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販売職で好印象を与える志望動機とは
販売職志望の就活生にとっては避けたいのは、あまりにも志望動機が長く、かつインパクトの薄い内容になってしまうことです。顧客の心を短時間でつかみ、関係構築をすることが求められる販売職で「言いたいことをまとめられない人」だと思われてしまうのは致命的です。
また志望動機を作る際、なぜ販売を志望しているのかを明確にし、また入社後どのように貢献できるのかを簡潔に伝えるよう意識しましょう。なぜその企業・その店舗でなければならないのかを、商品知識やターゲットを理解したうえで事例を挙げて話すと想いが伝わり、好印象に仕上げることができます。
この記事では、販売職の志望動機を考える際に気を付けたいポイントや、選考突破につなげるためのコツを解説していきます。
販売の志望動機を書く前にすべき2つのこと
販売の志望動機では、細やかな部分のブラッシュアップが不可欠です。「販売」が指す領域が広いため、表面的な部分を取り繕っただけの志望動機では「販売ができるのであれば、うちの会社でなくても良いのかな」と思われてしまう恐れがあるからです。
そのため「その企業・店舗でなくてはいけない理由」を明確にするために、下調べをしっかりとおこなったうえで、その知識を用いて志望動機を練り直すことが重要だと言えます。
ここでは、志望動機を作成するために、やっておきたい下準備を2つ紹介します。
①商品知識をつける
販売職の志望動機を作成する際、志望企業の商品知識をつけておくことはマスト事項です。もちろん、細かい商品のすべてを把握する必要はありません。実際に扱っている商品については、入社後に覚えていけば良いものであり、採用担当者も面接の時点でそれらについて完璧に理解していることを求めているわけでありません。
しかし、主力商品や新商品などの情報は収集しておきましょう。主力商品や新商品は、その企業の経営方針や主力事業を表すものでもあります。
面接で「弊社の〇〇(商品名)についてどう思いますか?」「弊社の商品に感じる課題を教えてください」「実際に使ってみてどう感じましたか?」など質問されることもあるので、新商品や主力商品、またその特徴については事前に把握し、できることなら実際に触れておくようにしましょう。
志望動機に困ったら「志望動機作成ツール」を使おう
志望動機を書こうと思っていても、なぜそうなのかをうまく説明できないと悩む学生は多いです。
そんな時は無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、過去の内定者の志望動機を参考にしながらあなただけの志望動機が完成します。
内定者の志望動機文を参考にしながら、選考を突破しましょう。
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②ターゲット層や店舗の雰囲気を把握する
志望動機を考える際に、商品のターゲット層や店舗の雰囲気を事前に把握しておくことも重要なポイントとなります。販売職の志望動機では、どれだけ実務をイメージして志望動機を練ることができているのかが「入社後の活躍イメージ」に直結するからです。
商品を購入する実際のターゲット層や、実際の接客の雰囲気などはパンフレットやホームページなどの字面で見ても理解を深めることはできません。実際に店舗に足を運ぶことでターゲットにしている客層や店員の接客などを知ることができ、志望動機をより実務に紐づけてブラッシュアップさせることができますよ。
販売の志望動機の書き方
下準備が一通り完了したら、実際に志望動機を作成していきましょう。具体的な内容として「その企業の販売職を志望する理由」「販売への適性のアピール」「入社後の成長意欲」の3つを順に述べる構成を目指しましょう。
ここからは、説得力のある志望動機に仕上げるために、前に挙げた3つの内容について、それぞれポイントを解説していきます。
①なぜその企業の販売職を志望するかを述べる
販売業と一口に言っても、その種類や業務内容、かかわる商品の幅はさまざまです。志望動機の最初は、簡潔に「どのような経験から」「なぜその企業の販売職を志望しているのか」の2点を伝えるようにしましょう。
