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忍耐力の自己PRで絶対押さえたい4つのコツ|アピール内容別の例文
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目次
- 忍耐力の自己PRはただ「耐える」ではダメ! 真面目さと行動力をアピールしよう
- 就活生に聞いた! 自己PRで忍耐力をアピールした経験
- そもそも「忍耐力」とは
- 採用担当はこう感じる! 自己PRの忍耐力がもたらす印象
- いくつ当てはまる? 忍耐力の自己PRに適した経験
- 企業の印象に残る! 自己PRで忍耐力をアピールする際の4つのコツ
- 就活生に聞いた! 忍耐力の自己PR作成で悩んだこと
- 5ステップで完成! 採用担当の印象に残る忍耐力の自己PRの作り方
- 【アピール別】 忍耐力の自己PR例文8選
- こんな内容は逆効果! 自己PRで忍耐力をアピールする際のNG例文3選
- 忍耐力の自己PRは伝え方が重要! ポイントを押さえて高評価につなげよう
忍耐力の自己PRはただ「耐える」ではダメ! 真面目さと行動力をアピールしよう
忍耐力を自己PRとして伝えようと考えている学生の中には、アピールにつながるのか不安を感じているを学生もいるでしょう。忍耐力を自己PRとしてアピールする際は、ただ「耐え忍ぶ」ことができるだけでなく、真面目な性格や行動できる点も伝える必要があります。
この記事では忍耐力の自己PRに対する企業の印象やアピールする際のポイントを紹介します。アピール内容別の例文も紹介しているので、自己PRで忍耐力をアピールしようかと思っている学生はぜひ参考にしてください。
就活生に聞いた! 自己PRで忍耐力をアピールした経験
忍耐力をアピールするか迷っている学生の中には、どれくらいの学生が自己PRで忍耐力をアピールしたことがあるか知りたい人もいるでしょう。そこで、就活生の皆さんに自己PRで忍耐力をアピールしたことがあるかアンケートを取りました。
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結果として、23.1%の学生が「忍耐力」をテーマに選んだことがわかりました。
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全体的な割合で見てみると「忍耐力」をアピールしている学生は多くはないといえます。そのため、忍耐力を効果的にアピールすることで、ほかの学生と差別化を図ることができると言えるでしょう。
そもそも「忍耐力」とは
就活における「忍耐力」は「難題や障害に対して立ち向かうことができる、たくましく強い精神力」という意味を持っています。ただ「苦しみやつらさを耐え忍ぶこと」ではなく、自分から問題に向き合おうとするケースを指すことが多いです。
ただし「忍耐力」と回答した際の企業側の解釈は異なることもあるため、自分が伝えたい内容をしっかり言語化することが求められます。
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自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。
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作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
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採用担当はこう感じる! 自己PRの忍耐力がもたらす印象
自己PRで忍耐力と回答する際、企業側の担当者がどのような印象を持つのか知っておくことで、どのようにアピールすべきかを把握することができますよ。実は忍耐力を自己PRで伝えることで、良い印象だけでなく、マイナスの印象を持たれる可能性があります。
ここでは、担当者が持つかもしれない印象を良い印象と悪い印象の2種類に分けて紹介するので、忍耐力をアピールしようか迷っている学生はしっかり確認しておきましょう。
良い印象①:粘り強く努力できる
どんなに厳しい状況に置かれてもへこたれずに努力を続けられることから、「あきらめずに粘り強く努力を重ねられる学生」と判断される可能性が高いです。
社会人は一般的に「自分の仕事に責任を持ち、途中で投げ出さないこと」が必要とされるため、このような人材は企業側から見ても魅力的に映ると考えられます。
「粘り強さ」「しぶとさ」などが重要視されている企業の場合は、「忍耐力」を積極的に主張してみるといいですね。
