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理系院生が就活に失敗する原因4つとその対処法|就活の進め方も解説
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目次
理系院生でも就活に失敗する人は多い
理系院生でも就活に失敗する人は多いです。そもそも就活において失敗とは、志望する業界・企業から内定をもらえずに就職できない状態です。
そして理系院生の場合「自分は理系だから」「学部卒ではなく、修士卒だから」大丈夫だと考えている人が多いです。しかし実際は理系院生でも就活に失敗する人は多いのです。
また以下のような不安を抱いている人は多いのではないでしょうか。
「大学院へ進んだが、修士には進まず就活をしようと考えている」
「理系の大学院生の就活の進め方がわからない」
「いつから就活を始めるといいのかわからない」
「そもそもどのような業界に就職できるのかがわからない」
上記のような理系院生に向けてこの記事では、理系院生が知っておくべき就活の基礎知識をはじめ、理系院生が就活で失敗する原因とその対処法について詳しく解説しています。
原因と対処法を理解しておくことで、研究が忙しい中でも効率的に就活対策を進められます。是非参考にしてみてください。
理系院生は学部卒文系・理系よりも就活で有利に働く
大前提として、理系院生は学部卒文系・理系よりも就活で有利になる傾向にあります。なぜなら理系院生は、学部卒文系・理系と比較すると一般的に以下の3つの点において秀でた能力を有しているからです。
一つ目に「数字に強いこと」、2つ目に「研究に打ち込む精神的タフさ」、3つ目に「仮説思考が身についている」ことです。そしてこれらはどの業界・企業でも求められる能力です。
例えばデータを活用しコンサルティングを行う企業の場合、必ずデータを分析し売り上げを伸ばすための戦略を考えます。そしてデータを分析する際には、その数字がどのような意味を持つのかを理解する必要があるでしょう。
その際、数字に対する嫌悪感がないことや数学的知識が身についている理系院生は、学部卒の文系学生よりも数値の分析が早く終わる可能性が高いでしょう。
このように上記3つの能力はICT技術を活用が進んでいる現代において、どの業界・企業でも求められるのです。
そして一般的に理系院生は学部卒文系・理系と比較すると上記の3つの点において秀でた能力を有しているでしょう。そのため理系院生は学部卒文系・理系よりも就活で有利になる傾向にあります。
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理系院生が知っておくべき就活の基礎知識
上でお伝えしたように、理系院生は学部卒文系・理系よりも就活で有利に働く傾向にあります。しかし就活に失敗する理系院生は多いです。その原因の一つは、就活の基礎知識が不足していることが挙げられます。
そこでここでは理系院生が知っておくべき就活の基礎知識をご紹介します。必ず理解しましょう。
就活と研究の両立が難しい
理系院生は就活と研究の両立が難しいです。修士課程では必ず研究を行う必要があります。そしてその研究で一定の成果上げることで修了できます。そのため修士一年次から基本的に大学院へはほぼ毎日通う必要があります。
したがって修士課程はそもそも研究だけで忙しいのです。そこに就活が加わるため、さらに忙しくなるのです。
このような背景から理系院生は就活と研究の両立が難しいのです。まずは就活と研究の両立には徹底したスケジュール管理が必要だということは覚えておきましょう。
理系院生の主な就職先
理系院生の主な就職先を理解しておきましょう。主な就職先を知ることで、どのような選択肢があるのかを理解できます。
また、就活を進める際にどのような企業を視野に入れると良いのかを理解し、自分はどの業界に進むのかを判断できます。是非覚えておきましょう。
理系院生の主な就職先
一般企業の研究・開発職
公的機関の研究職
独立行政法人の研究職
大学の研究職
理系就活の一般的なエントリー企業数
そもそもエントリーには2種類があります。1つ目にプレエントリー。2つ目に本エントリーです。
プレエントリーとは、就活情報サイトで自分が興味のある企業の情報を受け取るために、意思表示をするものです。意思表示の方法は一般的にプレエントリーと表示されている部分から行います。
一方、本エントリーとは、企業にエントリーシートなどを送付することで選考に進む意思表示をするものです。
そして全国求人情報協会によると理系学生の一般的なプレエントリー・本エントリーそれぞれの平均応募企業数は以下の通りです。比較のために文系学生の一般的なエントリー企業数も記載しています。是非比較・参考にしてみてください。
理系学生の一般的なエントリー企業数
プレエントリー:14.7社
本エントリー:8.1社
文系学生の一般的なエントリー企業数
プレエントリー:26.7社
本エントリー:14.1社
理系院生は推薦と自由応募の2種類の応募方法がある
理系学生は文系学生と比較すると、プレエントリー数・本エントリー数ともに約半分の数で就活を終えていることがわかります。