このように自分の過去の経験と、その企業の事業内容や商品などを紐づけて述べることで「なぜその企業の販売職を志望しているのか」への回答をするようにしましょう。
また、この段階で企業理念や社訓、具体的なサービス名などを盛り込むと、その会社についてあらかじめ情報収集したことが面接官に伝わります。
企業理念や商品について深く理解した状態で志望動機を作ると、採用担当者の目に留まるきっかけになる可能性があることは忘れずにいましょう。
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作った志望動機は選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。
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②具体的なエピソードから販売職への適性をアピールする
簡潔に「なぜ販売職を志望するのか」を回答したら、続いて実経験や過去のエピソードを通して、販売業にかける思いや、自分の強み・能力をアピールしましょう。
ここでは販売への適性をアピールするために使える経験の例と、その内容がどう高評価につながり得るのかを解説していきます。
実際に商品を購入したり接客を受けたりした体験
志望動機を考えるうえで、志望企業に関する実体験があることは大きなメリットになります。
「購入したことがある」「雑誌やHP・テレビなどでチェックしている」「実際に使用してみてこの商品を販売したくなった」「〇年間愛用している」などの経験は、志望動機に説得力を生み出すからです。
ただし、いくら好印象を与えたいからといって、インターネットで同じような口コミなどを見て記載したり、嘘の体験をただ単に並べるのはリスクがあるため、避けるようにしましょう。
あくまで実体験をしたときの自分の感情を素直に自分の言葉で伝えることが重要です。
人とのコミュニケーションを褒められた経験
たとえば販売職でのアルバイト中に「笑顔が素敵と言われたことがうれしかった」や「きめ細やかな対応をしてくれたあなたから買いたいと言われたことがうれしかった」など、褒められたエピソードがあれば志望動機に盛り込みましょう。
第三者からの評価が、あなたのコミュニケーションスキルを裏付ける要素となります。
褒められた経験は、言い方を変えれば実体験から伝えられる長所でもあります。
より具体的にアピールする際は、どのような工夫をした末に褒められたのかなど、具体的な内容を話すようにしましょう。
販売のアルバイト経験
販売の仕事は経験があれば優遇されることも多く、アルバイト経験があれば評価される可能性があります。ここでのポイントは「志望する業界・企業とは別の業種で販売業に従事していた場合でも評価されやすい」ということです。
業種によって販売する商品やサービスは違いますが、根本的な部分は共通しているため、販売としての基礎的な能力が評価されます。もちろん志望する業界や志望企業でアルバイトをしていた場合は、実務経験が評価につながる可能性が高いです。
アルバイトの経験をアピール方法について悩んでいる人は、こちらの記事もおすすめです。
③企業でどのように成長したいのかを伝えて締める
企業への志望度の高さをアピールするために、就職後どのように成長したいかアピールして志望動機を締めましょう。
就職後の成長力の高さ、いわゆる「ポテンシャル」をアピールするためにも将来のビジョンを述べることは重要になります。
この締めの部分では、「その企業だからこそ成長できること」「企業と一緒に成長したい」といった意欲をアピールすることが評価されるポイントだと言えます。
就職後どのように成長したいかをアピールして、志望度の高さを明確に伝えていきましょう。
販売の志望動機が完成したらチェックすべきこと
「ファン」としての内容になっていないか
志望動機を魅力的に伝えるために商品知識を身に付けるのは大切なことですが、「単に商品が好きなだけ」「商品のファンであるだけ」という風に捉えられてしまったらもったいないですよね。
志望動機としてそれだけを前面に出すと、「なぜその会社で働きたいのか」「入社後に何を貢献できるのか」が見えにくくなり、評価されにくくなってしまいます。
NG例文