粘り強さのアピール方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。あわせて参考にしてみてくださいね。
良い印象②:真面目である
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目の前の出来事から逃げずに取り組む姿勢がうかがえるため、「まっすぐな心構えを大事にする真面目な学生」と認識されることも少なくありません。
自分の課題に対して不誠実な態度をとる学生に比べると、実直かつ堅実なスタンスを崩さない学生の方が好印象を持たれやすいため、好印象を得られるでしょう。
自己PRの内容だけでなく、担当者の話を聞く態度や話し方からも真面目な人柄が伝わるように工夫することが大切です。
真面目さをアピールしたい人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
悪い印象①:ストレスをため込みがち
忍耐力を自己PRに選んだ際、悪いイメージを持たれることがないとは断言できません。企業によっては、「忍耐力」という言葉から「多くのストレスを自分のなかでため込んでしまい、発散することが苦手な学生」という印象を持たれることもあるでしょう。
自分がアピールしたい内容を正確に伝えるために、エピソード選定や話の展開に力を入れることも重要です。担当者から偏った印象を持たれないように、誰もが納得できるような論理的な説明をすることを意識しましょう。
悪い印象②:積極性がない
「忍耐力」における「耐える」という言葉が、受動的な印象をもたらす可能性もゼロではありません。忍耐力を自己PRとして選ぶ学生がこれまで多くなかった企業の場合、「自発的に動くことが難しい学生」だと思われるおそれもあるでしょう。
このような誤解を防ぐためには、ただ「忍耐力」という表現を出すだけではなく、その答えにたどり着くまでの過程を詳しく説明することが重要です。どのような担当者に評価されても心配ないように、具体性を意識するようにしましょう。
いくつ当てはまる? 忍耐力の自己PRに適した経験
忍耐力の自己PRではマイナスイメージを持たれる可能性もあるため、どんなエピソードを選ぶかも重要です。ここからは忍耐力の自己PRに特に適した内容を3つ紹介するので、当てはまるエピソードがあればぜひ忍耐力の自己としてアピールしましょう。
つらいことを乗り越えた経験がある
精神的に大きなダメージを受けても負けずに打ち勝った経験がある人は「忍耐力」の自己PRがおすすめです。
挫折経験を乗り越えた人は心身ともにタフな印象を残しやすいため、就活でも高い評価が見込めますよ。ほかの人がなかなか体験したことのないエピソードがある場合は、ぜひ取り入れてみてください。
部活やサークルなどで問題を解決した経験がある
部活動やサークルなどで起きた問題に対して、主体的に行動し、解決に導いた経験も忍耐力の自己PRに適しています。
ある問題を片付けるために自分から行動した経験がある学生は入社後の活躍が見込めるため、好印象を期待できますよ。解決した問題を具体的かつ明確に提示することで、自己PRの説得力を増すことも可能です。
特定の事柄を継続した経験がある
地道な努力に関する体験談を説明することも有効です。目標に向かってこつこつと取り組み続けられる人柄がわかり、意志の強さや貪欲さもあわせて伝えられますよ。
自分の中では普通だと思っていたのの、周囲から見たらアピールにつながると感じているものもあるでしょう。家族や親しい友人に質問することで、自分のなかでは当たり前すぎて思いつかなかった、「昔から続けているルーティン」などが見つかるかもしれませんよ。
企業の印象に残る! 自己PRで忍耐力をアピールする際の4つのコツ
忍耐力の自己PRは入社後も地道に努力してくれそうというポジティブな印象につながりますが、効果的にアピールするにはポイントを押さえることが重要です。
ここからは企業の印象に残りやすくするための4つのコツを紹介するので、自己PRで忍耐力をアピールする際はぜひ意識してください。
①実体験を踏まえたオリジナリティのある内容にする
就活で使うエピソード全般において言えることですが、自分だからこそアピールできる独自性の強い内容を意識することが大切です。ただ「私の自己PRポイントは忍耐力です」と伝えるだけでは、その学生が本当に忍耐力を持っているのかは判断できませんよね。
また具体的なエピソードを踏まえた説明を盛り込むことで、そのときの状況を企業側がイメージしやすくなります。具体的なイメージが湧くことで、入社後もその強みを活かして活躍してくれそうという印象につながりますよ。