このような差が生まれている要因の一つは、理系学生ならではの選考ルートが存在していることが挙げられます。
それは推薦応募というルートです。つまり理系院生は、企業のホームページや就活情報サイトから応募する自由応募に加えて、推薦応募という2種類の応募方法があるのです。
ではどちらの応募方法で選考を進めれば良いのでしょうか。ここからは推薦応募のメリット・デメリットと、自由応募のメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分にあった応募方法を判断してみてください。
推薦応募のメリット・デメリット
まずは推薦応募です。推薦応募は学校推薦と教授推薦の2つに分けられます。学校推薦は学部・学科ごとに設けられている企業への推薦枠を利用して応募する方法です。そして教授推薦は、教授の運営する研究室ごとに設けられている企業への推薦枠を利用して応募する方法です。
$U[基本的に推薦応募は学校推薦・教授推薦を問わず「推薦を希望する人は○○研究室〇〇までお問い合わせください」といった案内がメールや掲示板でなされます]。
そしてこの案内に従い教授や学校に問い合わせることで推薦を獲得します。しかし推薦希望者が多い場合は、成績順や学生同士で話し合いを行い、推薦を受ける人を決めます。
学校推薦の場合、生物学・薬学・農学にはあまり見られませんが、機械・電気系学部の学生は学校推薦が主流のところが多いです。
また教授推薦の場合は研究分野を活かした職種というよりは、金融業界やコンサルティング業界が多いです。理由としては、冒頭でお伝えした理系院生が他の学生よりも秀でている3つの能力を欲していることが挙げられます。しかし中には研究分野を活かした職種への教授推薦もあります。
メリット
推薦応募のメリットは、内定につながる可能性が高いことが挙げられます。そもそも推薦応募は、学校推薦・教授推薦ともに企業が対象の学校・研究室用に特別に設けている選考ルートです。
つまり推薦応募は、企業の重役と学校・教授にコネクションがあり成り立っている制度です。そのため基本的に選考は書類選考がなく、面接から始まります。また教授推薦の場合には、よほど面接で失礼に当たる発言をしない限り内定が出ると言われています。
このように推薦応募は、企業が用意している推薦枠を利用して応募するため、内定につながる可能性が自由応募よりも高いです。是非覚えておきましょう。
デメリット
推薦応募のデメリットは内定をもらうと入社しなければならないことが挙げられます。上でもお伝えしたように、推薦応募は、学校推薦・教授推薦ともに企業が対象の学校・研究室用に特別に設けている選考ルートです。
そして企業がわざわざ特別な選考ルートを設けている理由は、教授の研究技術を習得した学生がほしいからです。また教授は自分の研究室に入った学生は内定につながりやすいため人気の研究室となります。
$y[このような構造により企業・教授・学生の間でwin-winの関係ができているのです]。しかしこれは内定を辞退してしまうと教授の顔に泥を塗ることになります。そのため基本的に企業から学生に内定が出ると入社しなければなりません。
内定が出ると入社しなければならないことは覚えておきましょう。
自由応募のメリット・デメリット(志望業界を自由に選択できる)
自由応募とはコトバンクによると「自分で自由に希望する企業にエントリーする方法」とあります。つまり理系院生にとって自由応募とは、企業のホームページや就活情報サイトから応募する方法のことを指します。
そして自由応募を希望する場合は学部卒文系学生や推薦を使わない理系学生と同様に、業界・企業研究や自己分析を行い、自分の就職者したい企業を探します。
加えて推薦応募の場合と違い書類選考から受ける必要があるため、ESや履歴書を企業に提出する必要があります。
このように自由応募は推薦応募とは違い、自由に好きな企業に応募できます。しかし一方で内定するまでに時間がかかることや手間がかかります。覚えておきましょう。
メリット
自由応募のメリットは、推薦枠のない企業への就職ができることが挙げられます。上でもお伝えしましたが、理系院生にとって自由応募とは、企業のホームページや就活情報サイトから応募する方法のことを指します。
そのため推薦枠のない企業の選考を受けることができます。また推薦応募とは違い内定をもらった場合にも、辞退できます。このように推薦枠のない企業への就職ができることや、内定を辞退できることが自由応募のメリットと言えます。是非参考にしてみてください。
デメリット
自由応募のデメリットは、推薦応募と比較すると選考の競争率が高いことが挙げられます。自由応募は誰でも企業に応募できる方法です。そのため推薦応募のない学部卒文系学生や理系学生と内定を獲得するために競争します。
特に就活生から人気の高い「明治」は自由応募の倍率が2750倍とも言われています。このように自由応募は推薦応募と比較すると、選考の競争率が非常に高いです。参考にしてみてください。
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で自分の適性を把握しておき、就活を効率的に進めましょう。
AIを活用して自己PRを完成させよう!
