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就活の履歴書写真の好印象になる撮り方|証明写真のルールを解説

目次

  1. 面接官にとって履歴書の写真は就活生の一番の情報
  2. 履歴書の写真の重要性
  3. 履歴書に貼る証明写真の4つの基本
  4. 履歴書の証明写真はどこで撮るべきか
  5. 就活生に聞いた! 履歴書の写真の撮影方法
  6. 好印象な写真にするための撮影ポイント【身だしなみ編】
  7. 好印象な写真にするための撮影ポイント【撮り方編】
  8. 就活生に聞いた! 履歴書の写真を撮るときのコツ
  9. よくあるNGな履歴書写真の例
  10. 自分らしさが伝わる写真を履歴書に貼ろう

面接官にとって履歴書の写真は就活生の一番の情報

履歴書は就活の必須アイテムであり、細部までこだわって作成しなければなりません。基本的な情報の間違いがないよう注意したり、アピール内容をこだわったりも大切ですが、それだけではなく証明写真にも注目が必要です。

履歴書の証明写真は、ただ撮影して貼り付けるだけと考える人も多いですが、実はそうではありません。証明写真も評価の一部であり、どのような写真を使うか、またどのような貼り方をするかによって合否に影響することもあります

他の部分が完璧でも、証明写真で気を抜いてしまい、失敗するケースもゼロではありません。細部までこだわって確実に高評価を獲得するためにも、履歴書における証明写真の重要性を知っておきましょう。

履歴書の写真の重要性

実際に証明写真がどのような評価を受けるのかは、企業ごとの社風や評価基準によって異なります。写真を通してその人の風貌がわかるならよいとすることもあり、評価に大きく影響を与えない企業もあります。

しかし、履歴書の文章だけでなく写真から感じ取ったイメージも評価に影響することが多く考えられます。明るさを自己PRとしていても写真の印象が暗ければ説得力がありません。履歴書に書いた内容をしっかり伝えるためにも写真は重要な役割を持ちます。

規定に合わない写真だと不合格になる可能性がある

証明写真をこだわるべきなのは、そもそも選考の規定を満たすためです。履歴書には必ず証明写真を貼らなければなりませんが、貼り付けているなら何でもよいわけではありません。サイズやカラー、写真の内容といった細かい規定があり、企業によっては特別な指定をすることもあります。

規定を守れていないと、ルールが守れない、注意力散漫といったマイナスの印象を残してしまうことも。それだけではなく、そもそも応募の条件を満たさないとして、その時点で不合格になることもあるため注意が必要です

書類選考の時点では膨大な数の応募が来ることも多く、企業では素早く合否を振り分けなければなりません。そもそも前提条件に合わないなら、内容をみるまでもないと判断される場合もあるため、規定を守ることは非常に重要です。

証明写真のサイズについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

選考での第一印象に大きく影響する

企業にとって、履歴書の写真が果たす役割として、面接で実際に見る前に応募者のイメージを掴んでおくことができるということが挙げられます。面接は、もちろんその場で人間性や企業とのマッチ度を把握するためにおこないますが、履歴書で感じたイメージの確認という意味合いも強くあります。

そのため、履歴書の写真とギャップがあれば面接官が疑問を抱いたり、期待をなくすということにもつながりかねません。好印象の写真を撮り、それと遜色ない面接での様子が選考通過のために重要です。

履歴書に貼る証明写真の4つの基本

履歴書に貼る証明写真の4つの基本

証明写真を履歴書に貼るはときは、注意しなければならないポイントがあります。せっかく綺麗に写真が撮れていても、貼り方を間違えてしまうと評価にかかわってしまうこともあるでしょう。

貼り付けの際に注意したいポイントは、大きく4つに分けられます。どれもできていないとマイナス評価に繋がる可能性があるため気をつけることが大切です。それぞれ細かいポイントですが、きちんと守ることが確実に好印象を勝ち取るための秘訣です。

①既定のサイズを確認して撮影する

履歴書に使う写真を撮影するときは、事前に既定のサイズを確認しましょう。ほとんどの場合、市販の履歴書の写真貼付枠は縦4㎝・横3㎝と定められています。枠内に履歴書の写真サイズが表示されていますので、念のため写真撮影をおこなう前に確認してください。

