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【長所の見つけ方】就活で知っておきたい方法3選|回答例付き

就活では自分の長所を理解しておくべき

長所というと何を思いつくでしょうか。優しい、真面目、誰とでも仲良くできるなど考えてみれば意外にぽんぽんと出てくるかもしれません。しかしそれを自分に当てはめてみるとどうでしょうか。自分の長所となるとなかなか思いつかなくなるものです。仮に思いついてもこんな長所でいいのだろうかと不安に感じ、多くの人がここで躓いてしまいます。

しかし、就活でどんな長所がアピールできるのかを知ればこの問題は解決します。就活でアピールできる長所はたくさんあるので、あとはその長所を、働く上で再現できるかということです。
ここでは長所の見つけ方や、長所を面接で答える際のポイントを例文付きで解説していきますので、長所が見つからないという方は参考にしてみてください。

自己分析ツールを活用して、自分の長所を正しく理解しよう

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誰にでも必ず長所はある

人間誰にでも、長所は1つはあります。就活でアピールする長所が思い浮かばない人は、自分には長所がないのではないかと思っているかもしれませんが、それは間違いです。自分には長所がないのだと落ち込み思考がネガティブな方向に向いてしまうと、長所を見つけるのはさらに難しくなります。自分にも必ず長所はあるということを前提に考えていきましょう。

それではなぜ自分の長所が思い浮かばないのか、それには原因があります。その原因さえわかれば簡単に長所を見つけることができるかもしれません。なぜ長所が思い浮かばないのか、大きく2つの原因が考えられます。

自分を認められない人が多い

長所を見つけられない原因として、自分を認められない人が多いということが挙げられます。これは日本人特有の国民性でしょう。内閣府のデータを見ても、自分に長所があると思っている人の割合が、アメリカの93.1%に対し、日本は68.9%となっています。この数字から見ても日本人の自己肯定感は他国と比べて明らかに低いといえます。人より秀でている部分があっても自分の良さを素直に認められないため、長所がないと感じてしまうのです。

だからといって謙遜していてはいつまで経っても長所は見つかりません。謙遜するということも時には大事ですが、長所を見つけるときにおいては必要ないのです。自分を認めるのは慣れていないと恥ずかしいかもしれませんが、人より秀でている部分や、自分の良さは長所として認めてあげましょう。

下の記事では自己分析による長所・短所の見つけ方を解説していますので、参考までに見てみてください。

当たり前に感じている

自分の中で当たり前になっているせいで、それを長所だと気付いていない場合もあります。高い能力を有しているにも関わらず、自分の中ではできて当たり前なので長所だと認識できないのです。この傾向は完璧主義の人に多いかもしれません。やって当たり前、出来て当たり前と考えるのではなく、他人と比べて自分はどうなのかということを考えてみましょう。他人と比較すれば、自分の能力が優れていることに気が付けるかもしれません。

長所の見つけ方

長所の見つけ方は一つだけではありません。あらゆる面から自分を観察したり、他人に聞いたりなど、さまざまな方法で自分の長所を見つけ出しましょう。長所はあればあるだけいいですし、自分の長所がたくさんあるとわかればモチベーションも上がります。

複数のやり方で同じ長所が見つかれば、自分にも自信が付きますので、そういった点からも色々な方法を試すことはおすすめです。以下では長所の見つけ方をいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

過去の経験から見つける

自分がこれまで経験してきた部活動やサークル活動、ゼミ活動などといった過去の経験を振り返って長所を見つける方法があります。過去の経験のなかで成功した経験や印象に残っている経験を思い出してみてください。その経験をするにあたって自分が努力したことや行動したことがあるはずです。

例えば、「ゼミの発表でとても教授に褒めてもらえた」という経験があったとします。その経験をするまでに、チームのリーダーとなってみんなの考えを集約したり、発表の準備をスムーズに進める努力をしました。この経験から、リーダーとなって動く「主体性がある」ところと、発表の準備をスムーズに進めた「計画性がある」という2つの長所が見つけられます。
このように過去の経験から自分の行動を振り返って、自分の長所を見つけることができるのです。

下の記事ではリーダーシップを発揮した経験を、面接で伝える際のポイントを解説しています。参考まで読んでみてください。

短所を書き出してみる

次に紹介するのは、自分の短所を書き出して長所を見つける方法です。長所を見つけたいのになぜ短所を書き出す必要があるのでしょうか。それは、短所は長所に言い換えられるからです。自分から見るとその特徴は短所だとしても、言い換えればそれは長所になります。