理系院生で就活に失敗する人の特徴4つ
ここからは理系院生で就活に失敗する人の特徴についてご紹介します。就活に失敗する人の特徴を理解することで、自分がその特徴似当てはまっていないかを確認できます。
もし自分が就活に失敗する人の特徴に当てはまっている場合は、下の見出しで紹介している対策方法を参考にしてみてください。
1.研究を就活よりも優先している
まずは研究を就活よりも優先している人です。冒頭でお伝えしましたが理系院生は修士課程一年次から基本的に大学院へはほぼ毎日通う必要があります。また研究で一定成果を挙げなければ卒業ができません。そのため研究を就活よりも優先している人は多いでしょう。
しかし研究を就活よりも優先していると就活で失敗しやすいです。研究に没頭しているとエントリーを考えていた企業のエントリー期日を逃してしまうことや、自己分析不足から面接で好印象を獲得できない可能性が高いからです。
このように就活よりも研究を優先している人は、就活に失敗しやすいと言えます。
2.特定の職種に絞りすぎている
2つ目は特定の職種に絞りすぎている人です。例えば機械系学部の人の場合、機械系学部の研究で学んだことを活かせる職種のみに絞り就活を進めているという人は多いでしょう。また電気系学部の人の場合も同様に、電気系の仕事のみに絞り就活を進めているという人は多いです。
もちろん特定の職種に絞り就活を進めることで、企業選びや志望動機の作成が容易なため効率的に進められます。しかし効率的に就活を進められる一方で自由応募の場合、研究職の倍率は非常に高いため、内定を獲得できる確率が低くなります。
つまり特定の職種に絞り就活を進めることは内定を獲得できる確率が低くなるのです。その結果、選考に落ちてしまい就活に失敗しやすいのです。特定の職種に絞りすぎず、一定視野を広げると良いでしょう。
3.理系院生の強みを把握できていない
3つ目は理系院生の強みを把握できていないことが挙げられます。理系院生は研究に没頭するあまり、理系院生ならではの強みを把握できていないことが多いです。
冒頭で理系院生は、学部卒文系・理系と比較すると一般的に「数字に強いこと」「研究に打ち込む精神的タフさ」「仮説思考が身についている」の3つの点において秀でた能力を有してるとお伝えしました。
しかしこれは学部卒文系・理系と比較した場合です。つまり理系院生同士で内定を競う場合には強みとは成りえません。そのため就活に失敗しやすいのです。このことを理解しておくことが大切です。
一般的に企業の研究職の応募資格は、大学院を卒業見込みの人であることが多いです。つまり理系院生同士で内定を競う場合が多いのです。
そして企業が大学院卒の学生を求める理由は研究の即戦力となる人材を採用したいからです。
つまり理系院生の強みは、研究の即戦力となり成果に貢献できることです。この強みを把握しておくことが大切です。
4.企業がガクチカよりも研究内容を重要視していることを知らない
4つ目は企業がガクチカよりも研究内容を重要視していることを知らない人です。そもそもガクチカとは「学生時代に力を入れて取り組んだこと」を略した言葉です。
一般的にガクチカは面接で必ず聞かれるため選考結果を左右する重要な項目だと言われています。しかしこれは学部卒文系・理系学生の場合です。理系院生の場合企業はガクチカよりも研究内容を重要視しています。
理由は前途の通り、企業は研究の即戦力となる人材を採用したいからです。研究の即戦力となる学生を採用するには、ガクチカよりも研究内容を重要視するのは当然でしょう。
しかし多くの理系院生はこのことを知りません。そのため自分の研究内容やその活かし方を企業に端的に伝えられず好印象を獲得できない人が多いのです。その結果就活に失敗する人は多いです。覚えておきましょう。
理系院生が就活を成功させるための対策4選
