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製造業の自己PRを書くポイント3つ|例文3選やNG例もご紹介
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目次
製造業の自己PRに悩む就活生は多い
製造業の自己PRを書こうとしても、どのような点をアピールすればいいのか悩む就活生は多いと思われます。就活生にとって志望動機や自己PRは自分をアピールするための重要項目なので、慎重になる就活生は多いでしょう。
自分では上手く書けたと思っても、受け取り手である採用担当者に響かなければ内定に近づくことは難しいです。そこでここでは、製造業の自己PRを書くポイントや例文をご紹介していきます。
志望動機について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。
製造業の自己PRを書くポイント3つ
製造業の自己PRでは、どのようなことを書けばいいのでしょうか。書く内容によっては、採用担当者の印象に残ることが可能です。いい印象を残しておけば、その後の選考でも有利になるかもしれません。
自己PRも志望意欲を伝える一部となるので、他の企業に提出する内容と全く一緒にするのではなく、何をアピールすれば内定に結び付くのかを考えることも大切です。ここでは、自己PRを書くポイントを3つご紹介していきます。
①集中した作業が得意
製造業は、モノづくりが好きな人にはたまらない世界です。日本が世界に誇れるところでもありますし、やってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。製造業での自己PRとして効果的なのは、黙々とした作業を集中しておこなえるということでしょう。
製造の世界は、基本的に集力が必要とされる仕事が多いです。このような作業が得意でないと、途中でダラダラしたりして製造効率が悪くなったり、ミスをして損害を与えてしまったりする場合があるでしょう。
コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます
自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
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アルバイトの経験から仕事に関する能力をアピールする
集中した作業が得意ということを証明するには、アルバイトの経験からアピールするのが効果的でしょう。実際にそのような仕事をしていたということ以外で、仕事での集中力を証明する方法はないに等しいです。友達同士の作業やサークルでの作業と、仕事での作業は異なります。アルバイト経験がある場合は、これまでの経験で語れる仕事に関する能力をアピールしていきましょう。
②体力に関するアピール
体力があるというシンプルなアピールも、製造の世界に飛び込むためにいいアピールとなるでしょう。製造業は、言うまでもなく体力を使います。そのため、体力がないと、仕事についていけなくなってしまうでしょう。また、ライン作業の場合も多いため、風邪をひかれたりするのも困るのです。体力があるというのは、自己PRではいいアピールになるのです。
体力を鍛える工夫も伝えると効果的
自己PRで体力があることを信じてもらうためには、体力を鍛えるための普段の工夫を告げる必要があるでしょう。体力があるということを自己PRするのですから、何かしらの工夫はしているはずです。「日々これくらい走っている」「体力は○○で鍛えている」のように、シンプルなものでいいので、体力を鍛えるための工夫を明かしましょう。
③責任感の強さも武器
製造業は、先述の通りライン作業であることも多いです。たとえライン作業でなくとも、責任のない行動をしてしまうと、とんでもない数の人々に迷惑をかけてしまう職種です。ですから、責任感を持って作業をしなければなりません。責任感があるということは、製造業では良い自己PRになるのです。
きっかけとなったエピソードを語ることで信憑性が増す
責任感があるということを自己PRの中で適切に伝えるためには、どうして責任感を強く持つようになったのかという、その責任感のきっかけを語るといいです。責任感を持つようになるのには、必ずきっかけがあるものです。そのきっかけを伝えると、信憑性が増してくるのです。
作成のポイントについて、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
製造業の自己PR例文3選
製造業の自己PRの例文を3つご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
例文①
私は何事も責任感を持って仕事に取り組めます。私は学生時代、体育祭で実行委員長を務め、体育祭を成功させました。常に当事者意識を持ち、全体を見渡しながらそれぞれのチームに指示をしたり、テントの設営やいすの搬入などの作業も率先しておこなったりしました。
また、体育祭をよりよくするために学校に【意見箱】を設置することを考えました。体育館や廊下、玄関など学校のいろんな場所に設置することで、体育祭に関する意見を誰でも気軽に言いやすいようにしました。
実行委員のチーム内で何か課題が見つかったり、意見箱に意見が入ったりした際は話し合いの場を設け、責任感を持って解決・改善に尽力しました。
御社は世の中のニーズを把握し、時代に合った「ものづくり」を積極的におこなっていると感じています。御社が発売している【●●シリーズ】は毎年パワーアップし、日本の○○部門で1位の売上を誇っています。私は今までの経験を活かし、何事も責任感を持ってより良いものづくりに携わり貢献したいと思っています。
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上記の例文では、体育祭で実行委員長をしたエピソードを述べて、自身の強みである責任感をアピールしています。意見箱の設置を考えたり、話し合いの場を設けたりなど、体育祭を成功させるために責任感をもって実行委員の仕事をしていたことがわかるでしょう。また、「御社が発売している【●●シリーズ】」や「日本の○○部門で1位の売上」のように、志望先の情報も交えているため良いでしょう。
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例文②
私の強みは周りと協力しながら積極的に取り組めることです。学生時代は機械科に在籍し、製図や機械設計、機械工作など、機械に関する専門的な知識を学びました。課題研究では、ソーラーカーを作成しました。
作成では、回路の配線が上手くいかなかったり、思うようにソーラーカーが動かなかったりなど、多くの課題が発生しました。私はソーラーカーのチームリーダーとしてメンバーから出た意見をまとめ、積極的に自分から動くことを心がけました。