御社の清涼飲料水の大ファンだからです。幼い頃からこのドリンクと共に育ち、私にとっての青春の味、人生のパートナーと言っても過言ではありません。御社のその商品を愛する気持ちは、誰にも負けません。
消費者の目線から見て商品が好きであることはもちろん、企業側の立場から見た商品研究が大切であり、それができていなければ高評価は望めません。
ファンとしての視点にとどまらず、ビジネスの視点から商品の研究をおこない、多角的な視点から商品への理解を進めていきましょう。
使い回せるような志望動機になっていないか
「ほかの企業の販売職でも当てはまる内容になっていないか」をチェックするようにしましょう。どの企業でも言えてしまう内容は、企業研究不足と捉えられる可能性があるうえに、ライバルとも差を付けられてしまいます。
NG例文
私は人と接することが大好きで、お客様の笑顔を間近で見られる販売の仕事に強いやりがいを感じています。御社であれば、日々多くのお客様とかかわり、私のコミュニケーション能力を最大限に活かせると確信したため、志望しました。
どの企業でも使い回せてしまう志望動機にしないためには、志望企業が売りにしてる商品・技術・接客について、もう一歩踏み込んで情報収集をし、特徴や感じたことを盛り込むようにしてみてくださいね。
「実際に店舗に通っていてそこで働く人達に良くしてもらった」「他社と比較して○○の教育制度が優れているように感じたから」などでも企業研究をしたことが伝わる志望動機になりますよ。
販売の志望動機例文10選
ここでは、販売に関する志望動機を10個紹介していきます。
好印象を得やすい点についても解説していくので、それぞれの例文の特徴を活かして参考にしてくださいね。
例文①
私は、服飾系の大学でデザインの勉強をしており、それが活かせる環境がある御社の販売職を志望しています。
御社でデザインされている商品は、シンプルなデザインで機能性があります。また、カジュアルでもスーツでも使い分けできる商品が多いのが特徴で、私自身も大学に入ってから御社の製品を購入するようになりました。
御社では、ショップでの販売をしながら、デザインの企画もできると説明会で聞きました。私は、いろいろなボランティア活動に参加して多くの人とコミュニケーションをとってきたので、コミュニケーション能力に自信があります。
入社後は、一人ひとりにマッチした商品をすすめながら、将来的にお客さまに愛される商品の企画に携わりたいと思い志望しました。
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この例文は、この企業ならではの商品が好きで、ここにしかない商品をすすめていきたい思っている内容です。
デザインは大学で学んでいるとわかるので、デザイン画をいくつか紹介するのも良いでしょう。また、顧客と直接コミュニケーションをとることで、ニーズを企画に反映できることを志望動機に盛り込むのも効果的です。
例文②
ホームセンターでアルバイトをした経験から販売職を志望しています。
私は大きな家具から日用品まで揃えられているバイト先で働いており、主に品出しを担当していました。しかし、品出しもお客様のいる時間帯での作業になるので、自然にお客さまに声を掛けられるようになりました。
品物を探したい方もいれば、品物について確認したい方もいます。同じような商品でも、使用方法や使用人数、使用場所やその商品の素材などで、価格も用途も違ってきます。実際に、悩んでいたお客さまに、2つの商品の違いを説明することもありました。
数日後、その人が「商品の適切なアドバイスをありがとう」とわざわざ伝えに来られたときには、感動と嬉しさを隠し切れませんでした。
私は、お客さまに的確な商品をおすすめできる販売を目指したいと思い、アルバイトの経験を活かして、御社の販売員として貢献したいです。
アルバイト経験を具体的なエピソードと共に志望動機につなげられており、説得力のある良い回答です。
特に、お客様がわざわざ数日後に「ありがとう」を伝えに来てくれたというエピソードは、感情を動かされた瞬間や具体的な声が盛り込まれており、面接官が採用後の活躍をイメージしやすくなります。
例文③
私は、人と会話をすることが好きで、年齢を問わず生活に必要な「食」を支えられる御社の販売職を志望しています。
もちろん、食品業界以外にも「販売業務」は多種多様にあります。