少しイメージを持ちにくいと思うので具体例をあげましょう。例えば、あなたが自分の短所を「普段から落ち着きがないこと」だと思ってるとしましょう。この場合は、「行動力がある」という長所に言い換えることができます。短所だと思っていることも視点を変えて見ると長所になるので、短所を書き出して見つける方法もおすすめです。

短所から長所へ言い換え一覧

・我が強い→主体性がある
・流されやすい→柔軟性がある
・心配性→慎重
・諦めが悪い→粘り強い
・主張ができない→傾聴力がある
・楽観的→ポジティブ・前向き
・面倒くさがり→効率重視
・負けず嫌い→向上心がある
・マイペース → おおらか
・頑固→信念を持っている

短所を長所に言い換える際のポイントは下の記事でも詳しく解説していますので、併せて読んでみてください。

他者に聞いてみる

自分一人で長所を探すのではなく、家族や友達など周りの人に聞いてみるといいでしょう。他者の意見を聞くことで自分では気づいていない長所を教えてもらえるというメリットがあります。さらに、その長所が自分では当然といえることだとしたら、そんな簡単なものでもいいのだと長所に対するハードルが、ぐっと下がるかもしれません。ハードルが下がれば、そこからは自分で見つけられるはずです。

また、他人から教えてもらった長所は、自分で見つけたものより受け入れやすいでしょう。他者に聞いてみるのも、長所を見つけるおすすめの方法です。

下の記事では他己分析の方法を紹介していますので、参考までに見てみてください。

長所には2パターンある

自分の長所が何かということを考える際に、長所にはどのようなパターンがあるのかを理解しておくことが大切です。長所をパターン分けして考えることで、自分の長所を発見するきっかけになりますし、それぞれのパターン別で長所を持っていることが分かれば、就職活動でアピールする長所の幅が広がります。長所には行動に関することと思考に関することの2つのパターンがあります。それぞれの長所のパターンを理解して、自分の長所を分析する際の判断基準にしましょう。

行動に関すること

行動に関する長所とは、自分が何か行動をするときに、一般的な基準よりも優れている行動ができるということです。例えば、コミュニケーションが上手、積極的に動く、積極的に発言する、自分で考えて行動できる、リーダーシップを取れる、周りを楽しませられるなどが挙げられます。

行動に関する長所は、過去に自分が体験したことから発見しやすいため、今までの部活やゼミやアルバイトで行動したことを思い出してみましょう。また、行動は他人から見た方が分かりやすい場合も多いため、友達や親に自分の行動に関する長所を聞くという方法もあります。行動に関する長所をアピールすることで、社会人になってどのように行動するかということを採用担当者にアピールできます。

自己PRで行動力をアピールするときのポイントは、下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。

思考に関すること

思考に関する長所とは、自分が物事に対しておこなう思考が、一般的な基準よりも優れているということです。例えば、前向き、悲観的にならない、思慮深い、相手を想う心がある、慎重、打たれ強い、気持ちの切り替えが早い、相手の意見を受け入れる、真面目、冷静などが挙げられます。

思考に関する長所は自分が考えていることに関する長所なので、周囲の人からは分かりにくい場合もあります。そのため、思考に関する長所を考える場合は、自分が過去の失敗や困難を乗り越えた際に、どのような思考で乗り越えたかということを思い出すと、発見しやすいです。思考に関する長所も、言葉で「私は○○です」と言うだけでは伝わりにくいので、具体的なエピソードを交えて話すのがよいでしょう。

長所を見つけるために考えたい3つのポイント

長所の見つけ方についてお話ししましたが、長所を見つけるために考えたいポイントがあります。長所を見つける際には、友達や親から言われたことをそのまま長所とするのではなく、面接で長所について質問されたときに詳しい回答ができるように、自分の長所をより深く理解することが大切です。

自分の長所を深く理解することで、志望動機や自己PRの作成にも役立てることができますので、これから紹介する3つのポイントを押さえておきましょう。

①誰かに褒められた経験

自分の長所を見つけるのに1番分かりやすいのは、誰かに褒められたという経験です。褒められるということは、その人は他人よりも行動や思考が優れていることを表しています。誰かに褒められることで初めて、自分のしている行動や思考が一般的な基準よりも優れた長所だと気付く場合もあります。自分にとっては当たり前のことが、他人からすれば長所という場合もあるのです。長所を見つけるために、誰かに褒められた経験を思い出してみましょう。

