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【長所の見つけ方】就活で知っておきたい方法3選|回答例付き

就活では自分の長所を理解しておくべき

長所というと何を思いつくでしょうか。優しい、真面目、誰とでも仲良くできるなど考えてみれば意外にぽんぽんと出てくるかもしれません。しかしそれを自分に当てはめてみるとどうでしょうか。自分の長所となるとなかなか思いつきませんね。仮に思いついてもこんな長所でいいのだろうかと不安に感じてしまうかもしれません。多くの人はここで躓きます。

自分の長所を見つけ出すことはできてもそれが就活では使えないと感じ、引っ込める。そしてそれを繰り返すうちに就活で使える自分の長所が分からないとなってしまうのです。しかし逆に言えば、就活でどんな長所なら使えるかを知ればこの問題は解決します。就活で使える長所はたくさんあります。問題はその長所を、働く上で再現できるかということです。どんな長所なら働くときに役に立つかを考えて長所を見つけましょう。

誰にでも必ず長所はある

人間誰にでも、長所は1つはあります。就活で使える長所が思い浮かばない人は自分には長所と誇れる部分がないのではないかと思っているかもしれませんが、それは間違いです。長所がない人間はいないことを覚えておきましょう。自分には長所がないのだと落ち込み思考がネガティブな方向に向いてしまうと長所を見つけることが難しくなります。自分にも必ず長所はあるということを前提にしましょう。

それではなぜ自分の長所が思い浮かばないのか、それには理由があります。その理由が長所を発見する邪魔をしているだけなのです。その邪魔さえなくなれば簡単に長所を見つけることができるかもしれません。まずは何が原因で長所が思い浮かばないのかそれを考えていきましょう。

意外と自分を認められない人が多い

長所を見つけられない原因として、自分を認められない人が意外と多いということが挙げられます。人より秀でている部分があっても自分の良さを素直に認められないので、長所ではないとしてしまっているのです。これは日本人の国民性でもあり、恥の文化ゆえに自分のことを認めるという習慣が薄いことが原因です。だからといって謙遜していては長所が見つからないということを覚えておきましょう。

謙遜するということも大事ですし、尊重される点ではありますが、長所を見つけるという点においては謙遜は邪魔になります。自分を認めるのは慣れていないと恥ずかしいかもしれませんが、自分のことを思いっきり認めてあげましょう。少し傲慢に考えるくらいでも構いません。自分の長所に誇りを持ちましょう。

自分の長所に気付いていないだけ

自分の中で当たり前になっているせいで、それを長所だと気付いていない場合もあります。高い能力を有しているにも関わらず、自分の中ではできて当たり前なので長所と認識できないのです。この傾向は完璧主義の人に多いかもしれません。やって当たり前出来て当たり前と考えるのではなく、他人と比べて自分はどうなのかということを考えてみましょう。比較対象があれば自分の能力が優れているのだということに気が付けるかもしれません。

客観的な視点で自分を見つめ直せば、長所は意外と簡単に見つけることができます。自己分析をするのは就活では非常に大切なことなので、一度自分はどんな人間か、どんなことができるかということを見なおしてもいいでしょう。

長所の見つけ方

誰にでも長所はあるということが分かれば今度は、具体的に長所の見つけ方を考えていきましょう。長所の見つけ方は一つだけではありません。長所を見つけるためには一つのやり方や視点に固執し、完結してしまわないということです。あらゆる面から自分を検証し、自分の長所を見つけ出しましょう。長所はあればあるだけいいですし、自分の長所がたくさんあると知ればモチベーションも上がります。

複数のやり方で同じ長所が見つかれば、自分にも自信が付きますので、必ず様々な方法を試しましょう。長所がないと感じる理由はその見つけ方を知らないだけでもあります。見つけ方を知れば長所はいくらでも出てきます。

客観的に自分を見てみる

人には、誰にでも長所があり、それに気づいていないことが多いことをここまで述べてきました。では、具体的にその長所にどうすれば気付けるのでしょうか。もっとも簡単な方法は、自分を客観的に見てみることです。もちろんここでいう客観とは、完全なものではなく、それに近い視点で見るということです。つまり、自分を他者の視点から見直すと言い換えてもいいかもしれません。

さらに簡単にいうと、あなたと他の人との違いはどんなところかを見つけ出す作業です。あなたと他人の違いを意識することで、自分の性格がどのようなものか、ぼんやりと浮かび上がってくるでしょう。なので、まず最初にするべきことは、他人からみると自分がどのように見られているかを意識して見ましょう。

短所を書き出してみる

次に紹介する、自分の長所の見つけ方は短所を書き出してみる方法です。長所を見つけたいのになぜ短所を書き出す必要があるのでしょうか。答えは、長所と短所が裏表になっているケースが多いためです。つまり、ある面から見るとその特徴は短所に見えても、違う方向から見るとそれは長所に見えることがあります。

少しイメージを持ちにくいと思うので具体例をあげましょう。例えば、あなたが自分の短所が「普段から落ち着きがないこと」だと思ってるとしましょう。このような人は、色々なことに興味が湧いている好奇心旺盛な性格だと言い換えることができます。ようは、物は言いようです。短所だと思っていることも角度を変えて見ると長所になるので、ぜひ試してみてください。