写真館やスタジオで撮影をする場合には、受付時に写真の用途を聞かれます。履歴書用だと伝えれば、サイズに合わせてカットしてくれますので、出来上がった写真をそのまま貼ればOKです。

証明写真の機械で撮影する際は、サイズを設定し履歴書用を選ぶことが可能ですが、自分でカットが必要なこともあります。履歴書の貼付枠に合うように、慎重にカットをしてください。

②撮影3ヶ月以内のものを使う

印刷した証明写真はいつまでも使えるわけではなく、原則撮影から3ヶ月以内のものを使用しなければなりません。あまりに古いものを使ってしまうと、正しく本人確認が取れないとして、規定にそぐわないと判断されることもあるため注意が必要です。

就活の最初に撮ったものなら大抵使えますが、後半は撮影から3ヶ月以上経過してしまっていることもあります。一定期間を過ぎたら新しく撮影し直したほうがよいでしょう。

また、髪型を大きく変える際にも注意が必要で、この場合は髪を切った後に撮影するのが無難です。直近に撮影したものでも、写真と実際のイメージが大きく違っていると違和感を持たれるため注意しなければなりません

③裏面には名前・大学名を記載

履歴書に証明写真を貼り付ける際には、写真の裏側に名前や大学名を書かなければなりません。これは万が一履歴書から写真がはがれてしまったときの予防策で、裏面に名前や大学名を書いていると、どの履歴書に貼ってあった誰の写真かが分かります

何も書いていないとどの履歴書と一致するのかが不確かなため、仮に1枚しか写真がはがれたものがなかったとしても、規定に合わないとして不合格になることもあります。ただし、裏面に記載がないとしても、はがれない限り問題はないため、書き忘れても提出してから申し出る必要はありません。

また、シールタイプのものははがれる心配がなく、粘着面に記載するのは難しいため、この場合は省略しても大丈夫でしょう。

写真の貼り方はこちらの記事で確認しておきましょう。

④背景の色は白・青・グレーのどれかにする

背景の色は白や青、グレーなど、スーツの色が際立つものを選びましょう。写真館やスピード写真機で撮る場合は、いずれかの背景色であることがほとんどであるため、自分で撮影する場合もそれに合わせることで、遜色ない写真として読み手の目に映るでしょう。

特に写真館などでは背景の色が選べる場合もあるので、特にこだわりがない場合は就活用と伝えて、カメラマンのおすすめに合わせて撮るのが無難でしょう

履歴書の証明写真はどこで撮るべきか

履歴書に貼る証明写真を撮影する方法は、実はいくつかあります。撮影方法によって特徴は違い、メリット・デメリットも異なるため選ぶのが難しいのは確かです。

証明写真の撮影方法は絶対にこれにすべきと決まっているわけではありません。自身の都合に合わせた方法を選ぶこともできるため、撮影方法ごとの違いを把握しておきましょう。

もっとも確実なのは写真館

複数ある選択肢の中で、もっとも確実でありおすすめなのが写真館での撮影です。写真館ではプロのカメラマンが最適な環境で撮影してくれるため、仕上がりのよさは抜群です。就活用と伝えておくと、簡単なヘアメイクやセット、撮影時の姿勢や角度の指示をしてくれることもあります

写真のデータをもらえるため焼き増しが可能であり、以降はよりスムーズに写真が手に入ります。ただし、料金は高く、最初の一回の撮影だけでも負担になることは少なくありません。

加えて、飛び込みでいきなり撮影してもらえるとは限らず、待ち時間が発生したり、事前に予約が必要だったりすることもあります。仕上がりの確実さは魅力ですが、手間やお金といったコストがかかりやすいことは覚えておきましょう。

上手に取れるならスピード写真もOK

駅構内や各施設に設置されている証明写真機でも、就活用の写真を撮ることは可能です。スピード写真の場合は自身で撮影方法にこだわる必要があります。事前の身だしなみのチェックから撮影時の角度決めといった、細かい点まで工夫できるなら、おすすめの方法です

