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【最低限知っておきたい時事問題】アベノミクスの3本の矢って何?

アベノミクス

アベノミクスの”三本の矢”とは??

みなさんはアベノミクスの「三本の矢」という言葉を知っているでしょうか?
テレビや新聞などで耳にする方も多いと思います。

三本の矢とは、大規模な金融緩和、拡張的な財政政策、民間投資を呼び起こす成長戦略、のことですが、これだけでは何がなんだかわかりませんね。
そこで、今回はアベノミクスの「三本の矢」というところをわかりやすく説明していきたい思います。

今、日本の経済がどこを目指しているのか。
それに対してどんな動きが起こっているのか。
その動きから起こりうることは何か。
そしてこの動きが自分の目指す業界や企業にどのような影響を与えることになるのか。

こういった点に着目して読んでみてください。
就職活動においても活きるはずです。

アベノミクスの目指すこと


アベノミクスでは、「インフレターゲット」というものを定め、インフレを起こそうとしています。

インフレとは、物の値段が継続的に上がることです。この反対、物の値段が継続的に下がることをデフレといいます。
安倍政権になるまでは、日本はデフレ状態にあると言われていました。

デフレというのは、時間が経つにつれて価格が下がるということです。
すると、あるDVDレコーダーが5万で今売っていても「来年は3万で買えるかも」、と思う人がでてきます。
こう考えると、「今は買うのをやめておこう。」となり、消費が行われず景気が悪くなってしまうのです。
消費が行われなければ、ただでさえ価格競争によって弱っている企業はさらにダメージを受け、企業で働く人々の給料は低くなる。そうなると、ますます、購買活動が控えられていく…こういう負の連鎖をデフレスパイラルと言います。

逆に、インフレターゲットを定めて「インフレにしますよ」、と喚起することで、「今はDVDレコーダー5万だけれども来年は10万になっているかもしれない」と人々に思わせれば、「今買わなきゃ」ということになり、消費が行われ、景気がよくなる、と安倍政権は考えているのです。

また、インフレになるとお金の価値が下がる、つまり円安の方向に向かうと考えることもできます。
理論上、円安は輸出に有利に働くため、輸出産業にとってはうれしい状況となります。
(懐疑的な見方もありますが)

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アベノミクス第一の矢:大規模な金融緩和策


そこで、じゃあどうやってインフレを起こそうか、ということになります。
結局のところ、市場に出回るお金の量が増えればインフレになるわけです。

もし、あなたが今の10倍のお金が毎月入ってくるとしたら、10万円のスーツでも買ってみようかなと思いますよね。
たくさん売れれば、企業は「もう少し高くても売れるだろう」と思いますから、今10万円のスーツを15万円で売り始めることでしょう。そうすれば物の値段は上昇していき、つまりインフレになります。

だから、社会にお金をどんどん流そうというのが、第一の矢、大規模な金融緩和です。
国がどうやってお金を流すかというと、金融機関(銀行等)にまずお金を渡すのです。
政府の代わりに、日本銀行が各金融機関にお金を回す役割を担います。そして、その各金融機関が企業や個人にお金を貸しだすことによって、社会にお金をまわしていきます。国が本気でお金を流せば、皆が「本当にインフレになるかもしれない。」と思い、「今のうちに投資したり、消費したりしたほうが得だ。」という精神的な変化も促せるわけです。

また、社会に出回るお金が増えることで、企業にお金が回り、新たな投資を行うことによって、日本企業の価値が上昇するともいえます。

しかし、企業は投資をしたとしても、すぐにその分のお金を回収できるわけではありません。
そこで、企業がお金を継続的に得られるようになるまで、別の方法でもお金を社会に流す必要がありますね。
それが、第二の矢である、拡張的な財政際策です。