しかし、私がこの食品業界を選んだ理由は、人は必ず食材を購入するためにショップに集まるからです。そのため、年齢関係なく話せる私は、いろいろなお客さまと毎日触れ合いながら御社に貢献できると思いました。御社は、職員の教育が手厚く、店内の商品陳列もお客様のニーズを研究したうえでおこなっていると聞きました。
私も御社で、お客様の満足度を向上させられるような販売を目指したいと思い、志望しました。
業界トレンドを押さえた文章が書ける 「志望動機作成ツール」
「人と会話するのが好き」という抽象的な動機を、「人は必ず食材を購入するためにショップに集まる」という独自の視点から食品販売の強みとして捉えており、販売職への意欲が伝わる回答です。
特に、ほかの販売職との比較をしたうえで、食品業界ならではの年齢を問わない多様なコミュニケーションに言及できている点は、企業研究の深さと自身の強み(人と話すこと)を上手く紐づけられていると評価できます。
例文④
私の趣味は、本を読むことが好きで、実際に書店でアルバイトをしてきた経験から販売職を志望しています。
私は特に小説が好きで、中学生の頃から毎日20分は読書をするようにしています。毎日の読書習慣の積み重ねから「本は私の人生」と言ってもいいほど本から影響を受けて生活をしてきました。
今までのアルバイトもすべて書店でしてきましたので、重たい本の運搬や陳列などの大変さも経験してきました。御社に入社したら、本の持つ魅力をより多くの人に知ってもらえるよう、また一人一人の「人生を変える本との出会い」の機会を多くできるよう、現場の業務を通しながら成長していきたいです。
「本が好き」という情熱を、「本は私の人生」という表現や、これまでの読書習慣という具体的な事実から裏付けています。
また、書店アルバイトの経験から「重たい本の運搬や陳列などの大変さ」を経験しているなど、現場の厳しさも理解している姿勢を示せているため、入社後の活躍が期待できますね。
例文⑤
御社での販売職を志望するのは、お客様の生活を豊かにする製品を、心に残る体験とともに提供できるスタイルに共感したからです。
私の強みは、相手の意図を正確に汲み取る傾聴力です。この強みは、アルバイトのカフェで教育係をした経験から培いました。個別の不安や性格に合わせた指導をおこなった結果、「聴く力」の重要性を学んだと自負しています。
この強みを活かし、お客様の会話から潜在的なニーズを引き出し、期待を超える提案をしたいと考えています。「あなたから買いたい」と言っていただける接客を実現し、御社ブランドのファンを増やすことに貢献したいです。
業界トレンドを押さえた文章が書ける 「志望動機作成ツール」
「心に残る体験とともに提供できるスタイルに共感した」と述べており、企業研究と職種への理解度が高いことがわかります。
潜在的なニーズを引き出す「聴く力」という具体的な強みを、アルバイトで培った経験とともに示せており、入社後にも期待ができる内容になっています。
例文⑥
私は、学生時代にコンビニエンスストアでアルバイトをしていた経験から御社の販売職を志望しました。コンビニエンスストアの仕事は、レジでのお客様応対だけでなく、商品配列などの力仕事もありますので体力も必要です。
私は、お客様との応対時、「気配りを忘れない」をモットーに働いていました。常にお客様の立場に立って、どういう応対をすればお客様が気持ちよく買い物をできるかを考えていました。
ある日、お客様から「応対が心がこもっていてとても良かった」と店にFAXが送られてきたことがあり、店長からも感謝され、私自身もとても嬉しかったです。この経験から、常に相手の目線に立った接客をし、業務に触れながら成長していきたいと考えています。
顧客からの具体的な感謝のエピソードを盛り込むことで、接客への熱意と仕事への向き合い方が伝わってくる例文です。
アルバイトで実践した「気配りを忘れない」というモットーを、志望企業の製品やサービスと関連付けて語れるようになると、さらに一歩踏み込んだ回答になりますよ。
例文⑦
私は、中学校、高校、大学の約10年間ずっと陸上競技を続けており、短距離の選手でもあります。中学生のときにはじめて陸上のスパイクを買うために御社の販売店を訪れた際、接客してくれた販売員の方がとても親切にしてくれたことがきっかけで御社を志望しています。
