身だしなみ

就活におけるネクタイの結び方講座|初心者向け画像解説あり

ネクタイの結び方をマスターしよう!

皆さんはこれまでの学生時代に、スーツやネクタイを着用する機会はどれぐらいあったでしょうか。結婚式や成人式などの式典もそう多くはないと思いますので、多くの学生さんはスーツやネクタイに触れる機会は少ないと思われます。しかし、皆さんはこれから就職活動という社会に出るための活動期間に入ろうとしています。

スーツを着てネクタイを締めて、慣れない革靴で会社訪問をしていかなければなりません。特にネクタイはTPOに合わせた結び方や、着用時のルール、そしてスーツやシャツ以上に色や柄が豊富です。

ここでは、その悩ましいアイテムであるネクタイについて面接などの会社訪問という場を想定して、基本的なネクタイの結び方から、色や柄が与える印象や着用時のルールなどの身だしなみについて触れていきます。

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オススメな結び方はプレーンノット

ネクタイには数種類の結び方があり、その結び方にも名前がついています。ネクタイはただ結ばれていればよいというものではありません。ネクタイをして出席する場や、周りの雰囲気などTPOに合わせた結び方をする必要があります。就活の際は一般的で外れがない結び方である「プレーンノット」という結び方が望ましいので、この結び方について解説をしていきます。

プレーンノットの結び方

手順①

長めに大剣を取り、クロスさせる

手順②

大剣をくるりと回します

 手順③

前に持ってきたところで大剣を上から通します

手順④

大剣を真上から通します

手順⑤

形を整えます

手順⑥

後ろにある小剣を引っ張りながら上げます

結び慣れないと、はじめは大剣と小剣の長さが逆になったり、大剣が長くなりすぎたりと苦戦すると思いますが、何度も練習することで次第にバランスの取れた結び方が出来るようになります。ネクタイは着用に慣れていないと首元を締め付けられているという違和感を感じてしまい、ゆるゆるに結んだり、結び目が上に上がっていない状態にしがちです。

楽ではありますが、だらしがないという印象を与えてしまいます。いくら自分の体に合ったサイズのスーツを格好良く着こなしていても、しっかりとネクタイを締めていないと台無しです。たかがネクタイと思わず、最後まで丁寧に形を整え、チェックするようにしてください。

また、これはぜひおこなってほしいことですが、面接等で企業担当者の方と会う前に、必ず鏡を見てチェックしましょう。なぜかと言うと、家から出て移動している間にもネクタイの形が崩れているかもしれません。家を出る前に整えられていても、面接官の前で崩れていては勿体ないので注意しましょう。

その他のネクタイの結び方

ネクタイは印象を左右する重要なポイントです。プレーンノットができるようになったら、その他のネクタイの結び方を覚えて自分のお気に入りの方法を見つけてみましょう。それぞれに特徴がありますので、自分に似合う結び方を発見できるかもしれません。

ここでは、その他のネクタイの結び方について3つ紹介していきます。正三角のような結び目ができる「セミ・ウインザーノット」、大きな結び目の「ウインザーノット」、プレーンノットより結び目に厚みが出る「ダブルノット」について結び方を知っておきましょう。

セミ・ウインザーノット

まずご紹介するのが、セミ・ウインザーノットです。セミ・ウインザーノットは、ワイドカラーや厚手のネクタイにおすすめの結び方です。正三角形に近いかたちの結び目を作ることができます。左右が対象になるように工夫された結び方ですので、上品でスマートな印象となります。幅が広いネクタイの場合は、結び目が大きくなりすぎないようバランスに注意しましょう。

まず、小剣を短めにとって、ネクタイの縫い目を目印に大剣が前に来るように重ねましょう。クロスさせた大剣を前から後ろにもっていき、首元の輪の方に通します。大剣を前から回して首の方に下から通したら、ループ状になったところに差し込みます。結び目の形を整えて、証券を引っ張りながら結び目を上にあげれば出来上がりです。

ウインザーノット

ウインザーノットは、型崩れしにくいおすすめの結び方です。結び目が固く、やや横に広がった逆三角形になります。ボリュームのある結び目に仕上がるため、襟の角度が大きく開いている形のシャツに合わせると好印象です。体系が大きめの人に似合う結び方といえるでしょう。ただし、結び方はやや難易度が高いといえるでしょう。

最初に、縫い目が首の位置に来るように、小剣を短めに取って輪を作ります。小剣を折り曲げて後ろから前に持ってきた後、大剣を後ろから前にもってきて間に通します。通した反対側から外側に回して、内側から外に持ってきた大剣をループ状になったところに上から差し込みましょう。結び目の形を整えて、小剣を引っ張りながら上にあげれば出来上がりです。

ダブルノット

ダブルノットは、プレーンノットの巻き付ける部分を二重にした結び方で、結び目が縦に長い形になるのが特徴です。プレーンノットよりひと回り大きく、横から見たときにふっくらと厚みのある結び目になります。薄手の生地や少し長いネクタイにおすすめの結び方といえるでしょう。プレーンノットの次に簡単な結びめですので、ぜひ覚えておきましょう。