アベノミクス第二の矢:拡張的な財政政策


金融緩和が、お金を回りやすくするためのシステムづくりだとすれば、この財政政策は企業が利益を増やせるようになるための短期的な処置にあたるといえます。

では、その方法とは何ぞやというと、公共事業が挙げられます。
公共事業というのは、国が主導となって、道路や防災設備を建築することです。道路を建築するためにはセメントを作る企業や土木工事を実際に行う企業など様々な企業が関わるため、経済的な影響が大きいと言われています。(本当に必要な開発なのかという批判も多くあります。)

ただ、国の財政は無限大ではないので、いつまでも大規模な公共事業を続けられるわけではありません。
早く企業がお金を稼げるようになって、民間を中心に経済が回るようにならないと、国の財政が破綻してしまいます。
そこででてくるのが、第三の矢、民間投資を呼び起こす成長戦略です。

アベノミクス第三の矢:民間投資を呼び起こす成長戦略


その最後に放たれる矢が、成長戦略です。
今後、日本がどのように利益を生み出していくのかという部分に当たります。

例えば、規制緩和をしたり、大学に海外の優秀な人材を呼び込むことでイノベーションを起きやすくしたり、雇用制度を改革したり、
ベンチャー企業を支援したり…様々なことをやっていきます。

実は、第二の矢までは想定通りうまくいっていると言っても良いのですが、この第三の矢が本当の勝負どころです。
今後、日本の企業が成長し続けることができるか、海外の企業にも勝てるか、そういったところを左右する局面です。

財政政策が短期的な処置とすれば、成長戦略は長期的な処置と言えます。

この成長戦略がうまくいって、日本の企業がお金を継続的に稼げるようになれば、あらゆる業界・企業で賃金の上昇、雇用の増加が実現し、国民の生活が豊かになるということを安倍政権は目指しているのです。

アベノミクス効果により状態が上向きな企業


基本的には、輸出企業や建築業界は好調と言えます。
前者はアベノミクスの大胆な金融緩和により円安傾向が続いているため。後者は財政出動の影響があります。
また、金融緩和により金融業界や不動産業界も好調です。

こういった好調が見込まれる業界のfacebook採用ページをいくつか掲載しますね。
(個別企業の好調、不調を担保するものではありません。業界全体の流れとして、成長が見込まれているとお考えください。)

【建築】西松建設株式会社 採用ページhttps://www.facebook.com/nishimatsu.saiyo

【銀行】三井住友銀行 採用https://www.facebook.com/webbankingcollege

三井住友信託銀行 採用https://www.facebook.com/sumitrust.recruit

【証券】

SMBC日興証券 新卒採用
https://www.facebook.com/smbc.nikko.recruit

大和証券グループ 新卒採用
https://www.facebook.com/daiwa.grp.recruit

【損保】

東京海上日動 採用
https://www.facebook.com/saiyou.tokiomarine.nichido

損保ジャパン・日本興亜損保合同採用グループhttps://www.facebook.com/sjnk.recruit

三井住友海上 新卒採用チームhttps://www.facebook.com/msig.saiyougraduate

あいおいニッセイ同和損保(新卒採用)https://www.facebook.com/aioinissaydowa.saiyou

【生保】

フコクしんらい生命保険株式会社 新卒採用
https://www.facebook.com/fukokushinrai.recruit

住友生命 採用https://www.facebook.com/sumisei.saiyou

【不動産】

三井不動産レジデンシャル株式会社 新卒採用
https://www.facebook.com/mfr.recruit

野村不動産株式会社 新卒採用&インターンシップhttps://www.facebook.com/nomura.re.saiyou.intern
東急不動産 新卒採用https://www.facebook.com/tokyuland.saiyou

いかがでしょうか?少し難しかったですか?
こういった時事問題は、いつ話題に上がるかわからないからこそ、ある程度頭に入れておきたいところです!
まずはななめ読みでいいので、ニュースのトピックを見てみましょう!

※当記事には個人的な見解も多く含まれています。批判もあるかと思いますが、一つの意見としてとらえていただければと思います。

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監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。