面接対策

【最近気になるニュースを聞かれたとき】面接で回答する際のポイント

「最近気になるニュース」を答える意味って?

この質問をされる理由としては「色んな情報に対して興味を持っているかどうかを知りたい」そして「この情報に対して自分の意見を持っているかどうか知りたい」ということです。面接官はあなたが普段しっかりと情報をチェックするか、そしてその情報をきっちり利用できるかを確認したいのです。仕事というのは計算して答えがひとつというものではありません。入手した情報を活かすも活かさないもあなた次第です。それを活かせる人材を振り分けるために、この質問は重要な意味を持っているのです。

当たり前の質問はテンプレートを用意している方も多いでしょう。常日頃からアンテナを張ることが重要なニュースは、ついおろそかにしがちです。ですがそこをしっかり押さえることで他の就活生より一歩前へ進むことができます。

面接官が「最近気になるニュース」を聞く意図

あなたがどのような情報を選ぶか、そしてどのような知識を持った上でどう考えるか等、面接官がこの質問から知りたい点は多々あります。面接官がどういう意図を持ってこの質問をしたのか、一度考えてみましょう。そうやって面接官の立場にたってみるのはとても有効です。そして考えた後は、以下の項目をひとつひとつチェックしていきましょう。

この質問は、面接官の意図を理解した上で対策することが重要です。ただ好きで気になっているニュースを答えるだけではいけません。それでも悪印象にはなりませんが、事前にしっかりと対策している他の就活生には遅れを取ってしまいます。今後の仕事に関わる大事な面接ですから、雑談的な質問だと思わず、しっかりと受け答えしましょう。

情報収集をする習慣があるかをみている

社会人になると、日々自分の業界や業務に関連するニュース・情報を確認することが必要です。特に情報が重要になってくる大手証券会社などでは、社員同士で朝から新聞の読み合わせなどをおこなっています。

こういった自分に関連する情報を、積極的に収集する習慣が身についているか、採用担当は見ています。情報収集は、慣れていないとなかなか難しく感じるかもしれません。しかし、自分の関心のある情報を常日頃から探しているのであれば、その応用で業界ニュースを探せるでしょう。最近はスマートフォンでの新聞購読も可能ですので、情報収集をすること自体はそうハードルは高くありません。

ニュースを深く理解できているかをみている

null

ニュースから情報収集する習慣があると、採用の際に評価される傾向にあります。ですが情報を収集するだけでなく、収集したニュースの内容を正しく理解できていなければ意味がありません。選考ではこういった点も、評価対象になります。

ニュースの要旨を理解できているとアピールするには、ニュースの背景や重要な論点を理解し、それを相手に簡単な言葉で伝えられるかどうか、というのが大事なポイントです。分かりやすく噛み砕いた言葉で伝えられるというのは、それだけニュースへの理解があるということでもあるのです。

伝える際は結論から述べ、ニュースが気になった理由と概要、それに対する考察の順番で述べるのが一番おすすめです。これらを丁寧に、分かりやすい言葉で伝えるようにしましょう。

自分の考えをもっているかをみている

ニュースを見たり要旨を説明できるだけの能力があっても、自分なりにニュースを考察したり、その情報を元に自分で今後のことを考えられるかという部分は、情報収集以上に重要なことです。与えられた情報を鵜呑みにして、ニュースで言われていることをそのまま話すだけでは、正しく理解しているとは判断されません。

自分が何故そのニュースに関心を抱いたか、そして実際にニュースの内容を読んで何を思ったか、どう考えたのかもしっかりと伝えられるようにしておきましょう。

与えられた情報を元に、自分の意見をまとめて述べるというのも、慣れていないとなかなか大変な作業です。ですがそれができるようになれば、社会人になった後でも、業務の中でその能力を活かすことができるようになるでしょう。

気になるニュースを答えるときのポイント

気になるニュースはあるかという質問に対して、どういった意図から質問されるのかとその答え方について、ある程度解説いたしました。解説したように自分の意見を述べることで、採用担当は貴方に、ニュースを読み解くだけの力があると思うことでしょう。

ですが話し方だけでなく、どういったニュースを選ぶかという点も意識しておけば、質問をしてきた採用担当者へより良い印象を与えることができます。採用で有利になる、気になるニュースについての選び方や回答ポイントを、ここからは解説していきたいと思います。