好きなものを分析してみる

長所を見つける方法として、好きなものを分析してみることは、あなたが気づいていない長所を気づかせてくれる最良の方法の1つです。なぜなら、あなたが好きなことはあまりにもあなたの生活や思考様式に溶け込んでいて、自分では意識できないことが多いからです。この意味では、先ほど紹介した「客観的に自分を見てみる」方法に似ているかもしれません。

つまり、何かを好きというその一点だけで、それを好きではない人との差別化ができていることになります。この優位を使わない点はありません。なぜ自分はこれを好きなのか。好きになったきっかけは?好きになって得られたスキルは?など徹底的に考えを突き詰めていくうちに、あなたにオリジナルの考え方や長所となりうる性格が浮かび上がってくるかもしれません。

他者に聞いてみる

自分一人で長所を見つけ出すことに限界を感じたら友達など周りの人に聞いてみるといいでしょう。他者の意見を聞くことで自分では気づいていない長所を教えてもらえるというメリットもありますし、例えばその長所が自分では当たり前になっていることだとしたら、そんな簡単なものでもいいのだと長所に対するハードルが、ぐっと下がるかもしれません。

ハードルが下がれば、そこからぽんぽんと自分の長所が思いつくかもしれませんし、長所を誰かに言ってもらうと褒められたような気がして気分がいいものです。友達同士でお互いの長所を探しあえば、新たな発見がありますし、就活に対する意識も高まり一石二鳥かもしれません。

考え方を変えてみる

長所を考えるにあたって、その考え方が漠然としているため、なかなか長所を引き出すことが出来ていない場合もあります。「長所は何か」ではなく「今まで一番継続した事は何か」「今まで一番褒められた事は何か」など引き出し方を変えてみると自分の長所が見つかりやすくなります。

一つの考え方だけに縛られていると行き詰ったときに身動きが取れなくなってしまいます。そうならないためにも、自分の中に色々な選択肢を作っておきましょう。これがダメなら次、それもダメなら次と柔軟に考えることで見えてくることもあります。柔軟な思考は長所を見つけるだけでなく、就活全体においても役に立ちますし、それ自体がすでに立派な長所なのでぜひ習得できるといいですね。

過去にあったエピソードから考える

就活で長所を語るときにはそれを裏付ける理由が必要になります。自分の長所を考え、思いついたらそれを裏付ける理由やエピソードを探すというのもいいですが、逆のパターンで長所を探すのも有効です。部活動やサークルなど、過去に経験したエピソードから長所を引き出すことを考えてみましょう。この方法のメリットとして自分の過去の経験から思い出すので長所が見つけやすいということと、長所を見つければそのエピソードがそのまま長所を裏付ける理由になるということです。

珍しい経験を語れば面接官の印象にも残りやすいですし、ちゃんとしたエピソードがあるのでその長所の信憑性も増します。他者に聞いてみるやり方と合わせれば自分が忘れていたことを相手は覚えているかもしれませんし、同じエピソードでも感じ方が違っていたりして新たな発見があるかもしれません。一人でなかなか思い出せないと感じたら、他の人の記憶も頼りにしてみましょう。

長所には2パターンある

自分の長所が何かということを考える際に、長所にはどのようなパターンがあるのかを理解しておくことが大切です。長所をパターン分けして考えることで、自分の長所を発見するきっかけになりますし、それぞれのパターン別で長所を持っていることが分かれば、就職活動でアピールする長所の幅が広がります。長所には行動に関することと思考に関することの2つのパターンがあります。それぞれの長所のパターンを理解して、自分の長所を分析する際の判断基準にしましょう。

行動に関すること

行動に関する長所とは、自分が何か行動をするときに、一般的な基準よりも優れている行動ができるということです。例えば、コミュニケーションが上手、積極的に動く、積極的に発言する、自分で考えて行動できる、リーダーシップを取れる、周りを楽しませられるなどが挙げられます。

行動に関する長所は、過去に自分が体験したことから発見しやすいため、今までの部活やゼミやアルバイトで行動したことを思い出してみましょう。また、行動は他人から見た方が分かりやすい場合も多いため、友達や親に自分の行動に関する長所を聞くという方法もあります。行動に関する長所をアピールすることで、社会人になってどのように行動するかということを採用担当者にアピールできます。

思考に関すること

思考に関する長所とは、自分が物事に対しておこなう思考が、一般的な基準よりも優れているということです。例えば、前向き、悲観的にならない、思慮深い、相手を想う心がある、慎重、打たれ強い、気持ちの切り替えが早い、相手の意見を受け入れる、真面目、冷静などが挙げられます。

思考に関する長所は自分が考えていることに関する長所なので、周囲の人からは分かりにくい場合もあります。そのため、思考に関する長所を考える場合は、自分が過去の失敗や困難を乗り越えた際に、どのような思考で乗り越えたかということを思い出すと、発見しやすいです。思考に関する長所も、言葉で「私は○○です」と言うだけでは伝わりにくいので、具体的なエピソードを交えて話すのがよいでしょう。

