイント

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入社前の挨拶は必須ではありませんが、やっておくことで好印象を与えられる可能性が高いです。入社前から評価を高めておくと、仕事も円滑に進めやすく、今後の社会人生活にも役立ちます。挨拶をするだけでも印象はよくなりますが、さらに好印象を与えるには、細かいポイントに注目が必要です。ポイントを踏まえておこなうことで、さらに自分を印象付けやすくなり、挨拶の効果も高まるでしょう。入社前に挨拶をする際は、ポイントを押さえておこなうことが大切です。

アポ取りは必須

入社前の挨拶はいきなり企業に出向いていいわけではなく、事前にアポを取ることが大切です。ビジネスの世界では、アポを取って相手の都合を確認する必要があります。自分本位で物事を進めてはいけません。時期によっては企業も繁忙期で、1分1秒でも惜しんで仕事をしていることもあります。

忙しい時期に入社前の挨拶をすると迷惑になる可能性があるため、繁忙期は避けて挨拶をしましょう。また、アポを取る際も連絡の方法や時間に注意が必要です。連絡は基本的にはメールでおこない、できるだけ日中の時間帯に送りましょう。日中に連絡することで返事もしてもらいやすく、よりスムーズに日程を決められます。また、電話で連絡する場合は始業や終業間近、昼休みの時間帯は避けることが大切です。

断られたら無理におこなわない

企業とスケジュールの調整をし、入社前挨拶をおこないますが、場合によってはなかなか予定が合わず、実現しない場合もあります。また、忙しいと挨拶での訪問を断られることもありますが、この場合は無理に頼み込まないことが大切です。企業によって事情は違いますが、本当に忙しくて入社前の挨拶を受けいれられないこともあります。

また、慣習によってそもそも挨拶を不要とし、断るケースもありますが、どちらの場合でも無理にやろうとすると企業に迷惑がかかります。入社前挨拶は必須ではないため、お互いに無理をしてまでおこなう必要はありません。迷惑をかけないためにも、訪問が可能な日時をいくつか提示し、その中から選んでもらうようにするといいでしょう。

入社前挨拶アポイントメールの例文

件名:入社前挨拶のご相談 ○○大学 ○○(氏名)

株式会社○○ 人事部 採用担当 ○○様

お世話になっております。
○○大学○○部 ○○(氏名)です。
先日は内定者懇親会を開催していただき、誠にありがとうございました。
先輩社員や同期の方々とお話をすることで、
入社後の具体的なイメージを持てる機会となりました。

今回は入社前にぜひ一度、御社に出向き、入社前のご挨拶をさせていただきたく
その相談でご連絡いたしました。
ご迷惑でなければ、配属予定の○○部へお伺いしてもよろしいでしょうか。

私は下記日程にて訪問可能です。
ご都合がつく日程でかまいませんので、ご検討いただければと思います。

・〇月〇日(〇)〇時~〇時
・〇月〇日(〇)〇時~
・〇月〇日(〇)終日

お手数おかけしますが、ご検討いただけますと幸いです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。

署名

件名は、分かりやすく簡潔にします。大学名や名前もいれておくと、より分かりやすくなります。配属される部署の社員の連絡先が分かる場合は、直接連絡をしてよいです。分からない場合は、採用担当者へ連絡をしましょう。また、企業によっては入社前挨拶を不要と考えている企業もあります。本文に「ご検討ください」という旨の言葉をいれることで、挨拶不要な企業は断りやすくなります。

社員たちは日々業務に追われており、スケジュールを調整することが困難な場合もあります。訪問可能な日程は、少なくとも3つは提案するようにしましょう。

会社に出向く場合はスーツが基本

入社前の挨拶は企業に出向いておこなうことが多いですが、この場合はスーツを着用するのが基本です。社会人は基本的にスーツを着て働いているため、それに合わせて服装を整えましょう。私服で参加してしまうと、新社会人としての意識が欠けていると思われ、印象が悪くなる可能性もあります。

もちろん、私服可の企業では社員が私服で働いていることもあります。この場合は私服で挨拶をしても構いませんが、スーツで臨んだほうが無難でしょう。私服を着る場合は、ラフな格好にせず、オフィスカジュアルを心がけることが大切です。

基本的なマナーができていると印象がよくなる

挨拶に行く場合、きちんとしたマナーを身に付けていないとマイナスの印象を与えてしまいかねません。マナーは挨拶や態度だけでなく、到着時間や荷物の取り扱いなど細かいところでも求められます。他の就活生がマナーを守る中、振る舞い方を知らないでいると慌てることになります。
そこでおすすめなのが「[就活マナーマニュアル](https://careerpark.jp/ads/redirect/landing_page_urls/108965?url=https://shukatsu-mirai.com/lp/89426)」です。こちらでは、就活で必須のマナーを詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、マナーに自信がない就活生は手に入れておきましょう。