スピード写真は自身ですべきことが多い分、素早く安価に撮影できるのが魅力です。24時間稼働している写真機も多く、緊急で証明写真が必要な場合でも対応できます。また、機種によっては撮影データをスマホやパソコンで保存できるものもあります。

データを使った焼き増しが可能な機種もあるため、上手に撮影する自信がある人にとっては、メリットの大きい方法でしょう。

スマホでの撮影はおすすめできない

スマホで撮影し、それを印刷して貼り付けるという方法もあります。最近のスマホは高画質なものも多く、スピード写真と変わらない画質で撮れることも少なくありません。しかし、撮影したものを印刷するとどうしても普通の紙になってしまい、専用の型紙を使っている証明写真との違いは歴然です

また、撮影自体も難しく、安定しづらいスマホでは綺麗に撮れないことも少なくありません。自撮りでは角度がつくためNGであり、他の人にとってもらうとしても、身だしなみから撮影する背景まで、細部までこだわる必要があります。

データでの提出の場合は上手く撮影すれば使えないこともないですが、ミスが目立ちやすいためおすすめはできません。

就活生に聞いた! 履歴書の写真の撮影方法

履歴書の撮影方法について紹介してきましたが、実際のところ就活生の皆さんがどの撮影方法を選んでいるのかが気になるところです。ここでは就活生の皆さんに聞いた履歴書の写真の撮影方法について、調査結果を公開します。

履歴書の写真の撮影方法

結果は、最も多いのが写真館やフォトスタジオでの撮影をしたという回答でした。エントリーするたびに使う写真であり、やはりプロに頼んで確実な品質の写真を用意している就活生が多いようです。ぜひ撮影方法を迷っている場合は参考にしてみてください。

好印象な写真にするための撮影ポイント【身だしなみ編】

好印象な写真にするための撮影ポイント【身だしなみ編】

履歴書の写真は、企業の担当者が初めて就活生の顔を見る場面です。よい印象を残せるように撮影の際にも気を配りましょう。服装はスーツが基本となります。企業での面接をおこなうときと同じような格好が基本です。

髪型や服装、身だしなみは写真にも写ります。だらしない印象にならないないように、注意したいポイントを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

落ち着いた色のスーツやネクタイにする

履歴書の写真で着るスーツは、黒か紺など落ち着いた色が基本となります。就活中に着用するリクルートスーツを着て、履歴書の写真撮影をおこなうとよいでしょう。ネクタイは派手すぎないものを選んでください。

ネクタイもゆるみがないようにしっかりと締めます。写真でもシャツやネクタイの様子はよくわかるので、シワや汚れ、ホコリ、折れなどがないか撮影をおこなう前にもう一度確認しておくと安心です

清潔感のある白のシャツやブラウスを着る

スーツの中に着るのは、シャツまたはブラウスです。色は無地の白がよいでしょう。色物や柄物は派手な印象になりますので、白い無地を選んでください。ボタンダウンのシャツや柄物のシャツはカジュアルな印象になるため、ビジネスシーンにはふさわしくありません。

ブラウスは、デザインも凝ったものではなくシンプルなもので、胸元は開きすぎないようにします。ボタンがある場合は、上まで留めておきましょう。ネックレスなどのアクセサリーは胸元からみえてしまうこともありますので、撮影前には外します。シワや汚れ、ホコリなどがついていないか事前に確認しましょう。

髪が顔や襟にかからないようにセット

履歴書の写真でのヘアスタイルは、顔がはっきりとみえるようにします。前髪は眉や目にかからないように短くカットするか、横に分けるとスッキリとした印象になります。長い場合は、後ろにまとめておでこを出してもよいでしょう。シャツやブラウスの襟やスーツのジャケットにも、髪の毛がかからないようにします。

セットするときはヘアワックスやヘアクリームなどを使用して、自然にまとめましょう。スタイリング剤が多すぎると、カチカチに固まったり、不自然なツヤが出てしまったりするため注意してください。

