志望動機

営業事務に受かるための志望動機の書き方を徹底解説|3つのポイントと5つの例文ご紹介

営業事務の仕事内容とは

この記事では営業事務の仕事内容や、営業事務の志望動機の書き方など、営業事務に受かるためのポイントをお伝えします。営業事務は一言で言うと、営業マンのサポートを行う事務職です。事業会社の多くは支店や支社があり、そこで営業事務は欠かせない存在です。

例えば、支社では営業が日々各担当の顧客と商談を行い、商品やサービスの取引が行われています。それに付随して発生する、提案書・見積書の作成、申込書や契約書などの作成、経費精算など領収書の手続きなど、多くの事務作業をサポートします。

また、営業マンの取引先との電話やメールでのやり取りも、担当の営業マンが不在の際に応対をするなど、臨機応変な行動が求められるのも特徴です。営業マンは担当する顧客を複数抱えているため、これらの事務作業や応対を1人で行うことができません。そのため、営業事務がアシストをしながら、日々の売上げに貢献していく仕事になります。

営業事務に向いている人とやりがい

営業事務は、一般事務に含まれる書類作成や電話応対などの事務作業のほかも、突発的なトラブルやクレームと向き合うこともあります。その際には営業マンのみならず、営業事務がその対応にあたる必要が出てきます。

先方への報告書作成や電話応対など、ストレスのかかる状況であっても冷静かつ柔軟に対応する必要があるのです。とりわけトラブルやクレーム対応は、その後の顧客との取引に繋がるため慎重に対応しなければなりません。

臨機応変な対応が出来る人や、コミュニケーション能力の高い人には向いていると言えます。また、仕事の多くは営業マンとチーム体制で動くことが多いため、チームワークを取れる人も楽しんで取り組むことができるでしょう。

人を支えるのが好きな人に向いている

基本的に、営業事務は営業マンとの取引を起点とした事務作業が多いため、営業マンが売上げを伸ばせるようにアシストするといった部活のマネージャーのようなポジションになります。営業マンと連携を密に取り、各顧客に合わせた対応を把握する必要もあります。

また、支店や支社の売上げ目標を把握した上で、営業マンの営業活動に必要な資料作成を行ったり、営業マンの代わりに本社や別の支社といった社内との調整を行うこともあります。一緒にチームを組んでいる営業マンの環境を整えながら、営業活動を行いやすくサポートするという仕事がメインです。そのため、人を支える事に喜びを感じるようなタイプの人は大変向いている仕事と言えます。

やりがいはチームで目標を達成したときに感じる

営業事務のやりがいで一番実感しやすいのは、支店や支社の売上げ目標達成です。チームが一丸となって目標の売上げを追いかけて営業活動を行っていくため、チームワークを日々感じながら仕事をすることが出来るでしょう。

また、同じチームの営業マンに「ありがとう」と感謝されることも多く、人の役に立っている実感を感じることもやりがいのひとつと言えます。各支店や支社の売上げの積み重ねが企業の月間・年間売上げに繋がっていくため、自分が寄与しているといった実感を目標達成の際に強く抱けます。

また、売上げを作っていく上で状況がスムーズにいくとは限りません。その際に、営業事務として出来るアシストを精一杯行い、ギリギリのところで達成するといった場面もあるため、面白さを感じることもあるでしょう。

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よく間違う一般事務との違い

一般事務と営業事務は「事務」という言葉が名称についているため、混同する人も多いようです。営業事務の場合は先にも述べたように、営業マンとチームを組んで仕事を行うため、支店や支社に存在するケースが多いようです。

一般事務の多くの場合は総務、人事、経営企画など本社にある部署の中に存在します。一般事務は、スケジュール通り決まった事務処理があり、その処理を納期通りにきちんとこなしていくことが主な仕事です。

一般事務では営業事務の仕事の中に含まれるクレーム処理や、顧客のトラブル対応など、突発的に起こる対応はあまりありません。そのためチームワークを持って仕事を行う必要がある営業事務とその仕事内容は大きく異なります。

一般事務は営業事務より幅広くサポートしている

一般事務の仕事内容は企業によってもかなり異なります。企業規模によっては、総務と経理の仕事を同部署で行ったり、人事と総務が同部署である場合があります。その場合、給与計算、勤怠管理、経費精算、経理処理などを同時に行う必要があるのです。

もちろん、一般事務の基本的な仕事内容である、電話応対、経費処理、備品管理、データ入力、資料作成などの事務作業も含まれます。営業事務と比べると、従業員をサポートするような事務が多いため、仕事の幅が比較的広いと言えます。

また、スケジュール管理能力が問われるのも一般事務の特徴です。例えば勤怠管理・集計を行い、給与振り込み前までに給与計算を完了しておくなど、事務作業を時系列で処理する必要もあります。営業事務と比べるとチームワークを取る必要はないものの、計画性が大切な事務と言えるでしょう。

営業事務の志望動機の書き方

①チームワークを重視してきたエピソードを記載する

営業事務の志望動機の書き方におけるコツの1つ目は、チームワークを重視してきたエピソードを明記することです。営業事務は、やはりチーム力が求められるポジションです。会社側としては、チームで働くことに抵抗のない人材・慣れている人材を欲しがっています。そのため、志望動機ではこの点を押さえておくと効果的なのです。

②気が利く人物であるとアピールする

営業事務の志望動機の書き方における2つ目のコツは、気が利く人物であるとアピールすることです。営業事務は営業マンのサポートを積極的にする人物が求められています。ただ受け身で仕事を待っていて、営業マンに言われたことをしたいというスタンスでは採用されません。ですから、営業事務の志望動機を作り出す時には、気が利いて積極的だというのを盛り込むと良いでしょう。