ただし、まわりと差をつけるために嘘のエピソードを使ったり、話を盛ったりすることは控えましょう。今後の面接などで深掘りの質問をされたときに、うまく回答できなくなる可能性があるため、あくまでも実体験に基づいた内容をアピールしましょう。
こちらの記事では、就活の嘘が与える影響について詳しく解説していますよ。
②入社後の再現性を盛り込む
企業側の担当者は就活におけるさまざまな質問を通して、この学生は自社で製菓を残せそうか、自社に貢献してくれそうな人材かといった観点で確認していることが多いです。
そのため、ただ強みとエピソードを伝えるだけでなく、忍耐力を活かして入社後どのように貢献できるのか、まで伝えるようにしましょう。
たとえば、長年継続している勉強を提示したうえで「社会人になってからも資格取得のために勉強を続けたい」と意欲の高さをアピールすることなどが例に挙げられますね。
③行動力があることを伝える
選考を受ける企業によっては、「忍耐力がある」という表現に消極的なイメージを持たれるおそれがあります。そのため、自分からアクションを起こせるような行動力を文章中に盛り込むことが大切です。エピソードには、積極性の高さが感じられるような経験をなるべく選ぶようにしましょう。
たとえば「アルバイトで顧客のクレーム対応をおこなった」だけでなく、「受けたクレームをもとに現在のシステム改善を提案した」といった自発的な行動にまでつなげると良いですよ。
④ポジティブな印象を持てる文章にする
「忍耐」という言葉からは、「ただ耐え忍んで我慢し続ける」というネガティブな要素が連想されてしまう可能性があります。そういった印象を払拭するためにも、明るくポジティブな気持ちになれるような文章を作れるように心掛けましょう。
マイナス思考な学生よりも、前向きな考え方ができるポジティブ思考の学生と一緒に仕事がしたいと思いますよね。「ぜひ仲間になってほしい」と思ってもらえるように、文章中に今後の展望や高みを目指す姿勢を取り入れるといいですね。
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作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
あなたが自己PRでアピールするポイントを特定します
就活生に聞いた! 忍耐力の自己PR作成で悩んだこと
忍耐力を自己PRに取り上げた学生の声を知ることで、さらに良い文章が作れるようになるかもしれません。
今回は、忍耐力をテーマにした自己PRを作成する際に困ったことや悩んだことについて、学生にアンケート取材をおこないました。多くの学生が気になったポイントをクリアできるよう、早めに対策をしておきましょう。
内容の取捨選択に悩んだ学生が多数
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どのようなエピソードを選択すればいいかわからず、頭を悩ませた学生が多いようです。
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「忍耐力に関する基準やボーダーライン」に個人差があるため、エピソード選定に不安を感じる学生が目立ちました。選考を受ける企業を問わず、安定した評価をもらいたい意向がうかがえます。
表現方法に苦しんだ学生も
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自己PRの文章作りがスムーズに進まず、準備が滞ってしまった学生も見られました。
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「コミュニケーション能力」や「協調性」などほかのテーマと比べると、「忍耐力」は外部とのつながりの表し方や文章のまとめ方が難しいかもしれません。そのため、文章表現に時間を取られてしまう学生も少なくないようです。
5ステップで完成! 採用担当の印象に残る忍耐力の自己PRの作り方
はじめて自己PRの文章を作成する際、何から始めれば良いのかがわからず戸惑ってしまうことも少なくありません。しかし、一つずつ順番に進めていけば自己PRを作成することはできますよ。
ここからは、忍耐力の自己PRを作るための方法を紹介します。5段階のステップに沿って準備を進め、企業から高評価を得られる文章を作成しましょう。
①忍耐力を発揮したエピソードを洗い出す
まずは過去を振り返り、忍耐力を発揮したエピソードを洗い出しましょう。「詳しい文章の方向性→エピソード」の順番で内容を決めるよりも、最初にエピソードを確定してから全体的な文章をまとめた方が効率的に自己PR作成を進められますよ。