長所を見つけるために考えたい3つのポイント

長所の見つけ方についてお話ししましたが、長所を見つけるために考えたいポイントがあります。長所を見つける際には、友達や親から言われたことをそのまま長所とするのではなく、面接で長所について質問されたときに、自分の長所についてより良い回答ができるように、自分の長所をより深く理解することが大切です。

自分の長所をより深く理解することで自己分析ができ、志望動機や働き方、キャリアプランにも繋げることができます。自分の長所をより深く理解するために、3つのポイントを押さえておきましょう。

①誰かに褒められた経験

長所というものは、自分では意外と気付かないことが多いです。行動に関する長所であっても、自分では当たり前に行動していることが、他人から見れば長所の場合もあります。思考に関する長所については、他人からも分かりにくいですし、自分でも気付いていない場合も多いです。

自分の長所に気付ける一番の経験は、誰かに褒められたという経験です。褒められるということは、その人が他人よりも行動や思考が優れていることを表しています。誰かに褒められることで初めて、自分のしている行動や思考が一般的な基準よりも優れた長所だと気付く場合もあります。自分にとっては当たり前のことが、他人からすれば長所という場合もあるのです。長所を見つけるために、誰かに褒められた経験を思い出してみましょう。

②自分の得意な事や長年続けていること

長所を見つけるためには、自分の得意なことや長年続けていることがないか考えてみましょう。自分がそれほど長所だと感じていないようなことでも、他人から見ればものすごい長所の場合もあります。自分がほんの少しだけ得意なことでも、他人からするとものすごい技術だと感じる場合もあるのです。

また、「継続は力なり」と言われるように、長年ひとつのことを続けている場合は、長年続けていることを長所としてアピールできます。長年続けていることは、続けていること自体が長所と言えますので、どんな些細なことでも立派な長所です。例えば、毎日6時に起きる、必ず大きな声であいさつする、毎日ジョギングする、サッカーを10年間続けているなどのことが長所と言えるのです。

③いつも心掛けていること

長所を見つけるために、いつも心掛けていることについて考えるという方法もあります。いつも心掛けていることはその人の人間性に直結しているため、いつも心掛けていることと長所は繋がっていることが多いです。いつも心掛けていることを改めて見直すことで、思いやりの気持ちを持っていたり、不屈の精神であったり、チャレンジ精神などの長所が見えてくる場合があります。

また、何かを心掛けて行動するということは、社会人になって仕事をするうえでも大切なことです。自分がどのようなことを心掛けているかを見直すことで、自分がどのような働き方をできるかということが見えてくる場合もあります。いつも心掛けていることを考えて、長所を見つけるヒントにしましょう。

長所の回答例

【回答例1】

私の長所は継続力があることです。私は中学から大学まで陸上部所属し、長距離の選手として活動していました。中学のときにマラソンに大事なことは継続力だという事を先生から教わりました。それは1日でも休めば途端に筋力や心肺機能が衰えてしまうからです。辛い日もありましたが、それ以来1日も練習を欠いたことはありません。毎日続けた成果もあり大会でもいい結果を残すことができました。何かを根気強く続けるということは働く上でも大事なことだと考えています。

【回答例2】

私の長所は好奇心旺盛なところです。小学生のときにたまたま開いた恐竜図鑑から知るという ことの楽しみを知りました。図書室の本をたくさん読み、先生にも何を読めばいいのかアドバイスをもらいました。好奇心は本だけにとどまらず日常のあらゆるところに向き、大学に入ってからは気になるところにはまず参加するようになり、知るということを通じて年齢に関係なくコミュニケーションをとる能力も育ちました。知りたいという欲求は原動力だと考えます。私は様々なことに挑戦していく力があります。

良くある長所一覧

ここまで紹介した①自分を客観的に見てみる②短所を書き出してみる③好きなものを分析してみるという3つの方法をした後でさえ、自分の長所をどうしても見つけられない場合のために、ここでは良くある長所一覧を紹介します。あくまでもこの方法は3つの方法がでもダメだった場合に使ってください。本当の自己分析を通して得られた自分の長所ではないので、面接の時に長所について深い質問をされた場合返答に詰まることが予想されるからです。仮に詰まることなく返答できたとしても、本心で思っている長所ではないので、言葉が空疎に聞こえるリスクは念頭においていてください。では、紹介します。もっともよく目にする長所は、

  • コミュニケーション力
  • リーダーシップ
  • 協調性(フォロワーシップ)
  • 責任感

などです。参考にしてみてください。

長所の見つけ方は自己分析・客観的視点・他者の協力が必要

ここまで紹介した長所をの見つけ方として、自己分析、客観的に見る、他者に聞いてみる方法は、自分を分析する、される方法です。自己分析だけの場合、思い込みなどの間違ったバイアスがかかっていたり、盲点が残るという可能性を排除できません。なので、自己分析は手段の1つにすぎないと認識するのがいいでしょう。そのため、長所の見つけ方は自己分析に加えて、客観的視点・他者の協力を必要としていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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