多くの課題を解決してメンバーと改良を重ねた結果、想像していたものよりクオリティの高いソーラーカーを完成することができました。
また、学校内でおこなわれた課題研究発表会では10チーム中1位になることができました。私は御社でも何事も積極的に取り組み、より良い製品づくりをして御社や世の中に貢献したいと考えています。
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上記の例文は、機械科での課題研究の経験を交えて自己PRを述べています。課題研究の内容を具体的に述べながら、周りのメンバーと協力できることや積極性をアピールできているといえるでしょう。「何事も積極的に取り組み、より良い製品づくりをして御社や世の中に貢献したい」という意欲も述べられています。
例文③
私は体力があることが強みです。私は学生時代、新聞配達のアルバイトを2年間していました。毎朝3時に起床して、出勤後はチラシをはさんだり雨の日はビニールに新聞をいれたりしました。新聞配達では、時間内に配りきることや不配はないか常に心がけました。
その結果、1年に1度おこなわれる総会では社内MVPをいただくことができました。バイクでの配達でしたが、毎日早起きして新聞配達を続けることで体力がつきました。
また、部活動はサッカー部に所属していました。雨でグラウンドが使えない日は筋トレをしたり、部活動が休みの日は新聞の配達地区を走って体力向上に努めました。私は持ち前の体力を活かして、御社での部品組み立てやメンテナンスなどの仕事をこなしていきたいと考えています。
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上記の例文では、新聞配達で2年間アルバイトをしていたというエピソードを交えて、自身の強みである【体力】について述べています。製造業では、体力があることは強みになるでしょう。また、新聞配達で常に心がけたことや社内MVPをいただいた経験などを盛り込むことで「仕事に真面目に取り組める人なんだな」と人事に好印象を与えられるでしょう。そのほか、部活動での取り組みも伝えているため、体力があることをさらにアピールできています。
製造業のNG志望動機例文3選
ここまで製造業に効果的な自己PRのポイントについて解説してきました。ここでは、製造業を志望する際、避けるべきNGポイントを含む例文を紹介していきます。志望動機は就職活動において要となるものです。1次、2次面接など序盤のうちは就活生の絞り込みを行うためスキル面がみられることが多く、それゆえ自己PRの完成度が重要視されます。
しかし、最終面接に進むにつれ、スキル面で一定の評価を受けた学生のみが残っていくため、そこから先は志望動機の完成度が重要視されます。内定を獲得するには志望動機の練り上げが不可欠なのです。以下NGポイントをしっかりと押さえ、対策をしましょう。
NG例文①
私はあちこち動き回ることがあまり得意ではありません。大学におけるゼミ活動などでも、現地に行って色々と聞き込みを行い、調査を行う機会がありますが、そのようなことに対して苦手意識を持っています。
そのようなことよりも黙々と作業を行うほうが自分には合っていると思い、そのため製造業で働くことを志望しております。その中で御社は、自動車業界で圧倒的なシェアを誇っており、御社であれば安定して長く働き続けることが出来ると思い志望しております。
この例文では、黙々と作業を行うことが得意だということをネガティブな側面から伝えてしまっており、その点がNGポイントとなっています。この例文のような伝え方をしてしまうと、「消去法で仕方なく製造業を志望しているのか」と思われてしまい、採用担当者に不快な印象を与えてしまう恐れがあります。
このエピソードは志望動機に活用するエピソードとしては相応しくなく、黙々と作業を行うことが得意だということを示すエピソードを利用して志望動機を作成するようにしましょう。
NG例文②
私は「黙々と作業を行うことが得意」であることと、「英語という強みを持っている」ことから海外に拠点を持つ製造業の企業への就活を検討しており、その中で御社の求人を見つけました。御社はアメリカ向けの輸出に力を入れており、海外拠点の展開も今後積極的に進めていく方針だということを知りました。
そのような環境であれば、自身の強みを活かしながら働くことが出来ると思い、御社を志望しております。小さな頃から運動が苦手で体力面で若干不安を感じてはいますが、精一杯仕事に邁進したいと考えております。
この例文では「体力面での不安」に触れている点が不必要であり、この点がNGポイントです。志望動機をエントリーシートに記入する際、そこで記入できる事柄は限られています。面接の場合も、時間的な制約から伝えられる事柄は限られます。
そのような中で、あえて自身にとって不利になる情報に触れるのは得策ではありません。もちろん嘘をつくことはNGです。伝える必要のないことまで正直に全て伝え、その結果自身の首を絞める結果になるのは賢明とは言えないのです。
NG例文③
私は、目の前の仕事に黙々と取り組むことが出来る点で、製造業を志望しております。私は学生時代の経験から、細かな作業を集中して黙々とこなしていくことが得意であり、やりがいを感じています。製造業であれば、自身の目の前の業務に集中していればよく、余計な気を使わなくて良い点に魅力を感じております。
その中で私が御社を志望する理由は、雰囲気に魅かれたからです。御社の説明会に参加し、一人一人の就活生に丁寧に対応する社員の姿を見て、このような方々と共に働き、自らもそのような対応が出来るように成長していきたいと考えております。
この例文は、仕事に対する責任感があまり感じられない点がNGポイントとなります。もちろん製造業では、自身の目の前の仕事に黙々と取り組む機会があります。しかしいずれは異動し、他の社員を管理する立場になる可能性もあるのです。「自身の目の前の業務だけに集中していればいい」と考えているような就活生を採用したいとは思わないのです。
目の前の仕事に黙々と集中して取り組むことが出来ることは、製造業を志望する就活生にとって重要なアピールポイントです。しかし、周りを見渡し、企業全体のことを考え、行動する視野の広さも企業で働いていく上で必要になるのだということを理解しておくようにしましょう。
製造業に効果的な自己PRとは真面目さや体力
以上、製造業につきたい人の為の自己PRのアピールポイントのご紹介でした。製造業につくためには、こうした自己PRが必要になるのです。まじめさや体力が売りになるので、そういうことを売りにできるよう、自分のエピソードを見直してみてください。
真面目さの自己PR方法について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。