サイドや後ろの髪は、ショートヘアならそのままワックスなどで自然にまとめ、長ければヘアゴムで結びまとめます。表情がよく見えるよう、顔に髪の毛がかからないヘアスタイルが理想です。結ぶのが難しいボブスタイルの場合、サイドの髪の毛を耳にかけると顔がよくみえてスッキリします。

髪色は明るすぎないように、自然な黒か暗めの茶色がよいでしょう。

清潔感のある顔に整える

清潔感のある顔、肌にするためにひげの剃り残しや、メイクにも注意が必要です。証明写真では何よりも顔が最大の情報になるため、特に注意して撮影に臨む必要があります

剃り残しがあると清潔感に欠けると思われるだけではなく、細部まで気が回らない雑な性格と思われることもあります。剃刀負けをして肌が荒れたり、傷を作ったりしないよう注意しながら、深く綺麗に剃ることを心がけることが大切です。

証明写真の撮影はスーツ着用のため、就活での帰りについでに撮る人も多いでしょう。何かのついでに撮影するのは便利ですが、時間帯によってはひげが伸びていることもあるため注意が必要です。朝剃って撮影が夜になりそうなら、一度ひげを確認しておいたほうがよいでしょう。

一方、メイクで重要なのはフォーマルさであり、派手になり過ぎないよう注意しなければなりません。スーツを着用していても、メイクが派手だとカジュアルな印象になってしまいます。

また、流行のメイクもビジネスの場にはふさわしくないと判断されるため、ベーシックメイクを心がけましょう。反対にすっぴんで臨むのもNGであり、薄目にはメイクをしておかなければなりません。メイクをしていることがわかり、かつ派手過ぎないというバランスを取らなければなりません。

好印象な写真にするための撮影ポイント【撮り方編】

好印象な写真にするための撮影ポイント【撮り方編】

撮影時の身だしなみについて紹介してきましたが、好印象な写真にするには撮り方にも工夫が必要です。身だしなみは面接などにも共通する就活の基本的なマナーですが、撮り方については、写真の印象を左右し、ライバルに差をつけるテクニックといえます。

身だしなみを整えたうえで、撮影時に意識すべきことなのでぜひ確認していきましょう。

顎を引いて背筋を真っすぐ

撮影時には角度も重要であり、どのような姿勢で撮るかによって印象は大きく変わります。姿勢を正して撮影するのはもちろん、軽くあごを引いておくことが大切です。あごが上がっていると印象が悪く見えてしまいます。

あごは軽く引くだけで、おでこを突き出すイメージを意識すると、あごの引きすぎを防げます。椅子の高さによっては姿勢を正して態勢を整えても上手に撮れない場合があるため、先に調整してベストな高さに合わせておくことが大切です。

少し口角を上げて自然な笑顔

姿勢だけでなく表情も印象を左右する重要な要素です。こわばった表情だと、暗い印象や怖い印象になる可能性があります。意識すべきは、少し口角を上げて自然な笑顔をつくることです。ただし、笑いすぎや不自然なほど口角をあげると公的書類としてふさわしくない印象になります。

面接官は履歴書の写真を見て面接での受け答えをイメージします。もしも写真が明るい自然な表情であれば、面接でも同様に表現してくれるだろうと期待できます。面接の練習にもなるので、鏡の前で自然な笑顔ができているか確認してから撮影に臨みましょう。

こちらの記事写真撮影のコツで詳しく紹介しています。併せて読んでみてください。

履歴書マニュアルを確認してください

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就活生に聞いた! 履歴書の写真を撮るときのコツ

履歴書の写真を撮るときのコツ履歴書の写真を撮るときのコツ

写真を撮影するときは、身だしなみも映り方も注意が必要ですが、どんなことを意識して撮影に臨めばよい写真になるのでしょうか。今回は就活生の皆さんに聞いた、写真を撮影するときのコツを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

清潔感のある髪・顔を意識したという回答が多数

清潔感が感じられるような髪のまとめ方や顔の出し方を意識したという回答が多数寄せられました。

回答の中で「清潔感」というワードがよく見受けられました。清潔感は履歴書の写真だけでなく選考全体で共通する、就活の身だしなみの基本です。入社後にも常に求められる要素であるため、写真から十分に感じられるよう髪や顔、服装を整えておきましょう。