ここからは理系院生が就活を成功させるための対策を4つご紹介します。上でご紹介した就活に失敗する人の特徴に自分が当てはまっている場合は、是非対策方法を参考にしてみてください。
1.博士に進むか就職するかを決める
まずは博士課程に進むか就職するかを決めておくことが効果的な対策です。上で研究を就活よりも優先していると就活で失敗しやすいとお伝えしました。そしてこの原因は、修士課程になぜ進むのか、進んで何をするのかという目的が明確でない場合が多いです。
修士課程になぜ進むのか、進んで何をするのかという目的が明確でないため、目の前にあるやらなければならない研究に日々を忙殺され、就活が疎かに成りがちなのです。
そのため、何のために修士課程に進むのかをあらかじめ明確にしておくことが大切です。
修士課程に進む時点で、博士課程に進むために研究に重きを置くのか、自分の望む研究職に就職する募集要件を満たすために修士課程に進むのかを決めておきましょう$U[。目的を明確にしておくと、いつまでに何を終わらせておくのかというスケジュールを立てられます]。
スケジュールを立てられると、研究と就活の両立ができるでしょう。是非参考にしてみてください。
2.研究・就活スケジュールを正しく把握する
2つ目に研究・就活スケジュールを正しく把握しておくことが大切です。スケジュールを立てられると、研究を優先しすぎて就活ができなかったという事態を避けることができます。
そしてスケジュールを立てるためには研究・就活スケジュールを正しく把握しておく必要があります。
以下に一般的な理系院生の就活スケジュールを載せています。参考にしてみてください。また卒業研究のスケジュールについては、大学により異なります。そのため大学のホームページを確認することや、事務室に質問してみるとよいでしょう。
理系院生の就活スケジュール
理系院生は1年生の9月から就活を始めよう
理系院生はM1(1年生)の9月から就活を始めましょう。一般的に院生の就活はM1の3月からと言われています。なぜならM1の3月に情報解禁・エントリー解禁がなされるからです。
しかしM1の3月に希望する企業にエントリーするためには、それまでに自己分析・業界企業研究・ESの作成を終えておく必要があります。
またM1の3月は多くの大学で研究準備の期間です。そのため就活に充てる時間があまり確保できません。そのためM1の9月から就活を進めるための準備を始めることをおすすめします。
M1の9月であれば、まだ研究が始まる前のタイミングのため比較的時間を確保しやすいからです。是非参考にしてみてください。
3.推薦か自由応募かを決断する
3つ目は推薦応募か自由応募かを決断することです。「推薦・自由応募のメリット・デメリット」の見出しでもお伝えしましたが、それぞれにメリットデメリットがあります。そしてどちらの応募方法で就活を進めるのかを決断することが大切です。
自由応募を1社でもする可能性がある場合には、自己分析などの時間を確保する必要があります。しかし推薦応募か自由応募のどちらの方法で就活を進めるのかを明確に決められていないと、忙しい研究の合間に自己分析などの時間をわざわざ確保することは考えにくいでしょう。
つまりどちらの応募方法で就活を進めるのかを決めておくと、適切な対策を講じる時間を確保できるため、内定できる可能性が高くなるのです。
そのため推薦応募だけで進むのか、自由応募だけで進むのか。はたまた1つの企業だけ推薦を利用し、基本的に自由応募で進めるのかなどある程度方針を決めておくとよいでしょう。
4.研究内容を活かして企業にどのような貢献ができるのかを伝える
4つ目は研究内容を活かして企業にどのような貢献ができるのかを伝えることです。上の「理系院生の強みを把握できていない」「企業がガクチカよりも研究内容を重要視していることを知らない」の見出しでお伝えしましたが、企業が大学院卒の学生を求める理由は研究の即戦力となる人材を採用したいからです。
