内定について

内定承諾書に書く保証人欄のルールについて~見つからない場合の対処法もご紹介~

保証人のルール①3親等以内の親族から選ぶように

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何も指定がなければ、内定承諾書の保証人には、3親等以内の親族から選ぶようにしましょう。
もちろん3親等以内の親族なら誰でもいいかと言われるとそういうわけでもなく、「父母」「祖父母」「叔父叔母」などの、社会人の方を選ぶようにするのがルールです。
ですから、その中から内定承諾書の保証人になってもらえるかどうか相談してみてください。

  • 保証人が不利益を被る可能性はほぼ0

内定承諾書の保証人になったからといって、別段何らかの不利益を被ることはありません。ギリギリの入社辞退などで、万が一損害賠償を受けることとなっても保証人の方がうける不利益はほとんどないものと言えます。

さらに、内定承諾書には法的な力はないので、そもそもそうしてギリギリ入社辞退であってもそれでいちいち損害賠償を起こしたりする会社はほとんどありません。ですから、心配することはないです。安心してお願いして良いでしょう。

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保証人のルール②独立生計者であることが望ましい

内定承諾書の保証人は、独立生計者であることが望ましいとされています。つまり、社会人として、生計を立てていける力のある人ということですね。そういうルールがあるので、もし母が専業主婦であったという場合には、内定承諾書の保証人の欄に母を書くことはNGとなります。

  • 保証人は「父」と書くのが無難

その中でもできれば正社員として働いている方を書いた方がよいので、父と記載する人がほとんどとなるのではないかと思います。もちろんわざわざそれを調べられたりすることは100パーセントありませんが、それでもできる限りルールにのっとって書くのであれば、内定承諾書の保証人の欄には、独立生計者の方である可能性の高い、父と書くようにする方が良いでしょう。兄弟も3親等以内の親族となりますし、独立生計者であることがおおいとおもわれるので、もちろん兄や姉でも問題ありません。

保証人のルール③直筆で書くのが決まり

また、内定承諾書の保証人の欄は、保証人になった方が直筆で書くようにするのがルールです。したがって、直筆で書いてもらえる距離にいる方にお願いするのが、良いでしょう。ただ、これももちろん、わざわざ直筆であるかどうかまで調べるような会社はまずありません。ですから許可さえ取れているなら、他の誰かに書いてもらっても別段問題はないでしょう。

  • 代筆で書くことは法律的には私文書偽造にあたる

ですが、ルールとしては、内定承諾書の保証人の方が直筆で書くというのが決まりであることは覚えておいてください。代筆で書くことは一応法律的には、私文書偽造になることとはなります。それによりどうこうなるということはないでしょうが、法律としてはそうなってしまうのです。ですから、基本的には、内定承諾書の保証人は、直筆で書いてもらえる距離の方にお願いするようにしましょう。

保証人が見つからない場合の対処法

上述の通り、内定承諾書に記入する保証人は3親等以内の親族で、かつ独立生計者であることが望ましいです。しかしそうは言っても親戚が少ない、遠方地に住んでいるなど人それぞれ事情はあります。上記のルールに沿った保証人が見つからない場合、どのようにすればよいのでしょうか。そのような場合にも対応方法はあります。

保証人は上記のルールに限らず企業が定めたルールに該当するのであれば誰であろうと問題はありません。極端な話、条件に合致するならば、友人にお願いしても良いのです。以下、上記ルールに該当する保証人が、見つからない場合の対応策を解説していきます。しっかりと押さえておくようにしましょう。

信頼できる人に依頼してみる

上述の通り、保証人は企業の定めるルールに沿っているのであれば、誰であろうと問題はありません。しかしそうは言っても保証人になる以上、負担がついてまわることにはなるので、信頼できる人に依頼してみるのが賢明です。もちろん内定承諾書に記入する身元保証人はいわゆる借金の連帯保証人のようなものとは、保証人の負担が全く異なります。

身元保証人の負担する範囲は身元保証法により大きく限定されており、期間には制限も設けてられているのです。しかしそれでも身元保証人は「その社員によって将来会社が損害を被った場合の損害額の賠償」を行わなければならないのです。「誰でも良いんだ」と安易な気持ちで決めるのはNGです。しっかりと信頼のおける人にお願いするようにしましょう。

保証人代行会社を利用する

保証人代行会社にお願いするという手もあります。保証人代行会社とは、一定の手数料を支払うことで保証人の代行をしてもらうサービスを行っている会社です。身近なところで言うと、住居の購入、賃貸において保証人代行は行われています。自身の身の回りに信頼し、お願いすることの出来る人がいるのであれば、その方にお願いしたほうが良いですが、見つけるのが難しいのであれば、保証人代行の仕組みを利用するのもアリです。

ただ利用するにあたっては、まず企業にその旨を相談してみることにしましょう。インターネットで検索した業者へ依頼してみると、そこが悪質な業者であったという事例も存在します。企業にも、保証人が見つからない新入社員への対応は、マニュアルとして存在することが多いです。まずは企業に相談し、対応を仰ぐようにしましょう。

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内定承諾書の保証人は3親等以内の親族から選ぶこと!直筆で書くのがルール

内定承諾書の保証人の欄はこれらのルールにのっとってお願いするようにしていけば良いでしょう。こういうちょっとしたことからでも、社会人らしさは身についていくので、是非ルールを守って、社会人としての一歩を踏み出していってください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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