②自分の得意なことや長年続けていること

長所を見つけるためには、自分の得意なことや長年続けていることがないか考えてみましょう。自分が少し得意だと思っていることや、当たり前のように長年続けていることも、他人から見ればすごいと感じる長所の場合もあります。

長年ひとつのことを続けている場合は、「継続力がある」という長所としてアピールできます。長年続けていることは、続けていること自体が長所と言えますので、どんな些細なことでも立派な長所です。例えば、毎日6時に起きる、必ず大きな声であいさつする、毎日ジョギングする、サッカーを10年間続けているなどのことが長所と言えるのです。

継続力をアピールする際のポイントは下の記事で解説していますので、併せて読んでみてください。

③いつも心掛けていること

長所を見つけるために、いつも心掛けていることについて考えるという方法もあります。普段の心掛けはその人の人間性に直結しているため、長所とも繋がっていることが多いです。いつも心掛けていることを改めて見直すことで、思いやりの気持ちを持っていたり、不屈の精神であったり、チャレンジ精神などの長所が見えてくる場合があります。

また、何かを心掛けて行動するということは、社会人になって仕事をするうえでも大切なことです。自分がどんな働き方をできるのかは、心掛けを見直すことで見えてくることもあります。いつも心掛けていることを考えて、長所を見つけるヒントにしましょう。

長所の回答例

上記で解説したさまざまな方法で自分の長所を見つけることができても、効果的に伝えられなければ意味がありません。長所は人と被ってしまいますので、自分ならではの伝え方をしないと、面接官の印象には残らないのです。

ここからは見つけた長所をアピールするときの例文を紹介していきます。例文を参考に、長所を魅力的にアピールできるようになりましょう。

【継続力を長所とする回答例】

私の長所は継続力があることです。私は中学から大学まで陸上部に所属し、長距離の選手として活動していました。中学のときにマラソンに大事なことは継続力だということを先生から教わりました。それは1日でも休めば途端に筋力や心肺機能が衰えてしまうからです。辛い日もありましたが、それ以来1日も練習を欠いたことはありません。毎日続けた成果もあり大会でもいい結果を残すことができました。何かを根気強く続けるということは働く上でも大事なことだと考えています。

この例文では、中学時代に1日もかかさずマラソンの練習をし、大会でも良い結果が残せたと書いてあります。このエピソードは「継続力がある」という長所を証明する裏付けとなるのです。

具体的に継続していた経験を述べることで、面接官に納得してもらえ、印象にも残ります。エピソードが他人と被る抽象的なものではないのも真似するべきポイントです。

【好奇心旺盛を長所とする回答例】

私の長所は好奇心旺盛なところです。小学生のときにたまたま開いた恐竜図鑑から知るということの楽しみを知りました。図書室の本をたくさん読み、先生にも何を読めばいいのかアドバイスをもらいました。好奇心は本だけにとどまらず日常のあらゆるところに向き、大学に入ってからは気になるイベントにはまず参加するようになり、知るということを通じて年齢に関係なくコミュニケーションをとる能力も育ちました。知りたいという欲求は原動力だと考えます。私はさまざまなことに挑戦していく力があります。

この例文では好奇心旺盛さを、たくさん本を読んだり、イベントに参加したりした経験によって証明しています。また、イベントに参加したことによってコミュニケーション能力も育ったとありますが、経験を通して得たものを伝えることもおすすめです。

長所は目に見えるものではないので、抽象的な表現だと伝わりにくいです。そのため、どういった経験から自分が好奇心旺盛だといえるのか、具体的に伝えるようにしましょう。

長所を見つけるには色々な方法を試す

長所を見つけるにはさまざまな方法があります。自分には長所がないと思っている人も、これらのやり方を知っておくことで、就活でアピールできる長所を見つけ出すことができるのです。自分一人で探すのではなく、家族や友人から見つけてもらうのも、新しい気付きがありおすすめです。

また、長所は人と被りやすく目には見えないものですので、面接官に伝える際は具体的なエピソードを入れましょう。例文もありますので、エピソードを入れる際の参考にしてください。印象に残る長所をアピールできれば、他の候補者に差をつけられるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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