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入社前の挨拶で気をつけたいこと

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入社前の挨拶では気をつけたいことがあり、注意点が守れていないと失敗してしまうこともあります。基本的には挨拶をすることで好印象を与えられますが、やり方を間違えると印象を悪くしてしまうでしょう。入社前から悪印象がついていると、スムーズに仕事を進めづらくなり、挽回するのも大変です。社会人生活のスタートに影を落とさないためにも、注意点をしっかり守り、マイナスの印象を与えずに上手に挨拶を済ませましょう。

会社に長居しない

挨拶をすると様々な人から声をかけられることが多く、場合によってはそのまま話が弾むこともあります。盛り上がるとつい長居してしまいがちですが、あまり長く滞在すると仕事の妨げになってしまうため、挨拶終了後は速やかに帰りましょう。入社前のため自分は仕事を抱えていませんが、社員は数多くの仕事を抱えています。

挨拶当日も、タイトなスケジュールで予定を組むことで、時間をとってもらっている可能性があると、頭にいれておきましょう。応接間などに通されて面談のように話をされる場合は、就職に向けての話し合いになる可能性が高いため、無理に辞去する必要はありません。特定の誰かに呼び止められていないなら、挨拶終了で用件は終わるため、迷惑をかけないよう素早く帰りましょう。

挨拶以外のマナーにも注意

入社前に挨拶をする際には、アポ取りから挨拶中、挨拶後まで数多くのマナーを守らなければなりません。挨拶関連のマナーをしっかり守ることが大切ですが、それ以外の基本的な部分もみられているため注意が必要です。例えば身だしなみや挨拶以外での立ち居振る舞い、言葉遣いなど、就活時にも気をつけていた基本的なことはきちんと守りましょう。

挨拶に関係する部分だけ完璧でも、他の部分が守れていないと印象は悪くなります。マナーは何かひとつができているならOKというわけではなく、全体的に網羅していることが大切です。できることが多いのではなく、できていない部分がないことが大切なため、その他のマナーもきちんと見直し基本に忠実な振る舞いを心がけましょう。

手土産は無くてもよい

入社前挨拶で企業を訪問するとき、手土産が必要なのか、持っていくときは何を贈ればよいのか悩む人もいるでしょう。手土産は、基本的には不要です。企業は、学生が手土産を持参することを望んでいません。手土産を渡されると、企業側も気を遣ってしまうことになります。

しかし、「今後お世話になる方々にどうしても何かを贈りたい」と考えるのであれば、手土産を持参しても問題ありません。その場合は、手土産を何にするのかよく考えましょう。安い品物は、印象がよくありません。持参するのであれば、安すぎず配布しやすい個包装の品物が無難です。

学生が入社前挨拶に手土産を持参したいと思うのであれば、贈る品物に気を配るようにしましょう。

電話で入社前挨拶をするときの例文と注意点

企業:お電話ありがとうございます、○○株式会社 ○○でございます。

自分:おはようございます。〇月〇日から、御支店に配属になります○○と申します。○○部 部長 ○○様はいらっしゃいますでしょうか。

企業:少々お待ちください。

企業:はい、○○です。

自分:おはようございます。〇月〇日からお世話になります、○○と申します。本日はご挨拶のお電話を差し上げました。一生懸命がんばりますので、ご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします。

企業:はい、入社を楽しみにしています。こちらこそ、よろしくお願いします。

自分:お忙しいところ、ありがとうございました。それでは、失礼いたします。

電話で入社前挨拶をしようと考える人もいるでしょう。また直接挨拶をするためにアポイントの連絡をしても、多忙であるため電話での挨拶を案内されることもあるでしょう。

直接の挨拶ではないとはいえ、電話でも充分に緊張するはずです。少しでも緊張を軽減してしっかり挨拶をするためにも、電話での話し方を確認しておきましょう。電話では相手の表情がみえないため、普段の何倍も明るくはっきりとした声で、はきはきと話すことが大切です。そうすることで、フレッシュな印象を与えることができます。逆にぼそぼそとした話し方では、暗い印象を与えてしまいます。せっかくの入社前挨拶で、印象をマイナスにしないように注意しましょう。事前に話す内容をまとめておくことで落ち着いて話せるようになるため、上記の例文を参考にしてみてください。

入社前の挨拶で新生活をスムーズにスタートさせよう

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入社前の挨拶は必須ではありませんが、やっておくとプラスに働くことが多いです。入社前から好印象を与えておくことで、入社後の生活もスムーズに進められ、仕事にも取り組みやすくなるでしょう。社員と距離を縮めておくことで新生活への不安も軽減できるため、心配なことが多い人にこそおすすめです。

しかし、入社前挨拶をする際はいくつかの注意点もあるため、それらはきちんと守らなければなりません。正しい方法で失礼なく挨拶をおこなうことが大切です。企業に失礼や迷惑をかけないよう注意しておこない、入社後の新生活に備えましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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