企業や業界に関係のあるニュースを答える

面接の質問に答える場合、やはり面接をおこなう企業や関連業界に関係のあるニュースについて答えるのが一番いいでしょう。例えば、IT企業のような特定分野の企業なのに、答えるニュース内容が「国の金融政策について」であると、面接官も評価をしづらくなってしまう場合があります。

もちろん話の展開を自身の目指す業界に関連付けるなど、話し方次第では魅力的な回答になるかもしれません。話し始めで分かりにくいだけで、実際のニュース内容は企業や業界に関わりがあるということもあるでしょう。ですが、面接で話す場合はできるだけ応募企業が属する業界や関連企業に、ダイレクトに関わりがあるニュース内容を選ぶように心がけてください。

なるべく最近のニュースについて答える

ニュースといっても様々な内容がありますが、面接で答える場合はできるだけ旬な、最新のニュースについて答えるようにしておきましょう。できればここ1年の間であったニュースを選択するようにしてください。

ビジネスシーンに限らず、近年は情報が速いスピードで更新されていきます。あまりに古いニュースを挙げられると、面接官は「新しい情報に興味がない」「時代のスピードについていけていない」と就活生に対して感じてしまうことになります。何より最新のニュースの方がイメージしやすく、面接官からの共感も得やすいでしょう。

面接官が興味・関心を持てるニュース内容の方がその後の話の発展にもつながりますし、結果としてよい評価を得られることになります。

ニュースを指定された場合

「こういうニュースがあったけど、それについてどう思いますか?」そんな風に問いかけられることもあります。ニュースを指定された場合は、あなたの情報感度と知識量を見られています。こういう場でマニアックなニュースを指定されることはあまりありません。目立つ記事をチェックしていれば、答えられる可能性が高いでしょう。また、あなたが志望している業界のニュースについて聞かれることもあるかもしれません。そちらについてもきちんと目を通しておきましょう。

もしニュースについて知らなかった場合、知ったかぶりで適当に答えるのはNGです。いい加減な人間だと思われてしまいます。知らなかった際は「すみません、不勉強で存じ上げません」と正直に言いましょう。

回答例

【回答例1】キャリア領域のメディアを運営しているITベンチャーの面接の場合

私が最近気になっているのは、オンラインストレージについてのニュースです。iCloudが月額料金を一部値下げした翌日、米Amazon.comが容量無制限のオンラインストレージプランの提供を終了しました。まだ日本では継続されていますが、今後どうなるか分かりません。OneDriveはかなり前に容量無制限をやめています。現在オンラインストレージはたくさんありますが、容量無制限については需要が少ないのか、次々と終了していっているイメージがあります。データは目に見えないものですが、大事な写真データなど重要なものがたくさんあります。個人ではバックアップ等を取るのにも限界がありますから、こうして企業がデータを保障してくれるというのはとてもありがたいことだと思います。

【回答例2】日用品の開発・販売を行なっている大手企業の面接の場合

私が最近気になるニュースは、集客のためにトイレを工夫しているニュースです。コンビニやスーパー等で誰もが使いやすいトイレを整えて来店者の増加を狙い、更にインフラを充実することでついで買いや、トイレを借りたお礼などから消費を見込むというメリットがあるそうです。こういった場所が増えて、工夫を凝らしているということは、そこで使われる日用品も進化していかなければならないなと思いました。日々欠かせないものだからこそ競争は激しく、同じ用途のものならば、つい安いものを選んでしまうでしょう。ですがそこで工夫を凝らしたものがあれば注目されるきっかけになるのではないかと考えながら、こういうニュースは特に注目して見ています。

最近気になるニュースでは自分の考えを堂々と伝えよう

就職すれば毎日チェックすることになるかもしれないニュース。今のうちに見ることに慣れておきましょう。そして、見るだけではなくしっかりと理解し情報として、頭の中やメモにストックしておいてください。

ただ新聞やテレビをざっと見るだけでは、この質問には答えられないでしょう。ニュースは一度だけで終わりでないものも多いので継続して見ておくことも大事です。ですが課題や就活で時間がない就活生。新聞は読む時間がないかもと思うかもしれません。そういった場合は移動中などにスマートフォンでニュースを見る癖をつけておくと良いです。予め準備をしているかしていないかで大きく道が変わるので、事前の準備が重要になるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