③なぜこの会社の営業事務なのかを明確にする

営業事務の志望動機の書き方におけるコツの3つ目は、なぜこの会社の営業事務なのかを明確にすることです。営業事務が出来る会社は世の中にたくさんあります。そのため他の職種同様に、「なぜこの会社なのか」というポイントが重要になってきます。

営業事務の志望動機例文5選

例文①

私は、自分が持っているスキルを貴社でなら存分に発揮できると思い志望いたしました。私は高校生の頃、ワープロ部に所属しており毎日パソコンを操作していました。タイピングの全国大会に、県を代表して出場したこともあります。資格は、日商簿記検定2級やMOS資格を取得しており、貴社の力になれると思います。貴社は研修制度が充実しているということで、働きながらレベルアップできるのに魅力を感じました。もし貴社に入社いたしましたら、自信のスキルを活かして、営業のサポートだけでなく会社全体をサポートしていきたいと考えています。

1つ目の例文は、「自分が持っているスキル」をアピールした例文です。持っている資格は多ければ多いほど評価が上がるわけではなく、その企業で活かせる資格を選ぶのがポイントです。実際にそのスキルを活かせた経験を話すと説得力が増すでしょう。最後に、入社後の自分はどうなりたいのかを書くと、良い印象を与えられるのです。

例文②

私は、人のサポートをすることに面白さややりがいを感じ、ぜひ貴社の営業の方をサポートしたいと思い志望いたしました。高校生のころ野球部のマネージャーをしており、部員が快適に練習できるようサポートしてきました。受け身で仕事をしていたこともあり退屈な日々を過ごしていたのですが、自ら考えて行動するようになってから裏方の面白さややりがいを感じるようになりました。貴社は営業とアシスタントが連携して仕事をしていると聞き、貴社でなら今まで以上のやりがいを感じられると思っています。もし貴社に入社できましたら、決して受け身で仕事をせず、自分がどう動くべきなのか常に考えてサポートしたいと思います。

2つ目の例文は、「人をサポートするのが好き」ということをアピールした例文です。なぜサポートすることがやりがいになったのか、その理由を盛り込むと魅力的な志望動機になるでしょう。その際、過去の経験を交えて書くと採用担当者もイメージしやすくなるのです。企業の経営方針について触れると、企業研究していることが伝わり印象が良くなるでしょう。

例文③

私は、貴社で仕事の効率化を図り営業の人が働きやすい環境を作りたいと考えています。私は、大学1年生から居酒屋でアルバイトをしています。料理や飲み物を作りお客様に提供したり、会計やお出迎えをしたりしていました。2年生になるとバイトリーダーになり、仕事の量も増えていきました。それからは、どうしたら増えた仕事を今まで通りこなせるのかと考えるようになりました。もし貴社に入社いたしましたら、アルバイトで身につけた働きやすい環境づくりを積極的におこない、営業の効率化に貢献したいと思います。

3つ目の例文は、「自分の夢ややりたいこと」を盛り込んだ例文です。「私は入社してこういうことをしたい」と初めに提示することで、採用担当者にも明確に伝えることができます。理想像だけでなく、その夢を持った理由を織り交ぜるとより魅力的になるのです。ただし、現実味がない夢や大きすぎる夢を書くのはNGです。入社後の自分をイメージして、考えるようにしましょう。

例文④

私は、営業のアルバイトを経験したことがあります。そのおかげで、営業マンの仕事における気持ちを理解することができます。実際に、営業のアルバイトで働きにくいと感じたときは、社員の方に相談したこともあります。その後、私が提案した案が採用され、今でもそのルールに沿って仕事をしています。もし貴社に入社いたしましたら、どのような環境や準備があれば営業の方が働きやすいのかを考えることで、貴社に貢献したいと思います。

4つ目の例文は、「実際に営業関係の仕事をしていたこと」をアピールした例文です。同じ職種ということで、まったく違う職種のアルバイトよりは好印象を与えられるでしょう。アルバイトのエピソードを書く場合は、内容が薄いものにならないように「出てきた課題」と「どう改善したのか」を盛り込むようにしましょう。

例文⑤

私は、目標に向かってコツコツと努力できる長所を生かして、貴社に貢献したいと思い志望いたしました。私は高校生のころ、文化祭の出し物で爪楊枝アートを作ることになりました。大きな作品だったため、非常に根気のいる作業でしたが、クラスメイト全員で力を合わせて作り上げることができました。この経験を通して、目標に向かってコツコツ努力することを身につけ、努力することで生まれる「協調性」や「やりがい」を学ぶことができました。もし貴社に入社いたしましたら、自分の目標ではなく貴社が目指す目標に向かってコツコツと努力し、牽引する存在になりたいと思います。

5つ目の例文は、「自分の長所」をアピールした例文です。長所を書く場合は、仕事と関係のあるものを選びましょう。その長所が活きた過去の経験を話すと、具体性が増し魅力的な志望動機になります。最後に、自分の長所をどう活かしたいのかを書くと、好印象を与えられるでしょう。

営業事務の志望動機は書き方のコツを押さえ、面接では笑顔で答えましょう

今回は営業事務の志望動機の書き方とコツについて紹介してきましたが、いかがでしたか?営業事務は女性人気の高い職種ですから、なかなか倍率は高いでしょう。しかしこのように3点のポイントに気を付けて志望動機を作っていけば、書類上での評価は高くなるでしょう。あとは営業事務という特性上、面接で笑顔でいることを心がけることが求められます。その点に気を付けて、ポジションを勝ち取っていきましょう。

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監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。