そして自分が即戦力となりうる人材であることを企業に伝えるためには、自分の研究内容や企業での貢献可能性を企業に端的に伝えられるように、まとめて置くことが大切です。
例えば以下の例文のように、自分が大学で研究していた事柄から、その研究内容を活かし企業でどのように貢献しようと考えているのかを端的に伝えられると、企業から高評価を獲得できるでしょう。是非参考にしてみてください。
「私は世の中に新しいものを発信していくことにやりがいを感じるため、研究職になりたいと強く思うようになりました。大学では●●を専攻し、大学院では●●を研究しました。そして、〇〇の将来性が今後日本だけではなく世界のイノベーションとして求められる可能性があると感じ、●●において高い生産性と技術を誇る御社で活躍したいと思いました。私が研究していた●●を、御社の技術製品の発展に結びつけ、世界規模の事業に携わりたいと考えています。」
以下の記事では研究職の志望動機の書き方や評価のポイントについて詳しく解説しています。
理系院生の就活の進め方
ここからは理系院生の就活の進め方についてご紹介します。研究・就活スケジュールは理解したが、実際どのように就活を進めると良いのかがわからないとお悩みの人も多いのではないでしょうか。
そんな人のためにここでは、理系院生の就活の進め方についてご紹介します。ここでは自由応募をする場合の就活の進め方をご紹介します。是非参考にしてみてください。
自己分析・業界研究を進める
就活のファーストステップは自己分析・業界研究を進めることです。そもそも自己分析とは自分がどのような性格・価値観などの特徴を持っているのかを認識する作業です。自分の特徴を理解することで、どのような仕事が自分に向いているのかを判断できます。
また業界研究とは数ある業界の中から、自分の興味の湧く業界や企業を見つけるために行います。そしてこの自己分析と業界研究の結果を照らし合わせることで、自分が入社したいと思う業界・企業とその理由が明らかになるのです。
そのため就活のファーストステップは自己分析・業界研究を進めることです。以下の記事を参考に自己分析から進めてみると良いでしょう。
就活サイトを活用して情報を集める
まず就活を進めるための準備として自己分析や業界研究を進める必要があります。そしてある程度自分の志望する業界・企業が明らかになると、就活サイトを活用して企業の選考に関する情報を集めましょう。
そもそも就活サイトとはナビサイトとも呼ばれ、コトバンクによると「就職活動中の学生を支援するウェブサイトの総称。企業の求人情報の検索・閲覧のほか、企業説明会や採用試験、インターンシップなどの応募・登録に利用される。」とあります。
つまり企業の選考に関する情報を集めることができるサイトです。そしてさらに情報を集めるだけでなくエントリー機能を持つ就活サイトも多いです。そのため就活サイトを利用すると効率的に就活を進められます。是非活用してみてください。
以下には理系院生におすすめの就活サイトを載せています。是非活用してみてください。
理系院生におすすめの就活サイト
そして就活サイトからエントリーを終えると後は面接です。万全の対策を講じて内定に近づきましょう。
理系院生が就活に失敗する理由を知って対策を講じておこう!
「大学院へ進んだが、修士には進まず就活をしようと考えている」
「理系の大学院生の就活の進め方がわからない」
「いつから就活を始めるといいのかわからない」
「そもそもどのような業界に就職できるのかがわからない」
この記事では、上記のような理系院生に向けて理系院生が知っておくべき就活の基礎知識をはじめ、理系院生が就活で失敗する原因とその対処法について詳しく解説してきました。
就活に失敗する原因を理解すると、適切な対策を講じられるため内定をもらえる可能性を高められます。
みなさんもぜひこの記事を参考に、理系院生が就活に失敗する理由を知って適切な対策を講じておきましょう!