髪のセットやメイクをプロに任せるという回答も散見

好印象を勝ち取るために、髪のセットやメイクをお願いできる写真館やスタジオを選んで撮影したという声も散見されました。

費用はかかるものの、プロに髪やメイクなどを整えてもらうことで確実に整った身だしなみで写真を撮れる方法を選んでいる就活生が多いようです。なかには撮影後に補正をしてもらったり、満足いくまで取り直せるスタジオ・プランを選んでいる場合もあるようです

自分自身で納得いく写真を履歴書に貼れると、書類選考に臨む心境も良い状態になるかもしれませんね。

よくあるNGな履歴書写真の例

履歴書の写真で気を付けたいポイントを紹介しましたが、反対に、よくない印象になってしまう写真とはどのようなものがあるのでしょうか

写真は一度撮影すると、その後に変更することはできません。せっかく撮影したのに失敗してしまったということがないよう、事前に注意点も合わせて確認しておきましょう。履歴書の写真は第一印象を決める大切なものですので、ここで紹介するよくある履歴書写真のNG例も参考にしてみてください。

ボサボサの髪や固めすぎたヘアスタイル

履歴書の写真で重要なポイントのひとつが「清潔感」です。ボサボサの髪はだらしない印象になり、社会人としてのマナーを守れない人だと思われてしまいます。仕事をするときにボサボサで寝癖のついた髪の毛で出勤する人はいないはずです。

また、セットするためのスタイリング剤を使いすぎて固めすぎるのも不自然です。ボサボサではありませんが、整えすぎても、清潔感があるとはいえません。綺麗にしなければと思うのではなく、自然にすっきりとみえるヘアスタイルを心掛けるとよいでしょう。

写真館では撮影前にプロのスタイリストが髪の毛をセットしてくれるサービスもあります。また、美容室でもセットをおこなってくれるところがあるので、どのようなヘアスタイルがよいのかわからないときは相談してみましょう。

襟やネクタイが曲がっている

シャツのネクタイや襟が曲がっているのはNGです。きちんとした服装をしていても、襟やネクタイが曲がっているだけでマイナスイメージになってしまう可能性があります。洋服が真っ直ぐになっていないと、姿勢が悪いと感じられる場合もあります

服装だけで人の印象が決まるわけではありませんが、履歴書では写真も大切な判断材料となります。撮影の直前に鏡の前で全身をチェックして、シャツやネクタイが曲がっていないか確認してください。シャツの裾を下に引くと、襟元も真っ直ぐに整います。撮影前にカメラマンにチェックしてもらうのもよい方法です。

表情が固い

撮影の際には表情にも気を付けましょう。うつむいて目線が下だと暗いイメージになってしまいます。また、あごが上がっていると相手を見下しているようにみえ、上目遣いだと睨んでいるようになります。あごは軽く引く程度にして視線が真っ直ぐになっていると、目がしっかりと写り表情がよくわかります。

表情が固く、口を強く結んでいると怖そうな印象になってしまいます。明るいイメージにするためにも、少し微笑むようにしましょう。歯がみえるほど口を開けて笑わないよう注意してください。撮影当日に表情を作るのは困難です。事前に友人や家族にみせ、客観的なアドバイスをもらっておきましょう。

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自分らしさが伝わる写真を履歴書に貼ろう

証明写真は本人確認のために使用されるだけではなく、その人の本当の意味での第一印象を把握するものでもあります。そのため、撮影する際には細かなポイントに気をつけ、悪印象を残さないようにしなければなりません。もちろん、評価基準は企業によって違うため、志望先に合わせた撮影方法を考えることも大切です。

まずは規定を守ることを第一に考え、証明写真の時点で評価を下げてしまわないことが重要です。規定を守れていないと、そもそも履歴書が正しく完成していないと判断され、その時点で不合格になってしまうことも少なくありません。

基本的な規定は正しく理解したうえで、文章でのアピール内容を裏付けるような自分らしさが伝わる写真を撮影しましょう

【 写真に関する調査】

・調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
・調査日:2022年8月10日~15日
・調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
・調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の152人

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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