過去のエピソードを振り返る際はさまざまな方法でおこなうと効果的です。友人や家族などの第三者に聞くことで、自分では気付かなかったエピソードを見つけられる可能性もあるので、ぜひいろいろな方向から振り返ってみてください。
自分史の詳しいやり方についてはこちらの記事で紹介していますよ。
マインドマップを使った自己分析の仕方についてはこちらの記事を参考にしてください。
他己分析についてはこちらの記事が参考になりますよ。
②アピールしたい「忍耐力」を具体的にする
次に、エピソード内容をさらにふくらませることで説得力のある文章を形成していきます。ここで試してほしい方法は、「忍耐力」を別の言葉で言い表し、エピソードを説明する際のキーワードとして使用することです。
ただ単に「私は忍耐力があります」とアピールするより、どんな忍耐力があるのかを具体的に伝えることで、周囲と差別化できるだけでなく、自分がアピールしたい忍耐力のイメージがしやすくなりますよ。
たとえば「忍耐力」を「一つの事柄を継続できる」と表現を変えます。そして、長年同じスポーツを継続して取り組んできたエピソードを伝えることで、より説得力のあるアピールにすることができますよ。
③忍耐力から学んだことや成果を書き出す
エピソードの準備ができたら、「選んだエピソードを通してどのような学びが得られたか」「最終的に自分にどのような影響をもたらしたか」というまとめ部分について考えてください。
企業が自己PRを通じて知りたいのは、学生がどんな経験をしたかではなく、その経験を入社後も発揮してくれるかどうかです。そのため、エピソードを通じて何を学び、何を得たのかを伝え、入社後の活躍イメージにつなげることが重要ですよ。
④入社後に自身の忍耐力をどう活用できるか考える
続いて、自己PRにおいて大切な「入社後の姿」への関連付けをおこないます。
どれだけ魅力的な自己PRポイントを持っていても、その内容が業務に活かせなければ就活においてあまり良い結果は見込めません。そのため、自分の忍耐力が会社にどう貢献できるか説明する必要があります。
志望企業の実際の仕事内容にからめ、入社後に忍耐力を発揮してどのように貢献するのかを伝えましょう。できるだけ具体的に伝えることで、入社どのように活躍できるのかを企業側がイメージしやすくなりますよ。
⑤強み→エピソード→活かし方の順番でまとめる
エピソードや活かし方の準備ができたら、最後は企業に伝わりやすいように構成の型に当てはめましょう。
最初は自分がアピールしたい強みを端的に伝え、そのあとにエピソードや活かし方を伝えることが重要です。最初からエピソードを伝えても、企業は何の話かイメージしづらく、アピール内容があまり入ってこない可能性がありますよ。
どんなに良いアピールポイントがあっても、企業に伝わらなければアピールにはつながらないので、伝える順番も意識しましょう。
【アピール別】 忍耐力の自己PR例文8選
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ここまで忍耐力の自己PRの作り方を紹介しましたが、実際にどんな内容ならアピールにつながるのか知りたい学生もいるでしょう。そこでここからは忍耐力の具体的なアピールポイント別に、自己PRの例文を紹介します。
- どのような点を押さえて作成すればいいのか意識しながら読んでみてください。
①一つの事柄を継続できる
- 中学時代から今までバスケットボールを継続しており、一つのことを突き詰められる人物であることが伝わります。また実体験を通じて得た学びを、今度は入社後にほかの人にも伝えていきたいことが伝わり、チームを引っ張ってくれそうな人材だと思ってもらえるでしょう。
②うまくいかなくても投げ出さない
資格取得に失敗したものの、その後も諦めずに勉強を継続したことから、忍耐力の強さをうかがえる例文です。入社後に壁にぶつかったとしても、辛抱強く取り組んでくれそうな印象を受けますね。
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③地道に努力を続けられる
目標に向かって、地道だけれども、着実に努力できることが伝わる例文です。また第三者からの評価がを盛り込んでいることで、自己PRに説得力がありますね。
④自分を環境に適応させられる
課題に対して、自ら考えて行動したことが伝わる例文です。とくに学生から社会人になる際は環境の変化も多いため、そういった変化に適応できることは、企業からしても好印象と言えるでしょう。
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⑤難しい目標を達成できる