初めに、小剣を短めにとった後、ネクタイの縫い目を目印にして大剣をクロスさせます。このとき、大剣が前に来るようなかたちにクロスしましょう。次に、上から重ねた大剣を、後ろから前へ2周させます。次に、ループ状になった部分の上の方に大剣を通します。結び目のかたちを整えて、証券を上に引っ張り上げれば出来上がりです。

ネクタイのディンプルとは

スーツ着用のお手本にとファッション誌や街で見かけるお洒落なビジネスマンの方を見ると、ネクタイの結び目下あたりにくぼみがあることに気づきます。このくぼみ(ディンプル)は襟元に立体感を生み、より引き締まった感じに見せてくれます。

このディンプルがネクタイに見た目の変化を持たせるので、一層お洒落な印象も与えくれます。しかしながら、就活においてこのディンプルを無理に作る必要はありません。ディンプルはあくまでもお洒落を楽しむものとして考え、シンプルできれいな結び目を作ることを心掛けてください。

ディンプルの作り方

ディンプルは、ネクタイの大剣の部分を引っ張りきる前に作っていきます。ネクタイを緩く締めたら、指で真ん中に溝(谷折り)を作ってください。それができたら、次はその両サイドを抑えて溝の形を保ったまま、大剣部分を引っ張っていきます。後は小剣を引っ張って、長さと形を整えればディンプルの完成です。

崩れないディンプルづくりのためのポイントとしては、「なるべく高い位置からくぼみを作る」ということが挙げられます。外から見える部分だけに溝を作っているだけだと、時間の経過とともに崩れる可能性が非常に高いです。そのため、外から見えない部分にもしっかりと癖づけをするようにしてください。

ダブルディンプルは就活には向かない

「ディンプル」には上の見出しでご紹介したもののほかに、「ダブルディンプル」と呼ばれるものがあります。これは、ディンプルでは1つしか作らなかった溝(谷折り)を2つ作るという方法です。ダブルディンプルは、ネクタイを緩く締めた段階で両サイドを手前に折り返し、指で軽く抑えて形を整えながら結び目を引き締めると完成です。

ただし、ダブルディンプルは就職活動には向いていません。なぜなら、ダブルディンプルは華やかな席やカジュアルなシーンに映えるとされているものだからです。一方で「ディンプル」はカジュアル・フォーマルどちらの場面でも浮くことがないので、面接のような厳格な雰囲気の場でも問題なく作っておくことができます。

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ネクタイの色と柄にも注意しよう

就活生のみなさんが着用するスーツの多くが、ネイビーやブラックのリクルートスーツだでしょう。リクルートスーツは地味な印象ですから、街を歩くカッコいいビジネスマンの真似をして少し派手な色や柄のネクタイを選んでしまう人がいます。
少し派手な色味や柄のネクタイのほうが個性的で良いじゃないかという考えもありますが、面接や会社説明会などは見た目で個性を表すような場所ではありません。逆にラフすぎる印象を与え、面接官やその会社の社員の方々に悪い印象を与えてしまうので注意しましょう。お洒落は、社会に出てしっかりと自立できた時や、自分なりに自信が持てるようになった時の楽しみにしてください。

色によって相手に与える印象が異なる

ネクタイの専門店や紳士服売り場には様々な色のネクタイがあり、どれを選んだら良いか迷います。色が人に与える印象はとても大きいものですから、自分は相手にどんな印象を持ってもらいたいか、また、普段から自分が周りにどんな印象を与えているかを考慮して色選びをしていくと良いです。

例えば、ネイビーは清潔感と合わせて誠実、実直といった紳士的な印象を与えます。赤色は「強い」など興奮させる色ですが、少し黒味のあるエンジ色(赤ワイン色)は落ち着いた印象を与えます。選び方のポイントとしては、発色がよく明る過ぎる色はなるべく避けた方が無難でしょう。

リクルートスーツは全体的に暗いため、ここに発色のいい色のネクタイが加わるとネクタイが浮いて見えてしまい、主役があなたではなくネクタイに入れ替わってしまいます。あなたの顔がしっかりと映える色の選定をしていきましょう。とはいっても色選びは慣れていないとなかなか難しいので、店員さんや家族にアドバイスをもらうのも一つの手です。

派手すぎない柄を選ぼう

ネクタイは色ばかりでなく、小紋柄やストライプ柄とさまざまな柄のバリエーションがあります。色と同様に選ぶ柄によって与える印象も異なってくるので注意して選んでください。また、就活で使用するネクタイはそのまま社会人になっても使う人が多いと思いますので、さまざまなスーツやシャツに合わせやすいシンプルな柄を選んでおくとよいでしょう。

おすすめは2色~3色使いのストライプ柄やドット柄などのシンプルなものです。間違っても葬式や結婚式を連想させる無地の黒や白のネクタイは選ばないようにしましょう。また、白黒のストライプも避けたほうがよいでしょう。

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襟元まで気合いを入れよう!

身だしなみは、ビジネスの世界ではどこでも共通するマナーです。しっかりとした身だしなみができてこそ、立派な社会人になり得るのですから、面接対策や試験対策だけで終始してはいけません。せっかくの機会なのですから、相手へ不快な思いをさせないためにも気配り心配りの気持ちを持って身だしなみを整え、「お会いできてよかった、ぜひまたお会いしたい」と思ってもらえるような印象を与えられるように努めましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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