当時、商品の細かな違いが何もわからなかった私に、店員の人がさまざまなアドバイスをしてくれ、スパイク選びがどれだけ重要なことかに気付きました。
私もそのときの方のように、競技選手の力になりたいと思っています。入社後は自身の競技経験から、一人ひとりにマッチした商品を提案するアドバイザーとして活躍したいです。
業界トレンドを押さえた文章が書ける 「志望動機作成ツール」
自身の実体験が志望動機となっており、志望企業への強い入社意欲と熱意が伝わってきます。
入社後は「競技選手の力になりたい」という具体的な目標を持っており、自身の経験を活かして付加価値の高い提案ができる人材として期待できます。
例文⑧
私は昔から人と話すことが好きなため、販売の仕事に就きたいと思っています。また、幼いころからファッションに興味があり、実際に勉強を進めていることから、御社の販売職を希望しています。
販売の仕事を知るためにファッションの勉強と並行して、リテールマーケティング検定(販売士)3級の試験を受けて合格をしています。資格の勉強をすることで、流通の仕組みや、販売管理や、商品原価について知ることができました。
御社に入社することができましたら、私の知識と向上心を持って、現場で成長を重ねながらお客様に最適な提案をしていきたいと考えています。
ファッションへの興味や「人と話すことが好き」という仕事の土台となる部分を伝えつつ、リテールマーケティング検定(販売士)3級の取得という客観的な努力の証を示せている点が素晴らしいですね。
リテールマーケティング検定(販売士)は、商工会議所が実施する検定試験です。このような資格を持っていること、もしくは勉強を進めていることは勉強意欲や向上心のアピールにもつながります。
例文⑨
御社の製品の専門性と、お客様の期待を超える質の高い接客に魅力を感じ、販売職を志望しています。
私は家電量販店でのアルバイトを通じて、製品知識をわかりやすく伝えるスキルと、業界のトレンドに関する知見を深めてきました。特に、お客様が製品を使う環境をヒアリングし、スペック以上の「最適な使い道」を提案することで、高い満足度を獲得してきたと感じています。
この実務経験で培った知識とコミュニケーション能力を活かし、入社後はすぐに戦力として貢献したいと考えております。常に学び続ける姿勢で、御社の事業の発展に尽力したいです。
業界トレンドを押さえた文章が書ける 「志望動機作成ツール」
自身のアルバイト経験から得た「商品知識」と「コミュニケーション能力」という汎用的なスキルをアピールの軸にしており、即戦力として期待できる内容です。
特に、「スペック以上の『最適な使い道』を提案した」という具体的な行動から、顧客の立場になって考える姿勢と、接客に対するこだわりが面接官に伝わりますね。
例文⑩
私は子供の頃から百貨店を利用していて、販売員の方に憧れていました。百貨店には、仕入れや店舗計画などの仕事もありますが、それらをそつなくこなしつつ、顧客に寄り添う姿が印象的だったためです。
学生時代に携わった接客のアルバイトでは、お客様の潜在的なニーズを引き出し、期待を超える提案をすることで、高い顧客満足度を実現してきました。この経験で培った傾聴力と提案力は、御社の「お客様第一」の姿勢に必ず貢献できると確信しております。
入社することができましたら、私も先輩達に負けないように常にお客様の気持ちを考えて行動したいと思います。
単なる「憧れ」で終わらせず、学生時代のアルバイトで「お客様の潜在的なニーズを引き出し、期待を超える提案をする」という行動を通じて、企業理念である「お客様第一」と親和性の高い成果を具体的に示せている点が素晴らしいです。
自分の強みである「傾聴力と提案力」を企業の求める人物像と結びつけている点も好印象です。
販売の志望動機は「実体験」を意識して作成しよう
この記事では販売職を志望する人向けに、志望動機を作るために必要な下準備や、実際の作り方について解説してきました。販売職の志望動機は、実際に接客を受けた経験や、その商品を使ってみた体験が強力な武器になります。
「いちファン」としてだけでなく、それらの商品を多くの人に知ってもらうために、企業理解や商品理解をすることが選考突破のカギになります。
ライバルとの差別化を意識しながら、あなたの経験・体験をもとに、強みや熱意が伝わる志望動機を作成してみてください。