目標の高さをアピールする際は、数値やほかの人との比較などを盛り込むことで説得力が増します。またテレアポと志望する営業職に親和性があり、入社後すぐに活躍してくれそうな印象を受けますね。
⑥さまざまなアイデアを提案し続けられる
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この例文では、「約100個」と具体的な数字を出すことでイメージがしやすくなっていまうね。またアイデアを出し続けることで、チームの士気を上げることができたことから、リーダーシップがあることも伝わります。
⑦適切な計画を立てて行動できる
- 予想外のことが起きたときも、冷静に今自分がすべきことを考えて行動できる点が伝わりますね。仕事でも想定外のことが起きることはしばしばあるため、そういった状況でも落ち着いて対処できそうなイメージを持ってもらえるでしょう。
⑧面倒なタスクに取り組み続けられる
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自分に厳しく、日々地道に物事に取り組んでいる点が伝わる例文です。入社後も自分を律して、やるべきことを着実におこなってくれそうな印象を受けますね。
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こんな内容は逆効果! 自己PRで忍耐力をアピールする際のNG例文3選
忍耐力の自己PRを伝える際は注意すべきことがあります。ここからはアピールにつながらないNG例文を紹介していくので、自分の自己PRが当てはまっていないかチェックしながら見てみてください。
①ただ「耐えた」ことしか伝わらない
私は自己PRは忍耐力の強さです。
高校時代は野球部に所属しており、暑い日も、寒い日も、雨の日も、毎日外周10周を走り抜きました。
貴社に入社後も、つらいときでも我慢していくことで貢献したいです。
どんな状況でも毎日走り抜いたことはわかりますが、ただ我慢しただけのように聞こえ、受動的な印象を受けます。もちろん目標に向かって日々努力することは重要ですが、なぜそうしたのかや、その経験から何を学んだのかなど、主体性が伝わるようにしましょう。
②ストレスをためそうな印象になっている
私は忍耐力がある人間です。
大学時代の飲食店のアルバイトでは、クレームをいただくことが多かったのですが、そのようなとき私は、何も反論せず謝ることでその場をしのいでいました。
貴社に入社後も、忍耐力を活かして、どんな状況でも耐え忍んでいきます。
クレームを受けた際に謝ったことでその場を収めたという内容ですが、積極性がないだけでなく、ストレスをためそうな印象になっています。
つらいことがあっても自分のなかだけで解決してしまうと、いずれ限界がくる可能性があり、早期離職にもつながりかねません。企業は採用にあたって、多くのコストをかけているため、採用した人にはできるだけ長く働いてほしいと考えています。
入社後、長期的に活躍をしてくれそうと思ってもらうためにも、ポジションな印象になるようにしましょう。
③当たり前の内容になっている
私には忍耐力があります。
そのため、サークルやアルバイトなどを両立しながら、卒業に必要な単位を無事に取り終えることができそうです。
貴社に入社できたら、この忍耐力を活かして自分の業務を確実に進めていきたいと思っています。
この例文では「卒業に必要な単位を問題なく取得できること」を忍耐力のエピソードとして挙げていますが、これは大学生なら当たり前のことだと言えます。
もしこのような内容をアピール要素として取り上げてしまうと、忍耐のレベルが低い学生だと認識されるかもしれません。「自分だからこそ実現できたエピソード」を紹介するように心掛けましょう。
忍耐力の自己PRは伝え方が重要! ポイントを押さえて高評価につなげよう
忍耐力の自己PRは、真面目な人柄や努力家であることを伝えられる一方、「耐える」という受動的な意味合いから、マイナスの印象を受ける場合もあります。そのため、自己PRで忍耐力を伝える際は、ただ耐え忍んだことだけでなく、自分から行動に移したことを伝えることが重要です。
この記事で紹介した、忍耐力をアピールする際のコツや作り方をマスターして、企業から好印象を獲得しましょう。
【忍耐力に関する調査】
- 調査方法:ポートが運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2024年3月27日~2024年4月3日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート
- 調査対象者:25卒・26卒の就活会議会員の78人